協 会 だ よ り

協 会 報
平成28年4月号
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協 会 だ よ り
委 員 会 の 開 催
土木委員会
◎舗装部会の開催
土木委員会舗装部会(部会長 浦 良一)は、3月11日
(金)
金
沢市内において、舗装部会を開催した。浦部会長の挨拶のあと、
上・下半期のこれまで取り組んできた主な活動内容の総括と今後
の活動計画について意見交換等を行い散会した。審議内容及び意
見交換は以下のとおりである。
1.県土木部及び金沢河川国道事務所との意見交換会について
・舗装課題に関する回答内容の妥当性について確認した。
2.舗装部会の今後の活動計画について
・活動計画について意見交換を行い、次年度は県舗装業協会と連携して要望活動を行うことを確認
した。
3.最近の話題(情報提供)について
・一部変更指示書で概算金額を明示する取り組み試行や、建設業法で求められている技術者配置に
関する金額要件が6月から要件緩和されることなどについて情報交換を行った。
◎役員会の開催
土木委員会(委員長 鶴山庄市)では、今年度の活動内容の総
括のため、去る3月24日
(木)
に役員会を開催した。会議では、鶴
山委員長の挨拶の後、下記の議題について審議され、散会した。
〈審議内容〉
○平成27年度活動報告について
・事務局より説明が行われ、了承された。
○平成27年度決算報告について
・事務局より説明が行われ、承認された。
○平成28年度活動方針(案)について
・事務局より説明が行われ、活動内容を確認。第1回全体会議の開催時期、現場見学会及び研修会の
候補地については、新年度の第1回役員会で再審議することとした。
○平成28年度予算(案)について
・事務局より説明が行われ、予算内容を確認。新年度の第1回役員会で再審議することとした。
・事務局より慶弔費の改正について説明が行われ、了承された。
○最近の話題(情報提供等)について
・石川県版「土木工事設計照査のガイドライン(案)
」の実施にあたっての県土木部の対応方針につ
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いて確認した。
・県土木部との意見交換会の要望事項であった「総合評価方式」の優良工事の評価基準の見直しにつ
いて、改定内容を確認した。
・平成28年度から実施される土木積算基準等の改定内容を確認した。
・現在、直轄工事で評価項目として設定されていない「手持ち工事量」に関する総合評価運用指針の
見直しに関する話題について、意見交換(課題・問題点等)を行った。
建築委員会
◎金沢地区安全パトロールの開催
安全部会(部会長 長坂知通)は、3月18日
(金)
に、石川県立
中央病院建設工事現場にて、安全部会員5名と(一社)金沢建設
業協会の地区協会員16名、計21名の参加にて現場安全パトロール
を行った。
連 友也副部会長と県中央病院建設推進室の長谷川康之次長の
挨拶の後、同じく建設推進室の三谷浩二郎課長補佐から工事概要
説明として現病院は老朽化しており、増築を重ねてきており患者
の動線も長くなってきているので建替えをする必要があること、
県民に信頼される高度専門病院として救命救急外来センターや女
性専門外来エリアさらに妊娠中期から出産数日後までの周産期医
療部門を設けていること、病棟では4床室を中心としており全て
のベッドが窓に面していることなどに配慮して整備を進めている
と説明を受けた。
本体棟の大成・トーケン・表・鈴木・丸西・石田 JV の寺田所長、エネルギー棟のみづほ・橘・本田 JV
の奥所長の案内により参加者全員で現場安全パトロールとなった。本体棟では1階床のコンクリート打設
がほぼ完成し、地下部分の免震装置の設置も完了しており、エレベーターピットは1階の床から吊り下げ
ている状況が見学できた。またエネルギー棟では地下ビットの耐圧版の打設が完了し、地下壁体の建て方
作業中であった。現病院に近接する中で狭い工事ヤードで安全に工事を進める苦労話の説明を受けた。
