広島県立図書館友の会創立 25 周年記念 平成 27 年度第2回ブックサロン 「吉野弘の教科書の詩を 読みなおす」 講 師:西 原 大 輔 さん やさしい心の持ち主は いつでもどこでも われにもあらず受難者となる。 ―『夕焼け』より― (広島大学大学院教授・ 広島大学大学院教授・詩人) 詩人) 日 時:平成 27 年9月 12 日(土) 午後1時 30 分~午後3時 場 所:広島県立図書館会議室 (広島市中区千田町三丁目7-47 (広島市中区千田町三丁目7-47) 47) ※ 裏面地図 参加費:500 参加費:500 円 (「本の虫 「本の虫 MOTH No.29」を進呈) No.29」を進呈) (当日受付でお支払いください。広島県立図書館友の会の運営費に充てます。) 定 員:50 員:50 名 (どなたでも参加できます。電話又はファクシミリで事務局まで事前にお申し 電話又はファクシミリで事務局まで事前にお申し 込みください。定員未満の場合,当日参加も可能です。 ) ~講師より~ 講師より~ 今年 1 月 27 日、NHK・クローズアップ現代は、昨年亡くなった詩人吉野弘を取りあ げ、大きな反響を呼びました。放送後、書店では吉野弘の詩集がたちまち売り切れとなり げ、大きな反響を呼びました。放送後 、書店では吉野弘の詩集がたちまち売り切れとなり 「I born」 ました。吉野弘の詩は、学校教科書の定番教材です。 「 I was born 」 「夕焼け」 「奈々子に」 「虹の足」 「祝婚歌」 「生命は」などが有名です。ところが、これらの作品をよく読むと、 「生命は」などが有名です。ところが、これらの作品をよく読むと、 讃美一色に彩られてきた吉野弘の詩の語りが歪んでいることが見えてきます。 ~講師プロフィール~ 1967(昭和 42)年生まれ。広島大学で日本文学を担当。筑波大学・東京大学大学院に学び、シンガ ポール国立大学・駿河台大学を経て、2004(平成 16)年から広島大学在職。日本の近現代詩を研究 するかたわら、七五調四行形式の詩「七五小曲」を書き続けている。著書に、『谷崎潤一郎とオリ エンタリズム』(中央公論新社)、『橋本関雪』(ミネルヴァ書房)、『日本名詩選1・2・3』(笠間 書院)のほか、詩集に『赤れんが』『蚕豆(さんとう)集』『美しい川』『七五小曲集』『掌(てのひ ら)の詩集』(七月堂)がある。 主催 広島県立図書館友の会 《事務局》 〒730-0052 広島市中区千田町三丁目7-47 広島市中区千田町三丁目7-47 広島県立図書館内 電話 082-241-4995 ファクシミリ 082-241-9799 0 広島県立図書館友の会に入会しませんか この会は,広島県立図書館を中心に,県内における生涯学習を促進するための自主的な活動を行うことを目的としています。 <主な事業> ○会報(友の会ニュース)の発行 ○講演会,読書会等の行事の開催 <会 費> 年会費1,000円 <会員の特典> ○会報(友の会ニュース)が送られます。 ○主催行事のお知らせ等が送られます。 <入会方法> はがきに名前(ふりがな),住所,電話番号を記入して,事務局宛てにお送りいた だくか,広島県立図書館総務課で入会の手続をおとりください。 ※ いただいた個人情報は,厳重に管理し,この会の事業で必要な用途以外には使用しません。
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