Ⅰ 現代の性(Gender)理解は、混乱している。

WiseUpConference2015 分科会「聖書の語る兄弟の役割」
Ⅰ 現 代 の 性 ( Gender) 理 解 は 、 混 乱 し て い る 。
ⅰ ) 性 の 単 純 化
男女の違いを単純化して理解する多くの情報あり。(PPT 参照)
ⅱ ) 性 の 多 様 化
フェイスブックが性別多様化、50種類の選択肢
-CNN news
性別は自分で決定、「第3の性」認める インド最高裁
-CNN news
→自分の性は、自分で決める時代。LGBT は身近な問題に。
Ⅱ 神 の 創 造 さ れ た 性 ( Gender) に は 秩 序 が あ る 。
ⅰ ) 男 も 女 も 完 全 に equal( 同 等 ) で あ る 。
神は人と男と女に造った
男も女も神に似せて、神のイメージに造られた。(創世記 1:26-28) 男と女で神の栄光を現わすように造られた。
→特質、尊厳、価値において、男も女も神の前に完全に equal である。
ⅱ ) 男 と 女 の 役 割 に は 違 い が あ る 。
男と女には違いがある(創世記 2:7、15-24)
男が最初に造られ、神に名前を与えられた(2:5、5:2)
男は、神から命令と使命を受けた。(2:16)動物に名前をつけたのも男。(2:19)
男は神の言葉を聞き、世界に対してリーダーシップ(指導的役割)を取る。
神は男に女の名前をつける権利を与えた。
女は男のために造られた(創世記 2:18)
女は男から造られた(創世記 2:21)
創世記 2:18
助け手(Helper、エゼル)が女性の役割 神はイスラエルの助け手(詩篇 121 篇)
→男はかしらとして、女は、助け手として、協力して、使命を果たす。
Ⅲ 兄弟の役割は、教会でのリーダーシップである。
主は男とならなければならなかった。
12 弟子は全員男だった。
ⅰ ) 恵 み の 時 代 の ク リ ス チ ャ ン の 使 命 は 、「 教 会 の 建 て 上 げ 」 で あ る 。
わたしは、わたしの教会を建てる(マタイ 16:18)
私たちは、神の協力者(Ⅰコリント 3:9)
賜物は、キリストのからだを建て上げるために与えられている(エペソ 4:12)
あ)福音宣教(未信者→信者)
い)弟子訓練(信者の成長)
2015/11/23 N.Miwata@経堂キリスト集会
WiseUpConference2015 分科会「聖書の語る兄弟の役割」
ⅱ ) 兄 弟 の リ ー ダ ー シ ッ プ は 、 思 い や り の あ る し も べ と し て の リ ー ダ ー シ ッ プ で あ る 。
兄弟のリーダーシップには秩序がある。
男のかしらはキリスト
女のかしらは男
キリストをかしらにしていない兄弟のリーダーシップは不健全。
主の権威を奪わない→みことばに忠実。自分の王国をつくらない。
(独善的にならない)
Ⅳ リーダーシップは一日にしてならず(実際的訓練の勧め)
ⅰ ) 関 係 に 生 き る 男 に な ろ う 。( 人 格 の 成 長 )
あ)神との関係
・みことばの理解は去年よりも今年、進んでいるだろうか?
・神さまへの愛は深められているだろうか。(時間とお金の使い道で確認)
い)人との関係
・権威者(テトス 3:1 目上の人、上司、長老との関係)
・両親(エペソ 6:2)
・異性(Ⅰテモテ 5:2 フレンドシップの保持)
ⅱ ) 責 任 を 取 る 男 に な ろ う 。
「世界は強い男性、すなわち、信念が強く、導く能力にたけ、しっかり立ってどんな苦しみに
も揺るがされない、そのような強い男性たちの出現を叫び求めています。神から男として造ら
れたことを喜び、そうすべき時には喜んで、堂々と肩を張り、男としての責任を担おうとする
男性。そんなことをすれば、しばしば蔑みを買うことになるこの世の中において、どうかあな
たがそのような男性のひとりとなりますように。」
(エリザベス・エリオットが甥に送った手紙)
・受身でなく、攻撃的(高圧的)でない。
・リーダーであり、しもべ。
・決断力があり、他の人の意見に耳を傾ける。
ⅲ ) さ あ 、 今 日 か ら 訓 練 を は じ め よ う 。
あ)リードするという訓練
日曜学校や青年会のための計画、アイデアの提案、交わりの話題の提供など。
真にリードするためには「聞く」ことが重要。複数のアイデアが出た時は、それぞれ
の意見をまとめ、総意を取るというのもリードの奉仕。
「みなさんは、何がしたい?」はリードではない。
リーダーは勝手に決めて報告するのではない。決めるプロセスを決める。報告責任。
い)実際に働くという訓練
礼拝での祈り、集会のための椅子並べ、相談時の資料作成。
喜んで働く。(不機嫌の罪に陥らない。)
以上
2015/11/23 N.Miwata@経堂キリスト集会