『若者のよりよい就職のためのアンケート調査』 (在学生)2012 年実施 結果の概要 調査目的 初職の就職マッチングを高めるのに必要なものは何かを明らかにする。 調査場所 大阪新卒応援ハローワーク(阪急グランドビル 26 階) 調査日時 2012 年 10 月 29 日(月)から 11 月 2 日(金)の 14 時から 17 時 調査対象 大阪新卒応援ハローワークを利用している男女 (新規大学等卒業予定(新卒)学生および卒業後 3 年以内の既卒者) 調査方法 配布回収調査法 阪急グランドビル 18 階にある大阪新卒応援ハローワークにおいて、調査当日 のハローワーク利用者に、直接在学生であることをたずねた上で、調査票を 渡し、各自記入後、回収所へ持参してもらった。 回収数 在学生 173 名 I 回収サンプルの構成 a. 最終学歴 合計(人) 割合(%) 割合 合計 割合 (人) (%) (人) (%) 高専 0 0 0 0 9.09 専門 5 10.64 7 5.93 136 82.42 短大 0 0 15 12.71 2 1.21 大学 42 89.36 94 79.66 165 100 大学院 0 0 2 1.69 合計 47 100 118 100 0 0 専門 12 7.27 短大 15 大学 合計 b. 女性 合計 高専 大学院 男性 入学年・卒業年 入学 合計(人) 割合(%) 卒業 合計(人) 割合(%) 2007 年 1 0.64 2012 年 1 0.61 2008 年 11 7.01 2013 年 158 95.76 2009 年 115 73.25 2014 年 4 2.42 2010 年 3 1.91 2015 年 2 1.21 2011 年 26 16.56 合計 165 100 2012 年 1 0.64 157 100 合計 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 II 新卒の就職活動状況 (1) 就職情報サイトに登録したのはいつ頃ですか。 男女ともに、就職活動が本格的に開始された 2011 年 12 月から 2012 年 2 月の間に就職 情報サイトに登録をする学生が最も多い。男性は 50%、女性は 30.9%となっている。次 に多いのは 2011 年 9 月から 11 月で、男性で 14%、女性で 29.3%である。未登録者は 男性で 8%、女性で 3.3%にとどまった。 (2) 説明会・セミナーに初めて参加したのはいつ頃ですか。 図1-1、図1-2より、就職情報サイトへの登録と同様、男女ともに 2011 年 12 月か ら 2012 年 2 月の間に説明会・セミナーに初めて参加した学生が最も多い。男性は 42%、 女性は 46.3%である。また男性は 2012 年 3 月から 5 月の間も 28%と比較的多い。参加 経験のない学生は男性で 4%、女性で 9.8%となっている。 (3) インターンシップにはじめて参加したのはいつ頃ですか。 インターンシップ参加者は回答者 173 名中 36 名(20.8%)であった。図1、図1-2に 示すように、 2011 年 6 月から 8 月の間に初めて参加した学生が最も多く、17 名であった。 「2013 年卒マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」によると、13 年卒の学生のイン ターンシップ参加率は 28.4%となっている1。このことは、今回調査対象となった者(多 くの場合最終学年の 11 月時点で就職が確定していない者)において、インターンシップ参 加率が低いことを示しているかもしれない。あるいは、大阪の地域性や、調査対象に女性 が多いことから女性の特徴を反映しているのかもしれない。 (4) 新卒応援ハローワークを利用し始めたのはいつ頃ですか。 今回は、新卒応援ハローワークにおいて調査させてもらった。そこで、ハローワークを 利用し始めた時期を尋ねたところ、図2に示すように、男女ともに 2012 年 9 月からアン ケート調査日までの期間にハローワークの利用を始めた学生が最も多かった。全体的な傾 向として、2012 年 3 月以降に利用を開始した者が増加している。 1 参考資料は以下のウェブページより入手: http://www.mynavi.jp/news/2011/12/2013.html 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 図 1-1. 就職情報サイト/説明会・セミナー/インターンシップへの登録・参加時期(男性) 就職情報サイトへの登録時期と 説明会・セミナー/インターンシップに初めて 参加した時期(男) 80 70 60 50 % 40 30 20 10 0 就職情報サイト 不明 8 以降 2012/9 ~ 2012/6 5 11 ~ 2012/3 ~ 2011/9 8 ~ 2012/2 2011/12 ~ 2011/6 以前 2011/6 未登録・ 不参加 説明会・セミナー インターンシップ 注.%は、男性全体(47 人)に対する各項目に参加した人数の割合として計算。 図 1-2. 