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平成22年度
<学校説明会の概要>
1.学校経営方針
◆学校が楽しい・・・学校が大好き
①自分の居場所がある学校「自分の意志で通う学校」「意欲を持って通う学校」
・様々な教育活動の中で持ち味を発揮できる=居場所がある
「認められる」⇒「存在価値の自覚」(子ども同士、子どもと教師のかかわり)
②学ぶ力を育む学校
・基礎基本をしっかりと身につける
☆学校文化を大切に
☆子どものための楽しい学校
☆教職員の共通理解・意識、共有
「読み・書き・計算」「判断力」「創造力」⇒「問題解決能力」
③人間味ある温かい学校
・他人の心を感じ取る心・自他の生命や人格を尊重する心
「あいさつ」
「やくそく」
「きまり」⇒「共に生きていく態度の育成」
2.本年度の重点目標 「学ぶ喜びが広がる学校の創造」
子供にとって「楽しい学校」とは、所属感に包まれ、自らの自覚に立って学び、自分の力でより
よい生活を築き上げていくことができる学校であるといえます。
○一人一人が理解され、生かされる学校
・子供同士、子供と教師の心のふれ合い⇒児童理解を深め、個性が発揮される場として機能
・自分の成長を促進する自己評価能力を身につける
・集団での活動や遊びを通し、異なる立場を認め、自分の活動を変化させる
○「個に応じる指導」の充実
・問題解決的な学習⇒個々の問題解決への指導、粘り強く追求する力の育成に力点
・体験活動を通し、思考力・判断力・表現力を身につける
・TTの実践や指導方法の改善
○心の教育の充実
・道徳教育や人権教育の推進、自然との共存を学ぶ
・思いやりや規範意識、基本的な生活習慣を育む学びの場づくり
札幌市立藤の沢小学校
〒005-0849 札幌市南区石山528番地
TEL 011-591-8158・FAX 011-591-4937
http://www.Fujinosawa-e.sapporo-c.ed.jp
3.日々の学習や活動で意識したいこと
<平成22年度重点的に取り組むこと>
H19:ほめるUP+きびしさ H20:ほめるUP+きびしさ+みとめる⇒目指す学校「楽しい学校」・「けじめある学校」
◎昨年度までのほめるUP+きびしさとみとめるの両輪の考え方は念頭に置き、「けじめある生活」
を送り、子供が「楽しい」と思えるような学校=日常の学習や諸活動を目指したい。
○幼さ・甘え・主体性の弱さはあるが、認められることで
意識の高揚が図られてきた。自分の現状を知り(自己評
け
じ
め
あ
る
生
活
楽
し
い
学
校
価)、さらに高めよう(目標)とする子を育成したい。
○H22年度は、子供が授業の主体者であり生活の主体者
であるという観点から、個ならびに集団を育てるための
日常の取組に目を向けたい。その子のよさ・頑張れた
面・指導すべき点を適時評価し、教師も子ども同士も認
め合い・支え合う雰囲気作りに努める。
○また、1年間を見通した取組の柱と4節を設定して、具
体的に取り組めるようにする。
・その子なりのがんばり、成長を認める。
・自分で考え自分で守ろうという意識。
・認め合い、支え合う集団作り。
4月は基本的なところから取り組む。
『楽しい学校』&『けじめある生活』に向けて
<学習面>
授業が楽しい
<生活面>
主体的に続ける姿勢
<学級作り>
認め合う風土
・課題解決的な学習や自力解決
・「きちんとした言葉遣い」「しっ
・児童会活動、学級単位での自
の時間の保障などにより、参加
かり伝えること」ができるように
主的な取組を広め、協力した
意識が高まるような授業作り。
今後とも指導していく。
り参加したり、認めたりする集
・その子なりの達成感が味わえ
・自分から明るくあいさつし、廊下
るような目標の持たせ方や、評
歩行をはじめ日常生活の約束
・仲間と協力して作り上げること
価の工夫。
を意識し、主体的に守ろうという
の素晴らしさや楽しさが実感で
姿勢を定着させたい。
きるような場作りや、活動に対
・学年に応じた学習のルールを
定着させ、自ら学習に向かう習
・生活の目標を持たせ、常に意
慣をつけるよう努力させる。(家
識していけるよう、日頃から働
庭での取組も奨励)
きかける。(学習面においても)
