ユニットケア施設管理者研修 運営計画書準備シート

一般社団法人 全国個室ユニット型施設推進協議会
【取組方法】
ユニットケア施設管理者研修
運営計画書準備シート
【提出方法】研修前の欄に評価を記入後、座学研修初日受付時に提出
研修前
①「研修前」の欄に各項目の評価を記入する。
○…できている
×…できていない
ある程度できているが改善の余地がある
開設前のため実施していない
※A3用紙で印刷してください
※「なぜ、そう思うか」の欄への記入は不要で
す
※消えないボールペンでご記入ください
重視するポイント
A
設備面への
配慮
在宅に近い
環境づくり
への配慮が
なされ、生
活の場とし
ての設えを
している
居室が入
居者に
とっての
Ⅰ 居場所に
なるよう
に配慮し
ている
中項目
考え方(視点)
個人の持ち物などを自由に持
1 ち込み、居場所を確保してい
る
職員の働きかけにより使い慣れた家具等
が持ち込まれ個性ある居室となっている
(家庭と同じように個性や自律を高める
環境ができている)
介護者の都合で居室のドアを
2 開けっぱなしにしていること
はないようにしている
居室のドアの開けっ放しの理由が説明で
き、入居者の意向に沿った生活へと繋
がっている(入居者視点で実践されてい
る)
キッチンを活用して入居者生活を個別に
リビング
はごく普
通の生活
Ⅱ ができる
ように配
慮してい
る
リビングに煮炊きできるキッ 支援している
1
(キッチンが活用されており、その取組
チンが設置されている
を説明できる)
在宅生活が継続できるようなしつらえと
リビングにいる入居者はそこ なっており、安心した生活環境となって
2
いる(入居者同士や職員と関係が築ける
で生活感を感じている
場となっている)
B
セミパブ
リックな
どの空間
作りや社
Ⅲ 会とのつ
ながりの
配慮をし
ている
セミパブリックスペースな
1 ど、工夫のできる空間等をう
まく利用している
入居者同士の関係が築ける場所が複数準
備され役立っている
(入居者同士の関係づくりやクラブ活動
の場等として活用できている)
パブリックスペースが地域の
2 交流の場として活用されてい
る
地域の方たちが気兼ねなく来訪できる環
境を整備し、交流を深めている
(喫茶、食事、イベント等へ地域住民の
参加がある)
ユニット
で生活が
できるよ
うなトイ
Ⅳ レ、個浴
等の配置
に配慮し
ている
トイレは入居者の排泄をサ
1 ポートできるよう居室設置
か、分散配置されている
排泄環境が整備され、においもなく衛生
的で、プライバシーに配慮した支援がで
きている(排泄支援に工夫が見られる)
浴室は分散配置、個浴設置な
2 ど、入居者の入浴希望に沿え
るよう配慮している
浴室環境が整備され、羞恥心等に配慮し
た安心した入浴が支援できている
(個別の入浴習慣及び脱衣室や浴室の環
境も整備されている)
施設の理念について職員の理
施設の理 1 解が深まるような取り組みを
念が職員
個別ケアの継続
している
に理解で
性を保てるよ
う、情報共有の Ⅰ きるよう
仕組み作りや職
配慮して
管理者は自らの思いを職員に
員配置、職員教
2
いる
伝えている
育を行っている
理念を入居者の生活支援に活かしている
(職員は、なぜ理念が必要なのか理解し
ケアにつなげている)
取組み体制
管理者は職員と共に課題を解決し、入居
者生活の向上に向け取り組んでいる(職
員との話し合にてケアのあり方や方針を
策定し実践している)
研修前
研修後
No.1
ナマエ
研修3日目
①「研修後」の欄に各項目の評価を記入する。
②「なぜ、そう思うか」の欄に評価の理由を記入する
③×がついた項目で計画をしない(できない)場合は
「計画をしない(できない)理由」に理由を記入する
④計画の優先順位をつけ、「優先順位」に記入する
⇒ 「運営計画書」へ
※詳細は座学研修時にご説明します
なぜ、そう思うか
施設形態
ユニット型 ・ 開設前
開設(予定)日
平成 年 月
計画しない(できない)理由
優先
順位
一般社団法人 全国個室ユニット型施設推進協議会
重視するポイント
B 取組み体制
個別ケアの
継続性を保
てるよう、
情報共有の
仕組み作り
や職員配
置、職員教
育を行って
いる
個別状況
に応じた
計画策定
Ⅱ や記録が
なされて
いる
入居者本
位のサー
ビス(個
別ケア)
Ⅲ となるよ
う、利用
環境への
配慮をし
ている。
中項目
考え方(視点)
入居者の生活習慣、趣味、好
1 きなこと等についての意向を
把握している(記録等)
生活歴、趣味・嗜好等が暮らしに活かさ
れ、個別ケアへとつながっている
(ケアプランを中心としたケアが実践で