就職情報サイト/説明会・セミナー/インターンシップへの登録・参加時期(女性) 就職情報サイトへの登録時期と 説明会・セミナー/インターンシップに初めて 参加した時期(女) 90 80 70 60 50 % 40 30 20 10 0 就職情報サイト 不明 8 以降 2012/9 ~ 2012/6 5 11 ~ 2012/3 ~ 2011/9 8 ~ 2012/2 2011/12 ~ 2011/6 以前 2011/6 未登録・ 不参加 説明会・セミナー インターンシップ 注.%は、女性全体(118 人)に対する各項目に参加した人数の割合として計算。 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 図 2. ハローワーク利用開始時期 ハローワークを利用し始めたのはいつ頃ですか。 45 40 35 30 25 % 20 15 10 5 0 男 不明 非回答 回答日が初めて 8 以降 2012/9 ~ 2012/6 5 11 ~ 2012/3 ~ 2011/9 8 ~ 2012/2 2011/12 ~ 2011/6 女 (5) 就職に関する情報は誰・どこから得ていますか。 ※複数回答可 就職に関する情報を「就職情報サイト」から得ると回答した学生が 153 人と最も多く、 次いで「ハローワーク」(130 人)、「大学の就職支援課等」(119 人)、「企業のホームペー ジ(HP)」(84 人)となっている。また、男女で比較すると、男性は「企業のHP」と回答 した割合(58%)が女性(44.7%)より多く、女性は「ハローワーク」と回答した割合(78.9%) が男性(66%)より多い。 図 3. 情報入手方法 就職に関する情報は誰・どこから得ていますか。 ※複数回答可 男 その他 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 ハローワーク OG 大学の就職支援 課等 親 友人 ・ OB 新聞 書籍 インターンシップ 企業が実施する セミナー等 の利用 SNS 就職情報サイト 企業の HP 100 90 80 70 60 % 50 40 30 20 10 0 女 (6) インターンシップに応募・参加したことのある人は回数をお答えください。 非回答者が多数のため詳細については割愛する。なお、インターンシップ応募回数は 1 回と答えた者が最も多く 25 人、参加回数も 1 回が最多で 31 人であった。また、インター ンシップ参加最長日数は、14 日が 8 人、10 日が 7 人、1 日が 5 名となっている。 (7) エントリーシートを送った企業の数は、以下の時点までにあわせて何社ぐらいになり ましたか。 エントリーシートを送った企業の数は、2012 年 7 月までは 1~5 社(27 人)、6~10 社 (18 人)、30~39 社(17 人)の順であり、2012 年 10 月までは 1~5 社(22 人)、20~29 社(17 人)、30~39 社(16 人)の順である。また、男女別にみると、男性は 30 社以下と回 答する割合が集中しているのに対し、女性は 30~60 社にエントリーシートを送った割合 も多い。 図 4-1. エントリーシート送付数(全体) エントリーシートを送った企業の数は、 以下の時点までにあわせて何社ぐらいになりましたか。 2% 0% 25% 1% 7% 10% 9% 2012年7月 平均:21.76 最小値:0 最大値:250 13% 2% 2% 3% 5% 20~29 1% 14% 0~9 10~19 2% 0% 1% 22% 22% 26% 30~39 40~49 7% 7% 10% 9% 2012年10月 平均:28.74 最小値:0 最大値:300 50~59 60~69 70~79 80~89 90~99 100以上 非回答 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 図 4-2. エントリーシート送付数(男性) エントリーシートを送った企業の数は、 以下の時点までにあわせて何社ぐらいになりましたか。(男) 0% 2% 18% 20% 0% 30% 28% 0% 0% 0% 2% 2% 2% 6% 20~29 6% 40~49 30~39 18% 28% 4% 70~79 80~89 2012年10月 平均:20.53 最小値:0 最大値:250 50~59 60~69 12% 4% 2012年7月 10~19 4% 4% 6% 4% 0~9 90~99 平均:28.07 最小値:0 最大値:300 100以上 非回答 図 4-3. エントリーシート送付数(女性) エントリーシートを送った企業の数は、 以下の時点までにあわせて何社ぐらいになりましたか。(女) 2% 0% 0% 2% 1% 9% 6% 7% 11% 0~9 10~19 2% 1% 1% 10% 20% 24% 25% 27% 2% 3% 11% 20~29 30~39 9% 7% 9% 11% 40~49 50~59 60~69 2012年7月 2012年10月 70~79 平均:22.31 最小値:0 最大値:100 平均:29.03 最小値:0 最大値:100 90~99 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 80~89 100以上 非回答 (8) 希望職種 ※複数回答可 就職活動開始当初の希望職種として「営業」と「事務」と回答した者が最も多く(50 人)、 次いで「特にこだわらない」(43 人)であった。