市消防本部がまとめた平成15年の消防概況によると、火災発生件数は 一昨年に比べて減少しましたが、救急出動件数は増加しました。皆さんの 大切な財産や命までも奪ってしまう火災や事故。普段の生活から、火災や 事故の防止には十分注意しましょう。 火災概況 救急概況 ●出火件数は7件の減少 ●救急件数は144件の増加 平成15年中の火災件数は31件で、平成14年と比べ 7 件 平成15年中の救急件数は1,757件でした。これは、 1 の減少となりました(グラフ1参照)。 日平均約4.8件出動したことになります。搬送人員は 月別では、 6 月の 6 件がもっとも多く、 7月・10月の 1,739人で、市民37人に 1 人の割合で救急搬送されたこ 4 件と続きます(グラフ 2 参照)。 とになります。なお、平成14年の1,613件と比べ144件の 増加でした。(グラフ 4 参照) <グラフ1>過去10年間の火災件数 (件) 60 ●最近の傾向…救急件数は増加の傾向 58 57 48 50 47 救急件数は年々増加の傾向にあり、10年前と比べ、620 47 40 38 40 38 38 31 30 20 <グラフ4>過去10年間の救急件数 10 0 件の増加となっています。 (件) 平成6年 平成7年 平成8年 平成9年 平成10年 平成11年 平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 2,000 1,757 <グラフ2>月別火災件数 (件) 6 1,564 6 1,500 1,337 5 4 4 3 3 3 4 3 1,621 1,613 1,427 1,277 1,000 2 2 1 1 0 1,137 3 1,205 1,544 1 1 500 0 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 ●火災種別の 1 位は建物火災 0 火災種別ごとでは、建物火災19件、車両火災 7 件、林 平成6年 平成7年 平成8年 平成9年 平成10年 平成11年 平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 野火災 1 件、その他(枯草など)が 4 件でした。 ●事故種別の 1 位は急病、次に交通事故 ●死傷者…死者 1 人、負傷者 5 人 救急事故種別の上位 3 つは、急病1,051件、交通事故 火災による死者は 1 人、負傷者は 5 人でした。火災種 257件、一般負傷221件です。(グラフ 5 参照) 別ごとの内訳を見ますと、死者は車両火災、負傷者は建 物火災でした。 ●出火原因…ガスこんろが最多 出火原因別では、ガスこんろが 7 件、放火および放火 の疑いが 6 件、電気系統の異常が 4 件、その他が 6 件、 <グラフ5>種別救急件数 不明・調査中が 8 件でした。(グラフ 3 参照) 労働災害 35件 2.0% <グラフ3>出火原因別火災件数 不明・調査中 8件 25.8% その他 6件 19.4% その他 193件 11.0% ガスこんろ 7件 22.6% 放火 1件 3.2% 放火の疑い 5件 16.1% 一般負傷 221件 12.6% 交通事故 257件 14.6% 急病 1,051件 59.8% 電気系統の異常 4件 12.9% 7 広報
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