非常勤職員設置要綱 - こうち人づくり広域連合

○非常勤職員設置要綱
平 成 14年 12月 1 日 制 定
改正
平 成 15年 5 月 26日
平 成 21年 3 月 25日
平 成 23年 3 月 31日
平 成 26年 11月 20日
平 成 27年 3 月 17日
第1
目的
この要綱は、広域連合の行政上任意に置かれる非常勤職員(以下「非常勤職
員」という。)の任免、報酬及び服務その他の取り扱い等を規定することを目
的とする。
第2
1
職の設置及び任免
職の設置
非常勤職員は、次の事由のいずれかに該当する場合に限り、設置すること
ができる。
(1) 1 箇 月 の 勤 務 日 数 が 16日 以 内
(2) 勤 務 時 間 が 定 数 内 職 員 の 4 分 の 3 以 内
2
任免の手続き
(1) 任 免 に 必 要 な 書 類 の 提 出
非常勤職員の任免に当たっては、次に掲げる事由を明らかにするとともに、
必要な書類を審査したうえで、広域連合長が決定する。
ア
委嘱の場合
設置の理由、期間、職務内容、報酬又は報償の額及び予算関係
選考理由又は経緯書、履歴書、本人承諾書
イ
委嘱を解く場合
本人の願い出である場合は、その願出書
(2) 任 用 期 間
任用の期間は1会計年度内とする。
ただし、再度任用することができる。
(3) 再 度 の 任 用 手 続 き
再 度 の 任 用 に 際 し て は 、 上 記 (1) の ア の 規 定 に 係 わ ら ず 、 本 人 承 諾 書 は 省
略することができる。
(4) 任 用 の 決 定 の 通 知
任用(再度の任用を含む。)を決定したときは、辞令書と併せて別記第1
号様式に定める雇用通知書を本人に速やかに交付する。
第3
1
報酬
報酬の額
報酬の額は、予算の範囲内で別に定める。
2 欠勤等に伴う報酬の減額
非常勤職員が欠勤し、又は無給の休暇等を取得した場合は、次に定めると
ころにより報酬を減額する。
(1) 月 を 単 位 と し て 報 酬 の 額 が 定 め ら れ て い る 非 常 勤 職 員 が 、 当 該 月 の 勤 務 時
間の全部を欠勤し、又は無給の休暇等を取得した場合
月額報酬の全額を支給しない。
(2) 月 を 単 位 と し て 報 酬 の 額 が 定 め ら れ て い る 非 常 勤 職 員 が 、 当 該 月 の 勤 務 時
間の一部を欠勤し、又は無給の休暇等を取得した場合
ア 非常勤職員の報酬の額の1時間当たりの額(時間単価)を算出する。
(円未満四捨五入)
イ 該当する月の欠勤及び無給の休暇等の時間数(1日欠勤した場合は時間
数 に 換 算 す る 。 ) を 合 計 し 、 30分 以 上 は 切 り 上 げ 、 30分 未 満 は 切 り 捨 て て
時間数を算出する。
ウ アの時間単価にイの時間数を乗じて減額する金額を算出する。
エ 月額報酬よりウの額を減額する。
3
加算報酬
非常勤職員には、次に定めるところにより、加算報酬を支給する。
(1) 所 定 勤 務 時 間 外 の 勤 務
所定勤務時間を超えて勤務を命じられたときは、その勤務した時間に応じ
次の割合で算出した加算報酬を支給する。ただし、その月の所定勤務時間外
に勤務した時間数において、その端数に1時間未満の端数を生じたときは、
そ の 端 数 が 30分 以 上 の と き は 1 時 間 と し 、 30分 未 満 の と き は 切 り 捨 て る 。
ア
勤務を割り振られている日
当該非常勤職員の報酬の額の1時間当たりの額に100分の125(午後10時から午前5時ま
での間にあっては、100分の150)を乗じて得た額(円未満四捨五入)
1月当たりの報酬の額
1月の所定勤務時間数
×
125
100
( 又は
150
100
)
ただし、月によって所定勤務時間数が異なる場合は、1年間における1月当たりの平均
所定勤務時間数を1月の所定勤務時間数とする。
イ
勤務を割り振られていない日
当該非常勤職員の報酬の額の1時間当たりの額に100分の135(午後10時から午前5時ま
での間にあっては、100分の160)を乗じて得た額(円未満四捨五入)
(2) 6 月 及 び 12月 の 加 算 報 酬
6 月 1 日 又 は 12月 1 日 に そ れ ぞ れ 在 職 す る 非 常 勤 職 員 に は 、 そ れ ぞ れ 当 該
月 の 報 酬 に 23,000円 を 限 度 と し て 、 次 に 定 め る 額 を 加 算 し て 支 給 す る 。
な お 、 非 常 勤 職 員 が 6 月 又 は 12 月 の 全 勤 務 時 間 を 欠 勤 又 は 無 給 の 休 暇 等
をし、勤務実績がない場合は、加算報酬を支給しない。
ア 1 日 7 時 間 45 分 、 月 16日 勤 務 ( 以 下 、 「 月 16 日 勤 務 」 と い う 。 ) の 者 及
び 週 29時 間 勤 務 の 者
各 23,000円
イ ア以外の者であって勤務時間がこれらに準ずる者
広域連合長が別に定めることとする。
4
通勤経費加算分の取扱い
(1) 通 勤 経 費 加 算 分 の 額 に つ い て は 、 予 算 の 範 囲 内 で 別 に 定 め る 。
(2) 非 課 税 と さ れ る 通 勤 経 費 加 算 分 の 額 に つ い て 、 1 月 当 た り の 非 課 税 と さ
れ る 額 は 、 所 得 税 法 施 行 令 第 20条 の 2 第 1 号 及 び 第 2 号 に 定 め る 金 額 を 上 限
とする。
(3) 通 勤 距 離 等 の 確 認 は 、 別 記 第 2 号 様 式 に 定 め る 通 勤 状 況 届 に よ り 、 職 員
の届出に基づいて事務局長が行う。ただし、更新により継続して雇用される
