日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2011

【ニュースリリース】
ジャパンフラワーセレクション実行協議会事務局(財団法人日本花普及センター)
2011.11.30
日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2011
[ ジ ャ パ ン フ ラ ワ ー セ レ ク シ ョ ン
2 0 1 1 - 2 0 1 2 ]
■ 今年最高の花、日本フラワー・オブ・ザ・イヤーが決定しました!
ジャパンフラワーセレクション実行協議会(事務局:
(財)日本花普及センター)は、今年、苗物部門の審査会を、
季節ごとに審査会を行い、合計14品種を業界として推奨できる優れた品種として発表したところです。そして、この
受賞品種の中から11月23日(水)に開催した中央審査委員会での厳正な選考の結果、今年の「フラワー・オブ・ザ・
イヤー(最優秀賞)
」
「ベスト・フラワー(優秀賞)
」
「特別賞」を決定しました。
(受賞品種一覧はP2)
ジャパンフラワーセレクション(JFS)とは、2006年4月 からスタートした日本で唯
一の、統一的な花きの新品種認定事業です。
『いい花の新基準。
』を合言葉に、毎年、次々と市場
に導入される花きの新品種のなかから、生活者へ自信をもって推奨できる新品種を公正な立場で
審査し、業界として推奨できる品種を選定してJFS受賞品種として発表をしています。審査は
切花部門、鉢物部門、花壇苗部門、コンテナ苗等部門の4部門で行われています。これらJFS
受賞品種は、認定登録を経て専用のロゴマーク(JFS受賞マーク)を付けて販売されています。
なお、各審査会で選定された受賞品種は、年末に開催される中央審査委員会でフラワー・オブ・
▲ JFS 受賞マーク
ザ・イヤー(最優秀賞)
、ベスト・フラワー(優秀賞)
、その他特別賞といった年間の各賞の選定
が行われ、その年の日本フラワー・オブ・ザ・イヤーとして表彰しています。なお、フラワー・
オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)は、各部門でその年の最も優れた品種に与えられますが、今年は東日本大震災の影響で
切花部門と鉢物部門の2部門の審査会が中止となったため、今回は苗物部門のみの授賞となります。また、苗物部門と
は、花壇やプランター等で楽しむことができる苗物類を対象にしたものです。同部門は、一定期間以上の栽培試験(露
地の花壇植栽、雨よけ施設でのコンテナ栽培)を行い、生育の様子を確認しながら審査を行っています。
フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)受賞品種
苗物部門
▲栽培試験の様子(雨よけ施設)
品目名:ベゴニア
品種名:フォーチュン スカーレット
出品者:株式会社サカタのタネ
▲栽培試験の様子(露地花壇)
▲審査会の様子
日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2011
最優秀賞・優秀賞・特別賞 受賞者
苗物部門
フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)
品
目
名
球根ベゴニア
品
種
名
フォーチュン スカーレット
出 品 者
株式会社サカタのタネ(神奈川県)
ベスト・フラワー(優秀賞)
品
目
名
品
種
名
出 品 者
球根ベゴニア
フォーチュン ゴールデンウィズレッドバック 株式会社サカタのタネ(神奈川県)
球根ベゴニア
フォーチュン オレンジシェード
株式会社サカタのタネ(神奈川県)
セロシア
ファイヤーダンス マゼンタ
豊明花き株式会社(愛知県)
トレニア
カウアイ バーガンディ
Ball Horticultural Company(アメリカ)
ビオラ
花ざかり® ビオラ スカイブルー
サントリーフラワーズ株式会社(東京都)
ラナンキュラス
ラックス ミノアン
有限会社綾園芸(宮崎県)
品
出 品 者
ニューバリュー特別賞
品
目
名
種
名
球根ベゴニア
フォーチュン ゴールデンウィズレッドバック 株式会社サカタのタネ(神奈川県)
