セメンテックス CMS-507W (1/6) 製品安全データシート 作成日 2006年 7月 1日 改訂日 2011年10月31日 1.製品及び会社情報 製 品 会 社 住 電 話 番 F A X 番 担 当 部 整 理 番 名 セメンテックス CMS-507W 名 所 号 号 門 号 オバナヤ・セメンテックス株式会社 三重県いなべ市北勢町東村 1339 0594-72-6488 0594-72-6253 製造部 工場管理課 M2107 2.危険有害性の要約 GHS分類 火 薬 類: 可 燃 性 / 引 火 性 ガ ス: 可燃性/引火性エアゾール : 支 燃 性 / 酸 化 性 ガ ス: 高 圧 ガ ス: 引 火 性 液 体: 可 燃 性 固 体: 自 己 反 応 性 化 学 品: 自 然 発 火 性 液 体: 自 然 発 火 性 固 体: 自 己 発 熱 性 化 学 品: 水 反 応 可 燃 性 化 学 品: 酸 化 性 液 体: 酸 化 性 固 体: 有 機 過 酸 化 物: 金 属 腐 食 性 物 質: 急性毒性 経 口: 経 皮: 吸 入 ( ガ ス ) : 吸 入 ( 蒸 気 ): 吸入(粉塵、ミスト): 皮 膚 腐 食 性 /刺 激 性: 眼に対する重篤な損傷性/ 刺激性: 感作性 呼 吸 器: 皮 膚: 生 殖 細 胞 変 異 原 性: 発 が ん 性: 生 殖 毒 性: 特定標的臓器/ 全身毒性(単回暴露): ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー ポリマー 分類対象外 分類対象外 分類対象外 分類対象外 分類対象外 区分外 分類対象外 分類対象外 分類できない 分類対象外 分類できない 区分外 分類対象外 分類対象外 分類対象外 分類できない ポリマー 区分外 パウダー 分類できない ポリマー 区分外 パウダー 分類できない 分類対象外 ポリマー 分類できない パウダー 分類対象外 分類できない 分類できない 分類できない 分類できない 分類できない ポリマー 分類できない パウダー 区分外 ポリマー 分類できない パウダー 区分1A 分類できない ポリマー 分類できない パウダー 区分1(呼吸器系) セメンテックス CMS-507W 特定標的臓器/ 全身毒性(反復暴露): 吸 引 性 呼 吸 器 有 害 性: 水生環境 急 性 有 毒 性: 慢 性 有 毒 性: (2/6) ポリマー 分類できない パウダー 区分1(呼吸器系、腎臓) 分類できない ポリマー 区分3 ポリマー 分類できない GHSラベル要素 パウダー 注 危 注 意 険 喚 有 意 起 害 語: 性: パウダー 危険 ポリマー 水生生物に有害 パウダー 発がんのおそれ 長期又は反復暴露による臓器(呼吸器系、腎臓)の障害 多量に又は長期に渡り吸入すると肺に蓄積し、じん肺になる恐れがある。 き:≪予防策≫ ポリマー 環境への放出を避けること。 パウダー 飛散させないように取扱い、保護眼鏡/保護マスクを着用すること。 屋内で取扱う場合は十分な換気を行なうこと。 ≪対応≫ パウダー 暴露又はその懸念がある時、気分が悪い時は、医師の手当を受ける こと。 ≪保管≫ 乾燥した冷暗所で、水分・湿気に注意し保管する。 書 3.組成・成分情報 化学物質・混合物の区分: 混合物 化 学 名 又 は 一 般 名: ポリマー (メタ)・アクリル系共重合物を含有する中性~弱アルカリ性水系分散液 パウダー ポルトランドセメント、硅砂 化 パウダー 3CaO・SiO2、2CaO・SiO2、3CaO・Al2O3、4CaO・Al2O3・Fe2O3、SiO2、Al2O3・Fe2O3 アスベスト類の物質は含んでいない。 学 式: 化審法及び安衛法による 成分表示: ポリマー 成 分 非イオン型界面活性剤 イオン型界面活性剤 防腐剤 含有量 官報公示整理№ CAS№ 安衛法 PRTR法 0.05~0.5% - 非公開 非公開 非公開 0.5~5% - 非公開 非公開 非公開 0.15% - 非公開 非公開 非公開 パウダー 成 シリカ 分 含有量 官報公示整理№ CAS№ 安衛法 PRTR法 65~75% 1-548 14808-60-7 通知対象物 該当しない セメンテックス CMS-507W (3/6) 4.応急措置 吸 入 し た 場 合: ポリマー ラテックスは水を分散媒とした揮発性の低い水性液体で吸入の可能性は少ない。 もし気分が悪くなった時は、空気の清浄な場所に移り安静にする。 パウダー 直ちに空気の新鮮な場所に移し、水または温水でうがいをする。症状の変化に 応じて医師の手当を受ける。 皮 膚 に 付 着 し た 場 合: 直ちに接触部位を流水で15分以上充分洗浄する。 外観に変化が見られたり、刺激・痛みがある場合は医師の手当てを受けること。 