第17回RAMPシンポジウムルポ

The Operatlons
The
Operations Research
Research
Soclety
Society of
of
Japan
Japan
川1閥IIII
川臆1
川川II
川IIIIII
口II
川Ill
川1旧闘IIIIII
旧111111111
旧llll
川嗣川III
川11
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田11111
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聞
Illlll
肺
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川lllll
川1凵Illll
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旧1111111111
川川川川Illl
第 17 回 RAMP
信雄
山下
隼人
脇
シ ン ポ ジ ウム ル ポ
,
ル に お い て
第
た.こ
ン
シ
の
17 回 RAMP
ポジウ
ム は
シ ン
,
,
(東 京 工 業 大 学 )
,
年 1 月 2 〔〕 日 ,21 日 の 両 日 , シ テ
2005
ム が
開 催 され
取 り検 査 の 最 適 な 方 法 に
氏 の
講演 は
後 を 受 け, 毎
最新
の デ
年
日 本 各地 で 開 催 さ れ て き た .運 営 主 体 は , 日 本
ム の
OR
of Mathematical
Program
(Research Association
陳小君氏で あ
今回 は
シ
っ
開催 さ れ
のセ
大 変 興 味 深 くか つ 有 益 な 講 演 を 聴
,
くこ と が で き た .以 下 で は , 各セ
シ
ッ
内 容 を紹
ン の
ョ
初
目 ,午 前 中 の セ
ー
オ
ガ ナ イ ズ した
シ
ッ
ョ
ン
だ
っ
シ
ッ
ョ
ン
は 京都 大学
「リ ス ク マ ネ ジ
た.自然 災害,テ ロ
ー
マ
した 道路 ネ ッ
よ る
アプ
ロ
トワ
ークの
冗 長性
「
震災
効果
の
の ため の
リス ク を
:空
間応 用
もあ
ン
で あっ た.
Sciencesの Yong Shi 氏 に
を用
い
よる
・
は,
般均 衡
・
,震 災が お き た 後 や 警戒 宣 言 が 出 さ れ
ネ
トワ ー ク の 損 害 に よ る経 済 損 失 を 導
て
交通
出 して
た .冗 長 な 道 路 網 を構 築 す る こ と に よ っ
ッ
で は な く, 各 主 体
,
り ,(1凍
を力
た. 日 本 の 方々 に よる
っ
,そ
実
の
っ
た とい う こ
シ
ッ
ョ
の
宇 井 貴志 氏
,
ュ
の
っ
・マ
ラ関 数
た .本 セ
解析
の
凸解 析
ーム
ゲ
ル
ャ
ッ
シ
と離 散 凸
で は ,tl懈
ョ ン
ラ
ュ
幾
析 と劣
IG 周 年 を 向 か
え
て ,議 論 され た .
い
祖 ,室 田 氏 自 ら に よ る 離 散 凸
の
「
精神」 に 関す
貴 重 な もの
疑応答が な され,セ
シ
るチ
ュ
ートリ
で あ っ た .闊 達 な 質
最 初 を飾 る興 味 深
い
講
演 で あ っ た .2 件 凵 の 田 村氏 は 近 年 研究 が 進 ん で
い
る
数理 経 済 モ
デ
ル
に
ッ
ンの
ョ
い
こ と
井氏
つ
は 離散凸 解析 の ゲ
が ,数 理 経 済 学 の 立 場 か ら
こ とが 紹
ーム
介され
理論 へ
ッ
を用
均衡が
一意 で
あるた め
の
,3 件 目 の
た
宇
新 展 開 に 関 して 報
の
告 され た .離 散 戦 略 空 間 を もつ ポ テ
ナ
.離散 凸 解 析 で
関す る報 告 をさ れ た
企 業 が 借金 をす る こ とが 悪
氏 は ,空港 の 手荷物 検
シ
ア ル 的 講 演 と い う実 に
見 て も良 い 性 質 を持
.熊 野
ン
,
が 認 識 され て
基 本的事実 と そ の
た.