球根ベゴニア
フォーチュン オレンジシェード
株式会社サカタのタネ(神奈川県)
ペチュニア
タイダルウェーブシリーズ シルバー
株式会社エム・アンド・ビー・フローラ(山梨県)
ラナンキュラス
アラクネ
有限会社綾園芸(宮崎県)
グッドパフォーマンス特別賞
品
目
名
品
種
名
出 品 者
トレニア
カウアイ バーガンディ
Ball Horticultural Company(アメリカ)
ビオラ
花ざかり® ビオラ スカイブルー
サントリーフラワーズ株式会社(東京都)
品
出 品 者
ブリーディング特別賞
品
目
名
ラナンキュラス
種
名
ラックス ミノアン
有限会社綾園芸(宮崎県)
ジャパンデザイン特別賞
品
目
名
品
種
名
出 品 者
セロシア
ファイヤーダンス マゼンタ
豊明花き株式会社(愛知県)
セロシア
ファイヤーダンス オレンジ
豊明花き株式会社(愛知県)
ナデシコ
ピーチプリンセス
有限会社村岡オーガニック(鳥取県)
※ 審査講評は12月12日(月)開催の授賞式にて配布いたします。
※ 本年は3月11日に発生した東日本大震災の影響から切花部門並びに鉢物部門の審査会を中止したため、この
度の受賞は苗物部門のみとなります
ジャパンフラワーセレクションの授賞体系について
1.フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)
・各部門の中で最も優れた 1 品種に授与します。 なお、本年は3月11日に発生した東日本大震災の影響か
ら切花部門並びに鉢物部門の審査会を中止したため、この度の受賞は苗物部門のみとなります
■ 切 花 部 門 ・・・1品種(本年は審査会が中止されたため授賞品種はありません)
■ 鉢 物 部 門 ・・・1品種( 同上 )
■ 苗 物 部 門・・・1品種
2.ベスト・フラワー(優秀賞)
・各部門で、花や葉の美しさなど、品種特性の優位性や新規性に加えて、生活者の視点から「育てやすさ」
「購
入しやすさ」
「飾りやすさ」なども評価し、総合的に優秀と認められる品種に授与されます。
・各審査会での受賞品種(10 点満点の 7.0 以上)の中から、モニター調査結果や花壇苗、コンテナ苗等の栽
培状況データなどを踏まえて、11月の中央審査委員会での選考の結果、9.0 以上と採点された品種です。
3.ジャパンフラワーセレクション特別賞
・各審査会での受賞品種(10 点満点の 7.0 以上)の中から、花の業界にとって意義があり、新しい可能性を
感じさせ、 特別なインパクトを与えた品種に授与されます。
なお、以下の賞が予定されていますが、該当品種が見当たらない年は、授与されません。
「モーストジョイ特別賞」
気分をデザインする品種。その花があるだけで、喜びに満ち、楽しい気分などをもたらしてくれる品種
に授与されます。
「ニューバリュー特別賞」
花の新たな価値観をデザインする品種。今までにない新しい価値観を感じさせ、フラワーデザイン、ガ
ーデンデザインの多様性や 可能性を広げて花文化の未来に貢献する品種に授与されます。
「グッドパフォーマンス特別賞」
これまでに比べて、生産者にとっても消費者にとっても扱い易く、育てやすい品種に授与されます。
「ブリーディング特別賞」
育種技術により花の芸術性・商品性を高めた品種です。これまでにない価値観や形質を生み出し、育種
の開発 コンセプト、育種技術力が優秀で、デザイン・芸術性、商品性の高い品種に授与されます。
「カラークリエイト特別賞」
花の色の流行を先取りした品種です。人の色彩の感性に訴えて、新たな花色の創造を期待させる品種に
授与されます。
「フレグランス特別賞」
芳香がうるわしく、香りのデザインが優れた品種に授与されます。
「ジャパンデザイン特別賞」
日本らしさをもち、日本の美意識やデザイン性を感じさせる品種に授与されます。
「モニター特別賞」
各展示・審査会で、一般消費者のモニター調査の結果、各部門でトップとなった品種に授与する賞です。
4.ジャパンフラワーセレクション受賞
・各審査会で、5名以上の審査員で構成する審査団が採点した結果、10 点満点の平均点が 7.0 以上の品種に
授与されます。受賞品種は、上記の1~3の候補となります。
展示期間および審査会日程
苗物部門
名称
審査日
