マンション購入者の民間住宅ローン利用者が急増

長谷工コーポレージョン
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2005年 3月 10日
マンション購入者の民間住宅ローン利用者が急増
住宅ローンの多様化や低金利商品の普及が住宅購入を後押し
株式会社長谷工アーベスト(本社:東京都港区、社長:安永雄一郎)では、受託販売し
た分譲マンション購入者の住宅ローン利用状況について分析を行いました。その結果、民
間金融機関の住宅ローン利用者が増加していることが分かりました。最近の民間金融機関
の住宅ローンの多様化や低金利商品の普及と共に、「金利が低く月々の支払いが安い」「優
遇措置が受けられる」などのメリットが顧客に評価されたことが要因と考えられます。こ
れらの低金利ローンも住宅購入の後押しとなっています。
【民間金融機関の住宅ローン利用者が増加】
(グラフ①)
長谷工アーベストが受託販売した分譲マンション購入者の住宅ローン利用状況をみると、
公庫利用の比率が年々下降しています(2001年上半期(1∼6月)83.3%→20
04年下半期(7∼12月)44.9%)。代わって民間住宅ローンのみ利用の比率が急増
し、2004年下半期には23.1%と公庫のみ利用の比率(19.0%)を2001年
以来では初めて上回りました。またお客様からの民間住宅ローンについての相談も増加し
ており、民間住宅ローンへの関心がより一層高まっています。
【約70%が民間金融機関の住宅ローンを利用】(グラフ②)
長谷工アーベストのモニターに対し、民間金融機関の低金利ローンについて調査したと
ころ、回答者の約70%が民間の低金利ローンを認知していました。また、回答者の72%
が民間金融機関の住宅ローンを利用しており、そのうち金利2.0%未満の低金利ローン
利用は約70%という結果が出ました。
住宅ローン選びのポイントは「金利が低く、月々の返済額が少ない」「優遇措置が受けら
れるかどうか」「繰り上げ返済や金利タイプ変更等がし易い」が上位に挙げられています。
公庫にはない民間金融機関の住宅ローンのメリットが顧客に評価されており、民間金融機
関の商品多様化が住宅購入の後押しの一つとなっています。
住宅ローン利用状況(グラフ①)
90%
83.3%
80.3%
80%
70%
77.6%
73.9%
65.5%
(6 2 . 3 % )
60%
(5 9 . 5 % )
66.5%
55.9%
(5 6 . 9 % )
(5 1 . 4 % )
50%
44.9%
(3 9 . 0 % )
公庫利用 40%
(3 0 . 5 % )
(内公庫のみ)
30%
(2 6 . 2 % ) 2 3 . 1 %
民間住宅ローンのみ
20%
10%
15.6%
0.8%
1.3%
1.2%
3.0%
5.5%
6.5%
(1 9 . 0 % )
0%
2001年上 2001年下 2002年上 2002年下 2003年上 2003年下 2004年上 2004年下
<お客様の声>
・ 公庫より銀行ローンの金利が低く魅力。
・ 銀行の金利もしばらく上がらない気がするので、銀行の方が公庫より得。最近の、証券
化ローンも気になる。
・ 公庫でローンを組むよりも、提携ローンを組んだほうが団体信用料が込みなので有利。
・ 今までは公庫をメインにローンを組んだほうが安心だと思っていたが、低金利の今、銀行
ローンの割合を増やした方が支払が楽でいい。バブルの時と違い今の金利が急激にアッ
プするとは考えにくい。また、優遇金利が使えるなら、公庫金利を上回ることもそうそう無
くお得。
<販売担当者の声>
・ 都市銀行でローンが組みたいとの声が増えた。お客様の方から、低金利ローンや35年
固定ローンを組みたいなど相談を受ける。
・ 銀行ローンの方が、同じ借入額でも月々の返済額が少なくなる為、お客様によっては
気持ちが楽になる様子。
住宅ローンに対する意識 (グラフ②)
∼住宅ローン意識調査概要∼
*調査対象
首都圏在住者の内、2004 年以降住宅を購入した人
*調査手法
インターネットアンケート
*調査実施日
2004 年 12 月 18 日∼12 月 20 日
*発送件数
554 件
*有効回答件数 105 件(マンション購入者のみ)
1)民間金融機関の低金利ローンを
2)利用した住宅ローンの組み合わ
3)利用した民間金融機関の住宅ロ
知っていますか?(N=105)
せは?(N=105)
ーンの金利は?(N=59)
その他
5%
0%
公庫のみ
23%
5%
はい
70%
公庫と民間
金融機関
10%
15%
1.2%∼
15%
10%
17%
1.6%∼
10%
1.8%∼
19%
2.0%∼
8%
2.2%∼
2.4%∼
70%が低金利ローンを認知
72%が民間金融機関を利用
20%
1.0%∼
1.4%∼
民間金融
機関のみ
62%
15%
2%
1%未満
いいえ
30%
10%
0%
2.6%∼
2%
2.8%∼3.0%未満
2%
約 70%が金利 2%未満の
住宅ローンを利用
4)住宅ローン選びのポイントは?(N=105)
0%
10%
20%
30%
40%
50%
金利が低く、月々の返済額が少ない
39%
繰上げ返済や金利タイプ変更等がし易い
38%
金利変動の影響等により返済額が変わらない
31%
借入先の規模や信頼性
28%
ローン審査の簡便さ
25%
返済方法の内容
23%
メインバンクや取引銀行かどうか
18%
各種手数料が安い
18%
12%
保証料や保険料を別途準備しなくてよい
11%
金利が低く、多く借入する事ができる
その他
70%
61%
優遇措置が受けられるかどうか
ローンの併用(金利変動リスクの軽減)
60%
3%
8%
公庫にはない、民間金融機関のローンのメリ
ットが住宅ローン選びのポイントの上位