人工呼吸管理業務 人工呼吸器は生命維持管理装置の一つであり、自力

○人工呼吸管理業務
人工呼吸器は生命維持管理装置の一つであり、自力で呼吸ができない患者さんや呼吸の弱
い患者さんに装着し、呼吸の代行もしくは補助を行う装置です。当院では新生児集中治療
室をはじめとする全ての病棟で使用されており、現在 11 機種 43 台の人工呼吸器を管理し
ています(2016 年 1 月現在)。
臨床工学技士は人工呼吸器の日常点検や定期点検計画の立案・実施といった管理業務以外
に、臨床においては医師や看護師と連携して人工呼吸器導入のサポートを行っています。
また、看護師を対象とした人工呼吸器勉強会を積極的に実施しています。在宅人工呼吸器
を装着して退院される患者さんの御家族には、看護師や理学療法士など多職種と連携して
患者さんだけでなく御家族も安心して退院できるように、人工呼吸器の取扱方法の説明な
どのサポートを行っています。
図:非侵襲的人工呼吸器導入の様子