プレゼンの準備I…方針決定

プレゼンテーション入門
~準備と発表のテクニック~
東京電機大学
未来科学部ロボット メカトロニクス学科
未来科学部ロボット・メカトロニクス学科
鈴木 聡
プレゼンの準備I…方針決定
• 誰に聞いてもらうのか?
- お客さんか、専門家か、
お客さんか 専門家か 一般の人か
般の人か、などなど
などなど
- その対象者のレベルに合わせて内容を変える
• 何をきいてもらうのか?
- 新商品の魅力か、新しい知見・成果か
新商品の魅力か 新しい知見・成果か
- 聴衆が聞いて、うれしいと思う情報はなにか
プレゼンの失敗例
A. 時間がなくなる (or 時間が余る)
B 何が言いたいのか聴衆者に伝わらない
B.
• Aの理由
- 多すぎる(or少なすぎる)内容は逆効果
- とはいえ、情報不足も問題
• Bの理由
理由
- 聴衆の想定や、その説明レベルがあっていない
- 発表内容のストーリが変
- 「内容のほとんどは聴衆にとって初めてである」
ということを、発表者は忘れがちである。
プレゼンの準備II…全体設計
• 作成前にプランをよく練る
- 全体のアウトラインを最初に考える
- 話し方を考える。
- 脚本家、かつ演出家、かつ俳優として。
- 「話しにくいスライド=悪いスライド」、である。
• 何をいいたいのかを選ぶ
- 問題点はなにか→ それらに対し、どのようにアプロ
それらに対し どのようにアプローチしたか
チしたか
- 魅力点はなにか→ それらが、なぜ魅力なのか
プレゼンの準備III…PPTシート作成の場合
• 簡潔に、親しみ深く
- 非常に密集した文章は読む気をなくす
- 聴衆にあったコトバ使いを
• 視覚的に
- 文章よりも、図や表を
文章よりも 図や表を
- 「内容の伴わない図、分かりにくい図は逆効果」と心得よ
過剰なアニメーション
ション、色キチは、不快感を与える
色キチは 不快感を与える
- 過剰なアニメ
• ボリュ
ボリュームを考える
ムを考える
- 発表時間一枚あたり1~2分程度 (実際に話してみて)
スライド製作の心構えI
• 章、節など適切な見出しをつける
- タイトルで内容が把握できるように
• 複雑な概念は図やグラフで説明
- 図中に文字で説明をつけるもの手
• 文章は、短く、清く、美しく
• 結論は必ず書く。
- 何をやったか、何が証明されたか、何がお得か、等々
- 聴衆の記憶を上書きするつもりで
- もちろん簡素に。(聴衆は疲れているはず)
http://www-ics.acs.i.kyoto-u.ac.jp/~yy/Papers/HowtoPrepareYourPresentation-j.pdfより転載
http://www-ics.acs.i.kyoto-u.ac.jp/~yy/Papers/HowtoPrepareYourPresentation-j.pdfより転載
http://www-ics.acs.i.kyoto-u.ac.jp/~yy/Papers/HowtoPrepareYourPresentation-j.pdfより転載
スライド製作の心構えII
• 聴衆は次(のスライドで)に何が話されるかを知ら
ない ということに常に留意
ない、ということに常に留意
• 聴衆の思考を推測
- あることを言ったとき、彼らはどのようなことを考えるのか?
言
、
考
- 個々のトピックにおいて、彼らは何を知りたいと思うだろうか?
発表本番での心構え
• 元気よく、ハッキリと!
• 聴衆は敵ではない
- 背を向けない。胸を張れ
(スクリ ンやPCばかり見ない)
(スクリーンやPCばかり見ない)
- 聴衆に直接話しかけるように
- 時には笑顔
• 時間オーバになりそうになっても焦らない
- パニック、ホワイトアウトは、百害あって一利なし
パニ ク ホワイトアウトは 百害あ て 利なし
- 残り時間で何をいえるかをすばやく考えよう
- ただし、重要なところは外さないように
ただし 重要なところは外さないように
- 元のプランや、準備してきたストーリに固執しない。アドリブで。
終わり
ご清聴ありがとうございました。
・聴講への感謝の気持ちが大事
・終わりを知らせるシートを入れ、
・終わりを知らせるシートを入れ
聴講の気持ちを切り替えるタイミングを与える。
→質疑応答へ移り そこから本当のディスカッション
→質疑応答へ移り、そこから本当のディスカッション
が始まる。