報告書 - 田内千鶴子生誕 100周年

田
内
緑
社会福祉法人こころの家族ソウル連絡事務所長
日本人でありながら「韓国孤児の母」として慕われる田内千鶴子。生前、「孤児の少ない社会」とともに日本と韓
国の交流を心から願っていた。2012 年は、田内千鶴子生誕 100 周年となる年で、これを記念し、その遺志と精神
を継承して日本と韓国がお互い協力し、両親のいない子どもたちのための「国連世界孤児の日」(World Orphans
Day)制定推進大会が、去る 10 月、韓国で開催された。今月号では孫娘の田内緑さんの寄稿文とともに生誕 100 周
年記念行事を紹介する。(在大韓民国日本大使館 広報誌「イルボネ セソシク」編集部)
田内千鶴子(韓国名:尹鶴子)は 1912 年高知市若松町で
生まれ、朝鮮総督府に勤める父と共に 7 歳で韓国に渡り、
木浦高等女学校を卒業後、音楽教師として勤務していまし
た。
「笑わない孤児たちに笑顔を取り戻してあげたい」と恩
師に請われ、「共生園」で子供たちの世話を始め、孤児院
を営んでいた韓国人尹致浩と出会い結婚する。
二人は周囲の強い反対にもかかわらず、
「国籍は天国に
ある」という強い信念で結ばれました。
当時の共生園は電気も水道もない粗末や小屋でした。日
本の敗戦で植民地時代が終わり、韓国は独立を果たします。
千鶴子は強い反日感情の残る韓国にとどまり、夫と共に孤
児の育成に力を注ぎます。朝鮮戦争が始まり、孤児たちは
500 名に増え、混乱の中、食料調達に出かけた夫は行方不
明になり、戻らぬ人となりました。一人残された千鶴子は
夫の帰りを待ちながら、1968 年 56 歳でなくなるまで 3000 人の子どもたちを守り育てました。そ
の民族を越えた人間愛は「韓国孤児の母」と敬われ、木浦市は初の市民葬で千鶴子の死を悼んだ
のです。市民葬には 3 万人の市民が参列し、民族の違いを超えて韓国孤児のために生涯を捧げた
一人の女性の死を悼みました。
1963 年に大韓民国文化勲章国民賞、1967 年には日本政府より藍綬褒章が授与された。
「私は主人が命をかけて苦労して始めた共生園を、夫が帰るまではと思い守ってきただけです。何
の苦労もしていません。苦労は子供たちがしました」
チマチョゴリを着てハングルを話し生活していた千鶴子ですが、重い病気で倒れてからは日本
語に戻り「梅干しが食べたい」と言いました。異国の地で人生の最後を迎える時、心に浮かぶのは
祖国、故郷の味、風景だったのです。
地球の子どもと未来のために、国連「世界孤児の日」制定推進運動へ参加しましょう
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在大韓民国日本大使館 広報誌「イルボネ セソシク」
2013 年 1 月号より転載
彼女の故郷への思いを受けて、1989 年大
阪・堺市に在日韓国人のための特別養護老人
ホーム「故郷の家」が設立されました。
共生園では今も 70 名の子供たちが生活し、
「サッカーが好き」という子どもたちの表情
は明るい。共生園から始まった愛は広がり、
現在、9 つの施設で約 450 名の子どもや障害
者が温かいケアの下で生活を送っています。
また、千鶴子の生まれ故郷である高知県に
はその偉業を称える記念碑「愛のふる里」が建てられています。
私は祖母に会ったことがありません。両親の結婚前に天国に召されたからです。でも、とても
恋しく、会いたいです。
祖母の生きた戦前・戦後の韓国は、日韓関係が大きく揺れ動いた時代でした。激しい反日感情
に直面しながら 3000 人の孤児を育てた苦労は並大抵ではなかったと思います。
祖母が育てた子供たちは、今でも祖母のことを「お母さん、オモニ」と呼びます。園長先生では
なく「お母さん」と。その一言に、祖母の注いだ愛と子供たちとの信頼関係が現れています。
祖母は心を尽くしました。木浦の人々は日本人の祖母を励まし応援し、食べ物がないときはキ
ムチを、病気の時は慰問を、亡くなったときは市民葬をしてくれました。韓国人の大きな心で許
し、祖母を一人の人間として受け入れてくれました。だからこそ、祖母が韓国で生きることがで
きたと思います。
平凡な日本人女性と韓国の孤児たちが、民族や国家を超えて共に生きていく中で見つけた「共
生」の価値。
私も木浦共生園の園長を務めましたが、数百人の子供を育てるということは本当に大変なこと
でした。祖母の苦労と孤独を少し理解する貴重な経験でした。
日韓両国で育った私は、福祉より国際関係に興味を持っていました。どうしたら日本と韓国が
理解し合えるのだろう、二つの国の間にある溝を埋めたいと強く願っていました。留学していた
イギリスで恩師の先生からの言葉が私を韓国に、福祉に戻しました。
「日本が世界の孤児にならないように、ソーシャルワーカーとして、日本が罪を犯した国に行っ
て心を尽くして働きなさい。その国の人たちの幸せを心から願い、祈りなさい」 ハッとさせられ、
同時に頭に祖父母が思い浮かびました。その働きの大切さ、貴重さに気づくことができました。
日韓関係の壁にぶつかった時や、施設の運営で困った時、祖母だったらどうしただろう?とま
