第3回インバウンド研究会における意見概要(テーマ:受入環境整備) ○ 外国人受入環境整備で必要と感じていること ・ コミュニケーション手法、能力(宿泊施設) ・ 外国語ボランティア(自治体) ・ 外国語ガイド(音声ガイド含む) 、館内の外国語表記(観光施設) ・ Wi-Fiの全館対応(宿泊施設) ・ 外国人対応のATM整備、情報発信(宿泊施設) ・ 駅などから宿泊施設に向かうための多言語標識(宿泊施設) ・ 外国人が利用できる飲食店情報(観光施設、宿泊施設) ・ 外国人ツアーガイドの教育(観光施設) ・ ポーターサービスの整備(宿泊施設) ・ 外国人観光客のニーズを把握する場が欲しい(その他) ・ 外国人対応の飲食店と宿泊施設との横の連携(その他) ・ 大きな荷物を預けられるロッカー等(その他) ○ 事業者の各取り組みについて ① Wi-Fi整備について ・ 公衆無線LANの導入、拡充を予定している。 (自治体、宿泊施設) ・ 全館対応にしたところ、ロビーに長居する客が減った。(宿泊施設) ・ 部屋に有線がある場合、初期費用は安く済む(宿泊施設) ・ 観光施設で整備すれば、次の目的地への経路検索に使える。(その他) ・ Wi-Fi整備に並行して、モバイルルーターをレンタルするサービスを進めたらどう か?(その他) ・ 高速路線バスのみWi-Fiを整備している。(その他) ② 両替、クレジットカードについて ・ 外国人対応ATM(セブン銀行)の導入をしている。(自治体) ・ 両替業務については、現在は特別な資格はいらない。取引する銀行との問題である。(宿泊施設) ・ ATMが使えるのは事実だが、どこで使えるのか、またその使い方を知らない場合が多 い。 (その他) ・ 銀聯カードを導入したら小売店の販売が大きく伸びた。(観光施設) ・ Wi-Fiが必要だという議論はよく聞くが、Wi-Fiを外国人が何のために使っているのか、 しっかりと調査する必要がある。国が発表する数字に踊らされてはいないか?(自治体) ・ ゆうちょ銀行でも海外カードをつかえるが、営業日、時間に問題がある。(その他) ③ 外国語スタッフ、コミュニケーションについて ・ お客様との会話内容が深くなってきており、コンシェルジュ用務が重くなってきている。 (宿泊施設) ・ 従業員向け英語研修を実施中。(宿泊施設) ・ 県が実施する「おもてなし講座」で是非外国語講座を開催してほしい。(宿泊施設) ・ スマホを活用してコミュニケ―ションをとっている。(宿泊施設) ・ 外国語の勉強はつけ刃では無理。 “餅は餅屋に”という考え方で、通訳案内士などを活用 する方法を考えたらどうか?(その他) ・ 同行ガイドを介してコミュニケーションをとるので、特に困ることは無い。 (その他) ・独自で 指差し会話集を作成した。 (宿泊施設) ・ 音声ガイドの導入費用に助成をしてほしい。 (観光施設) ④ 公共交通機関について ・ 定期観光バスの英語対応をしてほしい。 (その他) ・ ホテルでも交通機関の紹介チラシを作っている。(宿泊施設) ⑤ 地図、パンフレット等について ・ 民間事業者から求めがある分だけ増刷で対応し、配布している。 (自治体) ・ 和倉温泉観光協会で外国語マップを作っている。(自治体) ・ 観光案内所では配布しているが、各宿泊施設などでの配布はしていない。(自治体) ⑥ 外国語TV放送について ・ スカパーなどで外国語放送のパックがある。導入費用はそれほど高くない。(宿泊施設) ・ ランニングコストがかかるので、あとは経営判断による。 (宿泊施設) ・ 中国語、韓国語のTV放送は入れている。 (宿泊施設) ⑦ 情報発信について ・ 外国語HPの作成、拡充を行っている。 (宿泊施設、観光施設など) ・ スマホ用多言語HPを作成している。 (自治体、その他) ・ 外国語のパンフレットを作成している。 (多数) ⑧ 多言語サイン、館内の案内について ・ 観光サインの多言語化を検討中。 (自治体) ・ 英語による館内マップ(見取り図)を作成している。(宿泊施設) ・ 館内案内を英語で作成(宿泊施設)⇒国際観光ホテルの必須要件 ⑨ その他 ・ ムスリム対応に取り組んでいる(宿泊施設) ・ 分煙化の拡充を実施している(宿泊施設)
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