PDF の Adobe Reader でインストーリング中に体験したこと 279.PDF 吉田祐起オリジナル 2012.9.6. 私のウェブサイトに掲載している拙著関連資料は、単行本に換算したら、ゆうに10冊以上にな ります。当初は html(Hyper Text Markup Language:インタネットのWWWで利用する情報 を作成するための基本言語)で掲載していたのですが、一部で「文字化け」が生じることもあると 知り、過去に遡って「PDF 化」にしました。 PDF(Portable Document Format ) は 、 文 書フ ォ ー マ ッ ト の 形式 の 一つ で す 。 Adobe System 社のソフトウエア製品。Acrobat で用いられる電子出版のための文書フォーマットの 形式です。この PDF を表示したり印刷するためのソフト Acrobat Reader は無償で配布されて います。下記をクリックすると、そのインストーリングが可能です。 ところが、コンピューター使用者の中には、案外とそのことをご存じでない方もありまして、その ソフトをインストールされていない方も見受けられます。私のウェブサイトが大量に PDF ファイ ルを内蔵していることから、トップページにそのインスト-ルのための URL を配しています。 さて、くだんの拙著全ては、Kingsoft Writer 2010 という文書ソフトを使用して作文します。そ れのPDF 化は極めて簡単でして、クリック一つで、あっという間に可能です。ひと昔前は、印刷 過程でPDFを選択して処理していたもので、若干の時間がかかったもんでした。 さて、肝心のPDF化へのプロセスでちょっとした手違いでその機能が壊れたのです。なにせ、 私のウェブサイトを開設したのが、2001年3月4日。その時点で、Adobe Reader でインスト ールをして以来、まったく触ったことのないものでした。操作そのものは至極簡単なのですが、 何せ10年以上はノンタッチでした。 ところが、その PDF 化操作中に、ちょっとした機能の変化に直面したのです。おとなしく、元の画 面に戻して最初からやり直せばヨカッタものの、今までに触ったこともないボタンを思わずクリッ クしてみたのです。大失敗でした!それが機能の破壊につながってしまったのです。 そこで、10数年ぶりに、Adobe Reader のインストールにチャレンジしたのです。最初はチャレ ンジといった大げさなものではなく、呑気に構えて Acrobat Reader を操作し始めたのです。と、 どうでしょう、途中で「タイムアウトです。インストールはできませんでした」という表示が出たの です。 慌てました。ふと、気付いたことは、私のウェブサイトに掲載している何百件もの PDF が瞬時に して、開けなくなったではありませんか!? さらに、くだんの Kingsoft Writer にある拙著サイト の「PDF マーク」が一斉に失せて、別のものになってしまったのです!いささか慌てました。 気分を取り直して、かの Acrobat Reader で何度もインスト-ルを試みました。これからが本番 ですが、「タイムアウトでインストールは失敗しました」という表示を繰り返しみてのこと。グーグ ルで検索してみました。「アクロバットのインストールでタイムアウト」といった文字をインプットし てみたのです。 出てきたではありませんか!同じ悩みを持つ人がいるんだ、となんだかホッとした気分で、その -1- 指示にしたがってあれこれトライしました。「そのような問題はよくあるケースです」といった調子 で、その対策も表示されました。 それに従って、忠実にフォローしてみましたが、インストールは何とかできたものの、出来あがっ たものが PDF とは異質のもの。全くもって、役立たずの結果でした。 数日間、悩んだ挙句に、フィリピン人の技術者に別件の問題もあって、来てもらいました。なんと、 私の説明に耳を傾けた後で、現在の私のコンピューターがケーブル・インタネットでなく、 SMART Bro と称するブロードバンド USB(Universal Serial Bus:どの機器でも電源が入った まま抜き差しできる小道具)を使っているからだ、即座の診断でした。 ケーブルインタネットに慣れてきた私ですが、転居に伴うケーブルインタネットに必要な「モデ ム」の在庫が当事企業に無いことから、やむなく、USB を使用しているのです。 同技師に「タイムアウト」の表示を話しただけで、即座に彼が答えたことは USB のインタネット接 続では容量が低いことから、所定時間内にインスト-ルができなことから生じるのが「タイムア ウト表示」だ、と。 かの、グーグルという検索最大手ですら、そういったことの表示は皆無でした。イヤハヤって感 じ。即座に決めたのは、大型のアンテナを設置したブロードバンドへの切り替えでした。ケーブ ルインタネットが機能的、能力的にベストのようではあるものの、災害などによる切断の危険性 からすると、大型アンテナ式によるブロードバンドがベストな選択肢と知らされました。ちなみに、 在日中にいち早く導入したのが、かの光ケーブル。でも、この国では、一般家庭への導入はま だ先のことになるでしょう。 くだんのフィリピン人技術者は私の住む地元のバランガイ事務所(フィリピンが誇る数百年の歴 史をもつ最少単位地方行政組織)のチェアマンの実弟で、50台のパソコンをもつパソコンショッ プの経営者。私がこの国で出会った5,6名の技術者の中で、断トツ優秀な技術力を持つ人物と みます。 彼を頼って、この際、日本製の BROTHER 多目的機器(当初から不調)を捨てて、 に切り替え、 日本から持ち込んだ現在の富士通製 PC のメモリーアップ、この国に来てすぐに購入したもう一 台のPCで、部品不足やなにやで遊休化しているものへの再投資等々、なかんずく、これまた遊 休化している SKYPE への本格的な体制作り等々。日本円にして10数万円の再投資をして万 全を期すことにしました。 なにせ、毎日、最低でも10数時間はパソコンに向かっている私です。快適かつ機能的なオフィ ス体制づくりは、私にとって不可欠な要素。80歳のお爺ちゃんに与えられたそれは、恰好の近 代的かつ、知的なオモチャでもあるでしょう。 Back to 私が選んだインタネット情報集 -2-
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