ず考えるようにしています。
韓国の人のこころに残った祖母。孫としては正直負担でもありますが、人を大切にする愛と祈
り、共に生きる精神を残してくれたことに心から感謝しています。そして、これからも福祉を通
して、日韓の新しい未来を築く架け橋になれるよう取り組んでまいります。
地球の子どもと未来のために、国連「世界孤児の日」制定推進運動へ参加しましょう
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阿部 志郎
田内千鶴子生誕 100 周年記念事業会会長
神奈川県立保健福祉大学名誉学長
中国の言葉で「礼は往来を尊ぶ」と申します。
長いこと、日本は韓国から宗教、芸術、習慣、料理にいたるまで学んできました。
礼は往来を尊びますから、お返しをしなければなりません。
何をお返ししたでしょうか。
韓国に対して、日本は武力で侵略し、創氏改名をはじめ日本の文化を押し付ける恥ずべき罪を
犯し「無礼」でした。
田内千鶴子は韓国の子どもの幸せのために献身し、罪を贖(あがな)う働きをしました。
7 名の子どもたちと生活を始めた尹致浩の姿に感動した千鶴子は、尹と結婚し 1938 年から 3000
名の子どもたちを愛し育て続けました。
愛された子どもは愛する人となり、千鶴子の精神を受け継ぎ、韓国社会と、広く世界で貢献を
しています。
韓国と日本には「違い」があります。「五本の指は丈(たけ)が違う」(沖縄の言葉)けれど、掌(たな
ごころ)は一つなのです。互いに違いを大切にしながら両国が心を一つにし、手を携えて違いを包
み込む新しい文化をつくることが、日本の韓国に対する礼にかなったお返しになると信じていま
す。
共生園を支えながら、往来を重ね、世界の孤児が愛される子として成長できる文化を協力して
つくりたいものです。
千鶴子の生誕 100 周年を記念して、「世界孤児の日」を制定して、世界の孤児を地球市民が愛し
立派に育てようと、発信しようではありませんか。
会
長
阿部
志郎
神奈川県立保健福祉大学 名誉学長
理事長
尹
基
(Motoi Tauchi) 社会福祉法人こころの家族 理事長
理事
峯野
岡井
金田
河
黒水
炭谷
田内
樋口
吹浦
龍弘
耀毅
直己
幹夫
恒男
茂
文枝
恵子
忠正
ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会 主管牧師
日本写真家協会 名誉会員
金田事務所株式会社 代表取締役会長
神奈川県立保健福祉大学 教授
財団法人社会教育協会 理事長
社会福祉法人恩賜財団済生会 理事長
社会福祉法人こころの家族 総括施設長
高齢社会をよくする女性の会 理事長
ユーラシア 21 研究所理事長
地球の子どもと未来のために、国連「世界孤児の日」制定推進運動へ参加しましょう
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尹 基(Motoi Tauchi)
ソーシャルワーカー
社会福祉法人こころの家族理事長
21 世紀になっても、世界は国家間の紛争や数多くの災害、疾病、貧困などに苦しめられ、不安
に満ちた時を送っています。
戦火で親を失った子、凶暴な自然災害に見舞われた子。原因は地域によってさまざまですが、
路頭に迷う孤児たちの数は 1800 万人にものぼり、増加傾向にあります。この子らが、温かく見
守られ、人間らしく成長し、幸せに暮らせるようにしたい。社会の基本単位である「家族」の解
体が急速に進む現代で、孤児らに市民社会がもっと目を向けるよう、
「世界孤児の日」制定推進運
動に取り組んでいます。
英国の女流詩人、クリスティーナ・ロゼティは「母のいない子どもたちと子どものいない母が
一緒に暮らすようにしてください」と訴えました。(1933 年「失われたテンギ」尹石重より)
国連は未亡人の日を制定しました。しかし、国連には 100 余りの記念日があるにもかかわらず、
孤児の日はありません。
孤児の数が余りにも多いからですか? 国や地域によって孤児に対する認識が違うからです
か? 政治が絡むからですか?
でも、孤児の悲しみは、どこにいても共通しています。孤児たちには、家族のだんらんも、食卓
を囲む楽しさもありません。場合によっては、自分の本当の名前も知りません。いくら努力して
も、社会の冷たい壁に阻まれます。悲しいことが余りにも多いのです。
一般の人々は、孤児の現実を知り、市民社会の役割に関心を持つべきです。
想像力を働かせてください。
もし、孤独な老人とさびしい子どもが、一緒に暮らせたら、互いにどんなに幸せだろうか、と。
田内千鶴子生誕 100 周年記念事業会の阿部志郎会長は「一人の夢は夢で終わる。みんな一緒に見
る夢は決して夢で終わらない」と、希望に満ちた励ましの言葉を投げかけています。
人々がその環境と相互に影響しあう接点に介入する人権と社会正義の原理は、ソーシャルワー
カーの拠り所とする基盤です。世界のソーシャルワーカーの手によって、3000 人の孤児を支援す
る 6000 団体をネットワークで結ぶことができないでしょうか?