現在は「事務」が最多(111 人)で、「営業」 (51 人)、 「開発・企画」(24 人)と続く。また、 「特にこだわらない」は開始当初より 26 人 の減少、「事務」は 61 人の増加と大きな変化が見られた。なお男性において「営業」、「事 務」の増加、女性において「特にこだわらない」の減少と「事務」の増加傾向が強い。現 在は男性で「営業」、女性で「事務」を希望する学生の割合が最も高い。 図 5-1. 希望職種 希望職種 ※複数回答可 120 100 80 人 60 40 就職活動開始当初 20 非回答 その他 教員 公務員 技術 人事 経理 開発・ 企画 事務 営業 特にこだわらない 0 現在 図 5-2. 希望職種(男性) 希望職種 ※複数回答可(男) 就職活動開始当初 非回答 その他 教員 公務員 技術 人事 経理 開発・ 企画 事務 営業 特にこだわらない 70 60 50 40 % 30 20 10 0 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 現在 図 5-3. 希望職種(女性) 希望職種 ※複数回答可(女) 80 70 60 50 % 40 30 20 10 0 就職活動開始当初 非回答 その他 教員 公務員 技術 人事 経理 開発・ 企画 事務 営業 特にこだわらない (9) 希望産業 現在 ※複数回答可 就職活動開始当初の希望産業として、「メーカー」を選択した者が最も多く(47 人; 27.1%)、次いで「特にこだわらない」(42 人; 24.2%)、「商社」(33 人; 19.0%)となっ ている。現在は「特にこだわらない」(65 人; 52.8%)、 「メーカー」(56 人; 45.5%)、 「商 社」(46 人; 37.3%)の順である。上位 3 つの選択肢はいずれも増加しているが、その他に も「医療・福祉」、「サービス」などで増加が見られる。反対に、「マスコミ・広告・出版・ 映像」、「金融」などが減少している。 現在の希望産業を男女別に見ると、男性は「メー カー」、女性は「特にこだわらない」が最も多い。 図 6-1. 希望産業(全体) 希望産業 ※複数回答可 就職活動開始 当初 現在 非回答 その他 教員 サービス 公務員 教育 医療・ 福祉 旅行・ ホテル・ レジャー 建設・ 不 動産 金融 電気・ ガス・ 水道 運輸・ 通信 IT マスコミ・ 広告・ 出版・ 映像 飲食店 デパート・ スーパー・ 専門店 商社 メーカー 特にこだわらない 人 70 60 50 40 30 20 10 0 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 図 6-2. 希望産業(男性) 非回答 その他 教員 公務員 サービス 教育 医療・福祉 旅行・ホテル・レジャー 建設・不動産 金融 電気・ガス・ 水道 運輸・通信 IT マスコミ・ 広告・出版・映像 飲食店 デパート・ スーパー・ 専門店 商社 メーカー 特にこだわらない 希望産業 ※複数回答可(女) % その他 非回答 教員 公務員 サービス 教育 医療・福祉 建設・不動産 旅行・ホテル・レジャー 金融 電気・ガス・ 水道 運輸・通信 飲食店 IT マスコミ・ 広告・出版・映像 デパート・ スーパー・専門店 商社 メーカー 特にこだわらない 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 就職活動開 始当初 現在 50 45 40 35 30 25 20 15 10 5 0 就職活動開 始当初 現在 45 40 35 30 25 20 15 10 5 0 希望産業 ※複数回答可(男) % 図 6-3. 希望産業(女性) (10) 企業選びにおいて重視することを、より重視する方から順に2つお選びください。 図 7-1 では、男性で「就職活動当初」に最も重視していたものとして 35.4%が「職種」 を、12.5%が「給料」、 「産業」を、8.3%が「勤務地」を選んでいた。2 番目に重視してい たものについては「給料」 「職種」 「勤務地」のほかに「労働時間」も多かった。男性で「現 在」最も重視するものとしては、32.6%が「職種」を、次いで 14.2%が「休暇」 「勤務地」 と回答している。就職活動当初から現在では「福利厚生」や「休暇」を重視するものが増 えていることがわかる。 一方、図 7-3 より女性で「就職活動当初」に最も重視していたものとして 34.4%が「職 種」を、15.1%が「勤務地」を、12.6%が「給料」を選択している。女性で「現在」最も 重視するものとしては、32.2%が「職種」を、25.6%が「勤務地」を、12.3%が「人間 関係」を選択している。これらの図から、男女共に「職種」と「勤務地」を重視している ことがわかるが、「勤務地」は女性の方が重視する傾向にあることもわかる。 図 7-1. 企業選びにおいて最も重視するもの(男性) ( 40 30 % 20 10 0 ) 就職活動当初 現在 図 7-2. 