4 ワークスしんあい

4
1
ワークスしんあい
経営方針に関わる概要
平成 21 年度におけるワークスしんあいの概要は、以下のとおりであった。
(就労移行支援事業)
今年度は、新たに「障害者就業・生活支援センターかわごえ」が開始された事もあり、
チームを組み就職活動を進めた。また、関係機関と連携を図り、障害者委託訓練、トライ
アル雇用の制度を利用し、2 名が就職した。
(就労継続支援B型事業)
清掃班、園芸班、室内班、喫茶班の4班での作業体制で進めた。清掃班、園芸班は、施
設外就労として就労意識の向上を図ったが、清掃班については委託事業所の業績不振に伴
い、病院での作業が縮小された。園芸班も、横弥園芸に代わり石井園芸での作業を開始し
たが、年間を通じ安定した作業提供はできなかった。室内班については、複数の業者から
仕事を受託する事で、安定した作業の提供をすることができ、喫茶班も安定した作業提供
を行う事が出来た。
(生活介護)
室内での軽作業を通し、規則正しい生活習慣を身につけることを目的とし作業支援を行
ってきた。また、生活の安定を図るため、利用者の必要に応じて関係機関と定期的なケー
ス会議を行っている。昨年度の課題であった作業場の環境設置(室温の調整等)について
は、8 月に改修工事を行ったことで作業環境の改善を図る事が出来た。
(1)
[施設の基本目標]
・ 利用者の人権を尊重し、利用者の立場に立ったサービスを提供する。
・ 地域や家庭との結びつきを重視した運営を行ない、市町村、他の障害福祉サービス
事業所、保健医療サービス機関等関係諸機関との連携に努める。
(2)
[利用者]
就労移行
定員 6 名のうち、1 名がトライアル雇用を経て就職をする事が出来た。また、障害
者就業・生活支援センターとの連携で、1 名の就職を果たすこともできた。他の利
用者については、出席日数の少なさや体調不良等により就職につなげることができ
なかった。
就労継続 B 型
定員 14 名であるが、出席の状況から 17 名の利用者を受け入れている。年度途中で
の利用者数の増減は無かったが、体調不良による長期欠席者が目立つようになって
きている。
生活介護
定員 20 名。入院による欠席等による出席状況から、21 名の利用者を受け入れてい
る。
1
(3)
[行事]
利用者の希望に応じて余暇支援として、計画的に旅行、外出、法人内催事等の取り組
みを行った。就労移行、就労継続 B 型事業では、仕事を重視する観点から週末に取り
組みを行ない、生活介護事業では、平日の日課に余暇を組み入れた活動として取り組
んだ。
(4)
[作業]
(就労継続支援 B 型)
清掃班 施設外就労として、職員 1 名、利用者3名、就労移行支援事業から実習とし
て 1 名の利用者体制で、
(医)瑞穂会の病棟にて、エアコンフィルターの清掃、
ベランダ清掃、及び駐車場の除草作業を行った。8 月より瑞穂会の事情によ
り、駐車場除草作業が中止され、週に 3 回の作業となったため、法人内施設
の清掃作業と組み合わせ取り組んだ。
園芸班 施設外就労として、職員 1 名、利用者 5 名、及び生活介護事業 4 名の利用者
を加え作業班を編成し、石井園芸にて花苗の育苗に関わる作業を行った。7
月より仕事量の低下に伴い、近隣農家の農作業と組み合わせて取り組んだ。
室内班 利用者 8 名、就労移行支援の利用者 6 名が施設内実習として参加し作業に取
り組んだ。サンリツ埼玉からの紙折りの仕事に加え、ソーラ電機の模型組み
立て、日本標準の学習教材のセット組み作業を中心に行ったが、作業量が安
定せず、新しくメールハウス、エルピー技研工業の作業も加えて行った。
内容が多岐にわたり、利用者に提供する仕事の組み合わせに苦慮した。
喫茶班 ワークスしんあいの出張所の形態として喫茶業務を行っている。利用者1名
と就労移行支援事業から実習として 1 名が参加し、食器の洗浄、調理補助、
ホールでの接客等に取り組んだ。市内の福祉施設の製品販売のコーナーを設
置し市民への啓発に取り組むと共に、日替わりのランチや季節感を取り入れ
たメニューを用意する等集客のための工夫を行った。
(生活介護)
室内班 就労継続支援 B 型の室内班と作業の分担をして取り組んだ。単独でも、プラ
ウドの自動車部品組立等の簡単な下請け作業を行った。また、自主製品とし
て、布草履、コースターの製造等の製作を行ったが、販売機会が行事に限ら
