窓 19号 - 埼玉県立岩槻特別支援学校

コーディネーターだより
埼玉県立岩槻特別支援学校
窓
No.19
2012年6月1日
コーディネーターは「つなぐ」仕事をしています
病気や障害のある子どもたちが安心して生活できる地域社会を目指して、特別支援教育コーディネーター
は、学校と地域(地元校・病院・関係機関等)、人と人とをつなぐ仕事をしています。
当校に在学している子どもたちのために、そして、病気のこどもたちへの理解の輪を広げるために、今年
度も活動していきます。
こんなお手伝いができます
在学中の支援
地元校や地域とのつながり、病棟生活、きょうだいのこと、家族のこと…
お気軽にご相談を。
地元校への復学支援
転学手続きのときに面談をします。
復学前に「四者面談」や「試験登校」を行うこともあります。
ホームページで地域支援活動を
戻った後も
紹介しています
ご相談に応じます
http://www.iwatsuki-sh.spec.ed.jp/
教
育
相
外来等でいらした時など、
談
ぜひ学校にもお立ちよりく
「伝え方」を一緒に考えます
ださい。
病気や生活規制について、周
電話やメール等でのご相談
囲の方に理解していただく
もお気軽にどうぞ。
ためにはどうしたらいい?
という内容が多いです。
出
前
授
業
研
修
支
援
「いのちのあたたかさ」を伝えます
子供や家族の思いを伝えます
小中学校や大学にお招きいただき、
学校の先生方やPTAの研修会、保
「いのち」「ストレス」等をテーマ
健所での保護者の集い等でお話し
に授業をしています。
ています。
伊奈訪問部って・・・?
伊奈町の県立精神医療センターに入院しているお友達のための院内学級、それが「伊奈訪問部」
です。在籍している子供達は小さな集団・小さな教室で楽しく勉強できる自分なりの方法を探し
ています。先生や主治医とたくさん話し合いながら、ゆっくりゆっくりでも確実に前に進みまし
ょう。「学校って楽しいところ」「学ぶって嬉しいこと」「生きるってステキなこと!」・・・こ
んな気持ちをたくさん味わってほしい、そしてそれを大切な誰かと共有してほしいですね。
「かけがえのない自分を大切に・・・」自分らしさを支える院内学級をこれからもよろしくお願
いします。
~環・輪・和~
丸く・円くつながりたい
みなさんは先日の金環日食、どこでご覧になりましたか。
自宅で、学校で、病棟で、職場で、テレビで、新聞で・・・。
心配された天気も「やった!晴れている!」
これなら大丈夫と子どもを送り出した後、私も自宅を出ました。
ちょうど円くなる頃に雲がもくもく・・・。なんていじわるな雲でしょう。
でも、何とか見ることができました。ちなみに、私は出勤途中の某ディスカウントストアの
広い駐車場で見て、(私の他にもたくさんいました)その後学校に到着。
学校でもたくさんの先生が外で見ていました。
学校のシンボルでもある大きなケヤキの木漏れ日の形が
←
いつもと違って面白かったです。
金環日食にかけて、今年のコラムのタイトルは~環・輪・和~(わ・わ・わ)にしてみました。
病気の子ども達の支援の【輪】が広がるように、支援会議が【和】やかに進むように・・・
いろいろな思いを込めました。
ミスが勃発して、「あわわわ・・・」にならないようにしたいものです(笑)
(塚越 美和子)
【このコラムは、2 名のコーディネーターが交代で担当します】
伊奈訪問部担当
特別支援教育コーディネーター
今年度の
仁平 三奈子(にひらみなこ)です。
特別支援教育コーディネーターです
どうぞよろしく
に
ひ
ら
にっこり笑えばいいことあるよ。
ひとりじゃないよ、いっしょに行こう。
ラララン、歌をくちずさんで♪
伊奈訪問部で、子ども達と一緒に悩んだり笑
ったり、勉強したりしています。「悩まない
こと」ではなく「上手に悩むこと」をお手伝
いしたいと思っています。お話を聞かせてく
ださい。みんなのことをもっと知りたいです。
伊奈担当
仁平 三奈子
本校担当
塚越 美和子
本校担当
特別支援教育コーディネーター
塚越 美和子(つかごしみわこ)です。
つ
か
ご
し
辛い時には泣いてもいいんだよ
悲しい時にも泣いていいんだよ
ごまかしていた気持ちもすっきり!
シャンプーしたみたいに
「涙は心のシャンプーです」と教わりました。辛い
こと・嬉しいこと、お話しませんか。おうちの方の
元気が子どもたちを支えます。小学生で入院した時
のことを大切にしながら、みんなの力になりたいと
思っています。