草津市長 橋川 渉 様 日本共産党草津市会議員団 藤井三恵子 久保 秋雄 2009 年度の草津市の予算編成に対する要望(第 1 次分) 2009 年度の予算編成作業がすすめられています。諸物価の高騰、後期高齢者医療制度など医 療制度の改悪で国民の生活は大変厳しくなってきています。日本共産党市会議員団は、市民生 活を守り、福祉の前進をめざして、予算要望を提出します。来年度予算に反映させることを求めま す。 【総務部】 ・全国同一の行政サービス維持のため、財政調整の役割を持つ「交付税」の削減に反対し、国 に対して強く意見具申すること。 ・将来にわたる市民生活の安定のため、また個人市民税の安定的な確保を図る上でも、派遣労 働の廃止など正規雇用の推進、雇用の安定を広く企業に働きかけること。また、 この立場から、 市庁舎での「派遣」労働はやめること。 ・職員の適正配置につとめ、長時間残業にならないようにして、職員の健康管理を強めること。 また、一部嘱託職員の残業を適切に管理すること。 ・差別解消に役立たない同和対策を理由にした固定資産税の減免は廃止すること。 ・市役所駐車場が不足しており、周辺路上駐車が増えている。抜本的な対策を検討すること。 【危機管理室】 ・避難所の耐震化をよりいっそう前倒しですすめること。 ・消防・救急の広域化は、人命や財産を守る上からも緊急時の対応が遅れることにつながるので、 やめること 【政策推進部】 ・旧草津川の跡地利用を市民合意ですすめること。 ・市民の血税、㈶びわ湖レイクフロントセンターへの貸付金3億9千万円の回収に努めること。 ・振り出しに戻った旧西友跡地の利活用について、広く住民の意見を聞いてすすめること。 ・県立短大跡地の売却については、住民要望を取り入れてすすめるよう、県に求めてゆくこと。 ・河川の草刈り、浚渫は定期的に行い、市民と協力して管理をすすめること ・烏丸半島は自然を活かし、水生植物園や琵琶湖博物館と調和のとれた管理につとめること。 【人権環境部】 ・同和事業は廃止し、何が必要なのかを明確にして、必要な施策は一般施策として対応するこ と。 ・一部団体による「確認会」「糾弾会」に一切関与せず、特定の思想・運動を押し付ける集会や研 修会には職員を参加させないこと。 ・地域館(隣保館)の建替えに際しては広域的利用を推進し、広域利用状況の調査・報告を行う こと。 ・人権センターの図書は特定団体のものに偏らないようにすること。 ・誰が書いたか定かでなく、目的もわからない落書きを「差別落書き事件」などとして、市民意識 の問題としての「事件化」は止めること。 また、落書きの確認作業に特定の団体が行政の前に 入り、判断するようなことはやめること。 ・最終処分場の選定は「情報公開」を基本に住民合意ですすめること。 ・資源化・リサイクル施策を拡大する分別収集を推進するとともに、市民と協力してごみの減量化 に努めること。 ・ごみ袋の無料配布を継続し、有料化はしないこと。 また、無料配布分をうわまわる有料配布分については袋単価を下げること。 ・粗大ごみの処理手数料を引き下げること。 ・ペットボトル回収は、他市のように袋を設置し、処理済のものを回収する。そのことで、各自の袋 はいらなくなる。ゴミ袋に対する費用の削減化をはかる。 ・プラスチックごみの収集回数を増やすこと。 ・ごみ集積場の施設整備への補助を継続し、増額すること。 ・生産者責任を明確にした容器リサイクル法の見直しを要求すること。 ・旧草津川などの不法投棄対策を引き続き強化すること。 ・禁煙区域を広げ、状況によっては罰則を設けるなど規制強化を図ること。 【健康福祉部】 ・子供の医療費については入院だけでなく、通院についても中学校卒業まで無料にすること。 ・保育所、学童保育の保育料軽減に努めること。また、第3子以降の保育料を無料にすること。 ・質の高い保育を確保するため市立保育所の公運営を守り、民営化しないこと。保育士は、正規 保育士の採用を増やすこと。 ・第五保育所の建て替えを早期にすすめること。 ・子育て支援策を強めること。 ・国保会計への国庫負担率引き上げを国に要求し、また法定繰入だけでなく市独自での一般財 源からの繰り入れを行い、国保税を引き下げること。 ・後期高齢者医療制度を廃止し、もとの老人保健制度に戻すことを国に求めること。 ・悪質なケースを除き、短期保険証や資格証明証の発行を止めること。 ・来年度、障害者自立支援法の見直しに合わせ、「応益負担」の廃止を国に求めること。 ・障害者自立支援法による影響について実態調査を継続的に行い、利用者の負担増の軽減、 施設運営に対する補助を市独自に設けること。 ・通所授産施設、無認可共同作業所に対する支援を拡充すること。 ・特別養護老人ホームは満床で待機者が解消されていない現状を打開するために、施設を増 設すること。 また増設を県に働きかけること。 ・介護保険制度の見直しに合わせ、認定内容の削減はやめるよう国に申し入れ、新たな独自の 減免制度を設けること。 公的な支援サービスの中に介護に必要な便器やベッド等のリサイクル 事業を立ちあげ、安価な貸出サービスを草津市として行うこと。 ・認定通知や介護保険の内容通知に合わせて、障害者控除の申請書類を送付し、対象者に通 知すること。 ・公立の児童館整備に取り組むこと。 ・三つ池整備構想の中の福祉部門については、各専門家の意見を取り入れること。 