高円宮殿下メモリアル 第16回日本マスターズオーケストラキャンプ (MOC16) <N響メンバーと共に パートⅡ> MOC15 の様子 (C)相田憲克 募集要項 日本マスターズオーケストラキャンプ(MOC)は、(公社)日本アマチュアオーケストラ連盟(JAO)の主 たる活動である「全国アマチュアオーケストラフェスティバル」、「トヨタ青少年オーケストラキャンプ」に次 ぐ第3の柱として JAO 前理事長 故 森下元康氏の提唱により 2000 年に発足しました。 前回の「第 15 回日本マスターズオーケストラキャンプ」では公益財団法人サントリー芸術財団より「第 3 回 ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞」を受賞いたしました。最終日の「公開リハーサル」へは、東日 本大震災で被災され、京都府内へ避難されている方々をご招待し好評をいただきましたので、今回も同様にご招 待をいたします。 講師には、NHK 交響楽団の森田昌弘氏、藤森亮一氏、及び元 NHK 交響楽団の井野邉大輔氏をお迎えいたし ます。我が国を代表する NHK 交響楽団のメンバーと最先端の奏法、音楽を体験しましょう。 課題曲は、モーツァルト「ディベルティメント KV136」、講師陣の独奏により、ハイドン「チェロ協奏曲ハ 長調」、モーツァルト「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」です。 本キャンプにて、参加者の皆様お一人お一人が主体的に音楽に取り組まれ、音楽の創造の場をお楽しみくださ いますよう期待しております。 「高円宮殿下メモリアル」について 第 2 回 MOC にご来臨くださいました当時の JAO 総裁 故 高円宮殿下は、MOC に格別のご関心を示されて おりました。MOC の前途に大きな期待を抱かれていた殿下のご遺志を尊重し、MOC の名称に「高円宮殿下メ モリアル」を冠しております。 主催:公益社団法人日本アマチュアオーケストラ連盟(JAO) 後援:京都府・京都新聞(予定) 協賛:ガステックサービス株式会社 ♪ 講師紹介 ≪森田昌弘(ヴァイオリン・総括) Morita Masahiro≫ 北海道出身。4 歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園大学在学中より在京オーケストラの ゲストアシスタントコンサートマスターなどを務め、ストリングアンサンブル VEGA のメン バーとしても活動を行った。同大学卒業後、1995 年 NHK 交響楽団に入団。これまでに山下 浩司、辰巳明子の各氏に師事。秋吉台マスタークラス、オホーツク音楽祭 IN 紋別、軽井沢国 際音楽祭等に出演し国内外の著名なアーティストと共演する。また、NHK 交響楽団メンバー による室内合奏団直方公演や下関公演、豊橋交響楽団、杉並弦楽合奏団、新日本交響楽団と も協奏曲を共演しいずれも好評を得る他、TYOC トヨタ青少年オーケストラキャンプや桐朋 学園オーケストラアカデミー招聘講師も務める。 ≪井野邉大輔(ヴィオラ)Inobe Daisuke≫ 桐朋学園大学より洗足学園大学に編入、ヴィオラに転向後卒業。在学中、小澤征爾とロスト ロポーヴィチ2氏の喚びかけによるキャラバンコンサート及び御前演奏等に参加。1991 年 満 場一致の支持率をもって NHK 交響楽団に入団。 第 68 回 日本音楽コンクール作曲部門 委員会特別賞受賞。これまでに霧島国際音楽祭等数々 の音楽祭、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団演奏会、サイトウキネンオーケストラ、ロンド ンフィル及び BBC 響メンバーとのツアーなどに出演。シプリアン・カツァリス、ミクロシュ・ ペレー二、ダニエル・ゲーデ(元ウィーンフィル )、エミリー・バイノン(アムステルダム コンセルトへボウ管)、ティモシー・ハッチンス各氏ほか海外の演奏家との共演も多い。国内 では大阪フィル、東京都響、新日本フィル、兵庫 PAC 管、九州響などの客演首席奏者やソリ ストとしても活躍。一昨年のミクロシュ・ペレー二氏とのドン・キホーテ 、東京都響での野 平作品、JAO フェスティバル(高円宮妃殿下ご臨席)でのベルリオーズ ”イタリアのハロル (C)篠原 栄治 ド” ソロはいずれも高い評価を得た。サヴァリッシュ・デュトワ時代の N 響での 22 年弱に 渡る豊富な経験を有し、楽器をコントロールする確かなテクニックに裏打ちされた類い稀なる 多彩な音色と表現力、テキストに誠実な音楽の構築力に定評のある実力派。 20 年を越えて講師を続けるトヨタ青少年のためのオーケストラキャンプはじめ、弘前市、松江市、下関市など国内 各地でもヴィオラゼミナールを受け持ち、指導にも情熱を傾ける。ヴァイオリニストとしても活動を展開。 2013 年 NHK 交響楽団 退団。元 NHK 交響楽団首席代行奏者。