年度 2016年度 開講部局 教養教育 講義コード 52001001 科目区分

年度
2016年度
開講部局
教養教育
講義コード
授業科目名
52001001
東洋の思想[P2A,PN1]
科目区分
パッケージ別科目
授業科目名
(フリガナ)
トウヨウノシソウ
英文授業科目名
Asian Thoughts
担当教員名
末永 高康
担当教員名
(フリガナ)
スエナガ タカヤス
研究室の場所
E-mailアドレス
開講キャンパス
内線番号
東広島
曜日・時限・講義室
(2T) 金5-8:総L101
授業の方法
講義
単位
2
対象学生
学修の段階
学問分野(分野)
学問分野(分科)
授業のキーワード
1:入門レベル
04:人文学
01:哲学・思想・倫理学
教職専門科目
開設期
授業の方法
【詳細情報】
週時間
1年次生 前期 2ターム
講義中心、板書多用、
4
使用言語
J:日本語
教科専門科目
関連するプログラム
教養教育又は
パッケージの中での
この授業の位置づけ
第2パッケージ:知の営みを問い直す
学習の成果
授業の目標・概要等
授業計画
古代中国の思想世界を案内します。奇数回は思想性の強い題材、偶数回は数理的要素の強い題材を扱います。
第1回 導入(授業の概要と問題提起)
第2回 今本『周易』概説 第3回 人の性は善か?(1) 「殺身成仁」―孟子と荀子を分けるもの / 「性」とは何か
第4回 帛書『周易』概説
第5回 人の性は善か?(2) 孟子の性善説
第6回 『左伝』『国語』中の易占 / 求卦法
第7回 人の性は善か?(3) 荀子の性悪説
第8回 楚竹書『周易』概説
第9回 人の性は善か?(4) 新出土資料における性説
第10回 清華簡『筮法』と数字卦について
第11回 人間であることの条件―「孝」をめぐって
第12回 帛書『刑徳』の世界(1)恵方巻と歳徳
第13回 非戦の論理―墨子の非攻と兼愛
第14回 帛書『刑徳』の世界(2)太歳と歳刑 第15回 白馬は馬か?―中国的論理学 毎週課題を課します。期末試験は行いません。
教科書・参考書等
プリント配布。参考書については授業中に適宜紹介します。
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料
予習・復習への
アドバイス
奇数回(初回をのぞく)の授業については、そこで使う漢文のプリントをあらかじめ配布します。課題にもしますが、必
ず読んでおくようにしてください。
履修上の注意
受講条件等
成績評価の基準等
毎週の課題の提出状況によって評価します。
メッセージ
その他
【パッケージ別科目共通資料掲載場所 (もみじTop内): https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momijitop/learning/kyouyou/package.html】
学期末に授業評価アンケートを実施します。回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力し,改善につなげていきます。
なお,受講者が著しく少ない場合などに,アンケートを実施しないときがあります。
年度
2016年度
開講部局
教養教育
講義コード
授業科目名
52003002
認知と学習[P2A,PN1]
科目区分
パッケージ別科目
授業科目名
(フリガナ)
ニンチトガクシュウ
英文授業科目名
Cognition and Learning
担当教員名
担当教員未定
担当教員名
(フリガナ)
タントウキョウインミテイ
研究室の場所
E-mailアドレス
開講キャンパス
内線番号
東広島
曜日・時限・講義室
(2T) 火1-4:総K314
授業の方法
講義
単位
2
対象学生
学修の段階
学問分野(分野)
学問分野(分科)
授業のキーワード
第2パッケージ選択学生
1:入門レベル
01:学際領域
13:学際科目
知覚,認知,学習,行動,脳
教職専門科目
開設期
授業の方法
【詳細情報】
週時間
1年次生 前期 2ターム
講義中心、演習中心、板書多用、ディスカッション、学生の発表、野外実
習、作業、薬品使用
4
使用言語
J:日本語
教科専門科目
関連するプログラム
教養教育又は
パッケージの中での