れ、販路の拡大ができなかった。
(5)
[設備面]
就労継続 3 月に就労棟内に作業スペースを確保するために床を貼り、作業場を新し
く設置した。備品の用意や電灯の設置がまだ出来ていないが、次年度の課
題としつつ、スペースの有効活用を行っていきたい。
生活介護 8 月に利用者の特性と作業内容から、換気口の不具合の調整、室温調整の
ための整備をするため改修を行った。
(6)[保健衛生面]
今年度より、生活介護に看護師が配置され、活動中の病気や怪我の対応や定期健康診
断について、看護師を中心に適切な対応を行った。新型インフルエンザの予防・対策
のため、毎日の健康チェックを行い、家庭やグループホーム職員と連携を図り保健衛
2
生面の支援を行った。
2
利用者状況
(1)入退所の状況(人)
事業別
就労移行
就労継続
B型
生活介護
計
20 年度末現在
在所者数
21 年度中
入所者数
21 年度中
退所者数
21 年度末現在
在所者数
性別
定員
男
―
4
4
4
4
女
―
2
1
0
3
計
6
6
5
4
7
男
―
16
2
2
16
女
―
1
0
0
1
計
14
17
2
1
18
男
―
15
2
0
17
女
―
3
1
0
4
計
20
18
3
0
21
男
―
37
7
7
37
女
―
6
2
0
8
計
40
43
9
7
45
(2)入所前の状況(人)
日中区分
施設種別
就労
家事手伝
他の
支援施設
学校
その他
計
(就労移行)
2
0
0
2
1
5
(就労継続B)
0
0
0
0
0
0
(生活介護)
1
0
0
1
1
3
その他
計
※その他の内訳
(日中)
:ワークスしんあい事業移動
(3)退所の理由(人)
日中区分
施設種別
就労
家事手伝
他の
支援施設
(就労移行)
2
0
0
0
2
4
(就労継続B)
0
0
0
0
2
2
(生活介護)
0
0
0
0
0
0
(5)障害程度区分(人)
程度区分
生活介護
男
女
計
区分 6
1
1
2
区分 5
2
1
3
区分 4
9
1
10
区分 3
5
1
6
区分 2
0
0
0
区分 1
0
0
0
17
4
21
合計
男
3
女
計
男
女
計
(6)年齢構成(人)
区分
種別
( 就 労
移行)
(就労継
続 B 型)
4(生活
介護)
性
別
20 歳未 20 歳以 30 歳以 40 歳以 50 歳以 60 歳以
満
上 ~ 30 上 ~ 40 上 ~ 50 上 ~ 60 上
歳未満
歳未満
歳未満
歳未満
平均
(歳)
男
2
1
2
1
0
0
29
女
0
0
1
2
0
0
39
計
2
1
3
3
0
0
34
男
0
4
4
1
6
1
38
女
0
0
0
1
0
0
45
計
0
4
4
2
6
1
42
男
0
4
4
5
4
0
38
女
1
0
0
1
2
0
43
計
1
4
4
6
6
0
41
(7)療育手帳・身体障害者手帳所持状況(人)
・[療育手帳]
区分
施設
就労移
行
就労継
続B型
生活介
護
性別
A
○
A
B
C
なし
計
男
0
1
4
1
0
6
女
0
0
1
2
0
3
計
0
1
5
3
0
9
男
3
2
9
2
0
16
女
0
0
1
0
0
1
計
3
2
10
2
0
17
男
1
10
6
0
0
17
女
0
4
0
0
0
4
計
1
14
6
0
0
21
性別
1級
2級
3級
4級
5級
計
男
0
0
0
0
0
0
女
0
0
0
0
0
0
計
0
0
0
0
0
0
男
0
0
1
0
0
1
女
0
0
0
0
0
0
計
0
0
1
0
0
1
男
0
0
0
0
0
0
女
0
0
0
0
0
0
計
0
0
0
0
0
0
・[身体障害者手帳]
区分
施設
就労移
行
就労継
続B型
生活介
護
4
3
安心・安全の確保
(1)防災・防火訓練
回
1
月
日
訓
3 月 17 日(水)
練 名
防火訓練
内
容
大東分署立ち合いで避難訓練、消火訓練を行った。
2
3
4
4
利用者支援
5 月にケアプランを作成し、個々に面談を行ない支援内容の確認を行った。3 ヶ月ごとに
プランの見直しを行ない、それぞれの希望に沿った支援を行った。
(1)日中支援の実施状況(人)
ア [作業]
今年度は、
「清掃班」
「園芸班」
「室内班」
「喫茶班」
「生活介護室内班」に分かれ作業を
行った。
(所属延べ人数)
区分
施設種別
(就労移行)
(就労継続B型)