きている)
ユニット職員が入居者のケア
2 プランやケアカンファレンス
に貢献している
各職種がケアカンファレンスに参加し、
入居者生活を支援する体制が確立できて
いる(すべての職員がかかわり暮らしを
支援する体制となっている)
一人ひとりに関する情報を過
1 不足なく記載される仕組みが
ある
ケアプランの実施状況や1日の生活に
沿った暮らしがわかる記録となっている
(日常の暮らしぶり等が記録され、情報
が共有できる内容となっている)
入居者が朝起きて今日は何を
2 しようか考え、実行できるよ
う職員は努力している
余暇時間の過ごし方について意向、好み
を把握しており、ケアプランに沿った支
援ができている(支援内容が記録され、
暮らしが読み取れる)
いつでも外出や外泊ができる仕組みがあ
入居者ごとの外出または外泊 り個別に対応できている
3
(外出時の決裁や職員の費用について工
を支援する仕組みがある
夫している)
情報共有
の工夫が
Ⅳ されてい
る。
職員研修
計画・実
施など個
Ⅴ 別ケアの
質向上に
取り組ん
でいる。
会議等、
重要案件
(組織体
制やケア
Ⅵ 内容等)
の意志決
定手順が
決まって
いる。
記録はユニット内にあり全ての職種で同
じファイルを使用し、情報が共有できて
入居者に関する記録は一元化 いる(入居者記録に、介護・看護・給食
1
一覧化されている
等の記載があり、どのように暮らしてい
るかが分かる)
計画の内容や入居者の記録
2 を、支援する全職員が共有で
きるようにしている
ケアプランや記録がユニット内で確認で
き、情報を共有のもと支援できる体制と
なっている(職員はパスワード管理、本
人情報保護規定について理解している)
職員がユニットケアの知識や
技術が学べるような機会を提
1
供している(施設内研修な
ど)
ユニットケアに関する研修を年間計画で
策定しており、施設全体で取り組んでい
る(計画、実施記録があり、施設全体で
取り組み知識技術が学ばれている)
職員の研修等成果を確認し、
研修等が本人の育成に役立っ
2
たかを確認するようにしてい
る
管理者・上司は成果確認、評価を研修参
加者とともに行ないケアの質の向上に取
り組んでいる(取り組んだ記録があり育
成につながっている)
会議の目的が明文化され、入居者生活に
かかわる内容が定期的に話し合われてい
目的に応じた会議が定期的に る(日時や参加者等工夫した取り組みが
1
開催されている
見られ、組織体制等も明確になってい
る)
2
会議等、現場の意向を反映す
る仕組みがある
生活の質向上に向けての会議や委員会があ
り、すべての職員が参加し意見が言える(会
議の内容は不参加の職員も共有できるシステ
ムがあり、入居者の暮らしにつながってい
る)
研修前
研修後
なぜ、そう思うか
受講番号:受付時配布シール貼付 No.2
計画しない(できない)理由
優先
順位
一般社団法人 全国個室ユニット型施設推進協議会
重視するポイント
C
個別ケアの
実践
施設の理念
の共有のも
と、一人ひ
とりを尊重
し、生活リ
ズムに沿っ
た個別ケア
を実施して
いる
中項目
考え方(視点)
収集した情報がケアプランに反映されてお
支援の際に、その方の生活習慣 り、入居者の能力や自律を促す支援が行われ
1 等に沿うようにしている
ている(本人の意思を尊重した生活支援がで
きている)
羞恥心やプライバシーに配慮した支援を行っ
入居者の羞恥心に配慮した支援 ていることが説明でき実践されている(なぜ
2 を行っている
重要なのかを理解し、生活支援の中で配慮し
入居者の
権利・プ
ライバ
シーを守
服装や整容は入居者の好みを反
Ⅰ
3 映して行っている
り、個人
の意思を
尊重して
いる。
職員のペースになったり、日課
4 の消化となったりしていない
夜間の見回りは必要に応じて行
5 うようにしている(定時、随時
を含め)
た対応ができていることを説明できる)
服装の選択や整容が入居者のペースで行える
よう工夫されている(意向がケアプランに反
映されており、入居者視点で暮らしを支援し
ている)
入居者それぞれの日課に沿って個別に暮らし
が支援できている
(日課表で確認でき、他の入居者との違いが
あり、なぜこの時間に支援が必要なのか説明
できる)
夜間の見守りは、本人・家族の意向に応じて
個別に支援している
(意向がケアプランに反映されており、安心
した生活につながっている)
外出・外泊や時間外の面会等も制限なく行わ
家族等との外出・外泊・面会 れ家族等との交流の機会へとつながっている
家族等と 1 時間の制限はない
(家族関係を大切にし、入居者生活とつなが
の交流・