この授業の位置づけ
第2パッケージ:知の営みを問い直す (旧パッケージ名:知の根源を問う)
脳科学・認知科学・行動科学と関連するほか,知の意味と淘汰を問うさまざまな人文科学と関連している。
人間の知の営みの根幹となる心的活動について考える。
学習の成果
人間の心的活動とそれに対する多様なアプローチを理解することができる。
授業の目標・概要等
哲学,文化,心理学の歴史の視点から人間の認知と学習について理解する
授業計画
第1回 オリエンテーション
第2回 哲学と心理学
第3回 ゲシュタルト:全体主義
第4回 ゲシュタルト:プレグナンツの法則
第5回 行動主義:古典的条件づけ
第6回 行動主義:オペラント条件づけ
第7回 新行動主義:潜在学習
第8回 動機づけと学習性無力
第9回 認知心理学の考え方
第10回 認知と教育
第11回 認知の文化差
第12回 脳損傷と認知
第13回 脳損傷と自己
第14回 まとめ
第15回 試験
教科書・参考書等
適宜資料を配布するが,基本的には講義の中で触れた必要事項をノートテイクすること。
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料・スライド
予習・復習への
アドバイス
第1回 問題意識を明確にすること
第2回 心理学に影響を与えた哲学的思想について理解すること
第3回 知覚に関する研究の歴史について理解すること
第4回 知覚に関する研究の歴史について理解すること
第5回 学習に関する研究の歴史について理解すること
第6回 学習に関する研究の歴史について理解すること
第7回 学習に関する研究の歴史について理解すること
第8回 学習に関する研究の歴史について理解すること
第9回 認知に関する研究の歴史について理解すること
第10回 教育学的視点から認知について理解すること
第11回 文化的視点から認知を理解すること
第12回 脳科学的視点から認知を理解すること
第13回 脳科学的視点から認知を理解すること
第14回 哲学的・文化的視点から人間の心を考えること
第15回 第2~14回までに学んだことを整理すること
履修上の注意
受講条件等
第2パッケージ選択学生
成績評価の基準等
試験(100%)
メッセージ
その他
【パッケージ別科目共通資料掲載場所 (もみじTop内): https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momijitop/learning/kyouyou/package.html】
学期末に授業評価アンケートを実施します。回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力し,改善につなげていきます。
なお,受講者が著しく少ない場合などに,アンケートを実施しないときがあります。
年度
2016年度
講義コード
授業科目名
52008001
科目区分
人間・歴史・風景の感性哲学[P2B,PN1]
授業科目名
(フリガナ)
ニンゲン・レキシ・フウケイノカンセイテツガク
英文授業科目名
Aesthetics and Sensibility Philosophy of the Human, History and Landscape
担当教員名
桑島 秀樹
担当教員名
(フリガナ)
クワジマ ヒデキ
研究室の場所
E-mailアドレス
開講キャンパス
東広島
曜日・時限・講義室
(2T) 火5-8:総K109
開講部局
教養教育
パッケージ別科目
内線番号
開設期
授業の方法
【詳細情報】
1年次生 前期 2ターム
講義中心:部屋を暗くして、大型スクリーンへのプロジェクター投射によ
り、動画およびスライド写真などの映像資料を多用しながら、講義を進め
ます。残念ながら、講義中に一緒に映像を観ながら、説明を受けられない
方には受講は向きません。
授業の方法
講義
単位
2
対象学生
学修の段階
学問分野(分野)
学問分野(分科)
大学1,2年生を中心に全学部全学生
1:入門レベル
01:学際領域
13:学際科目
美、感性の学、歴史的想像力、眼の思考、現場主義、地政学、渡来人、移民、科学技術的崇高、芸術、宗教、歴史、地理
、文学、司馬遼太郎、アイルランド、オランダ、アメリカ、朝鮮半島、出雲文化圏、など。