企業選びにおいて2番目に重視するもの(男性) ( 40 35 30 25 % 20 15 10 5 0 ) 就職活動当初 現在 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 図 7-3 企業選びにおいて最も重視すること(女性) 40 30 ( % 20 ) 10 0 就職活動当初 現在 図 7-4 企業選びにおいて2番目に重視するもの(女性) ( 40 35 30 25 % 20 15 10 5 0 ) 就職活動当初 (11) 現在 就職活動当初、いつ頃までに就職は決定していると思ったか 図 8 では、 「特に考えていなかった」という回答が 52 人(約 31%)と一番多く、次いで 8 月が 28 人(約 24%)となっている。男性で「特に考えていなかった」人が多い。ただし、 これは男子学生全体と女子学生全体の考え方の差を表しているのか、今回の調査対象の男 女差を捉えているのかは分からない。 同時に、「特に考えていなかった」以外を回答した者の存在も軽視できない。「特に考え ていなかった」以外では、男女それぞれ 12.2%、18.1%が「8 月」までには決まっている と思っていたと回答している。就職に関するさまざまな試験が 8 月ごろまでにあることを 反映しているのかもしれない。いずれにせよ、調査対象が当初考えていた時期から、調査 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 が行われた 11 月まで就職活動を延期せざるをえなかった様子がうかがわれる。 図8 就職活動当初、いつ頃までに就職は決定している と思ったか? ( 70 60 50 40 % 30 20 10 0 ) 男性 (12) 女性 1 年前と現在とで変わったこととして、 当てはまる番号 1 つに○を付けてください。 図 9-1 より、男性では 36.7%が 4 を、8.2%が 5 を回答し、「より積極的・肯定的にな った」と感じている人が多いことがわかる。一方で、女性は 25.6%が 2 を、13.2%が 1 を、23.1%が 4 を、11.6%が 5 と回答している。女性では「より積極的・肯定的になった」 と感じる人よりも「より否定的・消極的になった」と感じる人が多いことがわかる。 図 9-1 1年前と比較して、積極的になったか? 36.7 40 36.7 35 30 25.6 ( 25 26.4 男性 23.1 % 20 15 ) 13.2 8.2 10 5 0 女性 18.4 11.6 0.0 1 2 より否定的・消極的になった← 3 変化なし 4 5 →より積極的・肯定的になった 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 図 9-2 では、 「努力によって報われる」といった価値観が、この 1 年を通じてどう変わっ たかを尋ねた回答をまとめている。図 9-1 同様、男性と女性で結果が異なる。男性では、 努力が必要だと感じるようになった人の方がかなり多く、女性では「努力が重要」という 価値観と同じように「運やコネが重要」という価値観を持つようになった人も少なくない。 この男女差は、労働市場のひっ迫度が男女間で異なることを示しているのかもしれない。 図 9-2 1年前と比較して、人生には努力が必要か、運やコ ネが必要か? 38.8 男性 32.7 22.5 ( 45 40 35 30 25 % 20 15 10 5 0 ) 8.2 10.8 27.5 女性 21.7 17.5 14.3 1 6.1 2 運やコネが必要← 3 4 変化なし 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 5 →努力が必要 (13) いま就きたい職業はどんな仕事か、明確に描けていますか。自分に近い番号 1 つに ○を付けてください。 今回の調査回答者では、男性の 67.3%、女性の 72.7%が、何となくであったとしても やりたい職業のイメージを持っている(図 10)。男性よりも女性の方が明確なイメージが あることがうかがわれる。男性では、 「よくわからない」に近い 1 あるいは 2 と回答した者 が 32.6%に及んでいることがわかる。 図 10 今、明確なイメージを描けているか? 50 38.8 40 ( % 26.5 30 ) 20 10 19.8 16.3 16.3 男性 女性 30.6 21.5 10.212.4 6.6 0 1 2 まだよくわからない← (14) 3 何となくイメージはある 4 5 →明確 仮に 3 月までに就職が決まらない場合どうしますか(※複数回答可) 図 11 より、男女ともに求職活動を続けようと考えている人が最も多いことがわかる。次 いで、「アルバイト等で働く」、「資格・試験の勉強をする」という回答が多い。「特に何も しない」と答えた人は 0 人であった。 図 11 仮に3月までに決まらない場合、どうするか? 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 男性 女性 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 (15) あなたの就職に対して保護者の方はどうお考えですか。最も近い数字に○を付けて ください。 図 12-1 より、男性の 63.2%、女性の 51.3%が 1 か 2 を選択している。