めざせ、健康東かがわ “アルコールと上手に付き合いましょう” 古くから 「酒は百薬の長」などといわれるように、お酒 には血 管を広げて血 液の流れをよくする作 用や、スト レス解消などの効用があり、適量のお酒は動脈硬化の 予防にも役立つともいわれています。ただし、 これらはあく までも適量と適切な飲み方を守った場合に限られます。 過 度の飲 酒はさまざまな生 活 習 慣 病の原 因となり、 その代表ともいえるのがアルコール性肝障害です。 お酒からとったアルコールは肝臓で分解・代謝されます。 過度の飲酒を長年続けていると、やがてアルコール性 肝炎が起こり、 さらに肝硬変や肝がんへと進行すること があります。また、中性脂肪の増加や高血圧、糖尿病、 心疾患や脳血管疾患などの原因にもなり、飲みすぎは 「万病のもと」 となります。 お酒の適 量には個 人 差がありますが、一日平 均 純 アルコール量で約20g程度とされています。 ■適量とされる1日の飲酒量の目安 酒 類 適量の目安 ビール 中びん1本 (500ml) 日本 酒 1合 (180ml) 焼酎 0.5合 (90ml) ウイスキー ダブル 1杯 (60ml) ワイン 2杯 (240ml) お酒を飲むときは自分のペースを守り、一気飲みなど 無茶な飲み方は避けて、 「適量」 を守ることが大切です。 とくに肝機能、血圧、脂質などの健診結果が基準より も高い場合は、意識して適量を心がけましょう。 また、空腹の状態でお酒を飲むと酔いが早く回りや すく、胃の粘膜を荒らすなど過度の負担がかかります。 おつまみを食べながら飲み、 たとえ適量であっても毎日 飲むのはよくありません。週に1日はお酒を飲まない「休 肝日」 をもうけて、肝臓を休ませることも大切です。 公開健康講座を開催いたしました 11月26日、27日の両日、市交流プラザにおいて、大川 地区医師会、県立白鳥病院、本市共催の公開健康講座 を開催しました。 2日間で約500人が参加し、地域のかかりつけ医や県立 白鳥病院の医師が、専門医の立場から、生活習慣病や 身近な病気について、分かりやすく解説しました。 ▲講演の様子 また、本市ではベジチャレを推進しています。 ベジチャレとは野菜摂取を増やすための取り組みのこと で、市内で様々な取り組みを行っています。公開健康講座 では、医師から野菜摂取の必要性を話したり、野菜プラス 1皿(70g) をテーマに展示を行いました。 成人の1日の野菜摂取目標量は350g (小鉢5皿分程度) ですが本市も十分とは言えない現状です。まずは、1日の 食事に野菜プラス1皿を目標にしましょう。 広報には 『簡単レシピで一品プラス』 と題して毎月野菜 料理を紹介していますのでご覧ください。 【問合先】市民部保健課 TEL 26-1229 5
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