授業のキーワード
教職専門科目
週時間
4
使用言語
J:日本語
教科専門科目
関連するプログラム
教養教育又は
パッケージの中での
この授業の位置づけ
第2パッケージ:知の営みを問い直す
Aesthetics(美学=感性の学)やArt Science(芸術/技術の学)を基礎として、人間・歴史・風景を読み解く試みです。「感
性」をめぐる哲学的な思考により、われわれの知の在り方を、具体的な側面から問いなおす科目。
学習の成果
授業の目標・概要等
授業計画
教科書・参考書等
本講義では、司馬遼太郎による思索的な紀行文『街道をゆく』シリーズを「議論のための基礎」として取りあげながら
、この博学な作家の「眼」を借りて、受講生とともに、時間・空間を超えた想像力の「旅」に出ることを目標とする。「
現場(=フィールド)」に降り立った司馬の息づかい、換言すれば、五感をフルに活用する知的営為こそが、独創的で開
かれた知の体系に結実していく。ここにみられるのは、具体的な経験に裏付けられた人間存在をめぐる一個の感性哲学と
いってもよい。旅先での「生身の人間」の再発見に立ちあったときの興奮は、あやまたずわれわれの知的探求心を駆動さ
せてくる。このような「人(ひと)」「史(ふみ)」「土(くに)」をめぐる壮大な知のスペクタクルは、『街道をゆく
』のような総合的な業績をしっかり読破することでしか理解されまい。さあ、いっしょに「知の旅」に出ようではないか
!世界の海は広く、歴史の森は深いのだから。ただし、そこに、批判的な視点もかならず忘れずに(司馬の記述はすでに
古くなっている面もあるし、彼の観方が一面的なばあいもあるので)。
第1回:オリエンテーション
第2回:アイルランドの風景(1)
・テキスト:『愛蘭土紀行(I・Ⅱ)』
第3回:アイルランドの風景(2)
第4回:アイルランドの風景(3)
第5回:オランダの風景―アイルランドとの比較(1)
・テキスト:『オランダ紀行』
第6回:オランダの風景―アイルランドとの比較(2)
第7回:アメリカの風景―アイルランドとの比較(1)
・テキスト:『ニューヨーク散歩』
第8回:アメリカの風景―アイルランドとの比較(2)
第9回:韓国/朝鮮の風景(1)
・テキスト:『韓のくに紀行』
第10回:韓国/朝鮮の風景(2)
第11回:中間レポート(※授業の進捗状況により、日程が前後することもあります。授業内で実施前に実施日を確認しま
す。)
第12回:近江or 壱岐・対馬の風景―韓国・朝鮮との比較(※授業進捗状況により、一部DVD資料の割愛の可能性もありま
す。)
・テキスト:『湖西のみち』(or『壱岐・対馬の道』)
第13回:広島の風景―韓国・朝鮮との比較(1)
・テキスト:『芸備の道』
第14回:広島の風景―韓国・朝鮮との比較(2)
第15回:まとめ
※最終授業日に、最終レポートを課す場合もあります。
使用テキストおよびDVD映像資料:
朝日文芸文庫版『街道をゆく』シリーズ(※授業で必要な巻は必読!!)。NHKスペシャルDVDビデオ《司馬遼太郎 街
道をゆく》シリーズ全巻。そのうち、特に上記「授業計画」で指示したシリーズ。
授業で使用する
メディア・機器等
テキストおよび映像資料(DVD画像資料など)
予習・復習への
アドバイス
司馬遼太郎の『街道をゆく』シリーズは、簡単に文庫本で手に入ります(あるいは、ほとんどの街の図書館にも置いてあ
ります)。DVD映像はあくまでも原テキストをもとに、NHKが番組制作したものです。かならずテキストを手に取るよう
にしてください。
履修上の注意
受講条件等
成績評価の基準等
中間レポート(授業理解チェック・レポート):10パーセント程度。
平常(授業参加):40パーセント程度。
期末試験:50パーセント程度。
メッセージ
その他
学期中、担当教員の担当する教養・専門・大学院科目と連携し、ミュージアム見学会や研究会・シンポジウムへの参加を
促すかもしれません(自由参加)。その時はぜひとも積極的にご参加を(ただし基本的には、参加費用発生の場合は自己
負担、交通安全は自己責任でお願いします)。
