「バス情報のオープンデータ化」に向けた協定を締結しました

第15-04号
2015年9月15日
~分りやすいバスのご利用を目指して~
「バス情報のオープンデータ化」に向けた協定を締結しました
埼玉県協力のもと、当社バスロケデータ情報を提供
西武バス株式会社(本社:埼玉県所沢市
社長:池田
敦、以下「西武バス」といいます。)は、
埼玉県と連携して取り組んでいる「出歩きやすいまちづくり」の一環として、西武バスのバスロケ
ーションシステム(※1)のリアルタイム情報を、誰もが利活用できる「オープンデータ」として
埼玉県へ提供するため、2015年9月15日に、埼玉県およびバス事業者2社と「バス情報のオ
ープンデータ化」に向けた協定を締結しました。
これは、埼玉県が埼玉県内のバス事業者ごとにバラバラになっている運行情報を集約し、バス路
線に関する情報をスマートフォンなどに提供するサービスを展開することで、バスご利用のお客さ
まが簡単にバス路線に関する情報を検索することが可能となるものです。
西武バスとバス事業者2社が提供した「オープンデータ」は、埼玉県により、NFC(※2)の
機能が搭載されたスマートフォンをバス停留所などに貼られたステッカーにかざすだけで、バスの
接近情報がわかるサービスとして利活用されます。
2015年10月下旬よりさいたま市一部のバス路線に関する情報を埼玉県に提供し、今後も順
次、対象路線を増やしていく予定です。
西武バスでは、2015年2月より埼玉県と連携して「出歩きやすいまちづくり」の社会実験に
参加しておりましたが、今回の「バスオープンデータ化」に向けた協定の締結にともない、埼玉県
とより一層の連携を図り、電車並みに使いやすいバスを目指していくとともに、西武グループのス
ローガンである「でかける人を、ほほえむ人へ。」のもと、今後も積極的に新しいサービスの提供
に努めてまいります。
詳細は別紙の通りです。
【別紙】
「バス情報のオープンデータ化」事業の概要
1.
2.
3.
埼玉県と協定を締結したバス事業者

西武バス株式会社

東武バス株式会社

株式会社ライフバス
公開する主な情報

時刻表情報

停留所情報

料金情報

リアルタイム情報(位置情報、停留所到着予定時分)など
「バス情報オープンデータ」の実施スケジュール
(1)2015年10月下旬に開始予定の路線

大宮駅西口~西遊馬~川越グリーンパーク

大宮駅西口~佐知川原

本川越駅~川越駅東口~川越グリーンパーク
※ 開始日は改めてお知らせいたします。
(2)2016年3月までに開始予定の路線
大宮駅西口発着路線のうち、さいたま市内区間
※ 開始日は改めてお知らせいたします。
※ 上記以外の路線については、2016年度以降順次拡大していきます。
(※1)バスロケーションシステム
「バスが今どこにいるのか」
「バスがあと何分でくるのか」などの情報がパソコンや情報携帯端
末、主要駅の案内表示などでわかるシステムです。
(※2)NFC(near field communication)
近距離通信の国際標準規格であり、10cm 程度の距離で、かざすだけでデータ通信ができるシ
ステムです。近年発売されたスマートフォンなどの多くに、標準で搭載されています。NFC機
能は、ほとんどの場合初期設定で利用可能となっていますが、利用できない場合は各機種の取扱
い説明書をご確認いただくか、通信事業会社にお尋ねください。
以上