H 2 9 . 1 2 . 3 1 原 群 議 務 5 年 第 保 9 存 号 平 成 2 9 年 1 月 6 日 各 所 属 長 殿 群 馬 県 警 察 本 部 長 群馬県警察臨時雇用者取扱要領の制定について(通達) この度、別添のとおり群馬県警察臨時雇用者取扱要領を改正したので、 事務処理上誤りのないよう配意されたい。 なお、群馬県警察臨時雇用者取扱要領の制定について(平成26年6月 20日付け群務第365号通達)は、廃止する。 Ⅰ X x 04 群馬県警察臨時雇用者取扱要領 (趣旨) 第1条 この要領は、群馬県警察における臨時雇用者の種類、雇用手続及び勤務条件等に 関して必要な事項を定めることを目的とする。 2 この要領に定めのない事項については、労働基準法(昭和22年法律第49号)その 他の関係法令に定めるところ及び群馬県警察処務に関する訓令(平成11年群馬県警察 本部訓令甲第7号)、群馬県警察の服務に関する訓令(平成11年群馬県警察本部訓令 甲第6号)その他関係規定の例による。 (定義) 第2条 この要領において、臨時雇用者とは、地方公務員法(昭和25年法律第261 号)第17条第1項の規定に基づき任用する非常勤の職員をいう。 (種類) 第3条 臨時雇用者の種類は、次の各号に掲げるとおりとし、それぞれ当該各号に掲げる 臨時雇用者とする。 (1) 第1種臨時雇用者 1週間の勤務日数が5日以内かつ1日の勤務時間が5時間以内とされる臨時雇用者 (2) 第2種臨時雇用者 1月の勤務日数が14日以内かつ1日の勤務時間が7時間45分とされる臨時雇用 者 (3) 第3種臨時雇用者 1週間の勤務時間が29時間とされる臨時雇用者 (4) 第4種臨時雇用者 1週間の勤務時間が第38時間45分かつ1日の勤務時間が7時間45分とされる 臨時雇用者(第5種臨時雇用者を除く。) (5) 第5種臨時雇用者 1週間の勤務時間が38時間45分かつ1日の勤務時間が7時間45分とされる臨 時雇用者で、職員の分娩休暇等(分娩休暇又は育児休業をいう。以下同じ。)又は休 職等(休職又は6月以上の病気休暇をいう。以下同じ。)の期間中に、その代替とし て雇用される者 (雇用権者) 第4条 臨時雇用者を雇用する者(以下「雇用権者」という。)は、所属長とする。 (雇用方法) 第5条 臨時雇用者の雇用は、選考によるものとし、面接、勤務実績その他の適宜の方法 よる能力の実証を経て行うものとする。 (公募) 第6条 雇用権者は、臨時職員の選考に当たっては、公共職業安定所への求人の申込みに よる公募(以下単に「公募」という。)を行うものとする。ただし、次の場合は、この 限りでない。 (1) 雇用期間の更新(第10条の規定により現に臨時雇用者に雇用されている者の雇用 期間が満了した後、引き続き同一の臨時雇用者を雇用することをいう。以下同じ。) を行う場合 (2) 警務部警務課長(以下「警務課長」という。)が公募を行う必要がないと認めた場 合 2 雇用権者は、公募を行う場合は、応募者に次の事項を記載した履歴書を提出させるも のとする。 (1) 氏名、生年月日、現住所及び連絡先 (2) 学歴・職歴 (3) 免許・資格 (4) 通勤方法及び通勤時間 (5) その他必要な事項 (勤務条件の明示) 第7条 雇用権者は、臨時雇用者を雇用する場合は、賃金、勤務場所、従事する業務、勤 務時間、その他の勤務条件を明らかにするための雇用通知書(別記様式第1号)を臨時 雇用者に交付して、勤務条件を明示するものとする。この場合において、当該雇用通知 書には、雇用期間の更新の有無及びその判断基準を記載するものとする。 (雇用期間等) 第8条 2 臨時雇用者(第4種臨時雇用者を除く。)の雇用期間は、1年度以内とする。 第4種臨時雇用者の雇用期間は、1年度以内かつ雇用の日から起算して11月以内と する。 3 前2項の規定にかかわらず、新規雇用(公募を経て雇用することをいう。以下同 じ。)をされた臨時雇用者(以下「新規雇用者」という。)の雇用期間は、1年度以内 かつ新規雇用の日から起算して3月以内とする。 (雇用期間の更新) 第9条 雇用権者は、現に雇用している臨時雇用者の前条の規定による雇用期間が満了す る場合において、当該臨時雇用者が第5条の規定による選考(以下単に「選考」とい う。)に合格したときは、当該雇用期間(第4種臨時雇用者については、雇用期間が満 了した日から起算して1月を経過する日を含む。)に引き続き当該臨時雇用者を雇用す ることができる。 2 前項の規定により臨時雇用者を雇用する場合の雇用期間は、前条の例による。この場 合において、次の各号に掲げる臨時雇用者については、それぞれ当該各号に掲げる日を 超えてはならない。 (1) 第4種臨時雇用者 新規雇用の日から起算して3年を経過する日 (2) 第5種臨時雇用者(職員の分娩休暇等の期間中に、その代替として雇用される者に 限る。) 当該臨時雇用者が代替する職員の分娩休暇等が終了する日。ただし、当該職員が分 娩休暇等の期間中に次子を出産し、新たに分娩休暇等を取得した場合は、新規雇用の 日から起算して3年を経過する日又は当該臨時雇用者が代替する職員の分娩休暇等が 終了する日のいずれか早い日 (3) 第5種臨時雇用者(職員の休職等の期間中に、その代替として雇用される者に限 る。) 新規雇用の日から起算して3年を経過する日又は当該臨時雇用者が代替する職員の 休職が終了する日のいずれか早い日 (再雇用) 第10条 雇用権者は、前条第2項後段の規定による雇用期間を満了した第4種臨時雇用 者又は第5種臨時雇用者については、当該雇用期間の満了後1月以上経過し、かつ、公 募による選考に合格したときに限り、第4種臨時雇用者又は第5種臨時雇用者として再 度雇用することができるものとする。ただし、第6条第2号の規定により警務課長が公 募を行う必要がないと認めた場合は、公募を行わないことができる。 (人事評価) 第11条 雇用権者は、別に定めるところにより、臨時雇用者の人事評価を行うものとす る。 2 雇用権者は、人事評価については、人事管理の基礎として活用するとともに、その結 果に応じた措置を講ずるものとする。 (勤務時間等) 第12条 臨時雇用者の勤務時間及び勤務日数は、第3条各号の臨時雇用者ごとにそれぞ れ当該各号に規定する勤務時間及び勤務日数とする。 2 臨時雇用者の勤務日及び始業・終業時刻は、雇用権者が定めるものとし、雇用通知書 に明示するものとする。ただし、雇用権者は、公務の必要によりやむを得ない事情があ る場合は、雇用通知書で定めた始業・終業時刻を変更することができる。 3 臨時雇用者の休憩時間は、勤務時間が6時間を超える場合は、少なくとも1時間を勤 務時間の途中に与えるものとする。 (休日) 第13条 臨時雇用者の休日は、1週間(日曜日から土曜日までの7日間をいう。)にお いて、少なくとも1日とし、雇用通知書に明示するものとする。ただし、雇用権者は、 公務の必要によりやむを得ない事情がある場合は、雇用通知書で定めた休日を変更する ことができる。 (有給休暇) 第14条 臨時雇用者の有給休暇は、次のとおりとする。 (1) 年次有給休暇 (2) 夏季休暇 (3) その他の有給休暇 (年次有給休暇) 第15条 2 年次有給休暇は、別表により付与するものとする。 年次有給休暇の単位は、1日又は1時間とする。ただし、1時間を単位とする年次有 給休暇は、残りの勤務時間について勤務する場合に与えるものとする。 3 年次有給休暇の残日数の全てを使用しようとする場合において、当該残日数に1時間 未満の端数があるときは、当該残日数の全てを使用することができる。 4 1時間を単位とする年次有給休暇を日に換算する場合は、当該年次有給休暇を与えら れた者の勤務日の勤務時間(1時間未満の端数があるときはこれを含めた時間)をもっ て1日とする。ただし、各勤務日のあらかじめ定められた勤務時間が勤務日によって異 なるときは、当該勤務時間のうち最長の時間(1時間未満の端数があるときはこれを含 めた時間)をもって1日とする。 (夏季休暇) 第16条 夏季休暇は、1週間の所定勤務日数が4日以上の者(4日の者は、1週間の所 定勤務時間が29時間の者に限る。)