4 ROTARY I NTERNATIONAL DISTEICT 2650 2008- 09国際ロータリー会長:李東建 ●2008- 09国際ロータリー第2650地区ガバナー:川端五兵衛 三国ロータリークラブ会報 No.379 April. 2010 THE FUTURE OF ROTARY IS IN YOUR HANDS ロータリーの未来はあなたの手の中に 2650地区:三国ロータリークラブ 事務所:〒913-0048 福井県坂井市三国町緑ヶ丘4-4-8三国観光ホテル内Tel:0776-82-3790Fax:0776-81-4530 ●会長:丸井一成●幹事:安田一英●クラブ会報委員長:小南正一 創立:昭和49年9月26日 承認:昭和49年10月24日 例会日:毎週金曜日12時30分 例会場所:三国観光ホテル E-mail : [email protected] 第3回ロータリーカップ少年サッカー大会 4月18日(日) 会場:坂井市まるおかスポーツランド 新世代委員長 小玉 隆一 第3回ロータリーカップ少年サッ カー大会が、坂井市まるおかスポーツ ランドで開催された。 主催は、丸岡ロータリークラブと 我々三国ロータリークラブだが、例年 7月の野球大会が三国ロータリークラ ブが主体となって運営してきたので、 サッカー大会については丸岡ロータ リークラブが主体となって運営してもらう役割分担となって いる。 この大会の参加チームは、坂井市から9チーム、あわら市 から5チームの合計14チームで、昨年より4チーム増加、小 学校3年生以下の選手による大会になっている。 子供たちの献身的に純心に一生懸命にボールを追っている 姿がすごく印象的であり、この少年の中から、将来のJリー ガーを目指すまたは指導者になる次世代のリーダーが誕生す ることを願うものである。 大会形式は、8人制7チームずつ2リーグに分かれて行い、 勝ち点合計の多い順に順位を決定するリーグ戦方式でした。 結果は次の通りです。 優 勝:Aリーグ 高畝FC Bリーグ 平章サッカースポーツ少年団 準優勝:Aリーグ 坂井サッカースポーツ少年団 Bリーグ 金津JFC 3 位:Aリーグ RUCKガールズ Bリーグ 高椋サッカースポーツ少年団 総合優勝 高畝FC 1 職場訪問 4月3日(土) 会場:サントリー山崎蒸溜所 職業奉仕委員長 山口 賢司 本年度の職場訪問は大阪府島本町山崎に ある「サントリー山崎蒸溜所」を訪れ た。翌日に控えた国立京都国際会館での 地区大会に日程をあわせる形で職場訪問 を実施した。 本蒸溜所では、案内スタッフによる蒸 溜所でのウィスキー製造工程の紹介、 ウィスキー(山崎10年、山崎12年な ど)の試飲が無料で楽しめる。蒸溜所ならではの蒸溜釜や貯蔵 庫などを見学しながら、ウィスキーの奥深さも体験できるとい う意味において、とても魅力溢れる施設であった。 ガイドツアーは、製造工程の説明から始まった。仕込→発酵 →蒸溜→貯蔵庫にいたるプロセスを詳しく説明していただいた。 普段見られない蒸溜所内の施設を見学し、モルトウィスキーが できる工程がわかる貴重な体験ができた。その後、お待ちかね のテイスティングコーナへ移動。山崎蒸溜所を取り囲む自然や 歴史を知った後、山崎の原酒だけで作られた「シングルモルト ウィスキー」をゆったりと試飲、まさに格別な時間であった。続 いて、山崎ウィスキー館へ移動。お土産やこだわりグッズ、限 定品が買える「ファクトリーショップ」、ここでしか味わえない ヴィンテージウィスキーや原酒などが愉しめる「テイスティング カウンター」、日本のウィスキーの夜明けから、世界が認める品 質の高いウィスキーにたどり着くまでの歩みがわかる「日本の ウィスキーの歩み展示館」や「ウィスキー・ライブラリー」が ある。メンバー各位も地区大会前のひと時、楽しく充実した時 間をすごせたのではないかと思っている。 最後に、本職場訪問に多数のご参加をいただいたことに、改 めて感謝の意を表したい。 以上 2009∼2010年度 RYLA 天理 4月23 (金)∼25日 (日) 会場:天理教教会本部第38母屋ほか 新世代委員長 小玉 隆一 毎年のことだが、RYLAの目的は「若 い人々の指導者及び善良な市民としての 資質を伸ばすこと」であり、今年度は一 回のみ2泊3日の日程で歴史に培われた 山辺の道のふもと、奈良県は、天理市の 天理教教会本部および天理大学で開催さ れました。 講師には、ジャーナリストの櫻井よし こや元内閣総理大臣 安倍晋三を迎えその他天理大学教授や専 務理事の講演やグループワークなど多彩なプログラムに総勢108 名の若者が参加しました。当クラブからは、丸井会長・㈱池五 の社員である坪内孝夫君(27歳)が参加。 仕事の都合により、私(小玉)は初日の開講式とそのあとの ロータリアンセミナーに参加し帰福となり、著名な方々の講演 が聴けなかったのが残念でした。 RYLAの報告は、坪内君より例会時に発表されるので、そ 第1737回 卓話 4月9日 「知って得するあなたの年金」 社会保険労務士 古道 實 氏 今日は「知って得する年金」ということで、知って為にな 2 れを持って報告に代えさせていただきますが、ロータリアンセミ ナーでの気づきを一つご紹介いたします。 