目 に 入 っ た 場 合: 直ちに流水で15分以上充分洗浄すること。次にコンタクトレンズを着用していて容易に 外せる場合は外し、洗浄を続けること。その後、医師の手当てを受ける。 飲 み 込 ん だ 場 合: ポリマー 水で口の中を洗浄し、コップ1~2 杯の水または牛乳を飲ませること。 直ちに医師の手当てを受けること。必要に応じて人口呼吸や酸素吸入を行なう こと。被災者に意識のない場合は、口から何も与えてはならない。 パウダー 多量の水を飲ませ吐かせた後、直ちに医師の手当てを受けること。 5.火災時の措置 消 火 剤: ポリマー 粉末消火剤、水溶性液体用泡消火剤、二酸化炭酸、砂、霧状水 パウダー 製品自体は不燃物質である。 使ってはならない消火剤 : 情報なし 特 有 の 消 火 方 法: ポリマー 燃焼源の供給を速やかに止めること。消火作業は可能な限り風上から行う。 周囲の設備等に散水して冷却すること。 消火のための放水等により環境に影響を及ぼす物質が流出しないよう適切な 措置を行なうこと。 火災時の特有の危険有害性: ポリマー 燃焼ガスには、一酸化炭素等の有毒ガスが含まれるので、消火作業の際には 煙を吸入しないように注意すること。 消 火 を行 なう者 の保 護 : 適切な保護具(耐熱性着衣、手袋、眼鏡、マスクなど)を着用する。 6.漏出時の措置 人体に対する注意事項/ 保護具及び緊急時措置: 環境に対する注意事項: 封じ込め及び浄化の 方法・機材: 二 次 災 害 の 防 止 策: 作業の際には適切な保護具(手袋、保護マスク、長靴、ゴーグル等)を着用する。 ポリマー 河川・湖沼等へ流入すると少量でも広範囲にわたり白濁させる。 河川・湖沼等公共水域及び下水への流入は絶対に避ける。 流入した河川から飲料水を取水している場合、流れ去るまで取水を中止して もらう。 パウダー 飛散しないよう注意し、掃除機等で吸引し回収する。 漏出した製品や洗浄水が河川等へ排出され、環境に影響を起こさないように 注意する。 ポリマー 少量の場合、乾燥砂・土・ウエス等に吸収させ回収する。 多量の場合、まず土嚢や周囲にある土砂等で拡散を防止し、スコップまたは 吸引機などで空容器に回収する。 漏出物の上をむやみに歩かないこと。 7.取扱い及び保管上の注意 取 扱 い 上 の 注 意: 保 管 上 の 注 意: 取扱いは、出来るだけ密閉された装置、機器を使用し、局所排気装置を設置するなど 換気の良い場所で行なう。作業は出来るだけ風上から行なう。 取扱い時には防塵マスク・保護手袋・保護眼鏡等適切な保護具を着用する。 パウダーは水と接触するとアルカリ性(pH12~13)を呈し、眼、呼吸器及び継続的な皮膚 接触により刺激する場合がある。 ポリマー 換気のよい屋内(5~35℃)で容器を密閉して保管すること。 禁水性物質と同一場所での保管は避ける。 パウダー 湿気、直射日光を避け、屋内でパレット上などに置くなど床面より離した状態で 保管する。 セメンテックス CMS-507W (4/6) 8.暴露防止及び保護措置 設 備 対 策: 管 許 理 容 濃 濃 度: 度: 屋内で作業する場合は、集塵装置または換気装置を備え、粉塵濃度が許容量以下になる ようにする。 取扱い場所の近くに洗眼、水洗設備を設置することが望ましい。 パウダー 労働安全衛生法・作業環境評価基準 3.0 ㎎/m3 パウダー 日本産業衛生学会(2008 年) 第2種粉塵 吸入性粉塵 1 ㎎/m3 総粉塵 4 ㎎/m3 吸入性結晶質シリカ 0.03 ㎎/m3 保護具 目 の 保 護 具: 手 の 保 護 具: 呼 吸 器 の保 護 具: 皮膚及び身体の保護具: ゴーグルタイプの保護眼鏡 ゴム又は樹脂製の保護手袋 防塵マスク 皮膚を直接曝させないような長袖、長ズボンの保護衣を着用することが望ましい。 保護長靴、エプロン 適 切 な衛 生 対 策: 作業後、手をよく洗い、うがいをしてから喫煙、飲食等をする。 9.物理的及び化学的性質 形 状: 色 : 臭 い ( 臭 い の 閾 値 ): ポリマー 液体 パウダー 粉体 ポリマー 乳白色 パウダー 灰色 ポリマー 特異なにおいがある。 パウダー 無臭 p H: ポリマー 6.5~8.5(20℃) 融 点 / 凝 固 点: ポリマー データなし 沸 引 火 点: ポリマー データなし 点: ポリマー 示さず 自然発火温度(発火点): ポリマー 該当しない 燃 焼 又 は 爆 発 範 囲: ポリマー データなし 比 重 ( 相 対 密 度 ): ポリマー 約 1.0g/㎝3 溶 ポリマー 水可溶 解 性: そ の 他 の デ ー タ: パウダー 12~13(水と接触した場合) パウダー データなし ポリマー 粘度 1~5mPa・s(20℃) 10.安定性・反応性 安 定 性: 通常の保管・取扱い条件で安定。 反 応 性: パウダー 水と反応して固化する。 