職員については、届出事項に変更がある場合を除き、提出を省略させること
ができる。
(4) 社 会 保 険 料 に つ い て は 、 当 該 加 算 分 に つ い て も 算 出 基 礎 額 に 算 入 さ れ る 。
5
報酬の支給日
非常勤職員の報酬の支給日は、別に定めるものを除き、別表1に定めるとこ
ろによる。また、報酬は、職員の申出によって、口座振替の方法で支払うこと
ができる。
第4
旅費
原則として、定員内職員に準じた取り扱いを基準として、伺により決定する。
第5
休暇等
1
非常勤職員に対して、次の有給の休暇を与えるものとする。
(1)
年次有給休暇
年次有給休暇については、別表2に定めるところによる。
ただし、その勤務日数又は勤務時間が別表2に規定する者以外のものにつ
いては、別に定める。
(2)
病気休暇
病気休暇については、別表3に定めるところによる。
ただし、その勤務日数又は勤務時間が別表3に規定する者以外のものに
ついては、別に定める。
(3)
特別休暇
夏期特別休暇を除く特別休暇については、別表4に定めるところによる。
特別休暇のうち夏期特別休暇については、別表5に定めるところによる
ものとし、その勤務日数又は勤務時間が別表5に規定する者以外のものに
ついては、別に定める。
2
非常勤職員に対して次の無給の休暇等を与えるものとする。
(1)
分べん休暇
ア
6 週 間 ( 多 胎 妊 娠 の 場 合 に あ っ て は 、 14週 間 ) 以 内 に 出 産 す る 予 定 で あ
る女性の非常勤職員が請求した場合
出産の日までの請求した期間
イ
女性の非常勤職員が出産した場合
出産の日の翌日から8週間を経過するまでの期間(産後6週間を経過し
た女性の非常勤職員が医師の証明を添えて就業を請求した場合は、就業可
能期間を除く。)
(2) 育 児 時 間
生後1年に達しない生児を育てる女性の非常勤職員が、その生児を育てる
ための時間を請求した場合
1 日 2 回 そ れ ぞ れ 30分 以 内
(3)
看護休暇
ア
月 16 日 勤 務 の 者 及 び 週 29 時 間 勤 務 の 者
別表6に定めるところによる。
イ
ア以外の者
別に定めるところによる。
(4) 短 期 介 護 休 暇
ア 月 16 日 勤 務 の 者 及 び 週 29 時 間 勤 務 の 者
別表7に定めるところによる。
イ その勤務日数又は勤務時間がア以外の者
別に定めるところによる。
(5) 介 護 休 暇
ア
月 16日 勤 務 の 者 及 び 週 29時 間 勤 務 の 者
別表第8に定めるところによる。
イ
ア以外の者
別に定めるところによる。
(6) 育 児 休 業
ア
月 16日 勤 務 の 者 及 び 週 29時 間 勤 務 の 者
別表第9に定めるところによる。
イ
ア以外の者
別に定めるところによる。
(7) 部 分 休 業
ア
月 16日 勤 務 の 者 及 び 週 29時 間 勤 務 の 者
別 表 第 10に 定 め る と こ ろ に よ る 。
イ
ア以外の者
別に定めるところによる。
3
事務手続
原則として、定数内職員に準じた取り扱いとする。
第6
休暇等以外の服務
1
原則として、定数内職員に準じた取り扱いとする。
ただし、服務の宣誓については適用除外とし、職務専念義務の免除について
は次に定めるところによる。
(1)
団体交渉、職場要求交渉への参加
(2)
献血への協力(日本赤十字社高知県赤十字血液センターが実施し、高知
県職員献血協力会等が協力するもの)
(3)
消防組織法(昭和22年法律第226号)第22条の規定に基づき、市町村の消防団員(非常勤
に限る。)に任命されている非常勤職員による、次に掲げる場合(公務に支障のない範囲で
所属長が認めた場合に限り、かつ、イの場合にあっては、勤務時間中に当該消防団活動を行
うことが必要かつやむを得ないと所属長が認めたときに限る。)の消防団活動への参加
ア 火災、風水害、地震等の災害発生又はその発生への警戒に際して出動する場合
イ 消防団長の招集に係る演習、教育訓練及び特別警戒等を行う場合
(4) 「こうち山の日」に関連して実施される森林保全活動への参加
(5)
職員の苦情の処理に関する規則(平成17年高知県人事委員会規則第3号)第5条第2項の
規定による事情聴取等
2
事務手続
原則として、定数内職員に準じた取り扱いとする。
第7
分限及び懲戒
原則として、臨時的任用職員に準じた取り扱いとする。
第8
再度の任用における年齢の制限
雇 用 を 開 始 し よ う と す る 日 に お い て 、 66 歳 以 上 の 者 に 係 る 再 度 の 任 用 は 、 原
則行わない。
また、国又は県、市町村その他の地方公共団体を退職した後、雇用された者
に つ い て は 、 63 歳 以 上 で か つ 3 年 以 上 勤 務 し た 者 に 係 る 再 度 の 任 用 は 、 原 則 行
わない。
第9
退職記念品料
退職する際には、次に定めるところにより退職記念品料を支給する。ただし、
国又は県、市町村その他の地方公共団体を退職した後、雇用された非常勤職員
を除く。
勤
務
年
数
金
額
1年以上
3年以上
6年以上
10年 以 上
15年 以 上
20年 以 上
3年未満
6年未満
10年 未 満
15年 未 満
20年 未 満
25年 未 満
50,000円
70,000円
90,000円
120,000
150,000
180,000
200,000
(35,000
(49,000
(63,000
円
円
円
円
円)
円)
円)
(84,000
25年 以 上
(105,000円) (126,000円) (140,000円)
円)
(注)1
こ の 表 は 、 週 20時 間 以 上 の 勤 務 の 者 に 適 用 さ れ る 。
2 (