のうち、7月から9月までの間に在職する者に対 しては、7月、8月及び9月にそれぞれ1日及び7月から9月までの間に1日を付与す るものとする。ただし、年次有給休暇が年間15日以上与えられる者については、7月、 8月及び9月にそれぞれ1日とする。 2 夏季休暇の単位は、1日とする。 (その他の有給休暇) 第17条 その他の有給休暇は、次の各号に掲げる場合において、それぞれ当該各号に掲 げる期間を付与するものとする。 (1) 選挙権その他公民としての権利行使の場合 その都度、必要と認める期間 (2) 裁判員、証人、鑑定人、参考人等として国会、裁判所、地方公共団体の議会その他 官公署へ出頭の場合 その都度、必要と認める期間 (3) 公務上の傷病若しくは通勤による傷病(群馬県議会の議員その他非常勤の職員の公 務災害補償等に関する条例又は労働者災害補償保険法に規定する傷病をいう。)のた め、療養する必要があり、その勤務しないことがやむを得ないと認められる場合 必要と認められる期間 2 前項第3号の規定による休暇のうち、3日を超える期間は、無給とする。 (無給休暇等) 第18条 臨時雇用者の有給休暇以外の休暇、休業等は、次のとおりとし、これを無給と する。 (1) 産前産後休暇(労働基準法(昭和22年法律第49号)第65条に規定する産前産 後休暇をいう。以下同じ。) (2) 育児時間(労働基準法第67条に規定する育児時間をいう。以下同じ。) (3) 生理休暇(労働基準法第68条に規定する生理休暇をいう。以下同じ。) (4) 介護休暇(育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法 律(平成3年法律第76号)以下「育児・介護休業法」という。)第61条第3項に 規定する介護休業をいう。以下同じ。) (5) 子の看護休暇(育児・介護休業法第61条第7項に規定する子の看護休暇をいう。 以下同じ。) (6) 短期介護休暇(育児・介護休業法第61条第11項に規定する短期介護休暇をいう。 以下同じ。) (7) 育児休業(地方公務員の育児休業等に関する法律(平成3年法律第110号。)以 下「育児休業法」という。)第2条に規定する育児休業をいう。以下同じ。) (8) 部分休業(育児休業法第19条に規定する部分休業をいう。以下同じ。) (産前産後休暇等) 第19条 産前産後休暇は、産前6週及び産後8週の期間内で付与するものとする。 2 育児時間は、1日2回、それぞれ30分付与するものとする。 3 生理休暇は、必要な期間付与するものとする。 (介護休暇等) 第20条 介護休業は、次の各号のいずれにも該当する者に対して、連続する3月の期間 内で付与するものとする。 (1) 1年以上継続勤務していること。 (2) 介護休業の初日から起算して93日経過日を超えて引き続き雇用されることが見込 まれること。 (3) 93日経過日から1年を経過するまでに雇用期間が満了し、かつ、雇用更新されな いことが明らかでないこと。 2 子の看護休暇は、次の各号のいずれにも該当する者に対して、1の年度において5日 を付与するものとする。ただし、対象となる子(臨時雇用者が養育する小学校就学前の 子をいう。以下この項において同じ。)が2人以上の場合は、10日を付与するものと する。 (1) 1週間の所定勤務日数が3日以上あり、かつ、6月以上継続勤務していること。 (2) 負傷し、若しくは疾病にかかった子の世話又は疾病の予防を図るために必要な世話 (予防接種(予防接種法(昭和23年法律第68号)に定める定期の予防接種以外の ものを含む。)や健康診断を受けさせることをいう。)をすること。 3 短期介護休暇は、次の各号のいずれにも該当する者に対して、1の年度において5日 を付与するものとする。ただし、対象となる要介護者(負傷、疾病又は身体上若しくは 精神上の障害により2週間以上の期間にわたり日常生活を営むのに支障がある者(臨時 雇用者の配偶者、父母、子又は配偶者の父母に限る。)をいう。以下同じ。)が2人以 上の場合は、10日を付与するものとする。 (1) 1週間の所定勤日数が3日以上であり、かつ、6月以上継続勤務していること。 (2) 要介護者の介護又は通院等の付添い、介護サービスの提供を受けるために必要な手 続の代行等要介護者の必要な世話をすること。 4 前2項に規定する休暇の単位は、1日又は1時間とする。 (育児休業等) 第21条 育児休業は、育児休業法、職員の育児休業等に関する条例(平成4年群馬県条 例第1号。以下「育児休業条例」という。)その他の関係規定の定めるところに準じ、 次の各号のいずれにも該当する者に対して、原則として、子が1歳に達するまでの期間 内で付与するものとする。 (1) 1年以上継続勤務していること。 (2) 子が1歳に達する日を超えて、引き続き雇用されることが見込まれること。 (3) 1週間の勤務日が3日以上又は1年間の勤務日が121日以上であること。 2 部分休業は、育児休業法、育児休業条例その他の関係規定の定めるところに準じ、次 の各号のいずれにも該当する者に対して、子が3歳に達するまでの期間内で付与するも のとする。 (1) 1年以上継続勤務していること。 (2) 1週間の勤務日が3日以上又は1年間の勤務日が121日以上であり、かつ、1日 の勤務時間が6時間15分以上であること。 (休暇等の手続) 第22条 第14条及び第18条に規定する休暇の手続については、常勤の職員(以下 「常勤職員」という。)の例に準じて行うものとする。この場合において、これらの手 続中、警察本部長の権限に属するものについては雇用権者の権限と、警察本部の幹部の 権限に属するものについては、臨時雇用者の属する所属の幹部の権限とする。 (欠勤) 第23条 臨時雇用者が、所定の勤務日又は勤務時間を勤務しない場合(第14条又は第 18条に規定する休暇等を取得した場合又は第34条の規定により職務専念義務の免除 を受けた場合を除く。)は、欠勤とし、欠勤分の賃金を減額するものとする。 (賃金) 第24条 2 賃金は、日額又は時間給とし、その額及び計算等は別に定める。 雇用権者は、賃金については、月の1日から末日までの勤務実績に基づき、その全額 を雇用権者が定める日に支給するものとする。 (退職) 第25条 臨時雇用者が、次の各号のいずれかに該当するときは退職とする。 (1) 死亡したとき (2) 雇用期間が満了したとき (3) 辞職を願い出て承認されたとき (解雇等) 第26条 次の各号のいずれかに該当する場合には、解雇する。 (1) 勤務実績が良くない場合 (2) 心身の故障のため、職務の遂行に支障があり、又はこれに堪えない場合 (3) 業務に必要な適格性を欠く場合 (4) 予算の減少その他やむを得ない事由のために臨時雇用者の減員の必要が生じた場合 (5) 職務上の義務に違反し、又は職務を怠った場合 (6) 臨時雇用者としてふさわしくない非行のあった場合 2 次の各号のいずれかに該当する場合には、失職する。ただし、第2号にあっては、当 該刑に係る罪を公務遂行中の過失又は通勤途上の交通事故により犯した者については、 情状により失職しないとすることがある。 (1) 成年被後見人及び被保佐人 (2) 禁こ以上の刑に処せられ、その執行を終るまで又はその執行を受けることがなくな るまでの者 (3) 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で 破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者 3 第1項の規定により、第8条の雇用期間の満了日前に臨時雇用者を解雇する場合は、 雇用権者は、少なくとも30日前に解雇予告通知書(別記様式第2号)を交付すること によりその予告をするものとする。 4 臨時雇用者が、前項の解雇の予告がされた日から退職の日までの間において、当該解 雇の理由について証明書を請求した場合は、雇用権者は、遅滞なく解雇理由証明書(別 記様式第3号)を交付するものとする。 (雇止め) 第27条 雇用権者は、新規雇用の日から起算して1年を超えて継続勤務している臨時雇 用者(あらかじめ当該雇用期間を更新しない旨明示されている者を除く。)について、 第8条の雇用期間を更新しないこととする場合は、少なくとも当該雇用期間の満了する 日の30日前までに、その予告をするものとする。