【水道サービスセンター】 ・水道料金の値上げをおさえ、安心・安全なおいしい水の提供を行うこと。 ・安易な給水停止は行わないこと。 ・未給水地域の解消につとめること。 【産業建設部】 ・草津都市開発株式会社へ融資したお金の回収に努めること。 ・地元商店・商店街の近代化、活性化をすすめ、市民とくに高齢者が安心して買い物ができるよ うにすること。 ・小口簡易融資制度の限度額を拡大し、返済期限の延長をすること。 ・市民の食の安全を守る視点から、MA 米の輸入をただちにやめるよう国に求めること。 ・「担い手」を中心とする品目横断的安定政策の中止を求めること。 ・米価を生産費に見合う価格とするよう国に求めること。 ・政府買上米を200万トンに増やし、国が米価に責任を持つように要求すること。 ・地産地消の農業政策をすすめること。 ・減反・転作の割り当てと農地集約の強制はやめ、農民の自主性を尊重し、家族経営を守る対 策を国に求めること。 ・安易に農地転用許可を許さず、農地の保全を図ること。農地の荒廃につながる施策はやめるこ と。(農地の点在化など)集落営農を守り、発展させる努力を、専門家とともに連携を持つこと。 ・家屋耐震補強への補助金を増額し、震災対策の強化をすすめること。 ・企業における障害者雇用が促進されるように働きかけること。公の施設での就労機会を増やし、 社会参加の道を広げること。 ・青地・駒坂線の歩道のバリアフリー整備計画をすすめるよう、県に繰り返し要望すること。 ・草津駅前 停車場線のデコボコを解消すること。 ・市営住宅の整備、建て替えをすすめること。 特に野村団地、陽の丘団地の今後の整備につい て早急にまとめ、市民に示し理解を求めること。 ・木川新田の一部登記不明瞭な部分は早急に対応すること。(旧草津川沿い) ・路線バス廃止に対応する公共交通の整備や定額低料金タクシーの運行などを検討すること。 ・分譲マンションの管理を適正に行えるように実態を把握し、固定資産税などの適正化につとめ、 今後建て替えの時期を迎えるマンションも増えることから、相談窓口を設置し市民から寄せられ る相談を受ける体制をつくること。 ・草津駅前地下駐車場の料金値下げなどで利用拡大を図り、赤字を解消すること。 ・夏場に不足するロクハ公園駐車場について、駐車場不足の解消を検討・実施すること。 ・南山田町地先の伯母川河川整備の促進と側道整備を行うこと ・市道の歩道の段差をなくす整備を促進すること。 ・草津駅前道路エイスクエアの駅西側の歩道整備。 ・旧草津川の草刈り管理の状況を一定にすること。不法投棄場所になっている。上笠付近 ・漁業まつりは、漁業者のみではなく広く市民に呼びかけ、漁業振興に役立つものにすること。 ・北山田漁港の網干場の整備をはかること。 ・地域の公共交通機関を守ること。 ・かがやき通り、東矢倉4丁目2-13、斉藤宅周辺道路の振動が大きいので改修すること。 ・公立構造物の耐震化をすすめるとともに、振動が大きい土地については原因となる道路の補 強を行うこと。また、パトロールカーによる点検等の体制を強化すること。 【教育委員会】 ・市独自に加配教員の配置をするなど、小中学校全クラスでの 30 人学級を実現すること。 ・学校図書館専任の司書職員配置を拡充すること。 ・内心の自由を侵害する「君が代、日の丸」の押し付けをやめること。 ・いじめなどの実態があれば正面から向き合い、人が大切にされる教育を実践すること。 ・蔵書・資料予算を確保し、図書館サービスの充実につとめること。 ・図書館職員の正規職員割合を増やすこと。 書物の紛失については、入口と出口のところにガ ードするコーナーを設置するなどチェックする工夫を取り入れること。 ・学校給食センターの建て替えについては、十分保護者・学校サイド・子どもたちの意見を取り 入れて、今後を見据えたセンターの建設を求める。 ・中学生全員を対象とした中学校給食をすすめること。また、学校給食では市内産食材の使用 をすすめ、地産地消を推進すること。 ・アトピー対策は、どこまでするのか議論をして、対応すること。 ・学力の向上に繋がらず、学校間競争となるような「一斉学力テスト」はやめること。 ・部落差別解消に役立たない「同和教育」をやめること。 ・教育予算を増やし、備品など学校サイドで計画できる余裕を持たせること。義務教育である中 で、貧困と格差の拡大が問題になっている。保護者へ材料費など学業費の負担をかけないよう 努力すること。 ・草津市の青少年育成条例をつくり、子どもたちが安心して学び・生活できる環境づくりに努める こと。 ・子どもたちの力を引き出す教育実践ができるよう、教師間の交流や専門家による相談窓口の体 制を強化すること。 ・ことばの教室や障害のある児童生徒への特別教室などへ対応できる職員配置をすすめること ・学校のトイレの掃除は、定期的に民間清掃会社に入ってもらえるよう予算化すること。 子どもの清掃だけでは奥の掃除ができないため臭気が強い。 ・地域協働学校の総括と合わせて、今後の草津市の教育振興計画については、十分現場の先 生の意見も取り入れた中で、すすめること。 ・平和教育を各学年で取り入れ、市内小・中学校で交流する場を設ける。 ・幼稚園の 3 年制保育を実施すること。そのために教職員の配置を均等に図ることから、正規職 員の増員を行うこと
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