講師は、蒲田春樹さんで「今これだけは ∼新世代を一人前 の大人にするために∼というテーマで、事例を交え今の若者に 何を最初に教えるべきか、新入社員教育の基となる観点での講 義であった。とくに印象的な教えは、"責任はコトの起こる前に とるものと認識させる"過ちを犯したときに辞表を出したり退職 金を辞退したからといって責任をとったことにはならない これ は罪の償いの一部でしかない 罪の償いと真の責任をとること とが混同されている今の世の中、何か責任を取ることと罪を償 うことが違って使われていると再認識できたところであり、若 者にも新入社員にもよく教えるべきことの一つである。 責任をとるとは、コトが起こらないように最善の準備をしリス クをすべて先に消しておくこと ると思いますので若干話をさせて頂きたいと思います。 まずは「老後へどう備えますか?」についてでございます。 現在の平均寿命は男性78.64歳、女性85.59歳となっており ますが、60歳時点での平均余命を足しますと、男性82.17 歳、女性87.74歳となります。また自分で自分の事を出来る 寿命のことを健康寿命といいますが、2003年のWHOの報 告によりますと、男性72.3歳、女性77.7歳とのことでござ います。時間に換算しますと、40年間の労働時間が約8万時 間に対して、60歳以降の自由時間は男性9.6万時間、女性 11.8万時間となり、40年間の労働時間より遥かに長いとい うことになるわけです。 そこで「老後の生活費がどれくらいかかるのか?」という ことですが、日銀のアンケート調査の結果によりますと、最 低限の生活費として、ご夫婦で月24.2万円、ゆとりのある生 活費として37.9万円、60歳以降の生活費として、最低限の 生活費として8,171万円、ゆとりのある生活費として 12,798万円という結果が出ております。また、65歳以上の 高齢者世帯の生活費に関しては、6割以上の世帯が収入は現 金のみで、現状月額3∼4万円、20年で約1,000万円が不足 しているとの答えでありました。 それでは「高齢者世帯の収入」はと申しますと、2000年 頃が一番多かったのですが、総所得が319.5万円、その内公 的年金が209.8万円でございました。その公的年金制度の仕 組みですが、まず国民年金(老齢基礎年金)加入者が7,029 万人、その上に厚生年金加入者が3,249万人となっておりま す。しかしながら厚生年金だけではやっていけないというこ とで、企業によっては厚生年金基金が615万人、最近では確 定拠出年金が増加してきており、今後検討して頂く必要があ ると思われます。 続いて「公的年金の変遷」についてです。まず昭和17年に 労働者年金がスタート致しました。その後36年に国民年金と なり、事業者の方も加入するようになりました。この頃は自 分が積立てた年金を60歳から自分が受け取るという仕組みで ありましたが、医学の進歩などで平均寿命が延びたことに よってこの仕組みが成り立たなくなり、そこで61年に大改正 を行ないまして、今の基礎年金と厚生年金に分ける仕組みと なり、非常に複雑になり分かり難くなってしまった訳です。 これによって、自分の年金は後の世代の人に払ってもらい65 歳から受け取るという形に変化しました。余談になりますが、 第1739回 卓話 4月23日 「スリランカの治安回復に向けた課題や支援策」 金井学園総務部長 中野 多郎右エ門 氏 実は私は38年間警察官をやっておりました。その中でも特に 国際犯罪に重点をおいてやって参りました。そこでスリランカに 行くことになったきっかけはと申しますと、インド、パキスタン、 スリランカを管轄しているのが、外務省の南西アジア課になるわ けですが、そこの課長が私の元上司でありまして、手伝って欲し いという要請を受けたのがきっかけでございました。今日はその スリランカにたった5日間しか滞在出来なかったわけですが、そ の5日間で得た感覚を皆さんにご披露申し上げたいと思います。 実は今回の話は、日本国憲法とも深く関係があります。日本国 憲法の前文には国際民主主義という大きな柱を謳っております。 そこで政府は今ODA等で海外支援を行なっているわけですが、特 に治安の点において日本は、アジア全体の安定が欠かせないわけ でありまして、警察力、捜査力を向上させて、香港、アフガニス タン、パキスタン、カンボジア等々のアジアに犯罪組織が根付か ないようにしようという発想で今取組みをしております。ご存知 の通りスリランカは去年の5月に内紛が終わって、今政府が国を 立て直そうと新しい政策に取り組んでいるところであります。そ こで、日本が治安対策において何かバックアップ出来ないかとい うことで5日間行って参りました。 付加年金というものがありまして、第一号被保険者が毎月の 保険料に400円をプラスして支払うと、納付月数に応じて、 200円×納付月数の年金が受け取れるという制度で、2年で 元が取れるオイシイ年金で御座います。