大変有意義な現場安全パトロールとなり好評のなかでパトロールを終えた。最後に、岡副委員長(安全
部会担当)の挨拶で解散となった。
◎技術部会の開催
技術部会(部会長 本田正敏)は、3月24日
(木)
、当協会で部
員6名の参加で開催した。
本田部会長の挨拶の後、事務局より平成27年度中に完成した県
発注建築大型工事(概ね1億円以上の建築工事)の「県発注工事
現場 実態調査結果」と「公共建築工事 工事費実態調査」のそ
れぞれ6件の調査対象工事結果が報告された。
その後、部会員による、意見交換となり、提出書類の簡素化や、担い手不足に対応するため実例、早期
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退職者防止等が話題として挙げられた。
またこの調査結果を来年度当初の県担当部局との意見交換会で報告し改善を要望にすることも確認し橘
副部会長の挨拶で閉会となった。
土地改良委員会
◎役員会の開催
土地改良委員会(委員長 小柳正彦)は、3月7日
(月)
午前11時
から石川県建設総合センター401会議室において、本年度3回目の
役員会を開催した。役員会は委員長他14名の役員出席のもと、小
柳委員長が挨拶を行い、引き続き次の通りの議題審議を行った。
1 県への要望活動について
昨年12月11日
(金)
の県農林水産部への要望活動を皮切りに、
12月14日
(月)
から17日
(木)
の各農林総合事務所及び農政局手取川流域農業水利事業所への活動状況と、
委員会からの要望に対する棗農林水産部長の回答要旨が報告された。
2 県農林水産部との意見交換会について
技術検討部会(部会長 林 裕)は2月10日
(水)
に金沢ニューグランドホテルで林部会長他17名の部
会員と、県から道下農林技術管理室長他3名の出席のもと開催された意見交換会での要望に対する県か
らの回答要旨が報告された。
3 土地改良委員会 全体会議について
3月23日
(水)
10時30分から ANA ホリデイ・イン金沢スカイにおいて開催される全体会議次第等につい
て審議し了承された。
4 その他
平成28年度の土地改良関係(27年度補正予算含む)の予算状況が報告された。
平成28・29年度土地改良委員会役員改選について審議された。
◎委員会の開催
土地改良委員会(委員長 小柳正彦)は、3月23日
(水)
に ANA
ホリデイ・イン金沢スカイにて
「土地改良委員会 全体会議」
を開催した。
土地改良委員会(94会員)の全委員が一同に会する「全体会議」
は、当日会員58名、県より前寺農林水産部次長ほか2名、
(公財)
いしかわ農業総合支援機構(理事長:谷本正憲)より武内農業経
営戦略グループリーダーほか1名の出席の下、冒頭、小柳委員長
の挨拶の後、前寺農林水産部次長の祝辞で始まり、会議の内容は次の通りです。
1 事業報告について
土地改良委員会の平成27年度の事業報告及び今後の活動について、事務局より報告された。
2 県からの情報提供について
1)
「農業農村整備事業関係予算について」は、農業基盤課古西担当課長より、国の平成28年度予算状
況や県の主要な土地改良事業での平成28年度予算の状況などについて説明された。
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2)
「工事成績評定について」は、農業政策課技術管理室角村担当課長より、成績評定の採点方針や運
用表により施工者(現場代理人、主任技術者)との聞き取りによる採点を行うことなどについて説
明された。
3 特別講演について
『コマツ等と連携した農業収益向上プロジェクトについて』と題して、いしかわ農業総合支援機構武
内グループリーダーより、コマツ等と連携した「石川型先進経営モデル」の確立のため、農業法人等の
ニーズである作業効率アップに向けた農地の改良や簡易な大区画化などを踏まえ、コマツが開発してい
る ITC 多機能ブルでの均平化施工など、農作業の効率化を図る上での多機能ブルの活用方法を動画によ