開催場所
浜名湖ガーデンパーク・
審査会:[第1回]2011年4月14日(木)
冬春審査会
栽培試験圃場【静岡県浜松市】
[第2回]2011年5月12日(木)
千葉大学
審査会:[第1回]2011年8月1日(月)
夏審査会
環境健康フィールド科学センター
[第2回]2011年9月8日(木)
栽培試験圃場【千葉県柏市】
審査会:2011年11月10日(木)
秋審査会
※秋審査会は栽培期間が短いため審査会は1回のみ
ジャパンフラワーセレクション2011-2012 実施概況
部門
審査会
冬春審査会
苗物
部門
夏審査会
秋審査会
総計
審査日
4/14
5/12
8/1
9/8
11/10
年間各賞 内訳(重賞あり)
フラワー・オブ・
ベスト・
特別賞
ザ・イヤー
フ ラワー
受賞数
年間各賞
受賞品種数
5
4
-
2
4
2
2
-
1
2
7
5
1
3
4
14
11
1
6
10
*ベスト・フラワー(優秀賞)受賞品種で特別賞を同時に受賞している品種があります。
(参考)
過去の日本フラワー・オブ・ザ・イヤー「最優秀賞」受賞品種
(平成18年) 日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2006 最優秀賞
切花部門 :キリンアグリバイオ(株) (東京都)/ バラ「ラ・カンパネラ」
鉢物部門 :坂本正次 (群馬県)/ アジサイ「フェアリーアイ」
花壇苗部門:
(株)サカタのタネ (神奈川県)/ ビオラ「サンベリーナ プチモルフォ」
(平成19年) 日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2007 最優秀賞
切花部門 :中曽根健 (長野県)/ トルコギキョウ「コサージュグリーン」
鉢物部門 :
(有)セントラルローズ (岐阜県)/ バラ「ピンクノーム」
花壇苗部門:
(株)サカタのタネ (神奈川県)/ インパチェンス「サンパチェンスラベンダー」
(平成20年)日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2008 最優秀賞
切花部門:サカタのタネ(株) (神奈川県)/トルコギキョウ「ロッジーナ® ラベンダー」
鉢物部門:(株)向山蘭園 (山梨県)/シンビジウム「メモリーズ オブ ユー」
花壇・コンテナ苗等部門:(有)角田ナーセリー (愛知県)/カレンジュラ「まどかチーズトルテ」
(平成21年)日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2009 最優秀賞
切花部門: 京成バラ園芸(株)(千葉県)/バラ「サムライ08」
鉢物部門: サントリーフラワーズ(株)(東京都)/ユーフォルビア「プリンセチア ピンクホワイト」
花壇・コンテナ苗等部門:サントリーフラワーズ(株) (東京都)/ビオラ「こんもりビオラ フィオリーナ「スノーホワイト」」
(平成22年) 日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2010 最優秀賞
切花部門:國枝バラ園 (滋賀県)/ バラ「カルピディーム+」
鉢物部門:(株)登坂園芸 (群馬県)/ルクリア「ココ」
花壇・コンテナ苗等部門:(有)村岡オーガニック (鳥取県)/ペチュニア マドンナの宝石 ピンク(マウントプッチ ピンク)
■ お問い合せ先 : ジャパンフラワーセレクション実行協議会事務局
〒103-0004
東京都中央区東日本橋3-6-17 山一ビル4階 (財)日本花普及センター内
TEL 03-3664-8739
FAX 03-3664-8743
E-mail:[email protected] ホームページ: www.jf-selections.net
(別紙)
日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2011、日本フラワービジネス大賞 2011
の発表・授賞式 及び 特別講演の開催について
ジャパンフラワーセレクション実行協議会
財団法人日本花普及センター
ジャパンフラワーセレクション実行協議会では、今年(2011年)
、季節ごとに開催した審査会で選ばれたJF
