Ⅰ-① 謝金【講師・専門家謝金】の証拠書類整備のポイントについて ※必ず事務書類の手引きをご一読頂いてから「証拠書類整備のポイントについて」をご確認下さい。 必要書類の全てが記載されているわけではなく、整備モレや考え方の違いが多いモノについて説明してあります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ EX1) 専門家派遣のスキームについて EX1-1) 平成 24 年 8 月 1 日~平成 24 年 11 月 30 日で、3 回専門家「○○氏」に商品開発等について指導を受けた。 ○実施について 専門家の指導・助言を受ける理由を明確にし、派遣前に講師の依頼をし、承諾を得ておく必要があります。 以下の時系列で実施し、証拠書類の整備を行わなければなりません。 ①選定理由書(作成日:H24/7/25) ※以下のように、課題、必要性、専門性について記載して下さい。 ⇒ 課 題:自社で商品開発する中で、 「●●」分野についてノウハウ・スキルが不足している ⇒ 必要性:その課題解決の為の○○に関する専門家が必要 ⇒ 専門性:専門家「○○氏」は、 「●●」分野についての専門家であり、▲▲年の経験や××の実績 があり選定した。 ②講師依頼書(作成日:H24/7/25) 派遣期間や内容を明記したものを専門家「○○氏」へ依頼する. ③講師等承諾書(作成日:H24/7/30) ②で依頼されて内容を専門家「○○氏」が確認し、承諾書を依頼者へ提出する。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ここまでが派遣前に行う処理です~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ④専門家「○○氏」の指導・助言 指導日時:H24/8/1 (13:00~17:00) H24/10/1 (13:00~17:00) H24/11/30 (13:00~17:00) ⑤専門家「○○氏」から報告書、請求書提出(H24/12/1) ......... ④が終了したのち、成果物として専門家の氏名と印鑑の押され ... ......... ... た報告書、当日使用した資料等及び請求書が必要です ⑤の報告書には、指導内容と成果を明確にするため に、以下の内容が記載されている必要があります。 H24/8/1(13:00~17:00) ・出席者名 ・指導内容(具体的に) H24/10/1(13:00~17:00) ・出席者名 ・指導内容(具体的に) H24/11/30(13:00~17:00) ・出席者名 ・指導内容(具体的に) 助言の効果(今後期待される効果も含めて) 日付毎に ・時間 ・出席者名 ・内容 指導の成果 ⑥謝金・旅費の清算 専門家「○○氏」の指定口座に振込を行った。(H24/12/2) ※旅費については、 「Ⅱ-② 旅費【社員旅費】の証拠書類について」を参照して下さい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ EX2) 源泉税の取扱について EX2-1) 専門家が個人事業者であり、謝金等清算時に源泉税を差し引いて送付した場合 ○源泉税納付書を証拠書類として添付する必要があります。 EX2-2) 事業期間:平成 24 年 7 月1日~平成 25 年 6 月 30 日 専門家への謝金 30,000 円を、源泉税 3,000 円を差し引いて平成 25 年 6 月 5 日に支払 その源泉税 3,000 円を平成 25 年 7 月 10 日に納付した場合 ⇒この場合、3,000 円は対象外経費となります。 .......... ※源泉税の納付時期は事業期間内である必要があります。
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