また、今まで60歳か ら受け取ることが出来た方が急に65歳からとなりますと大変 で御座いますので、特別にもらえる60歳からの年金という制 度も暫定的にございますが、これが非常に複雑で分かり難く なっております。 今後「年金額がどうなっていくのか?」ということですが、 今現在は現役世代の平均賃金約40万円の60%を補填する仕 組みとなっておりますが、2023年度以降は50%に下がりま す。今最も問題になっておりますのは、手取りの収入が下が りつつあるということです。その結果将来、ご夫婦の収入が 20万円を割り込んでくると予想されます。 最後に「在職老齢年金」についてです。総報酬月額相当 額+年金月額が28万円を超えますと、超えた額の半分の年金 が減額されます。ここでご注意頂かなければならないのは、 会社でいくらたくさん給料を払っても一番儲かるのは国だと いうことです。逆に「高年齢雇用継続給付金」として、60歳 到達時賃金に比べて75%未満の賃金に低下した時、65歳ま で支給されるという制度です。是非今後年金及び社会保険制 度等を研究し、見直して頂く必要があろうかと思います。 ちょっと時間オーバー致しましたが、最後までご清聴いた だき有難う御座いました。 以上 スリランカの面積はほぼ北海道と同じくらいで、人口は2200 万人ということで北海道より密集しております。気候は一年中 25度∼30度くらいで温暖で、緑と野菜と果物が豊富であり、国 としては非常に過ごしやすい素晴らしい国であります。 日本と関係があることの一つとして、第二次世界大戦終了後の 1951年、サンフランシスコ講和条約において、日本の戦争責任 を各国が請求し始める中、当時のスリランカの大蔵大臣であった リチャード・ジャワルナダ氏が、「日本が挙げた理想に独立を望 むアジアの人々が共感を覚えた事を忘れないで欲しい」という言 葉を述べられ、日本への損害賠償の権利を放棄し、日本を弁護さ れたということで有名になっておられます。我々日本人として忘 れてはならないことだと思います。 スリランカに対する日本の支援として警察機能を強化しようと いうことですが、今までのスリランカの警察は国の機関を守る組 織でしたが、内紛終了後は市民の為の警察になろうと方向転換し ておりました。その中でも特に警察庁長官が力を入れておられた のが、国民和解の方策としてタミル語を全警察官に教育するため に、日本の英会話教室で使っているシステムを導入したいという こと、もう一つは警察官の質を向上するために、柔道を通じて日本 の武士道を取り入れ、メンタルサポートを図りたいと仰っておら れました。 もう一つ感心したのは、5年程前にスマトラ島地震の津波で、 スリランカの海岸線が大きな被害を受けたのですが、その後、地 元の民家、お店を警察官の活動の拠点として活用して、日本と同 様の交番制度及び巡回連絡を既に行なっておりました。ちょっと 驚いたのは、市民には拳銃を向けないという方針のもと、警察官 が拳銃を持たずに丸腰で巡回にあたっていたのですが、今後問題 が起きないかどうか注目していかなければならないと思われま す。 最後になりますが、是非現地でおいしい紅茶とカレーをご賞味 して頂いて、素晴らしい景色を見て頂きたいと思います。お勧め 致します。 今日はご清聴頂き有難う御座いました。 以上 3 例 会 記 録 22年4月分 日 2 9 16 23 № 当 日 メ ー ク 補正後 出席数 アップ数 出席数 会員数 1736 35 23 1737 35 28 出席率 ビジター プログラム 26 78.8 % 「会長エレクトセミナーに参加して」 木村会長エレクト % 「知って得するあなたの年金」 32 91.4 社会保険労務士 古道 實 氏 1738 35 30 31 91.2 「クラブフォーラム」 担当雑誌委員会 「ロータリーの友」読後感 「ロータリーの友と私」 28 % 「スリランカの治安回復に向けた課題や支援策」 1739 35 29 82.9 4 回 140 109 名 名 % 0 金井学園総務部長 中野多右ェ門 氏 % 名 118 86.1 参考 地区平均出席率 % 地区順位 名 定 例 理 事 会 記 録 世 4月2日開催 議 案 並 審 議 事 項 提案委員会 幹 事 新 記 事 ◇加賀RCと交換卓話について ◇4月30日例会休会について ◇4月18日開催少年サッカー大会(丸岡・三国RC)について 代 その他クラブ内行事記録 日 3 7 16 18 委員会 会合行事名 会 場 出 席 者 親睦委員会 次年度委員長 雑誌委員会 新世代 職場訪問かねて 次年度委員会合同会議 クラブフォーラム 少年サッカー大会 サントリー 三国観光ホテル 12名 まるおかスポーツランド 会長・新世代委員長他 記 事 クラブ外行事記録 日 3 4 会合行事名 会 場 出 席 者 地区大会 第1日目 地区大会 第2日目 京都国際会議場 京都国際会議場 会長・幹事 会長他19名 記 事 奉 仕 活 動 記 録 日 18 4 委員会 事 業 の 目 的 記 事 新世代 ロータリーカップ坂井市少年サッカー大会 丸岡RC・三国RC共同事業
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