第 10
) は 、 月 16日 勤 務 及 び 週 29時 間 勤 務 の 者 以 外 の 者 に 適 用 さ れ る 。
福利厚生
1
公務災害補償
非常勤職員が、公務上負傷し、又は疾病にかかり、勤務できないこととな
った場合は、次により報償費を支給する。
(1)
支給対象者
負傷または疾病が、こうち人づくり広域連合議会の議員その他非常勤の
職員の公務災害補償等に関する条例及び労働者災害補償保険法に基づき公
務災害(労働災害)であると認定された者
(2)
支給開始日
関係法令に基づく休業補償給付が行われることとなる日(労働者災害補
償保険法適用の者にあっては、休業した日から3日間の報酬等は任命権者
においてその全額を支給する。)
(3)
支給額等
支給する額は、原則として公務災害(労働災害)と認定された者の1日当
たりの報酬等の額(円未満切捨て)から、1日当たりの休業補償給付等休業
に係る給付額を差し引いた額とし、報償費をもって支給する。また、報酬を
月額で定めている場合にあっては、報酬月額から当該月の休業補償給付等休
業に係る給付額及び当該月の勤務実態に応じて支給した報酬額(加算報酬分
を除く。)を差し引いた額とする。
た だ し 、 議 会 の 議 員 そ の 他 非 常 勤 職 員 の 公 務 災 害 補 償 等 に 関 す る 条 例 第 14
条 及 び 労 働 者 災 害 補 償 保 険 法 第 12条 の 2 の 2 に 該 当 す る 場 合 は 、 別 に 定 め る 。
2
健康診断
原則として、定数内職員に準じた取り扱いとする。
ただし、成人病予防精密検査(人間ドック)については、この限りでない。
第 11
その他
その他この要綱の実施に関し必要な事項は別に定める。
第 12
施行日
こ の 要 綱 は 平 成 14年 12月 1 日 か ら 施 行 す る 。
附
則 ( 平 成 15年 5 月 26日 改 正 )
こ の 改 正 要 綱 は 、 平 成 15年 6 月 1 日 以 降 の 勤 務 に 係 る 報 酬 の 支 払 か ら 適 用 す る 。
附
則 ( 平 成 21年 3 月 25日 改 正 )
(施 行 日 )
こ の 規 則 は 、 公 布 の 日 か ら 施 行 す る 。 た だ し 、 平 成 21年 4 月 1 日 以 降 の 勤 務 に 係 る
報酬の支払から適用する。なお、非常勤職員が裁判員として刑事裁判に参加する場合に
特 別 休 暇 の 施 行 に つ い て は 、 平 成 21年 5 月 21日 か ら と す る 。
附
則 ( 平 成 23年 3 月 31日 改 正 )
こ の 改 正 要 綱 は 、 平 成 23年 4 月 1 日 以 降 の 勤 務 に 係 る 報 酬 の 支 払 か ら 適 用 す る 。
附
則 ( 平 成 26年 11月 20日 改 正 )
こ の 改 正 要 綱 は 平 成 26年 11月 20日 か ら 施 行 し 、 平 成 26年 4 月 1 日 か ら 適 用 す る 。
附
則 ( 平 成 27年 3 月 17日 改 正 )
こ の 改 正 要 綱 は 、 平 成 27年 4 月 1 日 以 降 の 勤 務 に 係 る 報 酬 の 支 払 か ら 適 用 す る 。
別記第1号様式
雇
用
通
知
書
平成
年
月
日
様
こうち人づくり広域連合
広域連合長
印
あなたを雇用するに当たっての勤務条件は、次のとおりです。
平成
雇
用
期
年
月
日から平成
年
月
日まで
間
なお、雇用期間の延長は行いません。ただし、雇用期間終了後において引
き続き職が設置された時は、再度任用される場合があります。
勤
勤
務
チ
務
ー
内
ム
容
勤務日数又は時間
勤
休
務
時
暇
時
分から
時
分まで(うち休憩時間
分)
有給の休暇(年次有給休暇、病気休暇及び特別休暇)及び無給の休暇等(分
等 べん休暇、育児時間、看護休暇、短期介護休暇、介護休暇、育児休業及び部分
休業)は別表のとおりです。
1 報酬額
月額(日額、時間額)
円
2 通勤経費加算報酬額 月額(日額)
円
3 報酬加算額
6月分
円
12月分
円
4 所定勤務時間外勤務に対する報酬の割増率
(1) 勤務を割り振られた日
酬
25%(午後10時から午前5時までの間にあっては50%)
(2) 勤務を割り振られていない日
35%(午後10時から午前5時までの間にあっては60%)
5 報酬の支払日
原則として、当該月の末日に支給(末日が閉庁日の場合は、当該月の
最終の開庁日)
報
そ
間
の
他
記載要領
1 雇用通知書は、雇用に際し事務局長において作成し、職員に交付すること。
2 勤務内容欄は、主な職務の内容を具体的に記入すること。
3 「休暇等」欄の年次有給休暇、病気休暇、夏期特別休暇、看護休暇及び短期介護休暇について
は、それぞれの職の勤務日数及び勤務時間に応じて定められていることから、個別に職員に明示
すること。
4 なお、年次有給休暇については別表2、病気休暇については別表3に留意すること。
5 報酬欄の「1 報酬額」には「2 通勤経費加算報酬額」を含まない金額を記入すること。
第2号様式
通
勤
状
況
届
こうち人づくり
所属名
広域連合長 様
主な届出の理由
所在地
氏
名
住
所
新 規
□
住所の変更
□
通勤経路の変更
□
通勤方法の変更
㊞
通勤方法
順路
の別
1
□
区
住
間
所 から(
から(
2
から(
3
から(
4
経由)
まで
)
まで
)
まで
)
まで
距離
(概算)
.
.
上記の事実発生年月日
平成
年
月
.
総通勤距離
(概 算)
通勤経路の略図(経路朱線)
. km
総所要時間
(概 算)
(備考)
確 認 欄 (届出者は記入しないこと。)
交通用具等の使用距離
事務局長
.
km
決裁欄
日
.