危険有害な分解生成物: ポリマー データなし パウダー 該当しない セメンテックス CMS-507W (5/6) 11.有害性情報 急性毒性 経 口: 経 皮: 吸 入 ( 粉 塵 ): ポリマー 区分外 ポリマー 区分外 ポリマー データなし パウダー<シリカ> 分類できない パウダー<シリカ> データなし パウダー<シリカ> データなし 皮 膚 腐 食 性 / 刺 激 性: ポリマー データなし パウダー<シリカ> データなし 眼に対する重篤な損傷性/ 刺激性: ポリマー データなし パウダー<シリカ> 分類できない 呼 吸 器 感 作 性: ポリマー データなし パウダー<シリカ> データなし 皮 性: ポリマー データなし パウダー<シリカ> データなし 生 殖 細 胞 変 異 原 性: ポリマー データなし パウダー<シリカ> 区分外 発 性: ポリマー データなし パウダー<シリカ> 区分1A 性: ポリマー データなし パウダー<シリカ> データなし ポリマー データなし パウダー<シリカ> 区分1(呼吸器系) ポリマー データなし パウダー<シリカ> 区分1(呼吸器系、腎臓) ポリマー データなし パウダー<シリカ> データなし 生 膚 感 が 殖 作 ん 毒 特定標的臓器/ 全 身 毒 性 (単 回 暴 露 ): 特定標的臓器/ 全 身 毒 性 (反 復 暴 露 ): 吸 引 性 呼 吸 器 有 害 性: 局 部 果: 効 パウダー 水と接触するとアルカリ性(pH12~13)を呈し、眼、鼻、皮膚に対し刺激性が ある。 12.環境影響情報 生 態 毒 性: ポリマー <製品の情報>データなし <成分の情報>fish LC50=0.7 ㎎/L(類似品のデータ)(非イオン型界面活性剤) (SDA) 類似品のデータ、Fathead minnow、96h、LC50:1.2 ㎎/L(イオン型 界面活性剤)(A.D.Little,Vol 1,Part2,1991,p.V-6) パウダー 接触水はアルカリ性を呈するので、環境に影響を及ぼさないように注意する。 残 留 性 / 分 解 性: ポリマー データなし パウダー データなし 生 性: ポリマー データなし パウダー データなし 土 壌 中 の 移 動 性: ポリマー データなし パウダー データなし 他 の 有 害 影 響: 知見のない項目が多いので、一般環境内への廃棄は行なわない。 体 蓄 積 13.廃棄上の注意 残 汚 余 染 廃 棄 容 物: 器: 都道府県知事の許可を受けた産業廃棄物処理業者と委託契約して処理をする。 パウダー 洗浄水等は、凝集沈殿処理により洗浄してから排出すること。 内容物を完全に除去した後に都道府県知事の許可を受けた産業廃棄物処理業者と委託 契約して処理をする。 セメンテックス CMS-507W (6/6) 14.輸送上の注意 輸送の特定の安全対策 及び条件: 国 内 規 制: 国 際 規 制 陸 上 輸 送: 海 上 輸 送: 航 空 輸 送: 国 連 番 号: 国 連 分 類: 取扱い及び保管上の注意の項の記載に従うこと。 容器の破損、漏れのないことを確かめ、衝撃、転倒、落下、容器破損のないように積み 込み、荷崩れ防止を確実に行う。 適用法令を参照 ポリマー RID(欧州危険物鉄道輸送規則)、ADR(欧州危険物道路輸送協会)に従う。 ポリマー IMDG(国際海上危険物規則)に従う。 ポリマー ICAO-TI(国際民間航空条約技術指針)/IATA-DGR(国際航空輸送協会危険物 規則)に従う。 分類基準に該当しない 分類基準に該当しない 15.適用法令 消 防 法: 労 働 安 全 衛 生 法: じ ん 肺 法: 非危険物 ポリマー 通知対象物質に該当しない。 パウダー<シリカ> 労働安全衛生法 第 57 条の 2、施行令第 18 条の 2 別表第 9、 政令番号 第 312 号、法第 22 条、粉塵障害防止規則別表第 1 パウダー 第2条施行規則別表 粉じん作業 16.その他情報 引 用 文 献 化学工業日報社「労働安全衛生法 MSDS 対象物質全データ(改訂第 2 版)」 各原材料製造会社の製品安全データシート 本データシートは作成時または改訂時において、製品及びその組成に関する最新の情報(危険有害性情報・取扱い情報) を集めて作成しておりますが、全ての情報を網羅したものではなく、新たな情報を入手した場合には追加・修正を行い改訂 いたします。 また、本データシートに記載のデータは、その製品を代表する値であり、保証値ではありません。本製品を当社が認めた材 料以外のものとの混合、当社が認めた仕様以外の特殊な条件で使用する場合には、使用者において安全性の確認を行っ て下さい。
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