る支援ができている)
Ⅱ 連携を
定期的な連絡に加え、必要に応じて報告、連
図ってい
絡、相談等家族と連携を図り入居者生活につ
入居者の日常の様子や施設の
る。
なげている(連絡はユニット職員が中心に家
2
状況を家族に連絡している 族に行い、関係を深めることで情報収集へと
つなげている)
使い慣れた食器を使用することで継続した暮
入居者個人の食器を持ち込め らしにつながっている
1
(家庭と同じように本人の食器が持ち込まれ
る
個別のケアが実践されている)
ユニットのキッチンを活用し自律した生活に
施設の厨房とユニットのキッ つなげている
2
チンは使い分けをしている (入居者が参加し家庭的な雰囲気の中で日常
的に使っている)
おいしい
入居者が食べたいものがあれ
食事を工
Ⅲ
3 ば、食べられるよう配慮して
夫してい
いる
る。
入居者の食習慣等がケアプランに反映され、
暮らしの継続ができている
(生活リズムに沿った個別ケアが実践できて
いる)
入居者が補食や食べたいもの
を持ち込める
持ち込みは自由にでき、入居者の嗜好や体調
に応じて食事が提供され代替食の対応も行な
われている(入居者の嗜好を十分把握し、そ
の日の体調等から適切な食事を提供してい
る)
入居者に合わせて、一緒に準
5 備や片付けをする取組みをし
ている
本人の意向を十分聞き取り、できることを支
援することで生活意欲を高め暮らしの継続へ
つなげている(暮らしの中で役割を持つこと
で自律へ向けた暮らしが継続できている)
4
研修前
研修後
なぜ、そう思うか
受講番号:受付時配布シール貼付 No.3
計画しない(できない)理由
優先
順位
一般社団法人 全国個室ユニット型施設推進協議会
重視するポイント
C 個別ケアの
実践
施設の理念
の共有のも
と、一人ひ
とりを尊重
し、生活リ
ズムに沿っ
た個別ケア
を実施して
いる
D
中項目
排泄介助が必要な入居者に対
1 して、個別に誘導や介助の支
援をしている
ポータブルトイレ、おむつ等
2 の排泄用品は各入居者に合わ
せたものを使用している
排泄や入
浴は入居
者の状態
夜間の排泄支援については、
Ⅳ や意思を 3 それぞれの入居者に合わせた
反映して
支援をしている
行ってい
入居者本人がゆったりできる
る
入浴方法(入浴時間やマン
4
ツーマン方法等)を支援して
いる
入居者の羞恥心や自尊心に配慮しながら個別
ケアを実践していくことが職員間で共有され
ている(個別の支援計画に基づくケアが実践
され、自立(律)支援につながっている)
入居者に合わせた排泄用品を使用し、羞恥心
や自尊心に配慮した支援が実践できている
(個別支援計画に明記され職員間で共有でき
ている。また、定期的な見直しも行ってい
る)
入居者に合わせた夜間の対応を計画し、安眠
等に配慮した支援が実践できている(個別支
援計画に明記され職員間で共有できている。
また、定期的な見直しも行っている)
入居者に合わせた入浴方法を計画し、マン
ツーマンでの支援が実践できている(個別支
援計画に明記され職員間で共有できている。
また、定期的な見直しも行っている)
入居者本人の気持ちを尊重
5 し、同性介助等に配慮してい
る
羞恥心やプライバシー等の重要性を研修会等
を通じて職員は理解し支援している(入居
者・家族の意向を把握し、職員・ユニット間
で共通の理解のもと実践している)
ユニットリーダーの職務内容
が明らかにされている
入居者の暮らしが継続できるようにユニット
リーダーは率先して職務を遂行している(ユ
ニットリーダーは職務を理解し職員の模範と
なっている。また、ケアプランに沿った支援
の指導ができる)
その他
職員全体
がユニッ
トリー
Ⅰ
ダーの職
務に理解
がある。
考え方(視点)
1
入居者の意向に沿った生活支援がユニット毎
ユニットはそれぞれ独立性が に実践され暮らしが継続できている(統一し
2
た生活支援ができるようユニット間で連携が
保たれている
図れている)
ユニット
への権限
委譲があ
Ⅱ
る程度な
されてい
る。
1
各ユニットで、ユニットの勤
務表が作成されている
ユニットで勤務表作成や変更を行うことで入
居者主体の生活支援へつながり自律した暮ら
しが継続できている(勤務の変更等は取り決
めがあり、職員の都合で勝手に変更していな
い)
職員はユニット費の使用方法について説明が
ユニット費はユニットごとの でき、入居者支援に活用している(取り決め
2
や使用方法が明文化してあり、記録を通じて
自由裁量権がある
活用方法が確認できる)
研修前
研修後
なぜ、そう思うか
受講番号:受付時配布シール貼付 No.4
計画しない(できない)理由
優先
順位