諸規則(退職給与金施設福祉貸付規程)

諸規則(退職給与金施設福祉貸付規程)
退 職 給 与 金 施 設 福 祉 貸 付 規 程 (根拠) 第1条 埼玉北部農業共済組合(以下、
「組合」という)は、この規程の定めるところにより職員
の福祉に資するため必要な資金の貸付を行うものとする。 (資格) 第2条 この規程により資金の貸付を受ける職員は、農業共済団体退職給与金施設規程(以下、
「退給施設規程」という)第2条第4項に該当する職員(以下「対象職員」という)とする。 (貸付資金の原資) 第3条 組合は、この規程に基づく貸付に際し必要な原資を全国農業共済協会(以下「協会」と
いう)から借入れるものとする。 (貸付の種類) 第4条 貸付の種類は、一般貸付、災害貸付及び住宅貸付とする。 2 一般貸付は、対象職員の必要とする臨時の支出に対して行う。 3 災害貸付は、対象職員の財産が風害、水害、震災、火災その他の天災のほか、交通事故、
盗難その他の人災により損害を受けたために要する臨時の支出に対して行う。 4 住宅貸付は、対象職員が自ら居住する家屋の新築、改築、増築、購入又はその敷地の購入
もしくは借用に要する臨時の支出に対して行う。 (重複貸付の制限) 第5条 組合は、この規程により住宅貸付を受けている対象職員に対してこの規程に基づく新た
な住宅貸付は行わない。ただし、増築又は接続地の取得の場合に限り、すでに受けている当
該貸付のほかにそれぞれ一回を限度として重複して貸付をすることができる。 (貸付金額) 第6条 貸付金の金額は、貸付の種類に応じ、当該各号に定める額を限度として対象職員が申し
込んだ額とする。 (1)一般貸付及び災害貸付 農業共済団体退職給与金施設貸付規程(以下「退給貸付規程」
という。)第4条第2項に定める額 (2)住宅貸付 退給貸付規程第4条第3項に定める額又は貸付対象物件の価額(貸付対象物
件に他の貸付金が存する場合はその貸付金額を差し引いた額)のいずれか低い額 (貸付金の利率) 第7条 貸付金の利率は、退給貸付規程第5条に定める率とする。この利率が変更される場合、
住宅貸付については当該時点に未償還金を有する者に適用する利率は変更後の率とする。 124
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(借入の申込み) 第8条 借入申込者は、組合が別に定める様式による借入申込書に、貸付の種類に応じ、書類を
添えて組合に提出しなければならない。 (貸付の決定等) 第9条 組合は、対象職員から借入の申込みがあったときは、申し込み内容を審査し、申し込み
が妥当であると判断した場合は、退給貸付規程第6条に掲げる方法により協会に対し借入を
申請するものとする。 2 組合は、当該対象職員に貸付の可否を通知するものとする。 3 当該対象職員は、貸付の承認を受けた場合は、組合が別に定める様式による借用証書を組
合に提出するものとする。 4 組合は、協会より貸付金原資の送金を受けたときは、遅滞なく、当該対象職員に貸付ける
ものとする。 (保証人等) 第 10 条 貸付を受けようとするものは、貸付の種類、及び貸付金額(未償還残金が存するときは、
貸付の種類毎にその残金を加えて得た額)に応じ、当該各号に定める保証人を立てるものと
する。 (1)一般貸付 保証人2名を立てるものとする。ただし貸付金額が50万円以下の場合はこ
の限りではない。 (2)災害貸付 保証人2名を立てるものとする。ただし貸付金額が50万円以下の場合はこ
の限りではない。 (3)住宅貸付 貸付金額に関わらず保証人2名を立てるものとする。ただし、組合が損害保
険会社と住宅資金貸付保険契約を締結する場合はこの限りではない (住宅の建築義務等) 第 11 条 住宅貸付を受けた対象職員は、退給貸付規程第8条に掲げる期間内に、その借受けの事
由となった住宅の新築、改築、増築、購入又はその敷地の購入を完了しなければならない。 (定期償還) 第 12 条 組合は、当該対象職員に支給する給与から償還金を控除するものとする。この償還の方
法・期間は、退給貸付規程第9条に掲げる方法により行うものとする。 (任意償還) 第 13 条 当該対象職員は、前条の規定にかかわらず、償還期月の到来前に貸付金の全部又は一部
を償還することができる。 2 前項の償還は、退給貸付規程第 10 条第4項に掲げる方法によるものとする。 125
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(即時償還) 第 14 条 組合は、次のいずれかに該当したときは、ただちに、当該対象職員に対して未償還金(そ
の利息を含む。以下同じ。)の全額を償還させるものとする。 (1)組合を退職したとき (2)貸付の申込書類に虚偽の記載をしたことが判明したとき (3)協会より貸付金即時償還請求書の交付を受けたとき 2 当該対象職員が未償還金の全額を償還できない場合において保証人を立てている場合は、
組合は償還後の残額を保証人に対し請求するものとする。 3 当該対象職員が未償還金の全額を償還できない場合において住宅資金貸付保険契約を締結
している場合は、組合は保険金を償還後の残額に充当するものとする。 (即時償還の場合の利息計算) 第 15 条 即時償還をする場合の当該償還額に係る利息の額は、退給貸付規程第 12 条に定める方
法により算出するものとする。 (督促) 第 16 条 組合は、当該対象職員が定期償還又は即時償還を延滞したときは、当該対象職員に対し、
期限を指定して、その償還を督促するものとする。 (延滞利息) 第 17 条 組合は、当該対象職員が定期償還又は即時償還による償還を延滞したときは、延滞した
貸付金に月利1%の割合で計算した延滞利息を付することができる。 2 前項の延滞利息の額は、退給貸付規程第15条第2項に定める方法により算出するものと
する。 (未償還金の控除徴収) 第 18 条 組合は、当該対象職員が退職する場合において当該対象職員に未償還金が存するときは、
当該対象職員に対し支払うべき退職金から未償還金の全額を控除徴収して償還させるものと
する。 雑 則 第 19 条 この規程の改正は、理事の過半数によって定める。 第 20 条 この規程に定めていない事項については退給施設規程及び退給貸付規程によるものと
する。 第 21 条 組合は、貸付金が全額償還されたときは、ただちに、借用証書を当該対象職員に返還す
るものとする。 126
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附 則 この規程は、平成14年6月3日から施行する。
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