第5回本会議 10月20日

全学学類・専門学群代表者会議 第五回本会議議事内容報告書
日時:平成 22 年 10 月 20 日(水)18 時 30 分~20 時 52 分
場所:3A204 教室
作成:総務委員会
菅野卓也 斉川誠 佐々木誠
【出欠確認】
出席 46 人(うち遅刻 12 人、早退 3 人)
【資料確認・議事録確認】
◆第四回意見聴取会議事録
・生活環境委員会 厚生会班
誤:ミール 正:うぃーる
・同委員会 施設・交通班
誤:施設交通班 正:施設・交通班
誤:つくば環境スタイル 正:第 2 回自転車のまちつくば推進委員会
【全代会構成員の声】
「価値について」(兒島)
【連絡事項】
◆新歓についてのアンケート(情報科学類 河野)
・教養教育についてのアンケート(教育委員会 酒井)
の2つを会議終了後に回収する。
◆TWINS についてのアンケート(調査委員会 若宮)は、28 日までに 1C204 にて回収する。
◆パブリックコメントについて
副議長の若宮よりパブリックコメントやそれに関しての全代会の立場・注意点の説明があった。
パブリックコメントとは、各省庁から 10%ずつ予算を削り、その内1億円分を、国民の投票により、削
られた政策の復活をする 9 月 29 日から 10 月 19 日まで行われていた国の政策である。筑波大学は国立
大学であり、文部科学省直轄のため、予算編成で影響を受ける。これに関して大学から議長団に対して、
学生への周知と協力を求められた。以下はその際の返答である。
「パブリックコメントに全代会として返答することは無い。理由は賛成反対入り混じるためであり、学
生代表として活動することに深い注意を払うためである。
」
全代会はパブリックコメントの存在は広報するが、政策に対して口を出さないという点から、パブリッ
クコメントの提出に関する宣伝はしないという方針をとった。
各座長団に対しては、個人として行動するのは止めないが、全代会は大学の公的な組織であり、学生の
総意を束ねるという立場であるため、座長団として行動するときは慎重に対応してほしい。パブリック
コメントの募集期間は終わったが、大学の取材や協力要請などを受けたとしても、学類の代表者として
の行動を考えた上で、議長団に相談してほしい。大学からの相談は議長団が窓口となり対応する。
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【委員会報告】
◆議長団
近々新歓特別委員会を発足させる。
副学長との懇談会が開催される。
◆総務委員会
議事録・機関誌を作成。名刺や機関紙に掲載するコラムについては総務まで。
◆学内行事委員会
スポーツ・デー(以下 SD)実行委員会からの今季 SD 協力要請はない。
第二回学生組織連絡会を実施。
(引き継ぎ、学生生活課を通した許可取り、T-ACT 電子掲示板について)
学園祭の総括報告書の審議が 11 月に行われる。
◆教育環境委員会
学園祭企画の反省。
◆生活環境委員会
◇宿舎班
静脈認証システムに関する意見交換会が 28 日 18:30 より 1C305 から開かれる。
コインランドリーについて考えた。
◇施設・交通班
化学類のクラ代と駐輪整備の詳細の決定。
◇厚生会班
自転車のまちつくば推進委員会へ出席。
◆調査委員会
TWINS アンケートへの協力お願い。
自転車環境シンポジウムへ全代会からパネリストを選出。
◆広報委員会
Campus 学園祭特別号発行。185 号の編集を開始、11 月初旬発行予定。
全代会Tシャツを作成中。
◆情報委員会
PC環境トラブルについては zdkenv へご連絡を。
【協議内容】
◆Campus はどうあるべきか
編集綱領については、編集内容が作成された経緯は不明なので、編集鋼領にとらわれずに意見交換を行
ってほしい。
(広報委員会副委員長 児島)
・有益な情報の前に、学内問題に対する対処という全代会で扱っている内容の広報に重点をおくべき。
(物理学類1年 菅野)
・現状の広報には満足していないということか?(議長 田幡)
・誌面の冒頭から“学生に有益な情報の提供”が行われているということは全代会の活動の広報が軽視
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されているということではないか。
(物理学類1年 菅野)
・特集記事の方が多くなっていることについては、報告や宣伝のみでは読まないからである。(広報委
員会副委員長 児島)
・客寄せ的な内容を書いていることについて。堅苦しい内容が多いので、まじめな内容に興味のない学