総務チーフ
時間 分
係
別表1
報
区
通
分
報酬
酬
の
支
支
払
日
給 日
当該月の最終の開庁日
そ
の
他
事務処理上、支給額の変更が必要となっ
た場合には、翌月支給分で精算できるも
常
のとする。
月
所定勤務時間外の
翌月の報酬の支給日
勤務に係る加算報酬
退
報酬
当該月の最終の開庁日
所定勤務時間外の
支給額の確定後速やかに
勤務に係る加算報酬
行うものとする。
報酬
支給額の確定後速やかに
職
月
月
行うものとする。
途
中
の
所定勤務時間外の
退
勤務に係る加算報酬
職
退職が末日の場合に限る。
別表2
年
1
次
有
給
休
暇
付与日数
4月1日から翌年3月31日までの12月の間に与えることのできる年次有給休暇の日数は、次のと
おりとする。
月16日勤務の者及び週29時間勤務の者
1年目
勤
務
年
数
2月超
4月超
6月超
(
雇
用
期
間
)
2月以下
4月以下
6月以下
12月以下
年次有給
休暇の日
数(時間)
勤
月16日勤務
週29時間勤務(下段:1日平均5時
間48分とした場合の日数)
務
年次有給
休暇の日
数(時間)
年
数
月16日勤務
週29時間勤務(下段:1日平均5時
間48分とした場合の日数)
3日
4日
5日
8日
23時間15分
(4日)
31時間
(5.3日)
38時間45分
(6.7日)
62時間
(10.7日)
2年目
3年目
4年目
5年目
6年目
7年目以上
9日
9日
11日
12日
14日
15日
69時間
45分
(12日)
69時間
45分
(12日)
85時間
15分
(14.7日)
93時間
(16日)
108時間
30分
(18.7日)
116時間
15分
(20日)
2 取得単位
(1)月16日勤務の者
1日(7時間45分)又は1時間。
ただし、休暇の残日数のすべてを使用しようとする場合において、当該残日数に1時間未満の
端数があるときは、当該残日数のすべてを使用することができる。
(2)週29時間勤務の者
1時間(ただし、当該非常勤職員の1回の勤務に割り振られた勤務時間であって1時間未満の
端数があるもののすべてを勤務しない場合は、当該勤務時間の時間数)。
ただし、休暇の残日数のすべてを使用しようとする場合において、当該残日数に1時間未満の
端数があるときは、当該残日数のすべてを使用することができる。
3
年度末における残日数の翌年度への繰越し
3月31日において、休暇に残余日数がある者については、翌年度も引き続き非常勤職員に任用さ
れた場合、その勤務年数に応じ、次により、時間単位で4月1日以降に繰り越すことができる。
(1)繰越日数
月16日勤務の者及び週29時間勤務の者
1年目
勤 務 年 数
4月1日~9月30 10月1日~翌年3月 2年目
日の間に雇用
繰越し
できる
日 数
(時間)
月16日勤務
(1日7時間45分)
週29時間勤務(下段:
1日平均5時間48分と
した場合の日数)
8日
62時間
(10.7日)
3年目
4年目
5年目
6年目
7年目
以上
31日の間に雇用
0日
9日
9日
11日
12日
14日
15日
0日
69時間
45分
(12日)
69時間
45分
(12日)
85時間
15分
(14.7日)
93時間
(16日)
108時間
30分
(18.7日)
116時間
15分
(20日)
(2)繰越単位
日、時間及び分。
ただし、
(1)に定められた繰越日数を限度とする。
4
勤務年数
勤務年数とは、引き続き雇用されている年数をいい、その計算は、会計年度による。
なお、年度途中において新たに雇用された者の1年未満の勤務期間は、これを1年とみなす。
別表3
病
気
休
暇
1
付与日数
4月1日から翌年3月 31 日までの 12 月の間に与えることのできる病気休暇の日数については、
10 日(77 時間 30 分)とする。
ただし、雇用期間が 12 月未満となる場合においては、2月をもって1日(7 時間 45 分)の割合
で逓減する。
2
取得単位
(1)月16日勤務の者
1日又は1時間。
ただし、休暇の残日数のすべてを使用しようとする場合において、当該残日数に1時間未満の
端数があるときは、当該残日数のすべてを使用することができる。
(2)週29時間勤務の者
1時間(ただし、当該非常勤職員の1回の勤務に割り振られた勤務時間であって1時間未満の
端数があるもののすべてを勤務しない場合は、当該勤務時間の時間数)。
ただし、休暇の残日数のすべてを使用しようとする場合において、当該残日数に1時間未満の
端数があるときは、当該残日数のすべてを使用することができる。
3
換算方法
時間単位で取得した休暇の日への換算方法は、7時間45分をもって1日とする。
別表4
特別休暇(夏期特別休暇を除く。)
原
因
地震、水害、火災その他の災害又は交通機関の事故等による非常勤
承認を与える期間
そのつど必要と認める時間
職員の著しい出勤困難
地震、水害、火災その他の災害又は交通機関の事故等の際の非常勤
同上
職員の退勤途上における身体の危険回避
地震、水害、火災その他の災害による非常勤職員の現住居の滅失又
1週間を超えない範囲内で
は損壊等(地震、水害、火災その他の災害により次のいずれかに該
そのつど必要と認める期間
当する場合その他これらに準ずる場合で、非常勤職員が勤務しない
ことが相当であると認められるとき。)
ア
非常勤職員の現住居が滅失し、又は損壊した場合で、当該非常
勤職員がその復旧作業等を行い、又は一時的に避難していると
き。
イ
非常勤職員及び当該非常勤職員と同一の世帯に属する者の生活
に必要な水、食料等が著しく不足している場合で、当該非常勤職
員以外にはそれらの確保を行うことができないとき。
裁判員、証人、鑑定人、参考人等として、国会、裁判所、地方公共
そのつど必要と認める時間
団体の議会その他官公署への出頭
選挙権その他公民としての権利行使
同上
女性の非常勤職員の生理(生理日において勤務することが著しく困難
そのつど必要と認める期
である者が請求した場合)
間。ただし、2日を超えな
いものとする。
しょう