すなわち、半 数以上の学生が、自分の保護者は卒業までに就職すべきだと考えていると回答している。 同時に、3 あるいは 4・5 を選択した者も少なくはない。男子学生の約 33%、女子学生の 約 28%の保護者がどちらともいえない、あるいは、女子学生の 21%、男子学生の 4%が無 理に就職しなくてもよいと考えている(と学生自身はとらえている) 。 保護者が無理に就職しなくてもよいと考えていることは、学生に就職先が決まらないこ とに対するプレッシャーをむやみに与えないという意味では良いことである。しかしなが ら、仮に決めなくてもよいことが最初の就職のインセンティブを削ぎ、最初の就職の機会 を失うことが将来的な就職の機会を低めてしまうようなことがあれば、長期的には学生に とって良いことにはならない。ここでの統計は、因果関係については一切述べていないが、 学生の就職活動について興味深く重要な背景を示している。 図 12-1 保護者はどう考えているか 40 33.9 35 30 36.7 32.7 28.1 26.5 男性 ( 25 女性 17.4 % 20 ) 14.9 15 10 5.8 4.1 5 0.0 0 1 2 卒業までに就職すべき← 3 どちらともいえない 4 5 →無理に就職しなくてもよい 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 (16) 学生時代に経験したものにチェックしてください。(※複数回答可) 図 13 より、男性の 73.4%、女性の 89.3%がアルバイトを経験しており、最も多い。そ れ以外に、男性の 26.5%、女性 52.4%が資格を、男性の 24.4%、女性の 27%がボラン ティア活動を経験している。 図 13 学生時代に経験したもの 100 90 80 70 ( 60 % 50 ) 40 男性 30 女性 20 10 0 (17) 今通っている学校の 1 年時の授業の出席率についてお答えください。 回答者のうち、約 75%が 1 年時に 9 割以上授業に出席したと回答しており、2 割未満は 1%に満たないごく少数である。 (18) 次のうち自分に近い番号 1 つに○を付けてください。 最後の質問では、学生自身の日ごろの行動様式について、とくに就職活動に焦点をあて て尋ねた。ここでは、それぞれの設問に対して、1(全くあてはまらない)から 5(ぴったり当 てはまる)のうち自分に一番近い番号を選んでもらった。 結果は以下の通りである。まず図 14-1 から図 14-3 より、自分はいつも計画をたてて行 動すると考えている人が多いことがわかる。図 14-1 で、男性の 30.6%が「4 少し当ては まる」を、10.2%が「5 ぴったり当てはまる」を選択している。女性では「4 少し当ては まる」と回答した人が 38.5%と最も多く、「5 ぴったり当てはまる」人も 10.7%いた。男 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 女とも自分は計画を立てて行動すると考えている人が多い。一方で、図 14-2 および図 14-3 より、計画をたてても先延ばしにしてしまいがちで、エントリーシートを締切り直前に出 す人が多いこともわかる。どちらも男女ともに 30%から 40%が「4 少しあてはまる」を 選択している。 図 14-1. いつも計画を立てて行動するか? 45 40 35 30 25 %20 15 10 5 0 38.8 38.5 30.6 男性 女性 ( 25.4 ) 18.0 14.3 10.210.7 6.1 7.4 1 2 全くあてはまらない← 3 4 どちらともいえない 5 →ぴったりあてはまる 図 14-2. 計画を立てても先延ばしにしてしまうか? 40.2 34.7 ( 45 40 35 30 25 % 20 15 10 5 0 20.419.7 30.6 男性 女性 20.5 ) 8.2 6.1 7.4 1 2 全くあてはまらない← 3 どちらともいえない 4 12.3 5 →ぴったりあてはまる 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 図 14-3. エントリーシートは締切直前に出すことが多いか? 40 34.7 35 30 27.1 ( 25 ) 10 29.7 女性 20.4 % 20 15 男性 10.2 12.7 14.3 20.4 18.6 11.9 5 0 1 2 3 全くあてはまらない← 4 どちらともいえない 5 →ぴったり当てはまる 最後に、図 14-4 より、男女ともに自分は平均的な就活生と比べて企業のことに詳しくな いという実感を持っている人が多いことがわかる。この傾向はとくに女性で強く、男性で は 63.3%が、女性は 71.3%が 1 または 2 と回答している。男女とも「ぴったり当ては まる」を選んだ人は 1 人もいない。これは、調査回答者が就職活動において得ている情報 が少ないことを表しているのかもしれないが、同時に、回答者が就職活動において自信を 持っていないことを表しているのかもしれない。 図 14-4 平均的な就活生と比べて、企業のことに詳しいか? 