ただし、労働基準法第20条第1項 後段の規定により30日分以上の平均賃金を支払うとき又は同条第3項の規定により行 政官庁の認定を受けたときは、この限りではない。 2 前項の場合において、雇用権者は、臨時雇用者が更新しないこととする理由について 証明書を請求したときは、遅滞なく雇止め理由証明書(別記様式第4号)を交付するも のとする。 (服務の宣誓) 第28条 雇用権者は、新規雇用者については、雇用権者又は雇用権者の指定する職員の 前において、群馬県職員の服務の宣誓に関する条例(昭和26年群馬県条例第4号)第 2条に規定する宣誓書に署名押印させなければならない。 (服務規律) 第29条 臨時雇用者の服務規律は、次のとおりとする。 (1) 県民全体の奉仕者としての職責を自覚し、職務の遂行に当たっては全力を挙げてこ れに専念すること。 (2) 職務を遂行するに当たっては、法令、条例、規則及び群馬県警察の訓令等に従い、 かつ、上司の職務上の命令に忠実に従うこと。 (3) 職の信用を傷つけ、又は職員の全体の不名誉となるような行為をしないこと。 (4) 職務上知り得た秘密を漏らさないこと。その職を退いた後も、また、同様とする。 (5) 法律、条例、規則又はこの要領に特別の定めがある場合を除き、その勤務時間及び 職務上の注意力の全てをその職務遂行のために用い、当該職務にのみ従事すること。 (6) 特定の政党その他の政治的団体の結成に関与し、若しくはこれらの団体の役員とな ってはならず、又はこれらの団体の構成員となるように、若しくはならないように勧 誘活動をしないこと。 (7) 特定の政党その他の政治的団体又は特定の内閣若しくは地方公共団体の執行機関を 支持し、又はこれに反対する目的をもって、あるいは公の選挙又は投票において特定 の人又は事件を支持し、又はこれらに反対する目的をもって、次に掲げる政治的行為 をしないこと。ただし、群馬県外においては、アからウまで及びオに掲げる政治的行 為をすることができる。 ア 公の選挙又は投票において投票するように、又はしないように勧誘運動をするこ と。 イ 署名運動を企画し、又は主宰する等これに積極的に関与すること。 ウ 寄附金その他の金品の募集に関与すること。 エ 文書又は図画を地方公共団体又は特定地方独立行政法人の庁舎(特定地方独立法 人にあっては、事務所。以下この号において同じ。)、施設等に掲示し、又は掲示 させ、その他地方公共団体又は特定地方独立法人の庁舎、施設、資材又は資金を利 用し、又は利用させること。 オ 前記アからエまでに定めるものを除くほか、条例で定める政治的行為 (8) 地方公共団体の機関が代表する使用者としての住民に対して同盟罷業、怠業その他 の争議行為をし、又は地方公共団体の機関の活動能率を低下させる怠業的行為をしな いこと。 (9) 雇用権者の許可を受けた場合を除き、営利を目的とする私企業を営むことを目的と する会社その他の団体役員その他人事委員会規則で定める地位を兼ね、若しくは営利 を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事しな いこと。 2 前項に定めるもののほか、臨時雇用者の服務規律は、常勤職員の例によるものとする。 (職務専念事務の免除) 第30条 雇用権者は、臨時雇用者が次の各号のいずれかに該当する場合は、その職務に 専念する義務を免除することができる。 (1) 研修を受ける場合 (2) 厚生に関する計画の実務に参加する場合 (3) 職務上の教養に資するため、講演等を聴講し、又は見学する場合 (4) 職務上必要な資格試験を受ける場合 (5) 妊娠中の女性職員の業務が母体又は胎児の健康保持に影響があると認められる場合 において、当該職員が適宜休息又は捕食する場合 (6) 大学通信教育の面接授業に出席する場合 (7) 日本赤十字社の実施する献血を行う場合 (8) 営利を目的としない団体の事務又は事業に報酬を得ないで従事する場合 (9) その他雇用権者が必要と認めた場合 2 前項に定めるもののほか、職務専念義務の免除の手続は、常勤職員の職務専念義務の 免除例に準じて行うものとする。 (営利企業等従事の場合の措置) 第31条 臨時雇用者の営利企業等の従事の手続については、常勤職員の例に準じて取り 扱うものとする。 (教養・研修等) 第32条 所属長は、服務規律や職務遂行に必要な教養、研修を行う。 (公務災害等) 第33条 臨時雇用者が公務又は通勤により災害を生じた場合の保障については、労働者 災害補償保険法(昭和22年法律第50号)又は群馬県議会の議員その他非常勤の職員 の公務災害補償等に関する条例(昭和42年群馬県条例第36号)の定めるところによ るものとする。 2 臨時雇用者の安全及び健康管理は、常勤職員に準じて措置するものとする。ただし、 勤務の性質又は他の規定等からこれにより難いものについては、この限りではない。 (社会保険の適用) 第34条 臨時雇用者の社会保険の加入については、健康保険法(大正11年法 第70号)、厚生年金保険法(昭和29年法律第115号)及び雇用保険法 (昭和49年法律第116号)の定めるところによるものとする。 (台帳の整理等) 第35条 雇用権者は、臨時雇用者に関して臨時雇用者管理台帳(別記様式第5号)及び 臨時雇用者名簿(別記様式第6号)を作成し、備えておくものとする。 2 臨時雇用者管理台帳の保存期間は、5年とし、臨時雇用者名簿の保存期間は退職後 5年とする。 (出勤簿) 第36条 雇用権者は、出勤簿(別記様式第7号)により、臨時雇用者の勤務状況の管理 を行うものとする。 (特殊事情による取扱い) 第37条 雇用権者は、この要領により難い特殊事情がある場合は、警務課長の承認を得 て別に取扱方針を定めることができる。 別表(第15条関係) 継続勤務期間 1週間の所定勤務日数が5日の者及び第3種臨時雇 1年 2年 3年 4年 5年 6年 6か月 6か月 6か月 6か月 6か月 6か月 6か月 以上 以上 以上 以上 以上 以上 以上 12日 12日 13日 14日 16日 18日 20日 7日 8日 9日 10日 12日 13日 15日 5日 6日 6日 8日 9日 10日 11日 3日 4日 4日 5日 6日 6日 7日 1日 2日 2日 2日 3日 3日 3日 7日 8日 9日 10日 12日 13日 15日 5日 6日 6日 8日 9日 10日 11日 3日 4日 4日 5日 6日 6日 7日 1日 2日 2日 2日 3日 3日 3日 用者(1週間の所定勤務日数が4日の者に限る。) 第1種臨時雇用者のうち 1週間の勤務日の日数が 1週間の所定勤務日数が 4日の者 4日以下の者 1週間の勤務日の日数が 3日の者 1週間の勤務日の日数が 2日の者 1週間の勤務日の日数が 1日の者 週以外の期間によって所 1年間の勤務日の日数が 定労働日数が定められて 169日から216日までの者 いる者及び第2種臨時雇 用者 1年間の勤務日の日数が 121日から168日までの者 1年間の勤務日の日数が 73日から120日までの者 1年間の勤務日の日数が 48日から72日までの者 備考 (1) 1週間の所定勤務日数が5日の者又は第3種臨時雇用者(1週間の所定勤務日数が4日の者に限る。)のうち、 継続勤務期間が6か月未満のものは、1か月について、1日とする。 (2) 継続勤務期間は、雇用開始日を起算とし、常勤職員又は非常勤嘱託員(群馬県警察非常勤嘱託員設置運営要綱の 制定について(平成27年群本例規第30号)第2条に規定する非常勤嘱託員をいう。以下同じ。)から引き続き 臨時雇用者に任用された場合は、常勤職員又は非常勤嘱託員の勤務期間を通算することができる。 (3) 年次有給休暇は、翌1年間を限度として繰り越すことができる。ただし、第1号の規定により付与された年次有 給休暇の翌月への繰り越しは、継続勤務期間が6か月未満の間に限るものとする。 (4) 前号の規定は、常勤職員又は非常勤嘱託員から引き続いて臨時雇用者に任用された場合においても同様とする。 別記様式省略
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