母子及び寡婦福祉法施行令の一部を改正する政令案について(概要

母子及び寡婦福祉法施行令の一部を改正する政令案について(概要)
厚生労働省雇用均等・児童家庭局家庭福祉課
1.政令案の概要
母子家庭の母が、看護師等の経済的な自立に効果的な資格を取得するために、
2年以上養成機関で修業する場合に生活費の負担軽減のため支給する「高等職
業訓練促進給付金」
(以下「給付金」という。)については、その支給額が市町
村民税非課税世帯で月額 10 万円(平成 23 年度までの入学者にあっては、月額
14 万1千円)、市町村民税課税世帯で月額7万5百円とされている。
現行では、給付金を受給することによって、市町村民税非課税世帯から市町
村民税課税世帯になり、支給額が減少する場合があることから、月額 10 万円
等の適用を受ける市町村民税非課税世帯に、母子家庭自立支援給付金(母子及
び寡婦福祉法第 31 条に規定する給付金をいう。)に係る所得がなければ市町村
民税が課されない者を加えることとする。
(参考)高等職業訓練促進給付金の支給額等及び支給期間
23 年度までの入学者
24 年度入学者
支給額
市町村民税非課税世帯
月額 141,000 円
市町村民税課税世帯
月額 70,500 円
市町村民税非課税世帯
月額 100,000 円
市町村民税課税世帯
月額 70,500 円
支給期間
(特例)
修業全期間
修業全期間(上限 36 月)
2.根拠法令
母子及び寡婦福祉法(昭和 39 年法律第 129 号)第 31 条
3.施行期日
平成 24 年8月1日