(生活介護)
性
別
清掃班
園芸班
室内班
喫茶班
日
4 月 1 日(木)
4 月 13 日(月)
5 月 17 日(日)
6 月 7(日)8(月)
6 月 18 日(木)
7 月 24 日(金)
9 月 26 日(土)
10 月 11 日(日)
10 月 17 日(土)
10 月 31 日(土)
計
男
1
0
5
1
0
7
女
0
0
2
0
0
2
計
1
0
7
1
0
9
男
3
5
8
0
0
16
女
0
0
0
1
0
1
計
3
5
8
1
0
17
男
0
3
0
0
14
17
女
0
0
0
0
4
4
計
0
3
0
0
18
21
計
4
8
15
2
18
47
実 施 事
項 等
(2)主な行事の実施状況
月
生活介護
室内班
入所式
利用者・職員歓迎会(合同・狭山大穀)
ふれあい福祉祭り
一泊旅行(合同・福島ハワイアンズ)
オアシスプール解放事業(生活介護)
納涼会
長瀞ハイキング(就労)
障害者スポーツ大会
川越祭り(販売のみ)
親愛祭り
5
11 月 12 日(木)
11 月 27 日(金)
12 月 28 日(月)
1 月 16 日(土)
1 月 18 日(月)
1 月 23 日(土)
1 月 29 日(金)
2 月 9 日(火)
2 月 20 日(土)
3 月 8 日(月)
3 月 27 日(土)
福祉の市
サーカス鑑賞(生活介護)
忘年会(合同・ワークスにて食事会)
就職準備講習会(就労移行)
新年会(合同・狭山ニックス)
就職準備講習会(就労移行)
利用者交流会(生活介護)
オアシス体育館解放事業(生活介護・エアロビ)
いちご狩り(就労・毛呂山)
ふれあいミニコンサート(生活介護)
お疲れ様会(合同・ワークスにて食事会)
(3)地域生活移行を目的とした支援
就労移行支援事業による就職活動を行った。
(4)強度行動障害者への支援
家庭及び活動の中で特別な支援の必要な利用者についは、本人、家族、担当職員、ケ
ースワーカー、関係各機関と連携し定期的にケース会議を開催し対応を協議してきた。
(5)余暇活動への支援
21 年度より高階市民センターにて、公民館主催による(施設連絡協議会共催)「障害
者青年学級(南学級)」のボランティア担当として毎月の参加と進行を行った。親愛会か
らは 7 名の利用者が参加し、様々な活動に取り組んだ。
(6)地域との交流
法人及び社協等の団体主催の催事や、高階市民センターでの喫茶室の取り組みにより
地域との交流を図ることができた。また、障害者青年学級参加により、地域と交流す
る機会が増えた。
5
地域社会との共生
(1)在宅支援事業の実施状況
現場実習生の受入れ状況
区分
6
特別支援学校等(か所)
人数(人)
延べ人日(人日)
(就労継続B)
4
9
67
(生活介護)
1
1
5
効果的・効率的な施設経営
(就労移行支援事業)
利用者の就職した後の利用者受け入れについては、利用者の出席率や就職の見通しを
立てることで、利用者定員を超えての受け入れが可能である。今年度は、委託訓練や
6
出席率の兼ね合いから、常時 7 名の利用者の受け入れを行うことができた。
(就労継続 B 型事業)
14 名の定員に対し 17 名の受け入れを行っている。出席率を正確に計ることで受け入
れ人数の増加が見込まれる。
(生活介護事業)
平均障害区分と職員配置数の規定の中で最小の職員配置を行っている。利用者の平均
障害区分が重度になったため、次年度は職員体制を増やす必要がある。
7
職員研修
(1)OJT
全職員が日勤であり、少数である事からコミュニケーションが取りやすく、パート職
員を含め業務を通して疎通は良好であった。喫茶室については、夕方の電話による引
き継ぎ等を行い、連絡を密にする事で連携を図った。
(2)Off-JT
就労支援に関する研修を中心に職員の派遣を行った。喫茶室担当職員の研修は組むこ
とができなかった。
(3)SDS
目標管理シートに基づき各々が目標を立て取り組んだ。
8
重点目標結果
目標項目
目標内容(目標値)
評価
茶房「ひととき」の経営
○喫茶室の安定経営
B
利用者支援
○各事業間の利用者の適正に見合った異動
B
利用者の出席率の安定化
○長期欠席者へのケース会議、家庭訪問の実施
C
生活介護棟の設備の改善
○更衣室の設備、汚物用流しの設置
B
※A:目標を達成(100%以上)B:目標を概ね達成(80~99%)C:目標を下回る(80%未満)
7