Untitled - 京都大学大学院工学研究科 社会基盤工学専攻 水文・水資源

巻頭言
椎葉充晴
今年、平成 25 年 3 月に京都大学を定年退職しました。本来は、小尻利治君も同時に退職す
るはずでしたが、小尻利治君は平成 23 年 11 月 2 日に多発性骨髄腫のために定年退職の日
を迎えることなく、先に亡くなりました。昭和 46 年に、同時に、高棹先生が助教授をして
おられた石原研に配属になって以来、小尻利治君とは一緒に水文学・水資源学の研究をし
て来ました。一緒に、退職の日を迎えることができなかったのが残念でなりません。高棹
先生、友杉先生、池淵先生をはじめとする先生方、小尻利治君に研究指導をしていただい
た同窓生の皆さん、関係の皆さんとともに、小尻利治君のご冥福をお祈りいたします。
高棹先生には時々電子メールを送って、大体返事をいただきます。先生がメールを始めら
れたころのメールは短く、携帯電話の画面でも 2 行くらいでしたが、最近では、もっと長
い文章をお書きになり、気力も充実していらっしゃると感心しています。
定年退職の後は、私はゆっくりとした時間を過ごしています。何もしないというのではな
くて、締め切りに追われたりせずゆっくりと、ものを考えたりできることに幸せを感じて
います。先日、NHK の朝の番組で、82 歳の埴沙萌(はにしゃぼう)という植物写真家が写真
や映像をとるシーンが紹介されました。受粉を済ませた「オオイヌのふぐり」の落花の様
子など、足元の小さな植物に注目した映像をとったりする、そうした生き方が紹介されて
いました。これはいいなと思いました。私は写真とかはできないので、これまでの水文学・
水資源学の研究の基本のところ、とくに流出予測とモデル化の基本のところのひとつひと
つに集中して、時間をかけてやらないといけないことがらなどで、貢献できたらいいので
はないかと思いました。
さて、今回の棹朋会は、高棹先生が退官されたあとの、水文・水資源学研究室の同窓生も
含めた会になっています。同窓会は、同じころに研究室にいたみんなが先生とともに懇談
し情報交換することが基本目的でしょうが、年齢が少し離れていても、同窓の先輩後輩が
同窓会を通じて交流することができる場を提供するのも大事な目的であると思います。し
かし、棹朋会の規約第 4 条で、平成 9 年以降の卒業生は会員に含めないことになっていま
す。私見ですが、そこはなんとか工夫して、今回のように、高棹先生が退官された後の水
文・水資源研究室の同窓生の会を棹朋会と合同で、棹朋会として開催されるのがいいので
はないかと考えます。
規約
第1条
この会を棹朋会という。
第2条
この会の目的は、高棹先生を囲み、会員相互の親睦をはかることで
ある。
第3条
この会の本部を京都大学 大学院 工学研究科 社会基盤工学専攻 水
文・水資源学分野内に置く。
第4条
この会の会員は、高棹先生が土木工学教室で教鞭をとられることに
なった昭和 39 年以降、退官された平成 9 年 3 月までに、石原研、高
棹研に所属した教職員、卒業生、研究・研修生、および、高棹研に
所属した研究者が平成 9 年 3 月までに京都大学で指導した教職員、
卒業生、研究・研修生とする。
第5条
この会に次の役員をおく。会長一名、副会長二名、会計一名、幹事
若干名
第6条
会長は、この会を代表して会務を総括する。会長は友杉邦雄とする。
第7条
副会長は会長によって指名され、会長を補佐する。
第8条
会計は会長によって指名され、会の会計を処理する。
第9条
幹事は会長によって指名され、会務を処理する。
第 10 条
会長以外の役員の任期は三年とし、重任は妨げない。
第 11 条
総会は原則として三年に一回開く。
第 12 条
この会は会報、会員名簿を作成し、会員に配布する。
第 13 条
この会の経費は寄付金を当てる。
第 14 条
この会の決算は総会で報告されなければならない。
第 15 条
この規約を改正しようとするときは、役員会で決議され、総会で同
意されなければならない。
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棹朋会役員
会長 友杉 邦雄 (昭 40)
副会長 池淵 周一 (昭 41)
副会長 椎葉 充晴 (昭 47)
会計 立川 康人 (昭 62)
幹事 田坂 隆一郎(昭 42)
幹事 三谷 勝浩 (昭 43)
幹事 佐藤 正史 (昭 44)
幹事 鈴木 藤一郎(昭 45)
幹事 山岡 和彦 (昭 46)
幹事 和田 章仁 (昭 46)
幹事 園 淳雄 (昭 47)
幹事 丸岡 昇 (昭 48)
幹事 北村 英和 (昭 49)
幹事 北沢 雅文 (昭 50)
幹事 津田 健治 (昭 51)
幹事 中山 義則 (昭 52)
幹事 谷本 光司 (昭 53)
幹事 寶 馨 (昭 54)
幹事 今西 克禎 (昭 55)
幹事 西川 肇 (昭 56)
幹事 片山 勉 (昭 57)
幹事 楠橋 康弘 (昭 58)
幹事 堀 智晴 (昭 59)
幹事 児玉 好史 (昭 60)
幹事 筒井 雅行 (昭 61)
幹事 立川 康人 (昭 62)
幹事 佐々木秀紀 (昭 63)
幹事 山口 昌利 (平 01)
幹事 大江 郁夫 (平 02)
幹事 大石 哲 (平 03)
幹事 入江 彰 (平 04)
幹事 市川 温 (平 05)
幹事 荒木 千博 (平 06)
幹事 村木 謙吾 (平 07)
幹事 福満 匡高 (平 08)
幹事 中村 忠則 (平 09)
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編集後記
「棹朋」第 10 号をお送りします。この編集にあたって、これまでの「棹朋」を見直しま
したところ、小尻先生のお元気な姿の写真がありました。小尻先生は「利」水・「治」水の
基礎となる水資源工学を専門とされました。小尻先生のお名前は「利治」です。お名前通
り、利水・治水の真髄を極めておられたのだと、改めて気がつきました。小尻先生のご冥
福をお祈りします。棹朋会は今回が第 12 回です。椎葉先生の退職記念祝賀会に合わせて、
高棹先生が相談役をしておられます実践水文システム研究会の方々や水文・水資源学研究
室の卒業生が集っての開催となりました。これを機会に棹朋会のホームページを立ち上げ
「棹
ました。アドレスは http://hywr.kuciv.kyoto-u.ac.jp/touhoukai/index.html です。今後、
朋」のバックナンバーをホームページにアップするなど、内容を充実させていきたいと考
えています。ご期待ください。
「棹朋」第 10 号の編集では、研究室秘書の岩佐真弓さんに
お世話になりました。ありがとうございました。
昭和 62 年卒 立川康人
2013 年 5 月刊行
棹朋会
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