洗足学園大学及び大学院講師。 2014 年 4 月より仙台フィルハーモニー管弦楽団 ソロ首席 。 ≪藤森亮一(チェロ)Fujimori Ryoichi≫ 1963 年京都に生まれる。11 歳よりチェロを学び始める。京都市立堀川高等学校音楽科(現、 京都市立京都堀川音楽高等学校)を経て、1982 年東京音楽大学に特待生で入学。同年第 29 回 文化放送音楽賞を受賞。1983 年第 52 回日本音楽コンクール・チェロ部門第 1 位。1986 年第 21 回東京国際音楽コンクール弦楽四重奏部門・斉藤秀雄賞受賞。1987 年、NHK 交響楽団に 入団。1990 年ドイツに留学し、ミュンヘンでさらに研鑽を重ねる。これまでに、故・徳永兼 一郎、上村昇、河野文昭、ワルター・ノータスの各氏に師事。1998 年モルゴーア・クァルテ ットとして村松賞を受賞。1999 年東京オペラシティにおいて無伴奏チェロ曲によるリサイタ ルを行う。また同年カザルスホールにて「P・カザルスに捧げるチェロ連続演奏会」に出演し、 いずれも絶賛を浴びる。2000 年より、チェロ四重奏「ラ・クァルティーナ」を結成。演奏会 のチケットが入手困難なほど、好評を博している。2007 年度第 26 回京都府文化賞功労賞を 受賞。2010 年度モルゴーア・クァルテットとしてアリオン賞を受賞。現在、NHK 交響楽団 首席奏者を務めるかたわら、ソロやアンサンブルの領域でも意欲的な演奏を繰り広げ、国内外 のアーティスト等と活発に共演。レコーディング活動においては、ソロはもちろん、さまざまなアーティストから絶 大な信頼を得ている。 現在、東邦音楽大学特任教授、国立音楽大学客員教授、東京藝術大学非常勤講師を務め後進の指導にあたっている。 ♪ 参加資格と定員 1.JAO 加盟団体の団員でこの事業の趣旨に賛同する者。 2.プロ・アマを問わず、この事業の趣旨に賛同する者。 3.募集人員、は弦楽器奏者 80 名及び管楽器オーボエ、ホルン各 2 名を目途とする。 ※選考は運営委員会で決定するが、この決定に関しての問い合わせにはお答えできません。 ♪ 研修曲目(予定) (1) モーツァルト:ディベルティメント ニ長調 K.136 (2) ハイドン :チェロ協奏曲第 1 番ハ長調 Hob.VIIb-1 弦楽版 チェロ独奏 藤森亮一氏 (3) モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364 ヴァイオリン独奏 森田昌弘氏、ヴィオラ独奏 井野邉大輔氏 ♪ 開催日程 平成 28 年 1 月 9 日(土)~ 11 日(月・祝) 1月 9日(土) 12:00 受付開始 13:00 開会式、オリエンテーション 13:30 ~ 19:00 練習 1月10日(日) 9:00 開場 9:30 ~ 18:30 練習(昼食・休憩あり) 18:40 レセプション 1月11日(月) 9:00 開場 9:30 ~ 12:00 練習(練習後昼食) 13:30 「公開リハーサル」開演 閉演後終了式 16:30 解散 ※管楽器の方は 2 日目からのご参加になります。 ♪ 会 場 京都府立府民ホール・アルティ 〒602-0912 京都市上京区烏丸通一条下ル龍前町 590-1 電話:075-441-1414 ※会場には駐車場がありません。公共機関をご利用ください。 ♪ 参加費 JAO 会員 22,000 円、一般公募 32,000 円、管楽器 10,000 円 ・2 日目と 3 日目の昼食代(弁当)、2 日目のレセプション代及び集合写真代を含む。 ・DVD 3,000 円(送料別)は別途。 ・平成 27 年 12 月 20 日以降のキャンセルについては返金に応じかねます。 ※期間中の楽器への事故については各自で楽器保険の加入をお勧めします。 (主催者の過失と認められない事故について主催者は責任を負いません) ♪ 参加申し込み 別紙の参加申込書を使用して、個人単位でお申し込み願います。ヴァイオリン奏者には楽譜は第 1 と第 2 の両パートを送付しますので、両パートを体験することにより一層お楽しみいただけます。 送付先・お問合せ 〒441-8028 愛知県豊橋市立花町 46 光陽ビル 3F (公社)日本アマチュアオーケストラ連盟内 「第 16 回日本マスターズオーケストラキャンプ」係 電話:0532-33-6885 E メール:[email protected] ※必ず「参加申込書」にご記入の上、メールまたは郵送でお願いします 募集開始 7 月 10 日(金) ※参加の可否については、8 月中旬までにお知らせし、パート譜を送付いたします。 ♪ 大型楽器 ・コントラバスは原則持参です。 ♪ お願い ・JAO 行事はテレビ放送収録等により記録映像が一部放送されることがありますので、あらかじめご了 承ください。 以上
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