骨髄又は末 梢 血幹細胞の提供(非常勤職員が骨髄移植のための骨髄
しょう
しょう
そのつど必要と認める日又
は時間
若しくは末 梢 血幹細胞移植のための末 梢 血幹細胞の提供希望者と
してその登録を実施する者に対して登録の申出を行い、又は配偶
者、父母、子及び兄弟姉妹以外の者に、骨髄移植のため骨髄若しく
しょう
しょう
は末 梢 血幹細胞移植のため末 梢 血幹細胞を提供する場合で、当該
申出又は提供に伴い必要な検査、入院等のため勤務しないことがや
むを得ないと認められるとき。)
父母、配偶者及び子の祭日
そのつど必要と認める場合
において、1日(定数内職員
の例による。)
忌引
別に定める期間内において
必要と認める期間(定数内職
員の例による。)
別表5
夏
1
期
特
別
休
暇
付与日数
7月1日から9月30日までの3月の間に与えることのできる夏期特別休暇の日数については、4
日(31時間)とする。
ただし、雇用期間が3月未満となる場合においては、次のとおりとする。
(1)7月1日から8月31日まで又は8月1日から9月30日まで雇用される者
2日と4時間(19時間30分)
(2)7月1日から7月31日まで、8月1日から8月31日まで、又は9月1日から9月30日まで雇用
される者
1日と4時間(11時間45分)
(3)7月、8月若しくは9月の途中から雇用される、又は途中まで雇用される者((1)又は(2)
に該当する場合を除く。
)
付与日数=(7月1日から9月30日までの間の雇用日数/92日)×4日
(端数処理について)
小数点以下の端数については、次のとおり算定する。
・0.25未満…切捨て
・0.25以上0.75未満…4時間
・0.75以上…1日(7時間45分)
2
取得単位
休憩時間の前若しくは後の全勤務時間又は1日の全勤務時間
なお、休憩時間の前又は後の全勤務時間とは、勤務時間開始時から休憩時間開始時前までの時間
帯又は休憩時間終了後から勤務時間終了時までの時間帯をいう(当該時間が時間単位又は分単位で
あることを問わない。
)
。
(例)
週29時間勤務の者で、夏期特別休暇を取得しようとする日の勤務時間が10時30分~17時15分
(ただし、休憩時間は、12時~13時)の者の取得単位
10時30分~12時(1時間30分)
13時~17時15分(4時間15分)
のいずれか
10時30分~17時15分(休憩時間を除く5時間45分)
3
換算方法
時間単位で取得した休暇の日への換算方法は、7時間45分をもって1日とする。
4
残日数(時間数)の取扱い
残日数(時間数)が2の取得単位のうち休憩時間の前又は後の全勤務時間のいずれか未満の時間
数となった場合に限り、勤務時間開始時から連続し、又は勤務時間終了時まで連続した当該時間数
を取得単位として付与することができる。
別表6
看
1
護
休
暇
付与日数
職員の小学校就学の始期に達するまでの子(配偶者の子を含む。以下同
じ。)が負傷又は疾病等の事由により看護(疾病の予防を図るために当該子
に予防接種又は健康診断を受けさせることを含む。)を必要とする場合にお
いて、他に看護可能な家族がいる場合であっても、子の看護を行う必要があ
り、実際にその看護に従事するとき
5 日 (38 時 間 45 分 ) ( 小 学 校 就 学 の 始 期 に 達 す る ま で の 子 が 2 人 以 上 の 場 合
に あ っ て は 、 10日 (77時 間 30分 ))
イ 職員の配偶者並びに二親等以内の血族及び姻族(小学校就学の始期に達す
るまでの子を除く。)が負傷又は疾病等の事由により看護を必要とする場合
において、職員以外に看護者がいないと認められるとき
5 日 (38時 間 45分 )
ウ ア又はイにより一の年度につき定められた期間のすべてについて承認を受
けた後、職員の中学校就学の始期に達するまでの子が負傷又は疾病等の事由
により看護(小学校就学の始期に達するまでの子にあっては、疾病の予防を
図るために当該子に予防接種又は健康診断を受けさせることを含む。)を必
要とする場合において、職員以外に看護者がいないと認められるとき(小学
校就学の始期に達するまでの子にあっては、他に看護可能な家族がいる場合
であっても、子の看護を行う必要があり、実際にその看護に従事するとき)
2 日 (15時 間 30分 )
2 取得単位
(1) 月 16日 勤 務 の 者
1日又は1時間。
ただし、休暇の残日数のすべてを使用しようとする場合において、当該残日
数に1時間未満の端数があるときは、当該残日数のすべてを使用することがで
きる。
(2) 週 29時 間 勤 務 の 者
1時間(ただし、当該任意的非常勤職員の1回の勤務に割り振られた勤務時
間であって1時間未満の端数があるもののすべてを勤務しない場合は、当該勤
務 時 間 の 時 間 数 )。
ただし、休暇の残日数のすべてを使用しようとする場合において、当該残日
数に1時間未満の端数があるときは、当該残日数のすべてを使用することがで
きる。
3 換算方法
時 間 単 位 で 取 得 し た 休 暇 の 日 へ の 換 算 方 法 は 、 7 時 間 45分 を も っ て 1 日 と す
る。
ア
別表7
短
1
期
介
護
休
暇
付与日数
負傷、疾病又は老齢により2週間以上にわたり日常生活を営むのに支障があ
る者(以下「要介護者」という。)の介護、要介護者の通院等の付添い、要介
護者が介護サービスの提供を受けるために必要な手続の代行その他の要介護者
の必要な世話を行う場合において、他に介護可能な家族がいる場合であっても、
介護を行う必要があり、実際にその介護に従事するとき
5 日 (38時 間 45分 )( 要 介 護 者 が 2人 以 上 の 場 合 に あ っ て は 10日 (77時 間 30分 ))
2 取得単位
(1) 月 16日 勤 務 の 者
1日又は1時間。
ただし、休暇の残日数のすべてを使用しようとする場合において、当該残日
数に1時間未満の端数があるときは、当該残日数のすべてを使用することがで
きる。
(2) 週 29時 間 勤 務 の 者