世界中から正義の炎があがることを期待しながら、制定を求める運動を広げたいと思います。
現在、「世界孤児の日」制定推進委員会に改称
代表会長
金守漢
朴鍾淳
李御寧
国会前議長 韓日親善協会中央会会長
崇實大学理事長 忠信教会元老牧師
中央日報顧問 初代文化部長官
共同会長
金明奕
金泳鎭
柳在乾
李億淳
車興奉
朴鉉卿
韓国福音主義協議会長 川辺教会元老牧師
韓日キリスト議員連盟代表会長
弁護士 韓国ユネスコ協会連盟会長
ジャーナリスト 中央日報前上級論説委員
保健福祉部前長官 韓国社会福祉協議会会長
ソウル市女性家族財団代表理事
執行委員長
金洙容
金貞淑
張萬基
諸宰馨
丁鍾得
映画監督 芸術院前会長
韓国女性団体協議会会長
韓国人間開発研究員会長
大韓言論人会名誉会長
木浦市市長
地球の子どもと未来のために、国連「世界孤児の日」制定推進運動へ参加しましょう
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写真
左:CBS 女性合唱団&
CBS 少年少女合唱団の祝歌
右:会場のソウル女性プラザ
下左:基調講演する李御寧氏
下右:会場風景
司会:ソン・ギヨン(KBS アナウンサー)
開会あいさつ:尹基 (Motoi Tauchi 田内千鶴子の長男)
大会辞:朴鍾淳 (韓国側)記念事業会代表会長、阿部志郎 (日本側)記念事業会会長
祝辞:金守漢 韓日親善協会中央会会長、高建 元国務総理
別所浩郎 在大韓民国日本国大使(相馬浩尚 日本国大使館公使経済部長 代読)
基調講演:李御寧 韓国初代文化部長官 「明日の文化は、インターフェイスから来る」
祝歌:CBS 女性合唱団&CBS 少年少女合唱団
期
場
主
間
所
催
後
援
助
成
協力機関
2012. 10. 29(月) ~ 31(水)
ソウル女性プラザ • 木浦市民文化体育センター ・木浦共生園
韓国)尹鶴子女史生誕 100 周年記念事業会
木浦市(31 日行事)
韓国) 外交通商部、保健福祉部、全羅南道、木浦市、韓国社会福祉協議会
韓国社会福祉士協会、韓国社会福祉教育協議会、韓国社会福祉学会
韓国ユネスコ協会連盟、韓日親善協会中央会、大韓報道人会
子ども財団、ワールドビジョン、CBS、崇實大学校、オンヌリ教会
日本) 高知県、高知市、 KUTV テレビ高知、KSS テレビ
高知新聞社、RKC 高知放送
日本)国際交流基金(国際学術シンポジウム)
韓国)崇實共生福祉財団、社会福祉法人濟州共生
日本)田内千鶴子生誕 100 周年記念事業会、社会福祉法人こころの家族
2012.10.29(月) ソウル女性プラザ
14:00
16:00
16:00
18:00
開会式
国際学術シンポジウム
宗教と社会貢献(日韓のクリスチャンを中心に)
愛の黙示録と文化交流の夜
2012.10.30(火) 木浦市民文化体育センター
19:30 愛と平和の祭典(追慕礼拝・愛と平和の祭典)
2012.10.31(水) 木浦市民文化体育センター
14:00 田内千鶴子女史生誕 100 周年記念
国連「World Orphans Day」制定推進宣言大会
特別企画
(木浦共生園)
尹致浩・田内千鶴子記念館
開館 (10 月 31 日)
10 月 30 日~31 日
韓国福祉発展アーカイブ展
世界子ども絵画展
日韓物産展
(木浦市民文化体育センター)
地球の子どもと未来のために、国連「世界孤児の日」制定推進運動へ参加しましょう
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写真:講師陣
前列左より
イ・ヨンスク氏
潮谷義子氏、樋口恵子氏
後列左より阿部志郎氏
朴庚緒氏
ジハン・ペレラ氏
司会:イ・ヨンスク(韓国大学女性協会理事)
開会の辞: 車興奉 韓国社会福祉協議会会長
樋口恵子 高齢社会をよくする女性の会代表
発表: 潮谷義子 日本社会事業大学理事長 「家庭ある孤児」
朴庚緒 韓国初代人権大使 「北朝鮮の孤児問題と人権の視角」
ジハン・ペレラ スリランカ国民平和委員会専務理事 「スリランカの孤児達の状況」
総括: 阿部志郎 神奈川県立保健福祉大学名誉学長・田内千鶴子生誕 100 周年記念事業会会長
写真:会場の様子
地球の子どもと未来のために、国連「世界孤児の日」制定推進運動へ参加しましょう
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司会:柳在乾 韓国ユネスコ協会連盟会長
祈祷:金景来 韓国キリスト教 100 周年記念事業会常任理事
開会辞:金明奕 韓国福音主義協議会会長
李清吉 在日大韓イエス教長老会東京聖書教会牧師
発表:金宣燾 光林教会元老牧師
洪正吉 南ソウル恩恵教会元老牧師
峯野龍弘 淀橋教会主管牧師
堀内顕 グレース宣教会代表牧師
写真 左:講師陣
左より洪正吉氏
金宣燾氏、峯野龍弘氏
堀内顕氏
中:左より金明喆氏
金景来氏、李清吉氏
柳在乾氏
下:会場の様子
地球の子どもと未来のために、国連「世界孤児の日」制定推進運動へ参加しましょう
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司会:朴情雅 在日韓国人司会者
