家庭でのルール作りのお願い

小松市立荒屋小学校
をかけてあげたりしなければいけないのではないでしょうか。
生活部
そこで、昨年度の6月に各家庭に配布した「インターネット・ゲーム等の健全利用基準」を見
直し、今回「平成28年度 荒屋小学校 電子メディアの健全利用基準」を保護者の皆様に提案さ
せていただきます。
平成28年4月7日号
「いじめゼロ」「アウトメディア」に
取り組んでいきます。
荒屋小学校の生活部では、昨年度、「いじめゼロ」を目指して、いじめアンケート、面談週間
などの取り組みに加え、児童会でも様々な活動に取り組んできました。今年度も、昨年度と同様
に「いじめゼロ」を目指した取り組みを進めていきます。それに加え、今年度はインターネット、
ゲーム、テレビなどの電子メディアとの接触時間を減らしていく「アウトメディア」にも取り組
んでいきたいと考えています。
一昨年度あたりから、荒屋小学校児童の電子メディアとの関わりを考えていかなければいけな
いような出来事がいくつかありました。
例えば・・・
・
「D」指定、
「Z」指定など、年齢制限を越えたゲームで遊ぶようになり、ゲーム内で繰り広
げられる好ましくない行為を友だちとの遊びの中で模倣する。
・親からのお下がりスマホで、夜遅くまで YouTube の動画を視聴し、睡眠時間が少なくなる。
そのことにより体調が優れなかったり、集中力が低下したりする。
・インターネット、ゲーム、テレビに費やす時間が多いことで、各学年で目標としている家
庭学習時間(学年×10分)に取り組むことができない。または、取り組もうとすると睡眠
時間が削られる。
学力調査の児童アンケートの結果、荒屋小学校の児童のゲーム、インターネット、テレビ、
DVD などの電子メディアに費やす時間が、石川県の平均よりも大きく上回っていることも分か
ってきました。
電子メディアは、生活を便利に、楽しくするために、現代の日本人の生活にはなくてはならな
いものになっています。しかし、それが生活の中心になったり、生活を支配したり、健やかな生
活や学習の妨げになってしまうと、子どもたちの将来にも関わる問題を引き起こしてしまうかも
しれません。
電子メディアとの接触をゼロにすることは難しい現代、大人が子どもに
「メディアとの適正な接し方」を教えてあげたり、過剰な接触にはブレーキ
★平成 28 年度 荒屋小学校 電子メディアの健全利用基準
 ゲーム機、インターネット接続ができる機器(タブレット、スマホ、音楽プレーヤー)等





を買い与える前に、家庭でルールを作る。
保護者は、インターネットやゲームの利用状況を把握する。
平日の、ゲームやインターネットの利用は、1時間以内とする。
夜9時以降は、ゲーム、インターネットを利用しない。
休日のゲーム、インターネットの利用時間については、家庭でルールを決める。
ゲーム、インターネット以外の電子メディアについては、家庭でルールを決める。
 ゲームの年齢制限は厳守する。
 対象年齢規準が「D」や「Z」に指定されているものは買い与えない。借りる、貰う等もさ
せない。
 年上の兄姉がいたとしても、
「D」
「Z」に指定されているゲームは家に置かない。すでにあ
る場合は、絶対に小学生にはさせない。
 「B」「C」についても、保護者がゲームの内容をしっかりと把握したうえで、購入するか
どうかを判断する。
 子ども同士でメールや LINE 等のコミュニケーションアプリを使ってのメッセージのやり
取りはさせない。
 課金が発生するサイトへの接続、ゲームのプレイには十分気をつける。子どもだけで課金
が発生する利用をしないようにする。
 フィルター等の対策を講じ、子どもの健全な育成を妨げるようなサイトには接続できない
ようにする。
 インターネット上に、個人情報や顔写真を発信しない。(自分も他人も)
 匿名であっても、他を誹謗・中傷するような内容の書き込みはしない。
本日、子どもを通じて各ご家庭に配布した「あらやっ子の生活のきまり」の中にも、「平日1
時間以内」「夜9時以降の利用」などについても書かれています。
荒屋小学校の子どもたちが、健やかに心と体を成長させていけるよう、ご協力をお願いします。
なお、今年度は健康部でも「アウトメディア」に取り組み、電子メディ
アに触れる時間を減らすことで、望ましい生活習慣を身に付けていくこと
を目指します。