丸の内熱供給 株式会社 - ヒートポンプ・蓄熱センター

贈呈理由 : 都心再開発エリア(丸の内二丁目・大手町地区)における氷蓄熱システムの導入
地域熱供給
拡める
丸の内熱供給
株式会社
東京都千代田区
エコ・アイス
約559万㎡への熱供給を行う、
業界屈指のリーディングカンパニー
丸の内パークビル
大手町カンファレンスセンター
ンパニーである。
東京都環境確保条例を始めとする環境関
三菱地所株式会社が
連の法規制への対応や、都心部におけるス
98 年にスタートした「丸
ペースの有効活
の 内 再 構 築 」 の 第2ス
用、アメニティー
テージとして建設され
向上の観点から、
た丸の内パークビルの
今回の氷蓄熱シ
地下 4 階に、同社は 2009
ステムの導入は
年 4 月、丸の内二丁目セ
高い評価を得て
ンタープラントを建設
いる。
し氷蓄熱システムを設
置した。
このプラントか
らは、解体から 42 年を経
丸の内熱供給株式会社は、開発著しい東
て同じ地に復元された三菱一号館への熱供
京駅周辺の大手町から西新橋にかけての一
給も行っている。
帯と、港区青山で熱供給事業を展開し、環境
また、連鎖型再開発の先駆けとして注目さ
の保全・エネルギーの有効活用などを通じ
れている大手町地区の第 1 次再開発として
て、
高度な都市機能の確保に貢献している。
建設された大手町カンファレンスセンター
同社は熱供給事業を 1976 年に開始し、現在
の地下 3 階に、同時期の 09 年 4 月、サブプラン
では 6 つの地区の延べ約 111ha の区域に立地
トを建設して氷蓄熱システムを設置した。
こ
する建物群
(延床面積で約 559 万㎡)
への熱供
のプラントからは、経団連会館、
JAビルおよ
給を行っている業界屈指のリーディングカ
び日経ビルなどへの熱供給も行っている。
38 ● COOL & HOT No.38
蓄熱システム導入実績
丸の内二丁目センター 2009 年
・延床面積:2,934㎡(プラント面積)
■蓄熱設備概要
エコ・アイス(セントラル) 熱源機:ブライン
ターボ冷凍機1,582kW(製氷時)
×1基〔三菱重工業〕
蓄熱槽:346.5㎥×1基(STL)
大手町カンファレンスセンターサブプラント 2009 年
・延床面積:2,317㎡(プラント面積)
■蓄熱設備概要
エコ・アイス(セントラル) 熱源機:ブライン
ターボ冷凍機 1,230kW × 1 基〔三菱重工業〕、蓄熱
槽:266 ㎥× 1 基(スタティック)