合唱:地球村子ども合唱団
挨拶:金洙容 映画監督、中島丈博 作家
祝辞:河喆鏡 韓国芸総会長
祝歌:HYANGHA 在日コリアン歌手
感謝挨拶:金泳鎭 韓日基督教議員連盟会長
写真 上:地球村子ども合唱団
左:俳優 吉用祐氏(右 尹致浩役)
朴承泰氏
写真
家)
左:金洙容監督(左) 中島丈博(脚本
写真 左:
参加者の一部の方々が
舞台で記念撮影
場所:新安ビーチホテル
(招待者のみ)
丁鍾得木浦市長招待の歓迎晩餐会が開催された。
この日、日本からの招待者は 200 人。その内には、
高知訪韓団約 100 人も含まれ日韓の交流を深めた。
写真 右:
山口典子堺市会議員(左)と
丁鍾得木浦市長
右端:国際ソロプチ大阪-南陵
の皆様
写真 下:
岡﨑誠也高知市長(左)と
丁鍾得木浦市長
地球の子どもと未来のために、国連「世界孤児の日」制定推進運動へ参加しましょう
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司会:李鎔哲 極東放送 PD
開会祈祷: 尹汝権 木浦陽洞第一教会牧師
賛美:私の喜び 私の願い
メッセージ:朴鍾淳 忠信教会元老牧師
祈祷:尹榮華 牧師 済州共生理事長
追悼の辞: 尾﨑正直 高知県知事
金泳鎭 韓日基督教議員連盟会長
詩の朗読: 白永圭 牧師 詩人 共生家族
蘇康錫 牧師 詩人
映像上映: オモニ(母)の祈り・100 年の香り
写真:尾﨑正直氏(左)、金泳鎮氏
文良玉氏(下)
獅子舞(大阪府立成美高校)
遊鼓踊(木浦市立舞踊団)
追悼の文(文良玉氏 共生家族)
日韓合唱(清原浩斗指揮)
文良玉さんの追悼文(要約)
写真上:日韓合唱団は、「一万人
の第九」の指揮で有名な清原浩斗
氏(大阪府合唱連盟理事長)に指
揮を依頼。清原氏は、この祭典の
ために 35 名の合唱団を結成し練
習を重ねてきた。この日、韓国の
合唱団と合流して、息の合ったす
ばらしい「歓喜の歌」を披露し、万
雷の喝采を浴びた。
右:大阪府立成美高校の獅子舞
下:木浦市立舞踊団
私は今から 57 年前、共生園で
母、田内千鶴子さんにとても愛
されて育てられました。
当時は、とても難しい時だっ
たので、自分の子ども一人でも
育てるのが大変だったのに母
は、沢山の孤児たちを汗と祈り
で育てくれました。小学校、中
学校、高校まで行かせてくれま
した。愛する事、感謝する事、
神様を賛美する事も教えてくれ
ました。こんなに一生懸命に汗
と涙で育てた孤児たちがなん
と、3000 人です。本当に驚く事
です。しかも、この 3000 人が韓
国全国と海外まで広がっていま
すが、社会的に物議を醸した人
が一人もいないのです。本当に
神様と母に感謝します。
母は、あちこちでお金を借り
て、孤児たちを食べさせ、導き
ました。もしかしたら、勉強を
諦めるのではないか、おなかを
すかせるのではないかと思い、
お金を借りて孤児たちを育てま
した。しかし、天国に逝く時は
実の 4 人兄妹に負債を遺して行
かれました。
お母さん、お母さん、本当に
会いたいです。お母さん、お母
さんありがとうございます。お
母さん、お母さん心から尊敬し
ています。お母さん愛してます。
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(木浦市主催)
司会:柳在乾 韓国ユネスコ連盟協会会長
写真:国連「世界孤児の日」制定請願決議文の朗読
上:チャング・ンソク氏
下:よさこい踊り
日本高知よさこい踊り(濱長 花神楽)、
韓国カンガンスルレ(木浦市立舞踊団)公演
映像上映:オモニ(母)の祈り・100 年の香り
映像メッセージ:李姫鎬 金大中元大統領令夫人
朴元淳 ソウル特別市長、ヤン・スンホ ワールドビジョン会長
安聖基 俳優・ユネスコ大使、チャン・グンソク 歌手 俳優
南珍 歌手、鳩山由紀夫 日本元総理、笹川陽平 日本財団会長
経過報告:諸宰馨 大韓言論人会名誉会長
大会辞:丁鍾得 木浦市長
歓迎辞:イ・ジョンソン 尹鶴子女史生誕 100 周年記念行事木浦推進委員会委員長
祝辞:道上尚史 在大韓民国日本大使館公報文化院長、岡﨑誠也 高知市長
朴鍾淳 韓国記念事業会代表会長、阿部志郎 田内千鶴子生誕 100 周年記念事業会会長
李洛淵 国会議員、キム・ホナム 木浦商工会議所会長、秋圭昊 前駐英韓国大使
裵鐘凡 木浦市議会議
「世界孤児の日」制定請願決議文朗読:
柳在乾 韓国ユネスコ連盟協会会長、趙聖鐵 韓国社会福祉士協会会長、辻恵 衆議院議員
合唱:木浦市立少年少女合唱団 国連「World Orphans Day」制定推進キャンペーンソング等
キャンペーンソング大賞授賞:受賞者 李敏碩氏
感謝あいさつ:尹基 (Motoi Tauchi 田内千鶴子の長男) 社会福祉法人こころの家族理事長
写真左より:田内基氏
朗読する趙聖鐡氏、柳在乾氏、辻恵氏
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祝歌:安淑善 重要無形文化財第 23 号伽椰琴及び併唱芸能保有者
公演:大阪府立成美高校、HYANGHA(在日コリアン歌手)、木浦市立舞踊団