生はそもそも読まないのではないか。(社会学類1年 清水)
・特集記事の意義は、広報によって全代会の活動を円滑にする事にもある。全代会は学生と大学側の間
にたつ組織として学生に広報する。まわりの環境に興味を持ってもらいクラ代や全代会に意見を述べて
もらうことにつながれば、全代会の活動促進につながる。
(人文学類2年 平林)
◇グループ審議を行い、その内容をグループごとに審議内容を報告した。
・Campus は全代会がどういうものかを知ってもらうためにあるべき。内容に関係なく取ってもらうま
での過程を考えるべきだ。(グループ(以下 G)1 国際総合学類1年 柿澤)
・目に入ることを意識して、置く場所を考えるべき。また発行の予定や発行したことを広報するべきだ。
(G2 日本語・日本文化学類1年 濱島)
・現状が、読まれているならもっと全代会についての広報を行い、手にとってもらうことが不明確なら
客寄せ的な内容も必要。
(G3 比較文化学類1年 黒崎)
・現状で手にとってもらえているのか疑問である。(G4 芸術専門学群1年 磯野)
・全代会の活動報告のレイアウトが力が入っていない。(G5 生物学類1年 戸祭)
・自分の周りに読んでいる人があまりいない。どうしたら目に触れられるのかを考えるべき。
(G6 情報
科学類1年 本多)
・全代会からみる見方と学生から見る見方では違う。全代会は活動の周知、学生は自分自身の利益を求
める。どのように広めるかの話をした。(G7 情報メディア創成学類1年 山下)
・マーケティングなどを勉強して、過去の Campus とは違う新しい Campus を目指すべきだ。作って
いる広報委員が考える Campus の魅力などが大切なのでは。(G8 応用理工学類1年 赤坂)
◆全代会について
・全代会が設立されてから 30 年を迎え、大学と全代会との関係が変わってきている。全代会がどうあ
るべきなのかを考え直したい。(議長 田幡)
質問:大学側が学園祭実行計画書(以下、実計)などの規則を違反しているという話だったが、その具
体的な事例を教えてほしい。(工学システム学類 3 年 水野)
返答:後夜祭の時に学園祭実行委員会(以下、実委)が許可していない「IMAGINE THE FUTURE」
のビラが配られた。また、実計には記載が無かった鳩山前首相を呼ぶ企画が行われたことなどがあった。
問題が起こらないように全代会が実計を可決・承認しているのに、その実計を大学側が破るのでは意味
がなくなってしまう。また、鳩山前首相が学則で禁止されている政治的発言をしたことも問題である。
(議長 田幡)
質問:大学で政治活動を行うことを禁止している、というのはどこに書いてあるのか。
(生物資源学類 3
年 福山)
返答:学則で禁じられているのは学生団体が政治活動を行うことであるが、慣習法的に大学も政治活動
を行ってこなかった。(議長 田幡)
質問:どの団体が鳩山前首相を大学に招待したのか。(オブザーバー システム情報工学研究科 岡田)
返答:社会工学類の教授が呼んだ。
(議長 田幡)
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質問:その企画は、学園祭の中に組み込まれていた企画だったのか。
(オブザーバー システム情報工学
研究科 岡田)
返答:そうだ。(議長 田幡)
質問:大学側に働きかけをしていく、という結論以外にこの会議に求めることはどういったことなのか。
(オブザーバー システム情報工学研究科 岡田)
返答:全代会の規則を策定するのは大学側なのに、大学側に自身が策定した規則を守るよう要望する、
というのが全代会となってしまっている。これは大学側の姿勢に問題がある。(議長 田幡)
意見:全代会は、学生側の要求をするべきだ。
(オブザーバー システム情報工学研究科 岡田)
意見:個人的には何を話してほしいのがわからない。どういう結論を求めているのかがわからない。
(数
学類 2 年 加藤)
返答:何も求めていない。全代会に関する各自の意見を共有してほしい。(議長 田幡)
意見:全代会として、大学への改善要求はすべきだ。(数学類 2 年 加藤)
意見:今回は「全代会の在り方について」という議題だが、この議題は、全代会が学生のための組織で
あるという前提の上で話されているのだろうか。全代会が全代会の内部の人間のために会議をしていて
は意味が無い。(社会学類 1 年 山下)
意見:全代会が学生の不利益になるような大学の行動を指摘することは自然である。また、社会工学類
