城山病院特集心臓血管センター心臓血管外科心臓血管外科副部長古林圭一医師 ☎072（958）1000 下肢静脈瘤の原因と治療法 ∼血管内レーザー焼灼術∼ 静脈の流れ深部静脈羽曳野市はびきの2丁目8番1号 2 城山病院は下肢静脈瘤外科外来を新設しました。治療法の１つ、血管内レーザー焼灼術は保険が使えるようになったことで、患者さんが増えています。担当する古林医師に話を聞きました。静脈はこの弁により下肢の静脈と下肢の筋肉血液の逆流を防ぎ、弁などの皮膚症状を呈に挟まれた小部屋にするようになります。下肢の静脈には、筋肉内、筋間を走る深部血液を溜めます。筋肉静脈と体表の近くをが緩み深部静脈が広治療法走る表在静脈、それらがった際に、表在静脈静脈瘤の治療は、静つを結ぶ穿通枝のに溜まった血液は、穿脈の逆流を減らすこ系統が存在します。通枝などを介して深とが目的です。軽症のまた、深部静脈と表在部静脈に流れます。そ場合は、弾性ストッキ静脈は太ももの付けしてまた筋肉の収縮ングによる圧迫療法根と膝裏のヶ所でにより血液は心臓にが主となります。症状穿通枝を介さずに合還っていきます。が進むと手術が必要流します。下肢の筋肉になります。手術には、が収縮すると、筋肉内下肢静脈瘤 ①静脈瘤硬化療法② の深部静脈は圧迫さ下肢静脈瘤は、重力静脈瘤切除術 ③ ストれ血液が押し出されに逆らって血液を心リッピング術④血管ます。一方、筋間を走臓に還す前述したシ内レーザー焼灼術がる深部静脈は押しつステムの故障が原因あります。これらを組ぶされることなく、筋でおきます。中でも特肉が収縮している間に多い原因が表在静み合わせて治療するも血液を心臓へ還す脈の弁異常です。弁がのが一般的です。特にことができます。この壊れ、逆流が生じ、筋レーザー治療は古くようにして静脈は筋肉で汲み上げた血液からある治療法です肉の収縮力により圧が深部静脈と表在静が、平成年１月に保を受け心臓に血液を脈の合流部から漏れ、険収載となり患者さ還しています。この圧足先に逆流します。逆まに周知されるようは動脈圧に劣らない流により血流量の増になってきました。血管内からレーザーをと言われています。えた表在静脈は、深部照射し、血管自体を潰静脈のように筋肉やしてしまうという治静脈弁の仕組み筋膜による保護を受療法です。局所麻酔、︵心けていないため、次第穿刺法で行え、侵襲が静脈には一方向︵こぶ︶少なく、傷を縫うこと臓に還る方向︶のみにに拡張し瘤化血液が流れるようにします。これが下肢静もないため、日帰り手弁がついています。静脈瘤の成因です。術が可能であり、最近脈弁は心臓に近い太になり症例数を伸ばい静脈にはなく、下肢原因と症状しています。しかし、静脈、特に表在静脈に弁が壊れる原因はすべての症例に行え多数存在します。表在はっきりと分かってるものではなく、また、いませんが、年齢、長時レーザー治療のみで間の立ち仕事が危険治療が完結するもの因子であることは分でもありません。当セかっています。また、肥ンターでは、症例を吟満や妊娠も増悪因子味し、前述した治療法に挙げられます。症状を組み合わせて、下肢としては、足のだるさ、静脈瘤治療に当たり、むくみ、こむら返りな下肢症状にお悩みのどです。さらに進むと方々のお役に立ちた色素沈着、皮膚炎、潰瘍いと思っています。弁うっ滞する伏在静脈 3 2 静脈瘤正常詳しくはhttp://www.shiroyama-hsp.or.jp ふ　れ　あ　い（３）平成 23 年 1 2 月 7 日ひとくちに静脈瘤といってもさまざまです。 23