写真 上左より:安淑善氏、在日歌手 HYANGHA 氏、大阪府立成美高校の獅子舞
委 員 長: イ・ジョンソン ヤンドン第一教会元老牧師
副委員長: イ・ヒョクヨン 木浦福祉財団理事長
チョ・オクヒ 木浦教育愛女性会会長
キム・ホナム 木浦商工会議所会長
監
事: キム・キィソン セマウル支会会長
委
員: キム・サンヨル 南部教会長老
キム・シンギュ 木浦経實蓮代表
キム・ヨンヒョン 木浦文化財団理事長
キム・ファン 木浦百年会理事長
パク・スギョン 木浦市立国楽院院長
オ・ヨンヒ 消費者連盟木浦支部長
ユン・ミスク 女性団体協議会会長
イ・ジェヨン 正しく生きる市協議会会長
チョン・ラン 木浦市立舞踊団振付師
チョン・チョルジュ 大韓老人会木浦市支会会長
チョ・セング 木浦 YMCA 理事長
チェ・テオク 木浦市医療院院長
下:木浦市立舞踊団
キム・ソクチョル 木浦文化院院長
キム・ソンボク 歴代市民賞受賞者・校長
キム・エジャ 木浦 YMCA 会長
キム・チョルウン 木浦市立合唱団指揮者
ムン・イクジュ キリスト新聞
オ・ビョンイン 木浦奨学財団理事長
オ・ジョンスク 木浦農協組合長
イ・ギョンエ 木浦 YMCA 前会長
イム・ジョムホ 芸総木浦支部
チョン・シチェ エデンウォン理事長
チェ・ラディン ミョンド福祉館館長
チン・ユンイル 木浦市立交響楽団指揮者
ファン・ヤンテク 木浦市障害者連帯会長
地球の子どもと未来のために、国連「世界孤児の日」制定推進運動へ参加しましょう
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日時:2012.10.31
写真 上:館内展示
右上:看板
下
9:00 場所:木浦共生園
左より:ピアノ、展示品を見入る日本訪韓団の方々、映像室
10 月 30 日~31 日には、木浦共生園で
と、神奈川県立美術家協会による
が開かれた。
一方、木浦市民文化体育センター野外広場では、
が開か
れ、全羅南道や高知の特産品などが試食販売された。
日本の訪韓団は、10 月 30 日と 31 日、木浦共生園や姉妹施設の共
生再活園(知的障害者生活施設)、木浦障害人療養院(重症心身障害
者施設)、務安自立園(授産施設)を見学。一行の中には、木浦共生園
で園児たちにお土産を手渡す光景も見られた。高知からの訪韓団は、
新しく整備された尹致浩氏と田内千鶴子氏のお墓で献花した。
写真 右:尹致浩氏と田内千鶴子氏のお墓
写真
左:共生園児にお土産を手渡す訪韓団の方々
右:木浦障害者療養院で記念撮影
地球の子どもと未来のために、国連「世界孤児の日」制定推進運動へ参加しましょう
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(要約)
朴鍾淳 韓国 崇實大学校理事長
高建 元韓国国務総理
「孤児のいない社会」を夢見ていた田
国境を超え、他の国の孤児を支援する
内千鶴子女史の遺志を受け継ぐために
こともさることながら、孤児を発生させ
も我々、韓日両国の国民が力を合わせ、
ないよう国際社会の関心を促し、平和の
明日の希望である子どもたちが健やか
ための協力により深い関心を傾けなけれ
に育つよう努力をしなければなりませ
ばなりません。 共生園は、誰よりも国連
ん。世の中で一番幸せなことは、他の人に喜びを分け合
に「World Orphans Day」(世界孤児の日)
うことだという言葉があります。グローバル時代にふさ 制定を促す資格があります。この運動の趣旨と必要性に
わしく、国家と民族を超え、明日の主役である子どもた 深く共感し、心から成功をお祈りいたします。
ちが楽しく生きて行けるようより良い社会を築きまし
ょう。
尾﨑正直
高知県知事
孤児の育成に生涯をかけて取り組ま
れた田内千鶴子さんのご遺志が、次の世
代に着実に引き継がれておりますこと
を大変心強く思います。10 月 31 日は、
田内千鶴子さんの誕生日でありご命日
でもあります。この 100 周年の大きな節目に「韓国孤児
の母」田内千鶴子さんの生前のご功績に対しあらためて
深く敬意を表しますとともに、人類愛に満ちた田内千鶴
子さんの精神を引き継ぎ、さらに広めていくことをお誓
い申し上げて追悼の言葉とさせていただきます。
丁鍾得 韓国 木浦市長
急変する環境変化の中、家庭の葛藤と
家族解体で、社会保護を必要とする児童
や青少年たちが増加しています。このよ
うな子どもたちをこれ以上、無視するこ
とはできません。温かい愛で包み込む、
地球村次元の責任が必要な時です。この度の行事が、真
心から愛で育ててきた田内千鶴子女史の志を全世界に
広く知らしめ、孤児のいない、幸せな社会をつくる栄養
分となることを期待します。
裵鐘凡
金泳鎮 韓日基督議員連盟代表会長
尹鶴子女史の長男、尹基先生は、韓国
近現代史の中で、我が民族が苦難の十字
架を背負い、痛恨の涙を流していた頃、
愛する両親が民族に捧げた偉大なる犠牲
と愛を今日まで引き継ごうと、一生を走
り続けてきました。私は平素、尹基先生にお会いする度
に、私自身心に大きな負債を背負った愛の債務者に感じ
るのですが、それは私だけではないと思います。尊敬し、
