防災備蓄倉庫仕様書 座間味村 目 第1章 次 一般事項 1.本仕様書の目的 2.適用品目及び数量 3.適用規格 4.保証 5.検査及び検収 第2章 仕様事項 1.防災備蓄倉庫の用途 2.装置の概要 3.構成及び構造に関する事項 4.付帯設備 5.仕様 1 第1章一般事項 1.本仕様書の目的 本仕様書は、沖縄県向け「防災備蓄倉庫」についての仕様を規定するもので す。 2.適用品目及び数量 防災備蓄倉庫 1式 3.適用規格 本倉庫は原則として次の規格・基準等に準拠致します。 (1) 日本工業規格(JIS) (2) 電気設備技術基準 (3) 建築基準法並びに日本建築学会の構造関係各基準、指針 (4) 消防法及び同施行規則 (5) その他、関係法規、基準等 4.保証 本倉庫については、検収終了日より満 1 年間の性能の保証をいたします。 尚、保証期間中に設計・施工不良または部材不良が原因で故障及び不具合が発 生した場合は、無償で修理又は取替を行ない、修理又は取り替えた機器及び部 材の保証については、取替時期より更に満 1 年間の保証を行ないます。 5.検査及び検収 別途協議によります。 2 第 2 章 仕様事項 1.防災備蓄倉庫の用途 災害時の物資を収容するものです。 2.装置の概要 (1)温 度 (2)湿 度 (3)耐震強度 (4)積 雪 … … … … 外気温度 -15℃ ~ +45℃ 外気湿度 30% ~ 95%(相対湿度) 入力加速度 水平 1.0G、垂直 0.5G 1m 3.構成及び構造に関する事項 (1)概要 a.壁、屋根外板は不燃材料のアルミを使用します。 また、床板は耐水合板を使用します。 b.壁、屋根は内・外板にアルミ、断熱材にポリスチレンフォーム (難燃性)を使用したサンドイッチ構造とします。 c.扉面は鉄板の門構で内板にアルミ、断熱材にグラスウールを使用 した構造とします。 (2)強度条件 a.床強度 等分布荷重 5000N/㎡ で構造部材に変形が生じない事。 b.屋根強度 等分布荷重 3000N/㎡ 人が 2 人乗っても構造部材に変形が生じない事。 c.壁強度 風速90m/s で構造部材に変形が生じない事。 d.耐運搬 2.5Gで変形が生じない事。 3 (3)性能 a.断熱性・熱貫流率 屋根・壁はサンドイッチパネル構造とし、断熱性の高い構造とし ます。 b.気密性 雨水及び粉塵が侵入しないよう、気密構造とします。 また、JIS-C-0920 の保護等級 3 防雨型を満足する性能とします。 (吸・排気口部分は除く) (4)構造条件 a.床 床水平面のレベルは、5mあたり±5mm以内とします。 b.出入り口扉 扉と本体は接地線にて接続します。 また、扉は 90°で開いた状態で固定する様、固定金具を設けます。 c.外部接合 外部部材との接合は、リベット打ち、ボルト止め等により行い 雨水の侵入が無いようコーキング処理を行います。 d.雨じまい 屋根に傾斜をつけ雨水が溜まりにくい構造とします。 e.外板接合 溶接部を除く接合部にコーキングをして雨水の侵入が無い様に 処理を施します。 4 (5)使用材料 a.ベース ベースフレーム クロスメンバー 床材 SS400 溝型鋼 125×65×6×8 溶融亜鉛メッキ仕上げ STKR400 角パイプ 100×50×3.2or2.3 カチオン電着+上塗り塗装仕上げ 高耐食溶融メッキ鋼板 2.3 ㎜ 帯電防止フロアリューム b.壁面 外板 内板 断熱材 アルミ平板 カラーアルミ平板 ポリスチレンフォーム 0.8 ㎜ 0.8 ㎜ 50 ㎜ c.屋根面 外板 内板 断熱材 アルミ平板 カラーアルミ平板 ポリスチレンフォーム 0.8 ㎜ 0.8 ㎜ 75 ㎜ d.扉面門構 門構 内板 断熱材 e.扉 SUS 2.0 ㎜以上(カチオン電着+上塗り塗装) カラーアルミ平板 0.8 ㎜ グラスウール 50 ㎜ 外板 アルミ平板 内板 カラーアルミ平板 断熱材 ポリスチレンフォーム g.コーナー部材 アルミ押出し型材 (6)寸法 外法幅 外法長さ 外法高さ (W) (L) (H) 2250 ㎜ 2400 ㎜ 2500 ㎜ 0.8 ㎜ 0.8 ㎜ 35 ㎜ 内法幅 内法長さ 内法高さ (w) 2146 ㎜ (l) 2296 ㎜ (h) 2231 ㎜ 上記寸法は、吸排気口、庇等の突起物を除きます。 出入り口扉 開口幅 2.0 ㎜ 1式 1800mm 開口高 5 2000mm 5.その他 (1) 倉庫扉鍵 子鍵は6本用意します。鍵No.は****です。 (2) 倉庫塗装色 外装色:フッ素樹脂塗装 マンセル1Y7/1(全ツヤ) 内装色:マンセル3.89B 8.98/0.46(白色) アルミメーカー焼付コーティング(メーカー標準) 6
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