【パッケージ別科目共通資料掲載場所 (もみじTop内): https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momijitop/learning/kyouyou/package.html】
学期末に授業評価アンケートを実施します。回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力し,改善につなげていきます。
なお,受講者が著しく少ない場合などに,アンケートを実施しないときがあります。
年度
2016年度
開講部局
教養教育
講義コード
授業科目名
52014001
美術と人間[P2B,PN3]
科目区分
パッケージ別科目
授業科目名
(フリガナ)
ビジュツトニンゲン
英文授業科目名
Fine Arts and Human Beings
担当教員名
高地 秀明
担当教員名
(フリガナ)
コウチ ヒデアキ
研究室の場所
E-mailアドレス
開講キャンパス
東広島
曜日・時限・講義室
(2T) 金1-4:総K107
授業の方法
講義
単位
2
対象学生
学修の段階
学問分野(分野)
学問分野(分科)
授業のキーワード
1:入門レベル
04:人文学
03:美学・芸術学
美術と人間,美術遺産,絵画,美術鑑賞,科学と芸術,イメージの世界,創造と表現
教職専門科目
内線番号
開設期
授業の方法
【詳細情報】
週時間
1年次生 前期 2ターム
主に講義中心。パワーポイントやDVDなど,視聴覚教材による画像資料の
提示
を多用する。
4
使用言語
J:日本語
教科専門科目
関連するプログラム
教養教育又は
パッケージの中での
この授業の位置づけ
学習の成果
授業の目標・概要等
授業計画
教科書・参考書等
第2パッケージ:知の営みを問い直す
美術文化をとおした人間理解
人類の誕生から今日まで,人間は絵や記号を描き,ものをつくるという造形的な行為を行ってきた。なぜ人間は絵を描き
,ものを造るのか。東西の幾つかの美術文化事象を取り上げて,美術作品の生まれた背景や作家の意図に迫るなど,複眼
的・
総合的なアプローチにより人間と美術文化についての理解を深める。
第1回 3万年前の洞窟壁画から20世紀のピカソまで,人間は何を描いたのか
第2回 美術と科学(レオナルドのものの見方と表し方)
第3回 美術と創造(ピカソのものの見方と表し方)
第4回 絵画という方法-1(光と陰,視点と空間,筆致)
第5回 絵画という方法-2(造形による言語)
第6回 印象派の世界
第7回 カンディンスキーと抽象画
第8回 ジャポニスムと日本美術の特色
第9回 シュールレアリスムと構想表現
第10回 絵画を読む1(表現の意味と背景を探る:ルネッサンスのかたち)
第11回 絵画を読む2(表現の意味と背景を探る:ブリューゲルの寓意)
第12回 絵画を読む3(表現の意味と背景を探る:宗教画の世界)
第13回 絵画を読む4(表現の意味と背景を探る:歴史・神話画の世界)
第14回 絵画を読む5(表現の意味と背景を探る:現在の美術)
第15回 環境と美術、人間なぜ絵を描いたのか
期末試験を実施します。また,毎時間ミニレポート提出があります。
特に教科書は指定しないが,以下の参考図書を推薦する。
「美術の物語 (ポケット版)」ゴンブリッチ,エルンスト・H 著 ファイドン株式会社
「西洋近代絵画の見方・学び方 (放送大学叢書)」 木村三郎 著 左右社
「名画を読み解くアトリビュート」 木村三郎 著 淡交社
「まなざしのレッスン〈1〉西洋伝統絵画」 三浦 篤 (著) 東京大学出版会
「NHKブックス絵画を読むイコノロジー入門」 NHK出版
授業で使用する
メディア・機器等
パワーポイント・DVDなど,視聴覚教材による画像資料の提示を多用する。
予習・復習への
アドバイス
「人間は何故,どのように描いたのか。」その意味や背景を探究し,美術文化への理解を深めるために,推薦図書を読み
,美術に関する図書やTV番組などからも積極的に学んでほしいと思います。
履修上の注意
受講条件等
成績評価の基準等
メッセージ
授業への参加態度と毎時間課すレポート40%(程度) 及び 定期試験60%(程度)により行う。
その他
【パッケージ別科目共通資料掲載場所 (もみじTop内): https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momijitop/learning/kyouyou/package.html】