愛する「愛の黙示録」の尹鶴子女史と永遠の平和の伝道
師、尹致浩様、どうかゆっくりお休みください。
岡﨑誠也
高知市長
本日 10 月 31 日は,木浦市で 3 千人も
の孤児を守り育て,社会福祉の発展に大
きく貢献されました,田内千鶴子さんの
100 回目の誕生日です。この特別な日に,
韓国と日本の各地から千名を超える多く
の皆様が、ここ木浦市に集い,あらためて田内千鶴子さ
んの遺徳を偲びますとともに,親のいない子どもたちの
未来が明るく希望に満ちたものでありますよう,世界に
向けて発信いたしますことは,誠に意義深いことです。
韓国 木浦市議会議長
韓国と日本が、田内千鶴子女史に思い
を馳せ、その生誕 100 周年を記念するた
めに、合同で推進するこの度の行事を通
じ、両国のギクシャクした関係が温かく
解け、これからの関係においても友好的
な進展があることを期待するところです。
「生まれてきてくれてありがとう」
「誰もが目的と使
命をもって生まれてきたはず。一人ひとりを特別に愛し
てこの世に誕生させ、愛し続け、愛し抜かれる創造主と
同じハートをもってお互いに愛し合う世界の実現に向
けて、さらに新たな一歩を」
(井田知香・東京都新宿区在住)
韓国孤児の母・田内千鶴子先生生誕 100 周年を記念
して国連 World Orphans Day が制定されることは、我
が国の誇りであり、主なる神のご栄光が豊かに顕され
ることと存知ます。
(奥山実・日本民族総福音化協議会総裁)
田内千鶴子 100 周年記念の「世界孤児の日」制定推
進大会の行事、成功だった様子が紙面から伝わってきま
した。参加したかったけれど、日程が無理で残念に思っ
ていましたので、その様子が紙面で知ることができて良
かったです。
(会報読者より:志木市、T さん)
地球の子どもと未来のために、国連「世界孤児の日」制定推進運動へ参加しましょう
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(要約)
金守漢 韓日親善協会中央会会長
柳在乾 韓国ユ ネ ス コ協会連盟会長
田内千鶴子女史の身を捧げた慈善事
業は、その時代の韓日関係を考えれば、
「愛の精神」という言葉では言い尽くせ
ぬ重みがあります。共に今ある大切な韓
日間の親善を確かめ合い、さらに未来に
つなげましょう。
きます。
李姫鎬 金大中元大統領令夫人
子どもたちの命の為に、己を犠牲にし、
国境を越えた愛を実践した田内千鶴子さ
んの生き方そのものが、ユネスコ精神の
実践でした。ユネスコ協会連盟は、「世界
孤児の日制定」の先頭に立ち推進して行
李御寧 韓国初代文化部長官
「世界孤児の日」制定推進を支持いたし
ます。今日を機にすべての人々が孤児に
対する関心と愛をもって接し、共に生き
る美しい世界をつくる運動にご賛同いた
だきますようお願い申し上げます。
尹鶴子(田内千鶴子)女史の自己犠牲の
精神に深い感銘を受けている。現代に生
きる私たちも見習わなければならない。
朴元淳 ソウル特別市長
李潤求 大韓赤十字社元総裁
子ども一人もよく世話できない社会
は、私たちが失望する社会と思います。
我々が力を合わせれば、国連が世界孤児
の日を定めることは可能で、不幸な子ど
もたちを抱きしめ、より幸せな社会を開
いて行きましょう。
安聖基 俳優・韓国ユネスコ親善大使
国連が制定している日が 100 以上あ
ると聞いていますが、その中に孤児の日
がないというのは少し驚きました。多少
遅い感はしますが、「世界孤児の日」の制
定を推進すると聞き、ほっとしていま
す。
ヤン•ホスン 韓国ワールドビジョン
会長
皆が孤児問題を他人事として傍観せず
に、共に生きている我々の痛みであり、
解決すべき課題であると認識し、国連「世
界孤児の日」制定推進運動に積極的な支
援と賛同を訴えます。
孤児のために、孤児のいない社会、孤
児ではあるが、孤独感を感じずに生きて
いける社会が理想的な社会であると考
えます。そのような社会を目指して日本
と韓国が先立ってこの問題を国際社会
にイシュー化することは非常に意義深いと考えます。
趙聖鐵 韓国社会福祉士協会会長
孤児という言葉の中には、人生のさま
ざまな葛藤や危機の中に置かれている人
たちが本当にたくさんおります。ぜひ「世
界孤児の日」を制定推進する意味を世界
すべての人々が理解し、孤児を予防する
ためにもこの制定を心より期待します。
李濟薰 韓国みどり傘子供財団会長
厳しい環境に立たされている子供たち
が夢を捨てずに成長できるよう、お互い
助け合いながら生きて行けるよう、「世界
孤児の日」を制定しましょう。「世界孤児
の日」が制定されれば世界各国の孤児た
ちに大きな勇気と力を与えることになるでしょう。
鳩山由紀夫 元首相
チャン・グンソク 歌手・俳優
世界から孤児をなくさなければなら
ないその強い信念のもとで、新たに「世
界孤児の日」を制定して孤児をなくす運
動を始められた方々にも敬意と感謝を
申し上げたいと思っています。
「故郷の家」を応援してくださる皆さん
に感謝します。国連「世界孤児の日」制定
を多くの方々が進めていることを知り、
私も心よりお祈りいたします。頑張って
ください。ファイティング!
