キリストに従属した 親子関係のあり方

キリストに従属した
親子関係のあり方
エペソ人への手紙
6章1-4節
今日学ぶ事
• 「子供」たちの責任とキリストに
従う祝福の約束について
• 父親の役割と義務について
• 親子関係を通して、どのように買
いの本質が子供にも、教会にも、
世界にも反映されるか
「子供たちよ」
• 教会の中で、自分がキリストと結
ばれていることを個人的に自覚し
て、福音の目的を理解している子
供という立場にいる人のこと
• 未成年(子供)→大人(子供・
親)→祖父母(親)
「主にあって」
• 「主の内に」(=in the Lord)
– 主の中にいる(キリストのからだに属
している) 者として
– 主に従うように
• 子なる神が、父なる神に従うように。
– ヨハネ14:31 「しかしそのことは、わ
たしが父を愛しており、父の命じられ
たとおりに行なっていることを世が知
るためです。」
「両親に従いなさい」
• 両親は、主にあって一つの身に
なっている前提があるので、両方
とも子供を治める義務と権利があ
る
• 「従う」=「言われた通りに聞き
従う」
「両親を敬う」
• 「敬う」=「相手の立場と役割を
理解して、従い、仕える事」
約束を伴う命令
• 「命令」=神を信じている人が行
わなければいけない神の要求
• 約束=命令を実行すれば、祝福を
受けることにつながるように計画
されている命令である
• 神の命令に従うことは、従う人の
益になる
グリム童話
「おじいさんと
孫息子」
両親との関係によって
変わる敬い方
• 自立していない子供は、どのよう
な親の命令にも、神の命令に反さ
ないことを命じられている限り、
聞き従う
• 自立している子供は、両親の世話
をすることによって親を敬う
1テモテ5:8
• 「もしも親族、ことに自分の家族
を顧みない人がいるなら、その人
は信仰を捨てているのであって、
不信者よりも悪いのです。」
–信仰を捨てている=キリストが十
字架に架かった目的を放棄してい
る
「父親たちよ」
• 子供の目から見た時に、父親が権力
を持っている父なる神のように映ら
なければいけない
– 母親は、その父親から権力をもらう事
によって、子供たちは同じように従わ
なければいけない
– 子供を鍛えるのは父親の役割
– 子供を育て、父を敬い、従うことを教
えるのは母親の役割
テトスの手紙2:3-5
「同じように、年をとった婦人た
ちには、神に仕えている者らしく
敬虔にふるまい、悪口を言わず、
大酒のとりこにならず、良いこと
を教える者であるように。そうす
れば、彼女たちは、若い婦人たち
に向かって…」
テトスの手紙2:3-5
「…夫を愛し、子どもを愛し、慎
み深く、貞潔で、家事に励み、優
しく、自分の夫に従順であるよう
にと、さとすことができるのです。
それは、神のことばがそしられる
ようなことのないためです。」
父親の義務
• 父なる神が私たちを扱ってくださ
るように、またキリストが私たち
のかしらとして扱ってくださるよ
うに、子供たちを治め、扱う事
–キリストの前に立った時に、子供
たちの容姿や学歴や年収は問われ
ない
「怒らせない」
• 「感情を逆なでしない」
–従いやすいように、子供の発育状
態に相応しく対応する
–神が自分たちに接してくださるよ
うに、接する
–子供を叱ることによって、感情を
害することは含まれない
子育てについて書かれている箴言
• 13:24 「むちを控える者はその子を
憎む者である。子を愛する者はつと
めてこれを懲らしめる。」
• 22:15 「愚かさは子どもの心につな
がれている。懲らしめの杖がこれを
断ち切る。」
• 29:15 「むちと叱責とは知恵を与え
る。わがままにさせた子は、母に恥
を見させる。」
へブル人への手紙12:5-11
「そして、あなたがたに向かって子ども
に対するように語られたこの勧めを忘れ
ています。『わが子よ。主の懲らしめを
軽んじてはならない。主に責められて弱
り果ててはならない。主はその愛する者
を懲らしめ、受け入れるすべての子に、
むちを加えられるからである。』訓練と
思って耐え忍びなさい。神はあなたがた
を子として扱っておられるのです…」
へブル人への手紙12:5-11
「父が懲らしめることをしない子がいる
でしょうか。もしあなたがたが、だれで
も受ける懲らしめを受けていないとすれ
ば、私生子であって、ほんとうの子では
ないのです。さらにまた、私たちには肉
の父がいて、私たちを懲らしめたのです
が、しかも私たちは彼らを敬ったのであ
れば、なおさらのこと、私たちはすべて
の霊の父に服従して生きるべきではない
でしょうか…」
へブル人への手紙12:5-11
「なぜなら、肉の父親は、短い期間、自
分が良いと思うままに私たちを懲らしめ
るのですが、霊の父は、私たちの益のた
め、私たちをご自分の聖さにあずからせ
ようとして、懲らしめるのです。すべて
の懲らしめは、そのときは喜ばしいもの
ではなく、かえって悲しく思われるもの
ですが、後になると、これによって訓練
された人々に平安な義の実を結ばせま
す。」
「主の規律と指示」
• 「主による」=主から来る、主の
中に存在する
• 「規律」=キリストを中心とした
世界観と摂理に基づいた扱い・教
育
• 「指示」=キリストを見本とした
具体的な生き方に対する教え
最後に
• 親を敬うことを真剣に考える
–聞き従っているか(その時に同意
しているかは関係ない)
–両親が自分を喜び持って訓練しや
すい態度を持っている考える
–親の世話を人任せにしていないか
最後に
• 家庭のあり方
– 父親の権威が認められる家庭を築くこ
とを母親が務めているか
– 神が両親を赦して下さるように、親も
キリストから与えられた恵みと憐れみ
と忍耐と備えを与えているか
– 子供にとって親が「小さな神」に見え
るか
最後に
• 親子関係は、神の本質とキリスト
と教会の関係を表すために効果的
なあり方
–父なる神、子なる神が見本を見せ
てくれている
–子供は、親に従う前に、キリスト
に従うことをしなければいけない
最後に
• 現代人の課題
– 共働きの親は
– シングルペアレントの場合は
– クリスチャンでない親を持っている場
合は
– 見本になるような両親を持っていない
場合は
– 介護の限度はどこか