Frederique Constant Group との株式譲渡契約に合意

2016 年 5 月 26 日
シチズン時計株式会社
Frederique Constant Group との株式譲渡契約に合意
シチズン時計株式会社(本社:東京都西東京市、社長:戸倉敏夫 以下、シチズン)は、Frederique
Constant Holding SA(本社:スイス ジュネーブ
以下、FC 社)の株式を 100%取得する株式譲
渡契約を締結したことをお知らせいたします。
中期経営計画である「シチズングローバルプラン 2018」に基づき、シチズンはマルチブランド
戦略を推進し、スイスブランドの買収によるブランドポートフォリオの強化を模索してまいりま
した。今回の買収により、シチズンはブランドポートフォリオを更に強化し、中価格帯のみなら
ず、高価格帯の時計まで消費者に提供できるようになります。今後は、Frederique Constant、
Alpina、DeMonaco の各ブランドがシチズンに加わります。
尚、現在の経営陣および従業員は、現体制のまま引き続きブランドの発展に寄与いただきます。
シチズン時計株式会社
代表取締役社長
戸倉敏夫のコメント
私たちは、この買収により Frederique Constant の販売拡大ととも
にシチズンブランドのポートフォリオが更に強化される大きなチャン
スを得たと捉えております。
特に私たちが成功している日本、米国の二大市場でこれまで競合他
社が先行していた高価格帯において、私たちのプレゼンスを高めるこ
とができ、さらに将来的には技術およびインフラを共有し、高い相乗
効果が得られるものと期待しております。
Frederique Constant Holding SA
創業者
アレッタ&ピーター・スタース夫妻のコメント
私たちは、Frederique Constant Group とその従業員に対する大
きな責任感から、会社を守るべく、提携の可能性を探り始めました。
その過程の中で私たちは、シチズングループの革新的な技術に非常
に大きな感銘を受けるようになりました。今回のシチズンとの合意
により、スイスと日本の時計メーカーが融合し、21 世紀、さらにそ
の先に向けたアクセシブル・ラグジュアリーな時計の開発および販
売するチャンスを得たと捉えています。
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Frederique Constant(フレデリック・コンスタント)の概要
Frederique Constant は、1988 年に設立されました。
同社はデザイン、開発から組立に至るまで一貫して自社で行っています。2004 年以降、
Frederique Constant は 19 種類の自社キャリバーの開発、製造、組み立てを行っています。
Frederique Constant の時計は、洗練されたデザイン性、高品質、精密さを特徴とした価値ある
時計を適正な価格で提供することにより、これまで多くの方々にご愛用頂けたことが、成功の主
要な要素となっています。
また、時計の製造においても、一つひとつ手作業で組
み立てられ、最高の品質と耐久性が保証されています。
創造性と卓越した価値を提案するため、同社は革新を続
けています。同社の成長率は時計市場の平均を上回って
おり、優れた時計製造を通じて、
できるだけ多くの時計愛好家に適正な価格で提供する
ことを明確な使命としています。
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