る試験施工状況などを交えてわかりやすく講演された。
広報・研修委員会
◎企画部会の開催
広報・研修委員会企画部会(部会長 竹腰勇ノ介)は、3月23
日
(水)
午前10時30分から石川県建設総合センター401会議室にお
いて部会を開催した。
冒頭竹腰部会長挨拶を行い、引き続き、下記の通り議題の審議
及び報告が行われた。
1.協会報4月号について
事務局作成の編集計画が了承された。
2.研修所からのお知らせについて
〇建設業税財務講習会開催結果について 〇平成28年度新入社員研修の開催について 〇一級建築施
工管理技術検定
(学科)
受験準備講座の開催について 〇平成27年度 ICT 講習会実施結果について報告が
行われた。
3.その他
次回の委員会の開催について意見がかわされた。
暴力団等対策特別委員会
◎委員会の開催
暴力団等対策特別委員会(委員長 小野征男)は、3月2日
(水)
石川県建設総合センター401会議室おいて委員会を開催した。
冒頭小野委員長が挨拶を行い、引き続き来賓としてお招きした
石川県警察本部組織犯罪対策課高山 覚課長が挨拶を兼ね、最近
の暴力団情勢に関する説明を行なった後、石川県暴力追放運動推
進センター相談弁護士である、沖野陽平弁護士による講演が行わ
れ、沖野弁護士は「不当要求に負けない」という演題に基づき悪質クレーマー等の対応策について弁護士
の立場から説明が行われた。
委員会はこの後弁護士、警察関係者等を交えた意見交換が行われ、今後とも相互に情報交換を行い連携
を図ってゆくこととし閉会した。
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建設技術研修所
・建設業税財務講習会の開催
建設業税財務講習会を建設業振興基金と共催し、石川県建設
総合センターで開催しました。
講習会には会員企業などの経営幹部、総務、経理等40名が参
加。公認会計士、税理士の丹羽秀夫氏が「建設業経営に関係す
る税務」を演題に講演しました。
講習会では請負業務において留意するべき税務上の項目の解
説などがされました。
アンケートではほとんどの受講者から「大変参考になった」
「わかりやすい解説だった」などと好評価をいただき大変有意
義な講習会となりました。
記
◇日
時
平成28年3月9日
(水) 13 : 30∼16 : 30
◇場
所
石川県建設総合センター 5階第一研修室
◇講
師
丹羽 秀夫氏
◇受講人数
40名
建産連だより
平成27年度石川県建設生産システム合理化推進会議の開催
石川県建設産業連合会(会長 北川義信)は、3月2日
(水)
、
金沢市の石川県建設総合センターで「平成27年度石川県建設生
産システム合理化推進会議」を開催した。
この会議は、建設産業を担う総合工事業と専門工事業が、対
等の協力者として負うべき役割と責任を明確化し、分業関係に
対応した合理的なルールづくり等を行うことを目的としており、
今回は総合工事業の立場として
(一社)
石川県建設業協会から副
委員長と各委員長の7名が出席、専門工事業からは当連合会28
傘下団体の中から22団体(22名)が出席し、喫緊の課題である「担い手の育成・確保」を主テーマに、ア
ドバイザーの方を交えて、意見交換を行った。アドバイザーには北陸地方整備局や石川労働局、県土木部
の行政機関のほか、建設業振興基金、全国建設産業団体連合会の8名の方々に出席を頂いた。
最初に吉光県産連副会長、引き続いて北陸地方整備局建政部の吉川建設産業調整官からの挨拶があり、
その後北陸地方整備局建政部の秋山建設業適正契約推進官から「最近の建設産業と技能労働者をめぐる状
況について」
、建設業振興基金の南塚構造改善センター部長から「建設産業の担い手確保・育成対策につ
いて」
、当協会の辻専務理事からは「技能工研修」について情報提供を行った。
意見交換では、情報提供を踏まえ、総合工事業と当連合会傘下団体の各専門工事業から意見が交わされ、
出席者からは4週5休を4月から実施に踏み切ることや、法定福利費を別枠明示した標準見積書の活用を元