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福岡大学法科大学院の「夜間コース」

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福岡大学法科大学院の「夜間コース」の受験をお考えの方々へ
福岡大学法科大学院長 石松 勉
福岡大学法科大学院は、平成 28 年度より、長期在学履修制度(履修期間 5 年)を利用し
て平日 6 限目および土曜日に開講される授業(希望があれば、昼間の授業も受講可能)を
履修し単位を修得することにより課程を修了することができる(したがって、司法試験の
受験資格を得ることができる)
、
「夜間コース」を開設いたしました。
法科大学院を取り巻く環境は厳しさを増すばかりですが、法科大学院での教育の質の確
保を図るべく、本法科大学院は、教育改革を推し進め、とくに少人数教育を中心として、
血の通ったきめ細やかな教育支援体制をより一層充実・強化することによって、司法試験
合格者の輩出に弛まぬ努力を重ね、裁判官や検察官として将来の日本の司法を支え、ある
いは弁護士として地域社会の方々への法的サービスの提供等を通して地域社会の方々の大
きな支えとなる、優秀な法曹を養成していくという社会的使命を果たしてまいりました。
今後も、本法科大学院は、このような理念のもと、法曹養成機関の中核としての使命を
引き続き果たしていく所存でありますが、その一環として、健全な社会の発展に寄与する
判断力、行動力を備えた優秀な人材を法曹として養成するため、地域社会で現に活躍され
ている社会人の方々に対しても法曹教育の機会を提供するという趣旨から、九州では初め
ての「夜間コース」を開設する運びとなりました。
ご承知のとおり、法曹資格を得るための司法試験は難関であり、法科大学院での既修コ
ースの 2 年間あるいは未修コースの 3 年間、勉強漬けの毎日を過ごして臨んでも、容易に
クリアできるハードルではありません。そこで、本法科大学院では、
「夜間コース」につい
て、5 年間、仕事を続けながらしっかりと法曹になるための学修や研鑽を重ね、司法試験に
合格できる実力を身につけていただけるように無理のないカリキュラムを考えました。
そして、このたび、経済的、社会的な諸事情から専ら司法試験予備試験(さらには旧司
法試験)を受験し続けながら頑張ってこられた方、あるいは、これまで残念ながら 3 回な
いし 5 回の司法試験の受験に失敗して悔しい思いをされている方に対して、本法科大学院
の「夜間コース」での学修をお勧めする次第です。
予備試験の受験経験がある方は、すでにご承知のことですが、予備試験には毎年 1 万人
を超す受験者がおります。しかし、たとえば、平成 27 年度についてみますと、そのうち 300
名程度が予備試験をパスできたにすぎません。しかも、予備試験通過による司法試験受験
者の最終合格者数は 186 名であります。さらに、この合格者 186 名の内訳をみますと、現
役の法科大学院生が 76 名、大学生が 51 名含まれており、最終合格者 186 名のうち、なん
と 127 名を法科大学院生と大学生だけで占められていることになります。それ以外の方(無
職、公務員、会社員等で 59 名)が一般にいわれる社会人ということになりますが、そうで
あるとすると、社会人の方は 1 万人のうちの僅か 60 名程度に入る実力が必要ということに
なり、その合格率は極めて低いものというほかありません。このことから、冷静に考えて
も、社会人にとりましては、予備試験のルートによる法曹資格の取得もまた非常に険しい
道のりといえるでしょう。
このように 1 万人を超す受験者の中で 5~60 名しか社会人が合格できない現状を考える
と、独学で法曹を目指すよりも、同じ目標に向かって切磋琢磨できる仲間とともに、豊富
な教育・研究経験や実務経験を有する教員やアカデミック・アドバイザー、チューターな
どの弁護士の先生方の支援のもとで、法科大学院において 5 年間着実に実力をつけてゆく
ことのほうが、考え方次第では、早道ということもできます。
もちろん、
「夜間コース」での 5 年間も生半可な覚悟、並大抵の努力では足りません。し
かし、真剣に法曹を目指されている社会人の方、捲土重来を期し再チャレンジを考えられ
ている方に対しまして、本法科大学院がこれまで積み上げてきた教育スキルや実績等を通
して充分な学習支援をおこなっていくことにより、最終目標を達成することができるよう
になるものと確信しております(ちなみに、本法科大学院のこれまでの司法試験累積合格
率は 38%です)
。法曹になりたいという強い志をお持ちの方、本法科大学院においてチャレ
ンジしてみませんか。本法科大学院はそのような方々の入学を心よりお待ちしております。
本法科大学院の「夜間コース」につきましてご不明な点等がありましたら、法科大学院
事務室までお気軽にお問い合わせください。
以上
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