一羊会便り6月号 - 社会福祉法人一羊会

Vol.232
平成28年
6月号
一羊会便
平成28年
~とうふ屋丸木橋六兵衛~
『動物園見学』
7月の行事予定
丸木橋では誰も記憶がない
ほど久しぶりに園外活動で動
1 日(金)~2 日(土)親子一泊旅行
5 日(火)
物園に行ってきました。
中央地区スポーツ交流会
平成 28 年度秋田市社会福祉審議会
土曜日ということで、動物
園は大勢の人でにぎわってい
6 日(水)
第 1 回地域福祉専門部会 【進藤】
共同募金会企画広報委員会 【統括】
9 日(土)
秋田県障害福祉団体連絡協議会 【進藤】
アンガーマネジメント研修 (職員対象)
ました。天気も良く、保護者
の方々も多数参加して下さり、
皆で楽しむことができました。
10 日(日)~17 日(日) 被災地支援(熊本)【藤原・菊地】
11 日(月) 秋田大学附属特別支援学校評議員会 【統括】
写真撮影では、お決まりの
12 日(火)
13 日(水)
昼食は、メルカートわかばの日
「ヒト」の檻の中でパチリ!
きょうされん全国大会打ち合わせ 【小松】
きょうされん理事会(東京) 【統括】
替わり弁当!カラスに狙われ
17 日(日)~23 日(土) 被災地支援(熊本)【伊藤(雅)・藤田】
23 日(土)~24 日(日)きょうされん東北ブロック
ながらも美味しく頂きました。
代表者会議(仙台) 【統括・進藤】
三
事
業
所
紹
~夢・究塾明日葉~
防災学習館見学
介
6月11日(土)由利本荘市にある秋田県
防災学習館に行ってきました。
~杉の木園~
始めに地震災害時の行動心得、普段の安全
『軽スポーツ大会♪』
杉の木園の特別活動で『軽スポーツ大会』を行い、『パン
点検、災害時伝言ダイヤル(171)の活用、非常用持ち出
食い競争』『水鉄砲でスナイパー』『フラフープで大輪投げ』『玉入
し品についてのDVDを観賞した後、参加者全員が初期消
れ競争』と運動会的な種目を楽しみました♪♪
火・地震・煙体験をしてきました。特に地震の体験では、秋
田県において今後想定される最大震度6の揺れを体感して
きました。
日頃から災害を想定し、冷静沈着に
避難できるよう訓練を行なうことが
最も大切であると実感した各種体験
でした。
食
競争
景品(お菓子)があるとその場はもう大盛り上がり\(^o^)/
一気にテンションは上がり普段は見られない表情が沢山み
られました♪
~
よう
羊
ぐん
群
『涙とよろこび』
一羊会評議員
~
伊藤 司
共に六〇歳を過ぎた、姉弟妹のうちの一人が
入院することになった。度々、見舞った。病名
から考えるに、先に不安を感ずるものがあった。
数か月後、病院での弟の姿を見た姉が涙した。
発病したときの不安が思いもしない回復ぶりを
目にして感激したものとそばにいて思った。弟
も、姉の様を見てか声を出して泣いていた。私
は、六〇歳半ばの男があの様に泣く姿を近くで
見る、なんとも心地よい雰囲気、姉弟の愛を感
ずる。
姉弟妹も今はそれぞれ家族を持ち生活をして
いても、兄弟とは、と、しみじみ思わされた時
だった。
その後退院し、自宅療養をしていた。
農家なので、春の農作業が始
まろうとした時期が来た。今
年は休農を考えていた様だ。
そのさなか集落の衆が稲の種
まきに来てくださったと言う。
依頼もしていない。
頑張れという仲間の励ましと、
絆、なのか。
聞いた私も、うれしい。
丸木橋から始まった一羊会も
似ていませんか。
ト
T
ピ
O
ッ
ク
P
I
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X
熊本支援
就労事業部長
佐藤
博樹
熊本空港から市内へ向かうバスの中で、屋根に張った青色
ビニールシートが目立つようになる。道路も,ひび割れ波打
きょうされん第 39 回総会(議案採択)
