資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分に関するFAQ 平成 21 年 5 月 19 日に発表いたしました「資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処 分について」に関連して、よくある質問とそうした質問に対する当社の回答及び見解を「FAQ (よくある質問) 」としてまとめました。この「FAQ(よくある質問) 」は、みなさんから寄せ られる質問の状況を反映して更新していく予定です。 1.資本金の額が減少することで、発行済株式総数に変更は生じるのですか? → 資本金の額が減少しても、発行済株式総数に変更はありません。 2.資本金の額が減少することにより、株主の持ち株数や持ち株比率は変ってしまうので すか? → 資本金の額の減少により、保有している株式数や持ち株比率に変更は生じません。 3.資本金の額が大幅に減少することで、上場廃止になるようなことはないのですか? → 上場廃止基準には、資本金の額についての定めはありません。従って、資本金の額が 減少したからと言ってそれが理由で上場廃止になることはありません。 4.今回の資本金の減少後に、再度、増資等のファイナンスを実施するのですか? → 減資実施後の増資等のファイナンスの予定は全くありません。 5.資本金が減少した後、今後、資本が増える可能性は全くないのですか? → 平成 21 年 1 月に発行した第 2 回新株予約権が行使されると、再び資本が増加する可能 性があります。第 2 回新株予約権のうち、本件減資に関するリリース時点(5 月 19 日時点) で行使されていない新株予約権の数は、187 個(187 百万株相当分)です。これらが、全て 行使されたとすると、資本金はさらに 280.5 百万円(資金調達額:561 百万円)増加する可 能性があるということです。 6.今回の減資における最大の目的は欠損填補だと捉えていますが、この欠損はいつ生じ たものですか? 平成 21 年 3 月期に生じたものなのでしょうか? → 欠損(マイナスの利益剰余金)の大半は、2期前にあたる平成 19 年 3 月期に生じた株 価急落に起因する損失に由来しています。 7.今回の減資実施に関して、法律や会計の専門家の意見はどのような内容でしょうか? → 公認会計士(当社監査法人を含む)、税理士および弁護士に、専門家としての立場から の意見を求めました結果、本件減資は、関連法と照らしても何ら問題がないとの見解を得 ています。 8.会社が行っている自己株式の取得は、今後、どうなるのですか? → 今回の減資に伴い、自己株式の取得は中止することを決定いたしました。自己株式の 取得は、株式の希薄化防止等の株主にとってのメリットがありますが、本件減資により繰 越欠損が解消されることにより、今後、利益が計上された場合には、機動的な配当の実現 が可能になる等、中長期的な視点で捉えると、株主利益の向上により大きく貢献するもの と考えています。 9.今後、配当の可能性はどうですか? → 今回の減資により、将来の配当に向けての道筋が整備されます。現時点では、配当の 具体的な実施時期は未定ですが、既存事業のより一層の発展拡充を図り、更には徹底的な コスト削減努力の一環として、当社単体で販売費及び一般管理費約 45%の削減達成等、可 能な限りの合理化対策を実行していく所存です。こうすることにより、利益と分配可能額 が確保でき次第、出来るだけ早期に配当を実施したいと考えております。 以 (最終更新日:平成 21 年 5 月 20 日 / Rev. 0) 上
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