山形県立中央病院福利厚生設備(プリペイドカード式入院患者等利用設備) 運営仕様書 1 山形県立中央病院の概要 (1)所 在 地 山形市青柳 1800 (2)病 床 数 654 床(がん・生活習慣病センター、救命救急センター併設) (3)建 物 規 模 地上9階、塔屋2階 (4)敷 地 面 積 106,649.20 ㎡ (5)建 築 面 積 15,615.64 ㎡ (6)延 床 面 積 62,357.60 ㎡ (7)平均外来患者数 約 1,200 人(見込み) (8)病 院 職 員 数 約 1,000 人 2 導入設備及び仕様 「山形県立中央病院福利厚生設備に係る機器仕様書」のとおり 3 運営計画書への記載事項等 (1)記載事項 「福利厚生設備運営計画書記載事項」によること。 (2)設置備品別使用料等 設置設備の更新に当たり、現行の使用料と比較し、大幅な遜色が無いこと。 ① テレビ:千円当たりの視聴時間(単位:分及び度数) 現行の視聴時間(地上波放送 1,680分〔28時間〕/1,000円〔カード1枚あた り〕) ② 冷蔵庫:1日当たり使用料 100円 ③ 電 話:1分当たり使用料 40円(距離を問わず) ④ 洗濯機:1回当たり使用料 150円 ⑤ 乾燥機:1回当たり使用料 100円 4 運営計画書の作成 (1)運営計画書はA4版で横書きとすること。(図面等は同サイズに織り込むこと) (2)上記「3 運営計画書への記載事項等」の順で製本すること。 5 運営計画書の提出 (1)提 出 期 限 平成23年3月2日(水)16時 (2)提 出 先 山形市大字青柳 1800 山形県立中央病院総務課施設係 (3)提 出 部 数 12部 (4)提 出 方 法 直接持参又は郵送によること。 (※郵送の場合は、期限内必着とする。 ) (5)そ の 他 運営計画書は1提案者1提案とする。 6 実機の展示について (1)運営計画書提出後、対応可能な提案者については3月7日(月)に、病院の指定する場所 に、床頭台(冷蔵庫、液晶テレビを設置した状態で)、洗濯機、乾燥機、個室電話、カード販売 機・精算機の実機を展示すること。 (2)実機展示の詳細については、別途通知する。 7 応募条件 山形県内の400床以上の病床を有する医療機関において、平成23年2月1日現在、今般応 募する運営内容と同様の運営を行っていること。 8 失格条件 提出された書類が次の各号に掲げる条件に該当する場合は、原則として当該計画書は評価しな いものとする (1)提出期限に遅れたもの。 (2)「5 運営計画書の提出」に示された条件に適合していないもの。 (3)計画書に記載すべき事項の全部又は一部が記載されていないもの。 (軽微なものを除く) 9 質問書の提出及び回答 (1)契約書提出に係る質問・照会については別紙質問書様式により行うこと。 口頭による質問・照会は原則として受け付けない。 (2)質問書の提出期限、提出場所及び提出方法は以下のとおり。 ①提 出 期 限 平成23年3月2日(水)16時(随時提出可) ②提 出 先 山形県立中央病院総務課施設係 Fax.023-685-2601 ③提 出 方 法 直接持参、郵送、又はFAXによる送付(期限内必着) (3)質問書の回答期限、回答方法は以下のとおり。 ①回 答 期 限 平成23年3月4日(金) ②回 答 方 法 質問者に対しては、FAXにより回答する。 その他の参加希望者には、質問内容及び回答内容をFAXする。 10 プリペイドカードの仕様 (1)当院の設置機器にのみ共通で使用できるものとする。 (2)カードは1枚 1000 円とする。また、精算可能な仕様とし、精算は 10 円単位とすること。 (3)カードのデザイン、記載事項等については当院と別途協議する。 11 費用負担に関すること (1)各機器の設置及び設置に付随する費用は、運営者の責任と負担で行うこと。 なお、設置機器に係る電源・電話等基礎配管は、既存の配管及び設備(一次側設備)で対 応できること。 (2)テレビに係る NHK 等の受信料は、運営者が負担すること。 (3)カード式電話に係る電話回線は運営者が敷設し、基本料金及び通話料等は運営者が負担す ること。なお、電話回線は、1回線以上を既に付設されている配管を利用して付設すること。 (4)中央病院の院内電話交換機(以下院内交換機という)とは別にカード式電話用の交換機を 3階電算室内に設置するとともに、院内交換機とのインターフェイスを図り院内電話から個 室に転送できるようにすること。 なお、その費用はすべて運営者が負担すること。 