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こあら通信
2013年
1月号
いよいよ本格的な冬到来
最近、寒くなりノロウィルスなどによる感染性胃腸炎が流行っています
◎感染性胃腸炎とは
嘔吐が突然始まり、水様の下痢をともない、重症化すると脱水になり、
オシッコの量が少なくなります。家族内で感染をひき起こす冬場に多い
胃腸炎です。
◎こどもを感染性胃腸炎から守りましょう
まずは、しっかり手洗いを(食事の準備前・おむつ交換後・外出後)
感染している人の吐物や便で汚れた衣類などは塩素系の洗剤(キッチンハイ
ターなど)に浸けてから洗いましょう。
◎感染性胃腸炎にかかってしまったら
吐き気が強い間はなにも飲まない
吐き気がおちついてきたら水分(OS-1やイオン水、スープ等)を少しずつ飲みま
しょう。
下痢だけになったら少しずつ消化のよいものを(脂っこいもの・アイスクリーム
などを控える)食べましょう。
★吐き続ける時や脱水が強い時は点滴や入院が必要になります
《マヤ
グラティエ先生の話から》
マヤ グラティエ先生は、赤ちゃんと母親の、音声
によるコミュニケーションの研究をしておられます。
赤ちゃんは、お母さんのおなかにいるときからお母
さんの声、会話のリズムを聞いています。
赤ちゃんはだれかとつながりたい欲求を本能的に
生まれ持っているのではないか。それはほかの誰か
と、予測通りに満たされ、それでいて創造的で面白い、
行動パターンを楽しみたいという欲求です。
赤ちゃんは、繰り返しが多く、規則性のある会話を
好みます。表情豊かに身振りを付けて歌う赤ちゃん向
けの歌を歌ってあげましょう。
また、“いないいないばあ”等の手遊びも赤ちゃん
が喜ぶ、親子のきずなが深まる大切な遊びです。
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11月23日・24日
第15回FOUR WINDS
乳幼児精神保健学会に
参加してきました。
“いないいないばあ”は、世界中にある親子
遊びです。
わかりやすく、短く、面白さのある日常的な
遊びです。
始まり、緊張の高まりと、続く緊張からの解
放:音楽的な形式に類似し、情動的な瞬間が
記憶に残ります。
愛着が促進する、だれもが知っているあや
し遊びです。また、月令によって変化してい
く遊びです。はじめは消極的な観察をしてい
ますが次第に積極的に遊びを主導し、展開
させるようになっていきます。
年末年始の休診
12月31日(月)から1月3日(木)
休診のお知らせ
24日(木) 14:00~15:00
URL:http://oguri-shounika.com/
小栗小児科院内報