45 38.8 39.3 40 32.0 35 30 ( % 25 男性 26.5 24.5 女性 23.8 ) 20 15 10.2 10 4.9 5 0.0 0.0 0 1 2 全くあてはまらない← 3 4 どちらともいえない 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 5 →ぴったりあてはまる 詳しい分析結果を待たなければいけないが、以上で見てきた学生の特徴は、就職活動支 援策を考えるにあたって重要な示唆を持っている。締切り直前に行動をとったとしても締 切りに間に合えば問題ではないが、先に延ばした結果締切りに間に合わなかった場合には、 やっておけば確実にプラスになった機会ややっておく必要のあった経験を逸してしまう。 若者により積極的な就職活動をさせようと思えば、就職活動の計画を立てさせるような情 報の提供では不十分で、決めたことを先延ばしさせない工夫や先延ばし行動があると考え たインセンティブの設定が必要になろう。締切り直前であるとどのようなリスクがあるか を学生に知らせることや、本来の締め切りよりも前に何らかの練習機会の締め切りを作っ てやることも大切かもしれない。また、先延ばしすれば逸してしまう機会や経験について は、強制的に参加させることも必要だろう。学生が自信を持てるように有意義な情報を与 えて学生に自信を持たせることも重要かもしれない。図 14-5 で示す通り、5 年後について いる仕事のイメージを持てる若者は多くない。自分のやりたいことのイメージはつかめて いても、5 年先が見えないというのでは、若者の就職活動の意欲も高まらないだろう。今後 は、調査させていただいた情報を使って、若者の初職探しのために必要な政策をより深く 考えていきたい。 図 14-5 45 5年後に就いている仕事をイメージできるか? 38.8 40 35.2 35 30 ( % 25 ) 20 男性 26.5 27.0 女性 22.1 18.4 15 12.2 10.7 10 4.1 4.9 5 0 1 2 全くあてはまらない← 3 どちらともいえない 4 5 →ぴったり当てはまる (文責:小原・関島・塗師本) 2. 新卒者に行ったアンケート調査の結果概要 『若者のよりよい就職のためのアンケート調査』(既卒者)2012 年 実施結果の概要 調査の概要 ⽬的 初職の就職マッチングを⾼めるのに必要なものは何かを明らかにする。 場所 ⼤阪新卒応援ハローワーク(阪急グランドビル 18 階) ⽇時 2012 年 10 ⽉ 29 ⽇(⽉)から 11 ⽉ 2 ⽇(⾦)の 14 時から 17 時 対象 ⼤阪新卒応援ハローワークを利⽤している男⼥(卒業後 3 年以内の既卒者) ⽅法 配布回収調査法阪急グランドビル 26 階にある⼤阪新卒応援ハローワークにおいて、 調査当⽇のハローワーク利⽤者に、直接既卒者であることをたずねた上で、調査票を渡し、 各⾃記⼊後、回収所へ持参してもらった。 回収数 既卒者 123 名 I. 基本情報 1. 最終学歴 合計(人) 割合(%) 男性 女性 合計 割合 合計 割合 (人) (%) (人) (%) 高専 0 0 0 0 1.61 専門 1 1.25 1 2.27 102 82.26 短大 0 0 2 4.55 大学院 4 3.23 大学 70 87.50 32 72.73 無回答 14 11.29 大学院 4 5.00 0 0 合計 124 100 無回答 5 6.25 9 20.45 合計 80 100 44 100 高専 0 0 専門 2 1.61 短大 2 大学 2. 入学年・卒業年 入学 合計(人) 割合(%) 卒業 合計(人) 割合(%) 1999 年 1 0.81 2002 年 1 0.81 2006 年 12 9.68 2010 年 13 10.48 2007 年 30 24.19 2011 年 26 20.97 2008 年 59 47.58 2012 年 77 62.10 2009 年 2 1.61 2013 年 1 0.81 2010 年 9 7.26 無回答 6 4.84 無回答 11 8.87 合計 124 100 合計 124 100 4. 既卒者に行ったアンケート調査の結果概要 3. 性別 合計(人) 割合(%) 男性 80 64.52 女性 44 35.48 合計 124 100 4. 兄弟の有無(本人含む) 合計(人) 割合(%) 合計(人) 割合(%) 1人 24 19.35 長子 56 45.16 2人 55 44.35 長子でない 67 54.03 3人 40 32.26 無回答 1 0.81 4人 2 1.61 合計 124 100 5人 1 0.81 無回答 2 1.61 124 100 合計 4. 既卒者に行ったアンケート調査の結果概要 II. 学校卒業直後の状態 (1)学校(最終学歴)を卒業した直後の状態として最も近いのはどれですか。 男性の回答では、「パート・アルバイト」が 37%と最も多く、次に 21%で「正社員」が続く。⼀⽅で、⼥ 性の 43%が卒業直後に「正社員」として働いている。また、「特に何もしていない」と回答した⼥性が全 体の 4%にとどまるのに対し、男性では 9%に上る。「派遣社員・請負社員」「資格取得などのため勉強」 「その他」については男⼥で⼤きな差は⾒られない。 