【受講希望者が250人を超えたときは受講者抽選を行う可能性があります。】
学期末に授業評価アンケートを実施します。回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力し,改善につなげていきます。
なお,受講者が著しく少ない場合などに,アンケートを実施しないときがあります。
年度
2016年度
開講部局
教養教育
講義コード
授業科目名
52015001
大学と学生[P2B,PN1]
科目区分
パッケージ別科目
授業科目名
(フリガナ)
ダイガクトガクセイ
英文授業科目名
Higher Education and Student
担当教員名
吉田 香奈
担当教員名
(フリガナ)
ヨシダ カナ
研究室の場所
E-mailアドレス
開講キャンパス
内線番号
東広島
曜日・時限・講義室
(2T) 火5-8:総K211
授業の方法
講義
単位
2
対象学生
学修の段階
学問分野(分野)
学問分野(分科)
授業のキーワード
1:入門レベル
01:学際領域
13:学際科目
大学、高等教育、教育制度、機会均等、質保証、大学入試、教育方法、カリキュラム
教職専門科目
開設期
1年次生 前期 2ターム
授業の方法
【詳細情報】
講義、ディスカッション
週時間
4
使用言語
J:日本語
教科専門科目
関連するプログラム
教養教育又は
パッケージの中での
この授業の位置づけ
学習の成果
授業の目標・概要等
授業計画
教科書・参考書等
第2パッケージ:知の営みを問い直す
今日の大学教育をめぐる諸課題を多角的に検討し、具体的な改善案を示すことができる。
本授業では、知の営みの場である「大学」に注目し、大学の誕生・発展から現代の課題までを幅広く学んでいく。いくつ
かのトピック(大学進学格差と機会均等、大学入試制度大学のカリキュラム、大学の教育方法)を取り上げて、その論点
を整理し、改善策を考えていく。 本授業を通じて、大学に進学して学ぶことの意味や学び方について考えるきっかけに
してほしい。
第1回 イントロダクション、大学の歴史と制度:誕生から現在まで(1)
第2回 大学の歴史と制度:誕生から現在まで(2)
第3回 大学の歴史と制度:誕生から現在まで(3)
第4回 大学の歴史と制度:誕生から現在まで(4)
第5回 大学進学をめぐる課題を考える:進学格差と機会均等(1)
第6回 大学進学をめぐる課題を考える:進学格差と機会均等(2)
第7回 大学進学をめぐる課題を考える:進学格差と機会均等(3)
第8回 大学進学をめぐる課題を考える:進学格差と機会均等(4)
第9回 大学入学をめぐる課題を考える:大学入試制度(1)
第10回 大学入学をめぐる課題を考える:大学入試制度(2)
第11回 大学におけるカリキュラムを考える:教養教育と初年次教育(1)
第12回 大学におけるカリキュラムを考える:教養教育と初年次教育(2)
第13回 大学における教育方法を考える:大学の教授法(1)
第14回 大学における教育方法を考える:大学の教授法(2)
第15回 まとめ
試験を実施します
高妻紳二郎編著『新・教育制度論』ミネルヴァ書房、2014年。
安原義仁・大塚豊・羽田貴史著『大学と社会』放送大学教育振興会、2008年。
小林雅之『進学格差』ちくま新書、2008年。
有本章・羽田貴史・山野井敦徳編著『高等教育概論―大学の基礎を学ぶ』ミネルヴァ書房、2005年。
舘昭・岩永雅也『岐路に立つ大学』放送大学教育振興会、2004年。
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料、映像資料
予習・復習への
アドバイス
【予習】配布資料の指示された箇所を事前に読んでおくこと。
【復習】課題シートをまとめること。
第1回 ヨーロッパ中世大学の成立経緯と他国への伝播について理解しよう
第2回 アメリカ、アジアにおける大学の発展を理解しよう
第3回 日本の大学の発展について理解しよう
第4回 現代日本の大学制度について理解しよう
第5-8回 大学進学の格差について考えよう。なぜ大学に行くのか?誰が進学しているのか?奨学金制度は?