の座長団は今回の学園祭の件に関して、私の学類が不利益を被らないようにするために説明する責任が
ある。(芸術専門学群 1 年 磯野)
質問:今回の学園祭の件に関して、全代会はどのようなアプローチを行うのか。
(オブザーバー 教育学
類 2 年 松原)
返答:現状では、大学側に質問状を出す、ということを考えている。
(議長 田幡)
質問:その質問状は、全代会の総意として出すのか。(オブザーバー 教育学類 2 年 松原)
返答:形式上は全代会の総意として提出するが、実際は議長団が動く。(議長 田幡)
質問:構成員に承認は取るのか?(オブザーバー 教育学類 2 年 松原)
返答:そうする。(議長 田幡)
意見:全代会は学生のための組織だ、という意識をこの会議を通して出席者と共有したい。
また、全代会の総意として提出するかしないかを決めるには、まず議長団が動かなければならない。
(知
識情報・図書館学類 1 年 平柳)
意見:筑波大学の学園祭は、学生が主催しており、実行計画書を承認したことにより、学生が責任を負
っている。しかし我々が承認した実行計画書に無いことを大学が行ってしまうと、学生が学園祭の責任
を持っているという側面が薄れてしまう。社会工学類生の代表として大学側に抗議すべき事項だと考え
る。(社会工学類 2 年 若宮)
意見:全代会は学園祭以外のことをもっと審議すべき。現状のグループ審議では一貫性がないし、本会
議の時間の浪費である。学園祭に関する特別委員会を設置し、同じ人が一貫性を持って審議をすべきだ。
(数学類 1 年 安藤)
意見:学園祭の件に関して、発議をすべきだ。
(芸術専門学群 1 年 磯野)
意見:学生自身の代表である全代会に対する認知度が低い。活動の質を向上させたり、意見を広く集約
させたりするためには、自然発生的に個々の学生に全代会を知ってもらい、学生に頼られる組織になら
なければならない。(生物学類 2 年 永井)
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意見:クラス会議というものが存在するはずだが、現状では行われていないのでは。クラス会議を実施
することが全代会の認知度の向上につながる。
(物理学類 1 年 菅野)
意見:クラス代表者や座長の選出が不適切だ。そういう状況では、選出された人も「代表だ」という意
識もあまり生まれないし、選出した側も「代表だ」という意識が生まれない。
(国際総合学類 1 年 山下)
意見:座長団の選出の時期や方法も再考すべきだ。また、現在全代会は内部を向いてしまっていて、学
生のための会議ではなく、全代会を守る会議になってしまっているところが問題だ。(芸術専門学群 1
年 景山)
意見:多くの学生は大学の活動についてなどまじめな議題に対して興味がない。全代会が一般の学生か
らかけ離れている。何も考えていない学生の「意見がない」という意見も尊重すべきだ。また、全代会
の行動が遅すぎて、一般学生にとっては活動しているとは思われにくい。(社会学類 1 年 清水)
意見:座長団が学類を代表できていない、というのは座長団自身の問題。座長団がクラス代表者会議に
報告し、学生の意見を集約したクラス代表者会議での意見を座長が吸い上げて、本会議や意見聴取会で
発言すべきだ。そうすることで座長団の人が自分は学類の代表である、という意識も高まる。また、構
成員は持っている情報量が一般学生の情報量よりも多い。その情報をクラス代表者会議に提案すること
によって、クラス代表者会議の代表としての意見を本会議で表明しやすくなるのではないか。(調査委
員会 2 年 藤原)
◆会議の在り方についての提案
全代会はルールが緩く、議長判断に左右されやすい。また議題・決議の種類が明確でない。
よって、全学学類・専門学群代表者会議の会議規則を作る特別委員会を設置したい。
委員会は本会議に議題を提出するだけの組織になるべきである。よって、委員会の規則も明文化したい。
全代会の意見は全学に影響を与えるということを自覚してほしい。(芸術専門学群 1 年 磯野)
意見:全代会の会議システムの改善については賛成だ。ただ、特別委員会での審議は十分行われるべき
だ。また、それまでは現行の規則にのっとるべきだ。(情報科学類 1 年 河野)
◆本会議の感想
「一般学生」という言葉の使用については注意するべきだ。我々は一般学生ではないのか、ということ
を考えなければならない。(人文学類 3 年 髙野)
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