1時間(ただし、当該任意的非常勤職員の1回の勤務に割り振られた勤務時
間であって1時間未満の端数があるもののすべてを勤務しない場合は、当該勤
務 時 間 の 時 間 数 )。
ただし、休暇の残日数のすべてを使用しようとする場合において、当該残日
数に1時間未満の端数があるときは、当該残日数のすべてを使用することがで
きる。
3 換算方法
時 間 単 位 で 取 得 し た 休 暇 の 日 へ の 換 算 方 法 は 、 7 時 間 45分 を も っ て 1 日 と す
る。
4 要介護者の範囲
配偶者(届出をしないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。以下
同じ。)、二親等以内の血族及び姻族、届出をしないが事実上婚姻関係と同様
の事情にある者の父母及び子、配偶者の父母の配偶
表8
介
護
休
暇
1 介護休暇の趣旨
介護休暇は、一定の要件を満たす非常勤職員が負傷、疾病又は老齢により2週間以上にわたり日常
生活を営むのに支障がある者(以下この別記11において「要介護者」という。)の介護をするため、
勤務しないことが相当であると認められる場合における休暇である。
2 対象となる非常勤職員
介護休暇を取得することができる非常勤職員は、次のいずれにも該当するものであること。
ア 知事が任命する職(以下この別記第11において「特定職」という。)に引き続き在職した期間が
1年以上である非常勤職員
イ 1週間の勤務日が3日以上とされている非常勤職員又は週以外の期間によって勤務日が定められ
ている非常勤職員で1年間の勤務日が121日以上であるもの
ウ 要介護者の各々が介護を必要とする一の継続する状態にある間において初めて当該介護休暇を使
用しようとする日から起算して93日を経過する日を超えて特定職に引き続き在職することが見込ま
れる非常勤職員(当該日から1年を経過する日までの間に、その任期が満了し、かつ、再度任用さ
れないこと及び特定職に引き続き採用されないことが明らかであるものを除く。)
3
要介護者の範囲
配偶者(届出をしないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。)、二親等以内の血族及び姻
族、届出をしないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者の父母及び子、配偶者(届出をしないが事
実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。
)の父母の配偶者
4
要介護者の状態
(1) 負傷、疾病又は老齢により日常生活を営むのに支障がある場合であること。
(2) 老齢とは、具体的な年齢を想定するものではなく、老齢により歩行等の移動、排泄、衣服の着
脱、入浴、食事等に関し、介護を必要とする状態をいうこと。
5 介護休暇の期間、取得単位
(1)要介護者の介護をする非常勤職員が、当該介護をするため勤務しないことが相当であると認めら
れる場合は、要介護者の各々が介護を必要とする一の継続する状態にある間において連続する93日
(当該状態となった日前において当該非常勤職員が当該要介護者についてこの号の休暇を使用した
ことがある場合にあっては、93日から当該要介護者の介護を必要とする一の継続する状態ごとに、
初めて介護休暇の承認を受けた期間の初日から最後に当該承認を受けた期間の末日までの日数を合
算した日数を差し引いた日数)の範囲内の期間において介護休暇を取得することができる。
なお、「連続する93日」とは、連続する93暦日をいう。
(2)介護休暇の単位は、1日又は1時間とし、1時間を単位とする当該休暇は、1日を通じ、始業の
時刻から連続し、又は終業の時刻まで連続した4時間の範囲内とする。
6
承認等の手続
(1)非常勤職員が介護休暇を取得しようとするときは、承認を受けようとする期間の始まる日までに、
休暇承認願、介護休暇用添付書類(別紙)及び医師の診断書(負傷、疾病の場合に限る。)を所属長に
提出し、承認を求めなければならない。この場合、要介護者の一の継続する状態について、初めて
介護休暇の承認を受けようとするときは、2週間以上の期間(介護休暇を取得しようとする日又は
時間の積み上げではなく、要介護者の一の継続する状態としての期間)について一括して承認を求
めなければならないこと。
なお、時間単位の介護休暇を承認されている時間の前後に引き続いて他の休暇(第5の2(4)
の短期介護休暇を除く。
)を取得する場合は、介護休暇の承認は取り消される。
(2)介護休暇をすることができる非常勤職員に該当するかどうかの判断は、介護休暇の承認の請求が
あった時点において判明している事情に基づき行うものとする。
(別紙)
介護休暇用添付書類
所
属
非常勤職員 氏名
要介護
氏名
要介護者
者に関
の状態及
する事
び具体的
続柄
項
な介護の
内容
同 ・
別居
介護が必要となった時期
年
月
日
連続する93日の期間
年
月
日から
年
月
日
請 求 の 期 間
年 月 日
時 間
時間数
請求年月日
出勤簿
月 例
整理済
報告済
備 考
別表9
育
1
児
休
業
育児休業の趣旨
育児休業は、一定の要件を満たす非常勤職員が、子を養育するため、当該子の養育の事情に応じて
1歳到達日から1歳6か月に達する日までの間で次に定めるところにより育児休業をすることができ
るものである。
2 対象となる非常勤職員
育児休業をすることができる非常勤職員は、次のいずれかに該当するものとする。
(1)次のいずれにも該当する非常勤職員
ア
知事が任命する職(以下この別記第12において「特定職」という。)に引き続き在職した期間
が1年以上である非常勤職員
イ
その養育する子(非常勤職員と法律上の親子関係がある子をいい、養子を含む。以下この別記
第12において同じ。)が1歳に達する日(満1歳の誕生日の前日をいい、以下この別記第12にお
いて「1歳到達日」という。)を超えて特定職に引き続き在職することが見込まれる非常勤職員