第9-10回 大学入試制度について考えよう。日本は特殊な国?
予習・復習への
アドバイス
第11-12回 カリキュラムについて考えよう。なぜ教養教育を学ぶのか?
第13-14回 大学における教育方法と教育評価について考えよう。いい授業とは?
第15回 まとめ
履修上の注意
受講条件等
成績評価の基準等
授業への参加度(15点)、課題シート(35点)、最終試験(50点)を総合的に評価します。
メッセージ
大学のあり方について考えてみたい人にお勧めです。
その他
【パッケージ別科目共通資料掲載場所 (もみじTop内): https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momijitop/learning/kyouyou/package.html】
【受講希望者が250人を超えたときは受講者抽選を行う可能性があります。】
学期末に授業評価アンケートを実施します。回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力し,改善につなげていきます。
なお,受講者が著しく少ない場合などに,アンケートを実施しないときがあります。
年度
2016年度
開講部局
教養教育
講義コード
授業科目名
52017001
知の道具と表現[P2A,PN4]
科目区分
パッケージ別科目
授業科目名
(フリガナ)
チノドウグトヒョウゲン
英文授業科目名
Tools and Expression of Knowledge
担当教員名
匹田 篤
担当教員名
(フリガナ)
ヒキタ アツシ
研究室の場所
E-mailアドレス
開講キャンパス
東広島
曜日・時限・講義室
(2T) 金5-8:総K106
授業の方法
講義
単位
2
対象学生
学修の段階
学問分野(分野)
学問分野(分科)
授業のキーワード
1:入門レベル
01:学際領域
13:学際科目
理解、仮説設定、計画立案、モデル化、情報デザイン
教職専門科目
内線番号
開設期
授業の方法
【詳細情報】
週時間
1年次生 前期 2ターム
講義中心、演習あり、ディスカッションあり
4
使用言語
J:日本語
教科専門科目
関連するプログラム
教養教育又は
パッケージの中での
この授業の位置づけ
学習の成果
授業の目標・概要等
授業計画
教科書・参考書等
第2パッケージ:知の営みを問い直す 社会の諸問題を考える上での、知識や情報の活用を考える
数理的な問題解決のアプローチを、社会の諸問題に適用する力を養う
この講義では、知の道具としての情報技術のありかた、特に情報の表現の方法とその作法について論ずる。企画の立案か
ら実施に至る過程において、どのように情報技術を用いるか紹介する。また情報技術だけでは解決できない事柄に着目し
、どのようにしたら提案へと結びつけられるか、主に企画立案の方法論について紹介する。
その上で、受講者には情報の受け手としての、解釈についても、深く関心を持ってもらうことを期待する。
第1回 ガイダンス
第2回 理解と仮説(帰納的な発想)
第3回 理解と仮説(背理法と推論)
第4回 理解と仮説(比較と比喩)
第5回 計画と方法(条件制御)
第6回 計画と方法(図示と可視化)
第7回 計画と方法(逆向きと一般化)
第8回 企画と交渉の実際
第9回 思考のベクトル(類推と兆候)
第10回 思考のベクトル(手続きとモデル化)
第11回 思考のベクトル(世界のモデル化)
第12回 道具とデザイン(記号と解釈)
第13回 道具とデザイン(道具と作法)
第14回 道具とデザイン(都市の生い立ちと未来カレンダー)
第15回 ふり返り(見直しの薦め)
小レポートを期中に1回、期末に試験を実施する
毎回レジュメを電子的に配布します
参考書:「いかにして問題をとくか」実践活用編,芳沢光雄著(丸善出版)
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料)
予習・復習への
アドバイス
第2-4回 理解と仮説:なにか例え話を考えましょう。そのときどのようにして考えついたか記録しましょう