男性では、初職就職時に正社員としての職が決まらなかった者がハローワークに来てよりよい就職先を 探しているのに対して、⼥性では正社員として働いてみたもののミスマッチがあり新しい就職先を探している 姿が反映されているのかもしれない。 図 1. 学校(最終学歴)卒業直後の状態(男性) 正社員 9% 4% パート・アルバイト 21% 10% 派遣社員・請負社員 資格取得などのため勉 強 14% その他 37% 5% 特に何もしていない 注. 対象サンプルは男性全体(80 ⼈) 図 2. 学校(最終学歴)卒業直後の状態(⼥性) 正社員 0% 4% パート・アルバイト 9% 43% 14% 派遣社員・請負社員 資格取得などのため勉 強 7% その他 23% 特に何もしていない 注. 対象サンプルは⼥性全体(44 ⼈) 4. 既卒者に行ったアンケート調査の結果概要 (2)学校を卒業した直後、最初に就いた「勤め先」はあなたの希望どおりでしたか。 上の質問で「正社員」と回答した⼈の 58%が、最初の就職先について「『そこなら就職してもよい』と思 っていた」という結果を得た。このことから、正社員として就職した⼈の多くは、良しとした上で企業を選んだ ものの、何らかの理由でそこを辞めてしまっていることがわかる。⼀⽅で、上の質問で「パート・アルバイト」と 回答した⼈については、全体の 30%の⼈が「希望する就職先は特になかった」と回答し、最も多かった。 求職時における志望企業の明確さが、就職の成否に関わっている可能性がある。初職が「派遣社員・請 負社員」だった⼈の過半数が、「『そこなら就職してもよい』と思っていた」と回答した。 図 3. 最初の就職先は希望通りだったか(正社員) 11% 8% 「ぜひ就職したい」と希望 していた 6% 「そこなら就職してもよい」 と思っていた あまり就職したいとは 思っていなかった 17% 希望する就職先は特にな かった 58% 無回答 注. 先の質問で「正社員」と回答した⼈(36 ⼈)について 図 4. 最初の就職先は希望通りだったか(パート・アルバイト) 2% 「ぜひ就職したい」と希望 していた 15% 「そこなら就職してもよい」 と思っていた 33% 20% あまり就職したいとは 思っていなかった 希望する就職先は特にな かった 無回答 30% 注. 先の質問で「パート・アルバイト」と回答した⼈(40 ⼈)について 4. 既卒者に行ったアンケート調査の結果概要 図 5. 最初の就職先は希望通りだったか(派遣社員・請負社員) 0% 0% 「ぜひ就職したい」と希望 していた 29% 「そこなら就職してもよい」 と思っていた あまり就職したいとは 思っていなかった 57% 希望する就職先は特にな かった 14% 無回答 注. 先の質問で「派遣社員・請負社員」と回答した⼈(7 ⼈)について III. 学校卒業後の転職回数 (1)学校卒業後に最初に就いた職業から数えて、今までに何回勤務先を変えましたか。 男⼥ともに、これまで⼀度も転職を経験したことがない⼈が最も多い。特に⼥性については、0 回と答え た⼈が全体の約 60%を占めるのに対し、男性は 1 回、2 回と転職する⼈も多い。これには上で述べた 男⼥の初職の形態の違いを反映していると考えられる。なお、0 回とは⼀度も就職していない者および⼀ 度就職した後にまだ就職が決まっていない者(転職に成功していない者)を指す。 図 6. 学校卒業後の転職回数(男⼥別) 35 30 25 20 男 15 女 10 5 0 0回 1回 2回 3回以上 無回答 注. 男性サンプル(80 ⼈)、⼥性サンプル(44 ⼈)。横軸が転職回数、縦軸が⼈数を表す。 4. 既卒者に行ったアンケート調査の結果概要 IV. 職業経験について (1)正社員として(正社員以外として)働いていた期間は通算でどのくらいですか。 正社員として働いたことのある⼈の約 60%は、その通算期間が 6 か⽉以下という結果を得た。最も多 かった回答は、通算勤続⽉数が「6 か⽉」だった。また図7においていくつか⼭が観察されることから、辞め るのに区切りのいい時期が存在する可能性がある。正社員以外として働いていた通算期間については、 通算期間が1年以下と短いグループと、4年以上の⻑いグループが存在することがわかる。なお、正社員 になったことのない⼈は 0 と回答していると考えられる。 図 7. 正社員として働いていた通算期間 12 10 8 6 人数 4 2 0 注. 50 ⼈から回答を得た。横軸は通算勤続⽉数、縦軸は⼈数。 図 8. 正社員以外として働いていた通算期間 14 12 10 8 人数 6 4 2 0 注. 64 ⼈から回答を得た。横軸は通算勤続⽉数、縦軸は⼈数。 4. 既卒者に行ったアンケート調査の結果概要 (2)賃⾦は⼿取りでいくらぐらいでしたか。 ⼿取り⽉収については 12 ⼈が 18 万円と回答し、最も多かった。⽉収を 18 万円前後と回答した⼈の 多くは正社員であり、固定給をもらっている⼀⽅で、⽉収が低い⼈はパートやアルバイトとして働いていると 予想される。また⼿取り時給については、800 円と 1000 円という回答がそれぞれ 8 ⼈と最も多かった。 ⼿取り時給について回答した⼈の多くが、パートやアルバイトとして働いていると考えられる。実際に⼿取り 時給の回答を得た 36 ⼈のうち、19 ⼈については初職にパート・アルバイトを選択している。 