(当該子の1歳到達日から1年を経過する日までの間に、その任期が満了し、かつ、再度任用さ
れないこと及び特定職に引き続き採用されないことが明らかである非常勤職員を除く。
)
ウ 1週間の勤務日が3日以上とされている非常勤職員又は週以外の期間によって勤務日が定めら
れている非常勤職員で1年間の勤務日が121日以上であるもの
(2)3の(3)に掲げる場合に該当する非常勤職員(その養育する子の1歳到達日(当該子について
当該非常勤職員がする育児休業の期間の末日とされた日が当該子の1歳到達日後である場合にあっ
ては、当該末日とされた日)において育児休業をしている非常勤職員に限る。)
(3)その任期の末日を育児休業の期間の末日とする育児休業をしている非常勤職員であって、当該育
児休業に係る子について、再度任用され、又は当該任期の満了後に特定職に引き続き採用されるこ
とに伴い、当該任期の末日の翌日又は当該引き続き採用される日を育児休業の期間の初日とする育
児休業をしようとするもの。
3 育児休業の期間
非常勤職員が育児休業をすることができる期間の末日は、次に定めるとおりとする。
(1)
(2)及び(3)に掲げる場合以外の場合
非常勤職員の養育する子の1歳到達日
(2)非常勤職員の配偶者(届出をしないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。以下この別
記第12において同じ。)が当該非常勤職員の養育する子の1歳到達日以前のいずれかの日において
当該子を養育するために法律の規定による育児休業(以下この別記第12において「法定育児休業」
という。)をしている場合において当該非常勤職員が当該子について育児休業をしようとする場合
(当該育児休業の期間の初日とされた日が当該子の1歳到達日の翌日後である場合又は当該法定育
児休業の期間の初日前である場合を除く。)
当該子が1歳2か月に達する日(満1歳の誕生日か
ら起算して2月を経過する日をいう。
)(当該日が当該育児休業の期間の初日とされた日から起算し
て育児休業等可能日数(当該子の出生の日から当該子の1歳到達日までの日数をいう。)から育児
休業等取得日数(当該子の出生の日以後当該非常勤職員が分べん休暇により勤務しなかった日数と
当該子について育児休業をした日数を合算した日数をいう。)を差し引いた日数を経過する日より
後の日であるときは、当該経過する日)
すなわち、育児休業の期間は最長1年間(女性の非常勤職員の場合は、当該子の出生の日及びそ
の翌日からの分べん休暇の期間を含む。)となる。
(3)1歳から1歳6か月に達するまでの子を養育するため、非常勤職員が当該子の1歳到達日(当該
子を養育する非常勤職員が(2)に掲げる場合に該当してする育児休業又は当該非常勤職員の配偶
者が(2)に掲げる場合若しくはこれに相当する場合に該当してする法定育児休業の期間の末日と
された日が当該子の1歳到達日後である場合にあっては、当該末日とされた日(当該育児休業の期
間の末日とされた日と当該法定育児休業の期間の末日とされた日が異なるときは、そのいずれかの
日))の翌日(当該子の1歳到達日後の期間においてこの(3)に掲げる場合に該当してその任期
の末日を育児休業の期間の末日とする育児休業をしている非常勤職員であって、再度任用され、又
は当該任期の満了後に特定職に引き続き採用されるものにあっては、当該任期の末日の翌日又は当
該引き続き採用される日)を育児休業の期間の初日とする育児休業をしようとする場合であって、
次に掲げる場合のいずれにも該当するとき
当該子が1歳6か月に達する日(満1歳の誕生日か
ら起算して6月を経過する日をいう。
)
ア
当該子について、当該非常勤職員が当該子の1歳到達日(当該非常勤職員がする育児休業の期
間の末日とされた日が当該子の1歳到達日後である場合にあっては、当該末日とされた日)にお
いて育児休業をしている場合又は当該非常勤職員の配偶者が当該子の1歳到達日(当該配偶者が
する法定育児休業の期間の末日とされた日が当該子の1歳到達日後である場合にあっては、当該
末日とされた日)において法定育児休業をしている場合
イ
当該子の1歳到達日後の期間について育児休業をすることが継続的な勤務のために特に必要と
認められる場合として、次に掲げる場合に該当する場合
(ア)当該子について、保育所における保育の実施を希望し、申込みを行っているが、当該子の1
歳到達日後の期間について、当面その実施が行われない場合
(イ)常態として当該子を養育している当該子の親である配偶者であって当該子の1歳到達日後の
期間について常態として当該子を養育する予定であったものが次のいずれかに該当した場合
a 死亡した場合
b
負傷、疾病又は身体上若しくは精神上の障害により当該子を養育することが困難な状態に
なった場合
c
常態として当該子を養育している当該子の親である配偶者が当該子と同居しないこととな
った場合
d
6週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)以内に出産する予定である場合又は産後
8週間を経過しない場合
4 再度の育児休業
非常勤職員が、当該子について、既に育児休業(当該子の出生の日から57日間内にした最初の育児
休業を除く。
)をしたことがあるときは、次に掲げる特別の事情がある場合を除き、再度育児休業を
することができない。
ア
育児休業をしている非常勤職員が分べん休暇を始め、若しくは出産したことにより当該育児休
業の承認が効力を失い、又は当該育児休業に係る子以外の子に係る育児休業を承認したことによ
り当該育児休業の承認が取り消された後、当該分べん休暇若しくは出産に係る子又は当該育児休
業に係る子以外の子に係る育児休業を承認した子が死亡し、又は養子縁組等により非常勤職員と
別居することとなったこと。
イ
育児休業をしている非常勤職員が休職又は停職の処分を受けたことにより当該育児休業の承認
が効力を失った後、当該休職又は停職の期間が終了したこと。
ウ
育児休業をしている非常勤職員が当該非常勤職員の負傷、疾病又は身体上若しくは精神上の障