か りや す く解 説 し て い た
3)
応 用」 (
横浜国立 大学
ト ロ イ ド理 論 の 研 究 の 流 れ を 汲 む
中心 的 役 割 を 担 う M 凸 性
て わ
に よる
の
た 今 目 に 見 られ る新 展 開 に つ
1 件 目は離散
村明 久氏
の 田
平 井 広 志 氏 に よ る 「劣 モ ジ
て震
(
経 営 者 ,株 主 ,債権 者 ) か ら み て
に よ る 「離 散 凸
よ る 「ポ テ
4)京都 大 学
性」 (
モ ジ
行 わ れ た ,講 演
ョ
慶應義 熟大 学
に
「離 散 凸
と して
ン が
シ
ッ
京 大学の
い
最 適 な借 入 比 率が あ る こ と を , 多 くの 実 例 を 交 え
164 (36)
4 件あ
と を示 して
災に よ る 多大 な経済 損 失 が 防げ るこ
講演 で は
は
「
離 散凸 解析」の 枠 組 み
「
Optimiza−
た と きの
の
た.
室 田 一雄 氏
と題 す るセ
何 学 序説」 で あ
甲斐良隆氏 に
11
借 入 比率」
,三 菱 重 .
件 の 講演 が 行 わ れ た . 多 々 納 氏 の 講 演 で
甲斐 氏
る こ と
い
り,活 発 な 質疑 応 答 が 行 わ れ た 活 況 な セ
と
「
離 散 凸 解析 の 数 理 経 済 学 へ
ロ
い
っ
が あ る の で は な い か と 感 じた .4 件 の 講 演
に 対 して ,京 都
Data
Mining
in
Credit
Card Risk Man −
tion−based
ーチ に 関す る 4
agement
」 と数 理 計 画 を 用 い た ア プ
モ デ ル
る もの で あ
(
経営)実施者 とい う大 き
解 析 の 基 礎 」, よ る 空 港 下荷 物 検 査 の リ ス ク 管 理 」,Chinese
Acad
of ..
f法 に 関す
た こ とが 心 に 残
い
解析 の 新展 開 」
福 島雅 大氏
数 理最 適 化 に
業 高 砂 研究所 の 熊野信太 郎氏 に よ る 「
emy
ン グ
ニ
,破 産 な ど,現
ーチ 」,関 西 学 院 大 学 の
「企 業 価 値 最 大 化
の
トの 最 適 化 」
メ ン
大 学 防 災 研 究 所 の 多 々 納 裕 一氏 に よ る
一般 均 衡
イ
東 京 大 学 の 岩 田 覚 氏 を オ ーガ ナ イ ザ
在 社 会 に お い て 最 も関 心 が 高 い テ
考慮
マ
2. 1 日 目 午 後
1, 1 日 目午 前
の セ
トカ ー ドの 破 産 予備 軍 を見 分 け る
多 くの 企 業 と 共 同 研 究 を さ れ て
ー ドル
ハ
介す る .
が
ジ ッ
と も,身 近 な テ ーマ で 大 変 わ か りや す か
ッ
た ,Shi
い
講 演 内 容 は 大 変 有 用 な もの ば か り で あ っ た が
な
つ
て 講演 さ れ て
い
三義 的 な 政 策
用化 に は 官僚 主
た。
数理 計 画 の 理 論 と応用 に 関 す る 四
,
ン が
ョ
−
つ
レ
ク
ータ
強 く話 して
査 藤 重 悟 氏 ) で あ り, 今 年 の 実 行 委 員 長 は
;主
ming
Shi 氏 が
常 設 研 究部 会 で あ る 数 理 計 画 研 究 会
の
い
わ れ た
13 回 国 際 数 理 計 画 法 シ
学 会
お
i!