図 8. ⼿取り⽉収(単位:万円) 25 20 15 人数 10 5 0 注. 67 ⼈から回答を得た 図 9. ⼿取り時給(単位:円) 9 8 7 6 5 4 Frequency 3 2 1 More 1400 1350 1300 1250 1200 1150 1100 1050 1000 950 900 850 800 750 700 0 注. 36 ⼈から回答を得た 4. 既卒者に行ったアンケート調査の結果概要 (3)最後に勤めていた会社を辞めた理由 男性の回答で最も多かったのは、「労働時間が⻑い」の 11 ⼈だった。このことから、男性は⼥性に⽐べ て労働環境の悪い仕事に従事したことが離職の原因となりやすいことが考えられる。その他に、男性は「キ ャリアアップするため」「能⼒開発の機会が少ない」「仕事が⾯⽩くない」など、⼥性と⽐較して仕事の内容 を理由に辞める傾向があることがわかる。また 4 ⼈が「特段理由はない」のにもかかわらず仕事を辞めてい る。⼀⽅⼥性においては、最も多い回答が「⾁体的・精神的に健康を損ねた」、次に多かったのが「職場 の⼈間関係がつらい」だった。また男性に⽐べ「給与に不満」が多いのが特徴的だといえる。 図 10. 最後に勤めていた会社を辞めた理由(複数回答可)(男⼥別) その他 特段理由はない 給与に不満 仕事が面白くない 仕事がきつい 肉体的・精神的に健康を損ねた 能力開発の機会が少ない 職場の人間関係がつらい 女 昇進やキャリアに将来性がない 男 能力・成果を正当に評価されなかった 解雇 会社の経営者や経営理念・社風に合わな い キャリアアップするため 採用条件と職場の実態が異なっていたか ら 契約期間の満了 仕事上のストレスが大きい 労働時間が長い 0 2 4 6 8 注. 男性 43 ⼈、⼥性 30 ⼈から回答を得た。 4. 既卒者に行ったアンケート調査の結果概要 10 12 V. 性格についての質問 (1)いつも計画を⽴てて⾏動する 男性が「2」を最も多く回答したのに対して、⼥性は「3」が最も多かった。男性のほうが、⾃分は計画を ⽴てて⾏動していると考えていることがわかる。 図 11. いつも計画を⽴てて⾏動する(男性) 1% 9% 10% 1(ぴったりと当てはまる) 2 21% 3(どちらとも言えない) 34% 4 5(まったく当てはまらない) 無回答 25% 注. 男性 80 ⼈から回答を得た。数字が⼩さいほど、質問に当てはまることを⽰す。 図 12. いつも計画を⽴てて⾏動する(⼥性) 2% 9% 5% 1(ぴったりと当てはまる) 27% 21% 2 3(どちらとも言えない) 4 5(まったく当てはまらない) 無回答 36% 注. 男性 44 ⼈から回答を得た。数字が⼩さいほど、質問に当てはまることを⽰す。 4. 既卒者に行ったアンケート調査の結果概要 (2)計画を⽴てても、ずるずると先延ばししてしまう 男性については「2」と回答した⼈が最も多く、「1(ぴったりと当てはまる)」と合わせて 50%を超えている。 ⼥性についても最も多い回答は「2」だが、「3(どちらとも⾔えない)」もまたほぼ同じ回答数を得た。男性の ほうが、計画を⽴てても、ずるずると先延ばししてしまう傾向があることがわかる。ただし、エントリーシートに 関する質問への回答を⾒ると、男性の 34%が「3(どちらとも⾔えない)」と回答しており、「3(どちらとも⾔ えない)」を中⼼に、対称な分布をなしていることがわかる。⼀⽅で、⼥性については「2」が 39%と最も多 く、次に「3(どちらとも⾔えない)」が続く。男性の⽅が就職に関してやらなければならない締切については先 延ばしせずにやろうとするのかもしれまい。 図 14. 計画を⽴てても、ずるずると先延ばししてしまう(男性) 1(ぴったりと当てはまる) 1% 6% 2 15% 3(どちらとも言えない) 24% 4 39% 15% 5(まったく当てはまらな い) 無回答 注. 男性 80 ⼈から回答を得た。数字が⼩さいほど、質問に当てはまることを⽰す。 図 15. 計画を⽴てても、ずるずると先延ばししてしまう(⼥性) 1(ぴったりと当てはまる) 0% 2% 9% 2 23% 3(どちらとも言えない) 34% 32% 4 5(まったく当てはまらな い) 無回答 注. ⼥性 44 ⼈から回答を得た。数字が⼩さいほど、質問に当てはまることを⽰す。 4. 既卒者に行ったアンケート調査の結果概要 図 16. エントリーシートは締切ギリギリに出すことが多い(男性) 1% 9% 12% 1(ぴったりと当てはまる) 2 19% 3(どちらとも言えない) 25% 4 5(まったく当てはまらない) 無回答 34% 注. 男性 80 ⼈から回答を得た。数字が⼩さいほど、質問に当てはまることを⽰す。 図 17. エントリーシートは締切ギリギリに出すことが多い(⼥性) 2% 2% 12% 1(ぴったりと当てはまる) 18% 2 3(どちらとも言えない) 4 39% 27% 5(まったく当てはまらない) 無回答 注. ⼥性 44 ⼈から回答を得た。数字が⼩さいほど、質問に当てはまることを⽰す。 (⽂責:⼤学院国際公共政策研究科 博⼠前期課程 1 年 永野) 4. 既卒者に行ったアンケート調査の結果概要
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