小渕千鶴子
小渕恵三元総理夫人
「孤児の日」が実現されて、孤児のみ
なさんが幸せに過ごせる日が来ることを
願っています。
笹川陽平 日本財団会長
孤児たちがチャンスをつかみ世の中
に出られるよう、彼らに勇気と希望を与
えるために、この田内千鶴子さんの生誕
100 周年を記念して、皆さんと共に力を
合わせ、田内基さんの元で国連に「世界
孤児の日」を作ろうではありませんか。
炭谷茂 社会福祉法人恩賜財団済生
会理事長
両親の愛と保護を受けられない孤児が
地球上に沢山いますが、彼らへの支援の
輪を広めるため「世界孤児の日」の設定
は、大変意義深いことです。是非とも実
現へ。
姜尚中 政治学者
あの不幸な時代の田内千鶴子さんの生
涯に感動を覚えます。日本の多くの方々
が、一人でも、孤児がいない世界を作る
ために、田内千鶴子さんの精神を理解さ
れ、様々な援助をお願いする次第です。
地球の子どもと未来のために、国連「世界孤児の日」制定推進運動へ参加しましょう
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2012 年 11 月 8 日~10 日
田内千鶴子女史の生まれ故郷、高知では、11 月 8 日(木)、9 日(金)に記念行事が開かれた。
韓国から丁鍾得木浦市長をはじめ、韓国・尹鶴子生誕 100 周年記念事業会の役員ほか各施設など
から約 100 人が参加した。高知市と木浦市は 9 日、高知市役所で友好交流協定を締結、田内千鶴
子さんの縁でつながる両市の交流を深めることになった。
8 日には、高知市内「三翠園」で記念式典・交流パ
ーティーが開かれ、木浦市民と高知市民の交流を深
めた。写真(高知新聞社)
地球の子どもと未来のために、国連「世界孤児の日」制定推進運動へ参加しましょう
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写真 上:献花する丁鍾得氏
左:田内千鶴子記念碑とレリーフ
左下:記念コンサートポスター
9 日には、高知市若松町の田内千鶴子記念碑公園で、女史の胸像除幕
及び献花式が行われた。この日、県民文化ホールでは、山崎朋子氏(作
家)の記念講演、丁讃宇氏(ヴァイオリン)、田月仙氏(ソプラノ)の記念
コンサートも催された。
一方 10 日には、「地域包括ケア」をテーマに第 10 回「日韓こころの交
流」シンポジウムが、高知市文化プラザ[かるぽーと]で開かれた。
2012 年 7 月 3~4 日には、プレイベントとして、駐広島大韓民国総領
事館主催の 2012 韓日ハンマウム映画祭 in 高知が高知県立美術館ホー
ルで開かれ、「愛の黙示録」など 4 編の韓国映画が上映された。
写真:シンポジウムの様子 上:講師の方々
名誉委員長
尾﨑
正直
高知県 知事
名誉顧問
辛
亨根
駐広島大韓民国総領事館
顧問
岡﨑
田内
誠也
基
高知市 市長
韓国崇實共生福祉財団
委員長
西山
昌男
高知商工会議所
副委員長
西森
潮三
日韓友好促進高知県議会議員連盟
委員
山﨑
文
島田
青木
大﨑
中澤
吉岡
啓輔
基守
一夫
章泰
富夫
慎二
郷継
高知県日韓親善協会 会長
在日本韓国民団高知県本部 団長
社会福祉法人高知県社会福祉協議会 会長
公益財団法人高知県国際交流協会 代表理事
高知県文化生活部 部長
高知市 総務部長
高知田内千鶴子愛の会 会長
総領事
名誉会長・社会福祉法人こころの家族理事長
会頭
会長
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2011 年 2 月 1 日 在日韓国老人ホームを作る会
会報「こころの家族」2 月号
巻頭言「世界孤児の日」
6月1日
事務局準備室を
「故郷の家・神戸」内に設置
7月6日
スイス・ペスタロッチ子ども村
訪問(尹基理事長)
10 月 25 日
韓国・丁鍾得木浦市長訪日歓迎会(東京)で
参加協力呼びかけ(尹基理事長)
10 月 31 日
高知で「田内千鶴子さんを偲ぶ会」開催
写真:韓国側記念事業会発足
2012 年
2 月 11 日
高知新聞に全面広告掲載
(元旦にも特集記事掲載)
2 月 21 日
高知で田内千鶴子生誕 100 周年記念事業
実行委員会設立
4 月 14 日
故郷の家・神戸コリア・ジャパンデイで
パネル展示
4 月 21 日
故郷の家・京都コリア・ジャパンデイで
パネル展示
5月1日
会報「こころの家族」5・6 月号以降、
生誕 100 周年関連記事を連続掲載
5 月 10 日
韓国・尹鶴子生誕 100 周年記念事業会発足
5 月 20 日
クリスチャン新聞にキリスト教界指導者による
誌面座談会記事掲載
5 月 23 日
日本・田内千鶴子生誕 100 周年記念事業会発足
5 月 27 日
2012 ハンマダン in 大阪(大阪城公園)ブース出展
記念行事広報
5 月 31 日
全国児童養護施設 585 カ所に映画『愛の黙示録』
DVD/ビデオを贈呈 参加呼びかけ
6 月 25 日
「第九」第 1 回練習(大阪・北区民センター)
7 月 3~4 日
2012 韓日ハンマウム映画祭 in 高知
駐広島韓国総領事館主催「愛の黙示録」上映
8 月 15 日
生誕 100 周年記念サイト公開
8 月 20 日
案内発送 福祉関係者、キリスト教関係者、
寄付者ほか 約 5,000 部
9 月 16 日
堺訪韓団発起人会 100 人集会
(ビッグ・アイ 国際障害者交流センター)
9 月 28 日
キャンペーンソング大賞発表
(李敏碩作詞 「忘れないで」)
10 月 15・19 日