また、院内交換機と運営者が設置する交換機との接続に当たっては院内交換機設置事業者 と十分協議・調整のうえ適切に対応すること。 (5)各階特別個室及び4階LDR室に設置する電話については、利用者からの希望があった場 合設置業者の負担で電話付きFAXに交換し、電話と同様に利用できるよう準備すること。 (6)設置物件の管理(カード及び釣り銭等の補充、販売代金の回収、各種機器のメンテナンス、 故障対応、定期的な保守点検等)は運営者の責任と負担で行い、常に良好な状態を保つこと。 また、患者退院時には、運営者が設置する床頭台、テレビ、冷蔵庫の清掃を業者の責任と 負担で行うこと。 (7)機器設置に伴い既設設備に損害を与えた場合、又は悪影響を及ぼした場合は、設置業者の 責任と負担で原状に復すること。 (8)設置機器の故障、損壊、盗難、その他機器異常、患者からの苦情等についての対処とそれ に要する費用負担は運営者が行うこと。 12 その他の付帯要件 (1)実施計画書に記載を要しない条件 ① 機器の設置は原則として平成23年6月末日までに終了すること。 ② 設置備品ごとのカード単位度数(1度数当たりの使用可能時間若しくは使用1回当たりの 度数)、プリペイドカード販売機・精算機の当院内設置場所、業者への連絡先、機器使用方法 等の必要事項をベッドサイド、ランドリー機器設置場所及びプリペイドカード販売機・精算 機の設置場所に明示すること。 ③ 運営者決定後、当院内管理運営等に係る変更等により、設置内容の変更が必要になった場 合、若しくは設置に関し疑義が生じた場合及び福利厚生設備の管理運営等の詳細については、 運営者及び当院が協議のうえ決定するものとする。 (2)実施計画書に記載を要する条件 ① 利用者が、カード式液晶テレビ用イヤホン及びプリペイドカードを中央病院内の売店で購 入できるよう、関係者と協議のうえ、運営管理方法に関する取り決めを行うこと。 ② 患者に提供する放送状態を監視及び管理するためのモニタ機器を設置すること。 ③ 機器設置終了後、各機器の概要及び操作方法等について看護師等に対し十分な説明を必要 に応じて行うこと。 ④ 床頭台のカードタイマー及びタオル掛けの設置位置は、診療行為等に支障のないように配 慮すること。 ⑤ 業者設置の電話回線を利用したインターネット接続についても配慮した運用管理を検討す ること。 13 行政財産使用許可(機器設置)期間 行政財産の目的外使用許可は、毎年度ごととする。ただし、それまでの設置業者が再選定され ることを妨げない。 14 行政財産使用料に関すること (1) 土地建物使用料(減価償却費相当額より算定) 1㎡当たり 21,000円/年 (2) 光熱水費は、使用機器の消費電力及び使用水量と、当地域の標準的な電気料金及び上下 水道料から算定すること。 (3) 算定に当たっては各設置機器(床頭台、洗濯機、電話交換機(モニター機器を含む)、カ ードタイマー、カード販売機・精算機)の水平投影面積の合計に上記単価を乗じた額を当該 使用料とすること。 ※ テレビ、冷蔵庫、電話機の面積は床頭台に設置した状態で床頭台の投影面積内に納まる 場合は合算する必要はない。 ※ 乾燥機については、架台に設置した状態で洗濯機の水平投影面積内に納まる場合は合算 する必要はない。 (4) 上記使用料項目は、各年度により変動する。 15 運営許可者等の選定 (1) 運営許可者等の選定は、当院内に設置される「山形県立中央病院福利厚生設備(プリペ イドカード式入院患者等利用設備)運営者等選定委員会」 (以下「選定委員会」という。 )に おいて、提出された運営計画書の内容を比較検討のうえ決定する。 (2) (1)により選定された運営者に決定通知書を交付するとともに、その他の計画書提出 者に対しても結果を通知する。 16 ヒアリング等の実施 (1) 選定委員会は運営計画書を提出した者に対し、必要により運営計画書の内容確認、追加 資料の提出又はヒアリングを求めることがある。 (2) ヒアリングにおける説明は、原則として提出された運営計画書のみを用いて行うものと する。 (3) ヒアリングを行う場合の日程については、別途通知する。 17 参加報償費 運営計画書提案者(選定者、非選定者、失格者を問わない。 )に対する報償費は支払わない。 18 運営計画書の取扱い (1) 提出された運営計画書は返却しない。 (2) 原則として提出された計画書の記載内容が許可の条件となる。
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