S授賞品種の中から特に優れた品種を表彰する「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2011」の授賞式を下記のと
おり開催いたします。
また、同時に財団法人日本花普及センターでは、花の産業分野における新品種の開発・導入及び活用・普及につ
いて多大な貢献や先駆的な役割を果たした企業、試験研究機関、個人や団体を表彰する「日本ビジネス大賞」の授
賞式を開催いたします。
■ 開催月日:平成23年12月12日(月)午後2時00分~6時30分
受付:午後1時30分
■ 開催場所:農林水産省共済組合 南青山会館 新館 東京都港区南青山5丁目7番10号
■ 参 加 費:無 料 (ただし、交流会の参加費は2000円となります。
)
■ プログラム
①「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2011」の表彰
午後2時00分~午後3時00分
ジャパンフラワーセレクション2010-2010で入賞した品種の中から、栄えあるフラワー・オブ・ザ・
イヤー(最優秀賞)
、ベスト・フラワー(優秀賞)
、特別賞の発表及び表彰を行います。
(なお、平成23年度は東日本大震災の影響で切り花・鉢物部門の審査会ができなかったので、苗物部門の受賞
者のみ表彰)
②「日本フラワービジネス大賞2011」の表彰
(主催:財団法人日本花普及センター、日本花き取引コード普及促進協議会)
花の産業分野における新品種の開発・導入及び活用・普及について多大な貢献や先駆的な役割を果たした企業、
試験研究機関、個人や団体を表彰します。①育種・生産部門と②チャレンジ部門に分けて行います。
③ 特別ゲスト 農林水産大臣夫人 鹿野充子様への花の贈呈と記念写真撮影
④ 日本フラワービジネス大賞受賞者による特別講演
午後3時00分~5時00分
表彰を受けた花の産業分野における先進事例について、特別講演を行います。オリジナル品種の開発・生産、
産地ブランドの取り組み、花きの流通販売戦略等についてお話しいただきます。
(講師)
株式会社クロカワストック 代表取締役 黒川 幹
岐阜花き流通センター農業協同組合 事務局長 長瀬紀美子
日本クリスマスローズ協会
会長 畑中孝晴
理事 野地敏夫
⑤ 受賞者等との交流会
午後5時00分~6時30分
新館1階の中会議室では、ジャパンフラワーセレクションの最優秀賞、優秀賞、特別賞等の品種が展示紹介さ
れるとともに、日本フラワービジネス大賞の受賞者の活動概要が展示紹介されており、この会場を使用して交流
会を開催いたします。
(問い合わせ先)
財団法人日本花普及センター
〒103-0004 東京都中央区東日本橋 3-6-17 山一ビル4F
TEL
: 03-3664-8739
FAX: 03-3664-8743
E-mail : [email protected]
http://www.jfpc.or.jp
http://www.jf-selections.net/ (ジャパンフラワーセレクション実行協議会)
12月12日(月)の授賞式等の参加申込書
財団法人日本花普及センター宛 FAX:03-3664-8743 e-mail:[email protected]
団体・企業・屋号等名
(参加者)
所 属 ・ 役 職
氏 名
授賞式
特別講演
交流会
※ 該当するところに○を付けて下さい。
※ メールで申し込みの方は、上記内容をメールにてお知らせ下さい。
(会場概略図)
至 原宿
至渋谷
青山通り
みずほ銀行
交番
表参道
骨董通り
マックスマーラ
地下鉄
B3出口
農林水産省共済組合 南青山会館 所在地図
東京都港区南青山5丁目7番 10 号
TEL:03-3406-1365
南青山会館
プラダ
地下鉄銀座線・半蔵門線B3出口より徒歩5分
小原流会館
(問い合わせ先)
財団法人日本花普及センター
〒103-0004 東京都中央区東日本橋 3-6-17 山一ビル4F
TEL
: 03-3664-8739
FAX: 03-3664-8743
E-mail : [email protected]
http://www.jfpc.or.jp
http://www.jf-selections.net/ (ジャパンフラワーセレクション実行協議会)