訪韓団祈祷会
10 月 29~31 日
韓国で記念行事開催(ソウル、木浦)
11 月 8~10 日
高知で記念行事開催
日韓こころの交流シンポジウム開催
写真:高知実行委員会設立
写真:日本側記念事業会発足
写真:記念事業案内パンフ
15 日:関西(大阪永楽教会)
19 日:関東(淀橋教会)
写真:堺自由の泉大学講演
2013 年
1 月 23 日
堺自由の泉大学講演(尹基理事長)
「国連活動と地球平和研究」
2 月 2~3 日
故郷の家ハーモニーガーデンコンサート
(堺栂文化会館、故郷の家・京都)
写真:ハーモニーガーデンコンサート
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田内千鶴子生誕 100 周年記念事業では、日韓の新聞・テレビなどの報道関係に、多大なるご協力
をいただきました。事業実施前の韓国の新聞告知記事数は 18 件、日本は9件。実施した事業に関
する報道・記事は、韓国の新聞は 7 件、テレビは 3 件、雑誌は 1 件、日本の新聞は 18 件、テレビ
は 5 件でした。
(2013 年 2 月現在)
その後も、NHK の BS1 スペシャル「姜尚中がゆく韓国ルート1」の番組では、木浦共生園を訪問
し、園児と語らいの様子などが紹介されました。各社の積極的な取り組みにお礼申し上げます。
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<前
文>
人間は皆、孤児です。幼い時になるか、大人になってなるかの違いがあるだけです。
幼い時に孤児となった子どもに隣人と社会の関心と愛が必要です。愛されて育った子どもは、愛
することのできる人間になります。しかし、愛されなかった子どもが、愛する人間になるのには、
そう容易いことではありません。
すべての子どもが、愛されて育つ訳ではありません。社会的な混乱と家庭崩壊、そして戦争・
疾病・貧困などで、ひとり立ちする能力がない子どもが、路頭に迷い、その数は毎年増加してい
ます。
父母の愛に育まれないで棄てられた孤児も愛されなければならない存在です。これは国連の世
界人権宣言にも明らかにされているように、すべての人間が持って生まれた天賦的な人間の尊厳
に根差した孤児の人権です。孤児にも夢がなければならなく、人間らしく生きることのできる自
立能力がなければなりません。
日本人女性でありながら、愛と犠牲の精神で韓国の孤児 3 千余人を育て上げた田内千鶴子女史
(1912~1968)がいました。彼女の生涯の願いは「孤児のいない社会」の実現でした。今、田内女史
の生誕 100 周年を迎え、地球村のすべての人々が、孤児に対する認識を新たにし、彼らが健康な
国際人として成長できるよう、国連に「世界孤児の日」(World Orphans Day)を制定することを請
願し、次の通り決議します。
<決
議>
1.子どもは、祝福されて生まれ、国籍・人種・宗教・文化など、出身背景に関係なく、愛で養
育されなければなりません。
2.家庭崩壊・貧困・疾病・戦争などで父母の愛に育まれない子どもに対しては、当該国家と社
会は、法と制度で、安全と養育を保証しなければならない責任があります。
3.父母の世話が不可能な場合、当該国家と社会は、子どもが愛の溢れる家庭で幸せに成長でき
るよう、養子縁組文化の定着を積極的に推進し、実行しなければなりません。
4.孤児養育のための収容施設は、一般家庭と区別や差別されて運用されてはなりません。
5.孤児は、普通の児童と全く同じ夢を持って、自身の意志で自立できなければなりません。民
主市民として成長できる教育の機会が、提供されなければなりません。これが、国連が明ら
かにした子どもたちの人権であります。
6.天災地変や疾病、国家間の紛争などで発生する孤児に対して、救護機関の特別援助が優先的
になされなければなりません。
7.孤児は、大義名分のない犯罪や不当な労働などの反教育的な仕事に動員されてはなりません。
8.国連をはじめ、すべての国際機構は、地球村で発生している孤児に対する制度と処遇に対し
て、人権的な次元で優先的に迅速な救護と国際間の協調がなされるように緊密に調整して行
かなければなりません。
●肩組み合う子どもが二人: 皮膚、国籍、性別、民族に関係なく、地球村の様々な
児童たちがお互いに仲良く過ごすことを表す
●笑う顔: 口を大きく開けて明るく笑い、幸せな生活を目指す
●オリーブの枝葉: 国連エンブレムの一部で平和の象徴。国連が世界孤児の日を制定
し孤児を積極的に支援する
●オレンジ色: 孤児たちが温かく、幸せで、愛の充ちた人間関係を結んでいくこと望
む
●ブルー色: 孤児たちが自尊心と未来に対する明るい夢と希望を持って、社会で進取
的に生きていくことを願う
●グリーン色: 国連の象徴であるオリーブのカラーで 孤児たち自身の成長と自然と
の調和、休息を表す
・「世界孤児の日」シンボルマークは、
慶煕大学校視覚デザイン学科社会奉仕デザイン研究チームの才能寄付(2012 年)により制作されました。
〒590-0142大阪府堺市南区檜尾3360-12 社会福祉法人こころの家族内
電話 072-271-0881 FAX 072-271-5474
地球の子どもと未来のために、国連「世界孤児の日」制定推進運動へ参加しましょう
Homepage:
http://www.chizuko100th.com/ e-mail:[email protected]
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