利 便 性 」 を考慮 した抜 き
「
て ,「
安全 性 」 と
査に
第
ポ ジウ
都 大判
弘前ホ テ
1988 年 に 東 京 で 行
ン
橋本 弘治 涼
ィ
ポジ ウ
鼈
上 智 大学 )
森 ロ 聡 子 (
(京 都 大 学 )
ン
シ
ャ
ル ゲ
ーム
の
条 件 を ,離 散 最 適 化
シ
ュ
い
て わ か り 易 く解 説 して 頂 き,非 常 に 勉 強 に な っ
オペ
レ
ーシ
ョ
一
ン
ズ
・リ サ ーチ
NNII-Electronic
工 工 Electronlc
Llbrary
Library Service
The Operatlons
The
Operations Research
Research
Soclety
Society Jl氏 は 貪 欲 扇 に
た .最 後 の 平
い
of
of
Japan
Japan
よる劣 モ ジ
二
ラ性
ュ
新 し
の
解 釈 を提 示 され た.現 在 進 行 形 の 研 究 に 纏 わ る 話 を
氏に よる 「
層 別 最 小 二 乗 法 と交 差 を用
題 に 対 す る 内 点法
解 析 と 中心 曲 線 の 幾 何 学 的 性 質 」,
の
伺 う こ と が で き,今 後 の 更 な る 新 展 聞 が 大 い に 期待 さ
3冲 央大 学 の 山 村 清隆 氏 に よ る 「パ
(
れ る.
回路 で 記 述 す る
日 目午前
ーガ ナ
東 京工 業 大 学 の 水 野 真 治 氏 を オ
連 続 最 適 化 」 と題 す
「
るセ
シ
ッ
ョ
と非
,
ん だ もの と な っ て
テ ラ ン ま で 」,
らベ
講 演 内 容 も 「理 論 か ら 応 用 ま で 」
,
イザ と して
行 わ れ た ,水 野
が
ン
氏 の 言 う 通 り ,講 演 者 は 「若 手 か
ィ に富
常に
バ
ラ
テ
エ
た . ま た , ど の 講演 者 も,
い
限 られた時間の 中で基本的 なこ とか らホ
トな 話 題 ま
ッ
実用化
両講 演 後
上 谷 氏
の
の
そ
題
「CVaR
後藤 順 哉 氏 に よ る
の
,圃
して
の
動 向 」, 東 京 工 業 大 学
の
大 規 模 な 半 正 定 値 計 画 問題
「
に よ る
大学
最近
k
九州
双対性 」
川崎 英 文氏
学の
4 件で
の
対 す る 解法
に
中 出和 秀 氏
」,(
3)筑 波
の 解 法
最 小 化 と そ の 応 用」
に
よ る 「多 層 分 割 問
あっ た.
2 件 目 の 話 題 は ,疎 性 を 持
値 計 画 問題
の
亀
る 大 規 模 な 卜正 定
その 並列化に
と,
つ
い
・た .講 演 の 最 後 の 方で
は ,実 際 に オ ン ラ イ ン
列 計 算 で き る よ うに な
て
っ
っ
て で あ
Lで
並
る と い う話 を さ れ て お り,
い
「大 規 模 な 最 適 化 問 題 を 並 列 計 算 で 解 く 」 と い う こ と
が ,こ れ か ら の
業 界 標 準 に な るの
に は い られ な か
っ
3 件 目の
れ た
の
講演
で あっ
r・
法の
正
反
た が
性 質や
VaR
,2
つ
と の 関 係 ,そ して
ほ どあげ られ て
,
他 分 野 で も有 用 で
たが
い
,本 来 ,理 財
例 題 で あ F)
指標 が
CVaR
た .特 に ,
っ
rl学 の
あ るこ
,
CVaR
復回数
の
応用
値最適化」 と題 す
た か は
に つ
い て の
紹介
る
い
・計 算 で
あ
が
とで
こ
きる
こ と
講演で あ
い
を用 い
っ
追跡
た .30
年以
っ
てパ ス
LP
や
NP
な ど将 来
へ
最 後の セ
つ
発
の
た,
に よ る講演が 如何 に すば ら しい
「品 終 凵 で か
など
ッ
シ
ョ
ン で
もの
あ
っ
時 ま で RAMP
もい
の
聴 衆が そ
5.
参加 者の
こ に い た
ほ ぼ 全員 と
1」
え る
rl数 1.名
と い う こ と に 尽 き る で あ ろ う.