団を作る。
する支援・評価を積み重ねる。
学級で・各部(行事等)で・児童会活動(クラブ・委員会)で……実践~評価
4.TT(協力教授)
本 校 T T の 最 大 の ね ら い 「個 に応 じる指 導 」の充 実
子どもの課題への対応の幅が広がる より細かな子どもへの支援が可能
各 学 級 週 2~ 4 時 間 程 度
算数を中心に実施(ほかにも生活科、藤の沢タイムなど)
課題解決や習熟の場面での個々の子どもたちへの対応な
ど、各担任と打合せをもちながら、一層の充実をめざして
い ま す 。本 年 度 は 、特 に 、子 ど も の 自 力 解 決 の 時 間 の 指 導 ・
支援に力点をおいていきます。
5.藤の沢の地域を生かして
伝統行事:愛鳥祭
本 校 で は 、 小 鳥 の 村 を 中 心 と し た 四 季 お り お り の 自 然 や 「福 祉 の 町 藤 野 地 区 」を 学 習
の対象とすることができます。内容は、本校独自のカリキュラムで実施しています。
生活科例
◆
◆
◆
◆
◆
藤 の 沢
タイム例
学
習
も
あ
り
ま
す
。
各
学
年
、
パ
ソ
コ
ン
の
1
年
花いっぱいになぁれ、ナシの収穫
小鳥の村の観察
春、夏、秋;草花、木の実を使って
冬(歩くスキー、冬の鳥)
動物園へ行こう
学校・公園たんけん
雪や氷で遊ぼう
3
年
見つけよう
◆ 小鳥の村活動
◆ エダマメ博士
4
年
自分とのかかわり
◆
◆
◆
◆
◆
2
年
とびだせ小鳥の村たんけんたい
春、夏、秋、冬
野菜を育てよう、サクランボ狩り
を生き物飼おう
サケって どんな魚?
みんなでつくろうフェスティバル
5
年
挑戦しよう!
◆ むくどりホーム ◆ ライスワールド
お手伝い隊
6
年
人とのつながり
◆ 1年生と仲良し
田植え、収穫、
◆ 藤野の歴史
◆ 白鳥園へ行こう
◆ 小鳥の村活動
お米博士
◆ 小鳥の村活動
◆ 小鳥の図鑑作り
◆ 白鳥園へ行こう
米の研究発表会
◆ 修学旅行で見つ
◆ 昔の遊びに挑戦
◆ リュージュ体験
(植物の1年観察) ◆ 小鳥の村活動
◆ めざせ畑の博士
◆ 環境と情報
けよう
◆ 自分史を作ろう
☆森林遊びサポートセンターやリュージュ連盟、むくどりホームや白
鳥園などの方々にもお世話になっています。
藤 の 沢 タ イ ム ( 総 合 学 習 ) は 、 子 どもが主 人 公 と な っ て 学 び を
進めます。子どもの興味関心をバネに、そこから生まれた課題意
識の追求を重視し、主体的な学習をめざすものです。
■人やものとコミュニケーションする力
■根気強く取組む継続する力
■自分から取組む主体的な態度
■自分のしたいことをみつけて活動する問題解決の能力
を育てています。
<1年間を見通したサイクル(2期4節)と学級、行事・児童活動>
毎月全校朝会
期 節
4月
<学級を開く>
学習開始
集団行動
5月
前 Ⅰ 運動会への取組
6月
遠足=集団行動
学級集団行動へ
の取組
入学式
学習の構え
日常生活
自主的取組
※学校生活のリズムを作る
(基本的な生活・学習習慣を
身に付けさせる)
・着席、ノート指導、発言
・整列、行進(集団行動)
・約束、ルールを守る
期 Ⅱ
8月
9月
通知表配付
1年生を迎える会
愛鳥祭
(北方自然教育園)
(種まき)
運動会
遠足
7月
個人懇談①
学校行事
児童活動
中心課題の柱
学 級
※子供が活動する場・認め
合う風土を作る
(学習・生活・友達関係な
どすべきことを自覚させ
て行動させる)
・積極的に活動・表現する
・集団で行動
6年修学旅行
小鳥の村大冒険
<夏休み>
5年滝野宿泊学習
各学年現地学習
10月
学習発表会へ
の取組
11月
後 Ⅲ
12月
(北方自然教育園)
(収穫)
※子供のよさ・集団の力を伸
ばす
(積み重ねてきたことを表
現させたり、挑戦させる)
・学習発表会の取組
・学習への積極的な関わり
学習発表会
個人懇談②
<冬休み>
1月
卒業式への取組
2月
期
Ⅳ
3月
通知表配付
<学級を閉じる>
※子供の意識を次の学年
につなげる
(1年間を振り返り、自分
の成長を確かめる)
・1 年間のまとめ活動
・卒業式の取組
・進級・進学の目標
次年度へ
スキー学習
6年生を送る会
卒業式