第5-7回 計画と方法:最適な解決法を見いだすために、工夫していることは何か考えてみましょう
第9-11回 思考のベクトル:コンピュータはどうやって動くのか、自分なりに説明してみましょう
第12-14回 道具とデザイン:デザインとは制作のどの段階でおこなうものか、考えてみましょう
履修上の注意
受講条件等
成績評価の基準等
各回のコメントシート(30%)、期中の小レポート(30%)および期末試験(40%)
メッセージ
理系と文系の枠を超えて、問題解決に対する姿勢と方法を考えていきます。楽しんでください。
その他
【パッケージ別科目共通資料掲載場所 (もみじTop内): https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momijitop/learning/kyouyou/package.html】
学期末に授業評価アンケートを実施します。回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力し,改善につなげていきます。
なお,受講者が著しく少ない場合などに,アンケートを実施しないときがあります。
年度
2016年度
開講部局
講義コード
授業科目名
52018001
科目区分
数理科学で考える[P2B,PN9]
授業科目名
(フリガナ)
スウリカガクデカンガエル
英文授業科目名
Consideration in Mathematical Science
担当教員名
阿部 誠
担当教員名
(フリガナ)
アベ マコト
教養教育
パッケージ別科目
研究室の場所
E-mailアドレス
開講キャンパス
内線番号
東広島
曜日・時限・講義室
(2T) 金1-4:総K103
授業の方法
講義
単位
2
対象学生
学修の段階
学問分野(分野)
学問分野(分科)
授業のキーワード
1:入門レベル
09:数物系科学
01:数学
不定積分,微分方程式,線形微分方程式,解の存在と一意性,ラプラス変換
教職専門科目
開設期
授業の方法
【詳細情報】
週時間
1年次生 前期 2ターム
講義中心,板書多用
4
使用言語
J:日本語
教科専門科目
関連するプログラム
教養教育又は
パッケージの中での
この授業の位置づけ
第2パッケージ:知の営みを問い直す
数学について考えることで,知の営みを問い直す.
学習の成果
授業の目標・概要等
授業計画
教科書・参考書等
自然・社会・文化の諸現象の数学的モデルを構築するとき,その理論の支柱は微分方程式である.微分方程式の初歩的な
知識はいろいろな場面においてしばしば必要になる.不定積分・複素関数などの準備的な内容から始めて,基本的な1階
微分方程式の解法,線形微分方程式の理論と解法,ラプラス変換などから話題を選び,主に常微分方程式に関する基本的
な事項を学びつつ,数学以外の場面で現れる微分方程式の具体例も眺めたい.
【授業計画の一例】
第1回 導関数・不定積分・微分方程式と解
第2回 不定積分・複素関数(1)
第3回 不定積分・複素関数(2)
第4回 1階微分方程式(1)
第5回 1階微分方程式(2)
第6回 解の存在と一意性
第7回 2階線形微分方程式(1)
第8回 2階線形微分方程式(2)
第9回 ラプラス変換(1)
第10回 ラプラス変換(2)
第11回 ラプラス変換による解法(1)
第12回 ラプラス変換による解法(2)
第13回 連立線形微分方程式
第14回 簡単な偏微分方程式
第15回 まとめ
【参考書】
吉田耕作,微分方程式の解法,岩波書店,1978
田河生長 外4名,応用数学,大日本図書,1995
高桑昇一郎,微分方程式と変分法,共立出版,2003
岩崎千里・楳田登美男,微分方程式概説,サイエンス社,2004
阿部誠,微分積分学,ふくろう出版,2006
矢ヶ崎一幸,微分方程式の基礎と解法,第2版,学術図書出版社,2013
授業で使用する
メディア・機器等
教科書(未定),配付資料
予習・復習への
アドバイス
必要に応じて既習事項を復習すること.
