【無償資金協力】太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画 交換公文(E/N)署名年月日: 2010年2月4日 供与額:11億円 実施機関:ボツワナ電力公社(Botswana Power Cooperation: BPC) 案件内容: ボツワナは必要な電力の87%を輸入に頼っており(2010年) 、慢性的な電力不足に 悩まされています。ボツワナにおける太陽光の日射レベルは世界最高水準にあり、太陽光 発電所を建設するのに最適な国であると言えます。 本プロジェクトは、無償資金協力の中でも特に環境分野に特化した環境プロジェクト無 償資金協力として実施され、ハボロネ郊外にあるパカラネの変電所に連携する太陽光発電 システムの整備に必要な資金11億円がボツワナ側に供与され、1.3メガワットの太陽 光発電システム設置に使用されています。この発電システムの整備により、エネルギー供 給能力を向上させるだけでなく、温室効果ガスの排出削減や再生可能エネルギーの導入が 可能となり、環境にやさしいエネルギー利用につながっています。 我が国は TICAD IV (2008年)でアフリカ諸国の気候変動対策支援強化を表明して おり、本プロジェクトはその表明を具体化したもののひとつと言えます。
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