ペット飼育細則 (目的) 第1条 この細則は、監理組合規約第 18 条に定める仕様細則 5-11*に基づき、犬、猫等の(以下「ペット」 という)を飼育しようとする場合の細則を定めるものである。 *18 条に定める使用細則 5-11: マンション内においては他人に迷惑を及ぼすおそれのある動物を飼育しないこと。 (飼育の申請) 第2条 ペットの飼育を希望するものは別に定める「飼育申請書」により、監理組合の理事長に飼育の申請 をし、理事化の審議で承認されたものでなければ、飼育することが出来ない。但し、小鳥と魚類は 除く。 (1) 飼育申請の更新は、年 1 回決算月(8 月)に実施する。 (申請の添付書類) 第3条 誓約書 (1) 犬の場合は狂犬病予防法に定められた第 4 条登録、第 6 条予防注射が確実に行われているこ とを証明する書類。 (飼育の明示) 第4条 ペットを飼育する者(以下「飼育者」という。)は、管理組合が発行するラベルを玄関に貼付し犬の 飼育については保健所が交付擦るラベルも併せて貼付し、ペットを飼育していることを明示しなけ ればならない。 (範囲) 第5条 (1) 飼うことが出来る動物は次の通りとする。 ① 室内で飼育可能な犬または猫で1住戸1匹とする。 ② 魚類、小型の鳥(十姉妹、文鳥、カナリアの類)水槽、カゴ、飼育箱にて飼育可能な小型の 哺乳類及び小型の爬虫類とする。 (2) 飼うことが出来ない動物は次の通りとする。 ① 毒を持つ(爬虫類、節足動物、昆虫類等)有害動物。 ② ニワトリ、伝書鳩 ③ 法律や国際条約で捕獲や輸入が禁止されている動物。 ④ その他、大きさや修正からマンション内で飼うことが適切でない動物。 (予防注射) 第6条 犬の飼育者は、毎年、法で定められた予防注射を確実に行わなければならない。 (遵守事項) 第7条 飼育者は、通常の良識のある飼育に努めるとともに、次の事項を遵守しなければならない。 ① ペットには必要な「しつけ」を行うこと。 ② 飼育は専有部分に限ること。 (ベランダ、ルーフバルコニー等の共用部分に飼育小屋を設置 しないこと) ③ 飼い主、ペットの生態を観察し、常に良好に飼育すること。 ④ 共有部分においては、必ずペットにリードを付けて移動すること。 ⑤ ベランダ、ルーフバルコニー等の共有部分にて給餌、排尿、排便、ブラッシング、抜け毛 の処理等をしてないこと。万が一共用部分にて排尿、排便をした場合、直ちに処理するこ と。排尿に対しては水洗いをすること。 ⑥ エレベータ利用時は、同乗者の了解を得るか、ペットをカゴ等の容器に入れること。 ⑦ マンション内の共用部分でペットを遊ばせないこと。 ⑧ 窓を開けたまま、室内でブラッシングしないこと。 ⑨ 鳴き声や大衆で近隣を不愉快にさせないよう責任を持って飼育すること。また、必要に応 じて去勢、不妊手術を施し脱臭材等を使用すること。 ⑩ 動物の習性を理解し、運動不足による無駄吠え、発情期における鳴き声等に充分注意する こと。 ⑪ 留守をするときは、ペットが勝手にベランダやルーフバルコニーに出ないようにすること。 また、一昼夜以上不在の場合は、ペットホテル等に必ず預けること。 ⑫ 災害時には、ペットの保管に努めるとともに逃走させないよう努力すること。万が一逃走 した場合は直ちに管理組合に届け、責任を持って捜索に当たること。 ⑬ その他、他の居住者の迷惑となる行為をしないこと。 (飼育による汚損等) 第8条 ペットによる汚損、破損、障害及び人畜共通伝染病が発生した場合は、理由の如何を問わず飼い主が 全責任を負わなければならない。 (来訪者の遵守) 第9条 居住者は、ペットを連れてくる来訪者に対して、この細則を遵守するよう注意しなければならない。 (ペットの預かり禁止) 第 10 条 ペットの預かりは一切禁止する。 (飼い主に対する指導) 第 11 条 管理組合は、近隣よりペット飼育に関わる苦情が出た場合は、飼育状態の指導を行うことが、当該 の飼い主は、直ちに応じなければならない。 (飼育許可の取消) 第 12 条 飼い主がこの細則に違反した場合、管理組合はペットの飼育を禁止することができる。 (細則の改廃等) 第 13 条 2 この細則の改廃は、総会の普通決議による。 この細則に定めない事項については、理事会で協議して決定する。
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