履修上の注意
受講条件等
成績評価の基準等
メッセージ
主として試験により評価するが,課題に対する提出物等を評価に加えることもある.詳細は担当教員が指示する.
その他
【パッケージ別科目共通資料掲載場所 (もみじTop内): https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momijitop/learning/kyouyou/package.html】
学期末に授業評価アンケートを実施します。回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力し,改善につなげていきます。
なお,受講者が著しく少ない場合などに,アンケートを実施しないときがあります。
年度
2016年度
開講部局
講義コード
授業科目名
52019001
科目区分
自然界とエントロピー[P2A,PN1]
授業科目名
(フリガナ)
シゼンカイトエントロピー
英文授業科目名
Nature and entropy
担当教員名
石坂 智
担当教員名
(フリガナ)
イシザカ サトシ
教養教育
パッケージ別科目
研究室の場所
E-mailアドレス
開講キャンパス
東広島
曜日・時限・講義室
(2T) 火1-4:総K311
授業の方法
講義
単位
2
対象学生
学修の段階
学問分野(分野)
学問分野(分科)
授業のキーワード
1:入門レベル
01:学際領域
13:学際科目
自然現象、エネルギー問題、環境問題、生命活動、情報
教職専門科目
内線番号
開設期
授業の方法
【詳細情報】
週時間
1年次生 前期 2ターム
講義中心、教壇実験
4
使用言語
J:日本語
教科専門科目
関連するプログラム
教養教育又は
パッケージの中での
この授業の位置づけ
第2パッケージ:知の営みを問い直す
学習の成果
授業の目標・概要等
授業計画
教科書・参考書等
自然界における変化には決められた方向があります。このことは自然現象だけでなく、生命活動や環境問題とも密接に関
係しており、さらには情報という概念とも繋がっています。本講義では、この方向性について学ぶことで、身のまわりの
自然現象や情報への理解を深めるとともに、生命活動や環境問題などを考えます。数式等はあまり使わず、概念的な理解
を目指しますので、文系・理系を問わず歓迎します。
第1回 自然界のなりたち
第2回 熱ってなんだろう?
第3回 エネルギーは姿を変える
第4回 マックスウェルの悪魔
第5回 身のまわりの熱機関
第6回 エネルギーはどこまで利用できるのか?
第7回 エントロピーってなんだろう?
第8回 情報ってなんだろう?
第9回 情報処理と自然の法則
第10回 生命活動の不思議(1)
第11回 生命活動の不思議(2)
第12回 シュレディンガーの猫 (ミクロの不思議な世界)
第13回 地球の温度は何度?(地球温暖化)
第14回 環境問題を考える
第15回 まとめ
レポート(中間に1度)および期末試験を行います。
参考書
エントロピーのめがね 戸田盛 岩波書店 ( ISBN4-00-007725-2)
エントロピーのおはなし 青柳忠克 日本規格協会 (ISBN4-542-90183-1)
物理学とは何だろうか 朝永振一郎 岩波新書
鏡の中の物理学 朝永振一郎 講談社学術文庫
授業で使用する
メディア・機器等
映像(PC/その他画像資料)
予習・復習への
アドバイス
予習は必要ありません。より理解を深めるには、参考書などを使って復習をすると良いでしょう。
履修上の注意
受講条件等
成績評価の基準等
メッセージ
期末試験(約60%)、レポート(約20%)と授業への取り組み姿勢(約20%)を総合的に評価
その他
【パッケージ別科目共通資料掲載場所 (もみじTop内): https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momijitop/learning/kyouyou/package.html】
学期末に授業評価アンケートを実施します。回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力し,改善につなげていきます。
なお,受講者が著しく少ない場合などに,アンケートを実施しないときがあります。