お わ りに
シ ン ポ ジ ウム
候
に
恵 まれ ,約
懇親 会 と もに 大
,ボ ス
ー
タ
発表 が あ
と して
開 催 中 は ,例 年 よ り 穏 や か な 暖 か
120 名
に
い
参 加 者 が あ ),研 究 会 そ し て
の
ト
盛 り上 が
タ ーセ
天
い
ッ
シ
た . ま た ,今 回 初 の 試
っ
り, 発表 内容 に
,15 件
も行 わ れ
ン
ョ
つ
い
ボ
の
て 活 発 に議 論が 交
わ さ れ た .2 日 間 に わ た り,数 理 計 画 法 に 関 す る最 先
を過 ご す
い
るセ
ッ
シ
を オ ーガ ナ
ン が
ョ
行わ
イザ と し て 「数
4
れ た .講 演 は
の
Danie1 Ralph
Theoretic Equilibrium Problems
Equilibrium Constraintf
EPECs ,
and
stationary conditions 」
,(2 )統 計 数 理 研 究 所 の
今後
.
Ll
1下 氏 の 講 演 終 ∫
ス
件 あ り.(1 )
University of Cambridge
with
い
た に も拘 らず ,Ralph 氏 か ら 最 後 の
分 野 で 提 案 され た
と わ か F),興 味 深 か
質に つ
で あ り, 土 谷 氏 が
もの
ホ モ ト ビ ー法
の 講演で は ,
実 績 あ る SPICE を 用
っ
て の
端 の 研 究 を 聞 く こ と が で き,大 変 充 実 し た 楽 し い 時 間
早 稲 田 大学 の 山本 哲朗 氏
よ る 「Game
で あ
い
.
何 れ に せ よ 4 名
み
4. 2 日 目午後
氏
と曲 率積 分 との 幾 何学 的 性
を簡単 に 回路 で 記述
ずれ も金 融以
い
た.
に
,
を 行 う 為 グ)SPICE
上
た内
と し て ヒげた 徴分 幾 何 学 的 な性 質 の 解 析 に 大
山 村氏
の
い
特 に ,Mizuno−Todd −Ye i 測 .
子修
て の 結 果 は 非 常に 興味深 い
た.
応 用 に 関 す る 講演 で あ
外の
っ
の
と交 差 を用
点 法 お よび 中心 曲 線 の 幾何学的 性 質の 解析 に つ
か と 感 じず
話 題 は ,金 融 リ ス ク 指 標 と し て 最 近 提 案 さ
CVaR
と して
’
て は ない
大 域最
「
活 発 な議 論 が 行 わ れ た .
展 も含 め 非 常 に 興 味 深
て い
っ
て
宣博氏 らに よる
講演 は .層 別 最 小 二 乗 法
に 期 待 した い
ン
向け
に は
い
ョ
指 向 型 数 値 解 析 法 」, 数
」 で あ る.特 に 土 谷 氏 , 山 村 灰
の
に
1凍 京理 科 大 学 の 矢 部 醇氏 に よ る 「非 線 形 最
講演 は .(
シ
ッ
を
適化
の
の
セ
い
…式
.逸 見
で あっ た.
で 触 れ て お り ,非 常 に 興 味 深
追 跡 回路
ス
埋 シ ス テ ム の 山 ド浩 氏
テ ーマ
適 化法
SPICE
.
3. 2
た線形計画問
い
,
their
土 谷
隆
た だ
委員会
い
の
こ と が で き た .す ば ら しい 講 演 者 を 招 待 して
た オ ーガ ナ イ ザ に 感 謝 した い
委 員 の 方 々 ,RAMP
. もちろ
運営委 員の 方
々
ん 実行
,そ
し
て 参 加 し て い た だ い た 方 々 の お か げ で あ る.
次 回
13
の
RAMP
シ
日 に 京都大 学 の
ン
ポジ ウ
ム は
2006 年 ユO 月 12
永 持 仁 氏 を実 行 委 員 長
大 学 で 開 催 さ れ る 予 定 で あ る、 多 数 の 方
期 待 した
い
と して
々 の ご参
日,
京都
加を
.
(
37)165
2 06 年 3 月 号
一
NNII-Electronic
工 工 Electronlc
Llbrary
Library Service