害により当該育児休業に係る子を養育することができない状態が相当期間にわたり継続すること
が見込まれることにより当該育児休業の承認が取り消された後、当該非常勤職員が当該子を養育
することができる状態に回復したこと。
エ
育児休業(このエに該当したことにより当該育児休業に係る子について既にしたものを除く。)
の終了後、3月以上の期間を経過したこと(当該育児休業をした非常勤職員が、当該育児休業の
承認の請求の際育児休業により当該子を養育するための計画について育児休業等計画書により申
し出た場合に限る。)
オ
配偶者が負傷又は疾病により入院したこと、配偶者と別居したことその他の育児休業の終了時
に予測することができなかった事実が生じたことにより当該育児休業に係る子について育児休
業をしなければその養育に著しい支障が生じることとなったこと。
カ 3の(3)に掲げる場合に該当すること。
キ
その任期の末日を育児休業の期間の末日とする育児休業をしている非常勤職員が、当該育児休
業に係る子について、再度任用され、又は当該任期の満了後に特定職に引き続き採用されるこ
とに伴い、当該任期の末日の翌日又は当該引き続き採用される日を育児休業の期間の初日とす
る育児休業をしようとすること。
5 育児休業の期間の延長
(1)育児休業をしている非常勤職員は、当該育児休業の期間の延長を請求することができる。ただし、
育児休業の期間の延長は、特別の事情がある場合を除き、1回に限るものとする。
(2)育児休業の期間の再度の延長ができる特別の事情は、配偶者が負傷又は疾病により入院したこと、
配偶者と別居したことその他の育児休業の期間の延長の請求時に予測することができなかった事実
が生じたことにより当該育児休業に係る子について育児休業の期間の再度の延長をしなければその
養育に著しい支障が生じることとなったこととする。
6 育児休業の承認の失効等
(1)育児休業の承認は、当該育児休業をしている非常勤職員が分べん休暇を始め、若しくは出産した
場合、当該非常勤職員が休職若しくは停職の処分を受けた場合又は当該育児休業に係る子が死亡し、
若しくは非常勤職員の子でなくなった場合には、その効力を失う。
(2)育児休業をしている非常勤職員が当該育児休業に係る子を養育しなくなったとき、当該育児休業
に係る子以外の子に係る育児休業を承認しようとするときは、当該育児休業の承認を取り消すもの
とする。
7
承認等の手続
(1)育児休業の請求及び承認は、任期の範囲内で行うものとする。
(2)育児休業をすることができる非常勤職員に該当するかどうかの判断は、育児休業の承認の請求が
あった時点において判明している事情に基づき行うものとする。
(3)具体的な育児休業の請求及び承認の手続は、「非常勤職員の育児休業等の手続に関する取扱要
領」に定めるところによる。
8 育児休業を理由とする不利益取扱いの禁止
非常勤職員は、育児休業を理由として、不利益な取扱いを受けることはない。
別表10
部
分
休
業
1 部分休業の趣旨
部分休業は、一定の要件を満たす非常勤職員が、3歳に達する日までの子を養育するため、1日の
勤務時間から5時間45分を減じた時間を超えない範囲内(最長2時間)で休業を取得することができ
るものである。
2
対象となる非常勤職員
部分休業をすることができる非常勤職員は、次のいずれにも該当するものとする。
ア 知事が任命する職(以下この別記13において「特定職」という。)に引き続き在職した期間が
1年以上である非常勤職員
イ
1週間の勤務日が3日以上とされている非常勤職員又は週以外の期間によって勤務日が定めら
れている非常勤職員で1年間の勤務日が121日以上である非常勤職員であって、1日につき定め
られた勤務時間が6時間15分以上である勤務日があるもの
3 部分休業の期間
(1) 非常勤職員は、3歳に達する日(満3歳の誕生日の前日。以下この別記第13において「3歳到
達日」という。)までの子(非常勤職員と法律上の親子関係がある子をいい、養子を含む。以下こ
の別記第13において同じ。)を養育するため、1日の勤務時間の一部(2時間を超えない範囲内の
時間に限る。)について勤務しない部分休業をすることができる。また、再度の部分休業もするこ
とができる。
(2)部分休業の承認は、1日につき定められた勤務時間から5時間45分を減じた時間を超えない範囲
内(最長2時間)で、正規の勤務時間の始め又は終わりにおいて30分を単位として行うものとし、
第5の2の(2)の育児時間を承認されている場合には、1日の勤務時間から5時間45分を減じた
時間を超えない範囲内又は2時間から育児時間を減じた時間を超えない範囲内で行うものとする。
(3)部分休業は、勤務することを前提としており、部分休業の前後に引き続いて休暇を取得する場合
には部分休業の承認を取り消す。ただし、第5の2の(2)の育児時間を組み合わせて部分休業を
する場合にあってはこの限りでない。
4 部分休業の承認の失効等
(1)部分休業の承認は、当該部分休業をしている非常勤職員が分べん休暇を始め、若しくは出産した
場合、当該非常勤職員が休職若しくは停職の処分を受けた場合又は当該部分休業に係る子が死亡し、
若しくは非常勤職員の子でなくなった場合には、その効力を失う。
(2) 部分休業をしている非常勤職員が当該部分休業に係る子を養育しなくなったとき、部分休業に
係る子以外の子に係る部分休業を承認しようとするとき又は当該部分休業の内容と異なる内容の部
分休業を承認しようとするときは、当該部分休業の承認を取り消すものとする。
5
承認等の手続
(1)部分休業の請求及び承認は、任期の範囲内で行うものとする。
(2)部分休業をすることができる非常勤職員に該当するかどうかの判断は、部分休業の承認の請求が
あった時点において判明している事情に基づき行うものとする。
(3)具体的な部分休業の請求及び承認の手続は、「非常勤職員の育児休業等の手続に関する取扱要
領」の定めるところによる。
6 部分休業を理由とする不利益取扱いの禁止
非常勤職員は、部分休業を理由として、不利益な取扱いを受けることはない。