つところもある。驚きと不安が募る。又バスが市内に近づく
につれ、所々倒壊した家屋もみえかくれするようになる。JDF
保 護 者 会
本部がある熊本県身体障害者福祉センターに到着したのは、
『お祭り』
午後 2 時である。その後簡単な打ち合わせを終え、一番被害
大川
の激しい益城町を案内してもらった。思わず声を出してしま
慶一
う程、半壊した建物、押しつぶされたような全壊した家屋が
私の住んでいる土崎では初夏5月から、7月まで毎月お祭
そこにある。特に川沿いに面した家屋は、すべて全壊となっ
りがあります。町内を鎮守する稲荷神社、住んでいる相染十
ており、瓦礫が道路沿いに連なっている。震災直後そのまま
二町内を鎮守する竈(かまど)神社、土崎の五十一町内を鎮
の状態である。避難所にも案内してもらった体育館には避難
守する土崎神明社となりますが、私もそれぞれの神事に関わ
した方が大勢、夕食の列に並んでいた。中には、廊下で寝て
っています。
いる人もおり、係の人は、それでもだいぶ整理出来てきてい
今月十六、十七日の、自宅の隣に立つ竈神社のお祭りでは、
ると話す。しかし障害を持つ人達はここでは暮らせず、黄色
境内やお旅所、そして社殿の清掃などの準備を総代全員が協
紙や赤色紙を張られた家へ帰っていると言う。災害避難所に
力して行います。そしてタレントや民謡歌手を呼んでの奉納
て、障害を持っている人は暮らせないとはどういうことだろ
演芸や、出店も二十軒ほど出て、子供からお年寄りまで多く
うか?様々な疑問や不安、葛藤を持ちながら聞き取り調査に
の人が集まり、土崎では土崎港曳山祭りに次ぐ賑やかなお祭
入る。一人でも多くの人の声を聞かせてもらえたら、一人で
りです。
も多くの人を支援サービスに繋げることができればとの思
七月二十、二十一日は、広く知られる土崎港曳山祭りが行
いである。又西原町の障害施設「たんぽぽ」では、近所の体
われ、そろそろ港ばやしを練習する音が聞こえてきそうです。
育館に避難してる人への「炊き出し」を行っており、その手
今は町のあちこちに曳山の屋台が引き出され、これから本番
伝い、利用者支援の手伝いを行った。熊本から帰るころには、
に向けて徐々に飾り付けをしていきます。
避難所も徐々に閉鎖するとの報も聞かれ、トレラーハウスの
手踊りの練習なども含め、本格的な準備は二カ月近く前から
入居の募集も始まっているとのこと。又急ピッチで仮設住宅
行っていくため、雰囲気は段々盛り上がって行き、クライマ
の建設も始まっている。熊本の復興を祈るばかりである。一
ックスを迎えます。
緒に行った仲間とセンターでのチームに助けられ、微力では
あるが一週間務めることが出来たよう思われる。
私も浩児も生まれも育ちも地元なので、祭りは大好きで浩
児が二十代前半までは山車を曳いていましたが、その後は止
めました。
毎年「山車曳っぱる」と言って楽しんでいたのですが、本
人の状態が変わって来て、難しいと判断して決めましたが、
かわいそうだなと思う気持ちは今でもあります。
苦情解決・ボイスのコーナー
自治会
コーナー
自治会長の伊藤由紀子です。私は 5 月 25 日に東京で行わ
れた『きょうされん総会』に出席してきました。熊本や愛知、
和歌山等の各地域の人たちから色々な話を聞きました。事業
所の話や国会請願の話、熊本地震の支援の話など、大事な話
を聞くことができました。『悩むことや苦しいこともあるけ
れどみんなと協力してもっといい事業所にしていきたい』と
いう話を聞き、私ももっと出来ることを増やしていけたらい
いなと思いました。
今月
事業所
編
苦情 要望
集
後
記
今年も『梅雨』という実感が無いまま梅雨入り。
最近は「しとしと雨」が無くなったなー、と話を
していたら九州では大雨が…被災地でも土砂災害等が心配
されています。被災地の方々が安心して暮らせるよう、1 日
も早い復興をお祈りしています。