EAR864

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ティム・デ・パラビッチーニー』は、真空管ブームを巻き起こし、アナログの良
さをそのままに、
真空管サーキットを常に進化させ続けています。
その真空管アンプの天才『ティム・デ・パラビッチーニー』が最高級管球式フォ
ノイコライザー内蔵プリアンプを完成させました。
プロ器機としても十分対応できるプリアンプをそのまま引き継いでいる、総
てに渡って非常にハイレベルなプリアンプとなっております。
飽くなき「ハイエンド」を求めるオーディオファンも満足させることができる
でしょう
最高級管球式フォノ内蔵バランスプリアンプ
●フォノイコライザー部 ■入力感度 1V/@1kHz:MM2.2mV
、
MC0.2mV ■入力:1系統RCA ■使用真空管:ECC83
×1/ECC82
×2
●ラインアンプ部 ■入力感度
(1Vアウトプット)
:200mV
(0.2V) ■ライン入力4ラインレベルRCA/1ラインレベルXLRバランス(CD、
TUNER
、AV、バランス)■使用真空管:ECC83
×1/ECC82
×1
■サイズ: 390mm
(W)×340mm
(D)×105mm
(H)
・重量: 9.0k
■標準価格EAR864(バランス出力1系統)
¥620,000
(税込¥651,000) ■EAR864B(バランスバイアンプ用2系統XLR出力モデル)
¥680,000
(税込¥714,000)
最高級管球式フォノイコライザー内蔵バランスプリアンプ
最近、TVニュースなどでも「真空管アンプが今、
静かなブームを呼んでいる」と報じられました。
再生音楽界が益々デジタル化が進む中において
も、真空管アンプがブームにまでなって、オー
ディオファンは更に増え続けています。一見こ
れは、時代の流れに逆らっているようですが、
音楽を愛する人々にとって、デジタル化が更に
進み、その最高点に音楽信号の割愛のないアナ
ログがあるということが、見え始めてきたので
はないでしょうか。つまり、ビット数の無限大
とサンプリング周波数の無限大にアナログがあ
るということがオーディオファンの間に広がり
つつあります。
トランジスターアンプが台頭して早や30~40年、
一旦はこの世から全くと言っていいほど 姿を消
した真空管アンプですが、特にこの5~6年前か
ら急激に世界的にも日本においても真空管アン
プの良さが見直されてきました。
特に真空管の音楽増幅ディバイスとしての性能・
素晴らしさは他を圧倒しているほどです。
まさにこの「真空管アンプ時代」が来るのを予
感していたかのように、真空管アンプの天才
「ティム・デ・パラビッチーニー」は、プロ
フェッショナルユースとコンシューマーユース
のために20年前にEAR社を創業し、ただひたす
ら真空管アンプの開発を続けてきました。確か
に以前は「やはり、真空管アンプだなあ」とか、
「柔らかいが音が曇っているな」という評価は
ありました。
しかしそれは、真空管という素晴らしい音楽再
生ディバイスをそのまま50年前、60年前に開
発されたサーキットを採用した、オールドアン
プや古いアンプレプリカが一時、非常に多く出
回り、事実、一部にその評価がダウンし叫ばれ
た事もありました。
しかし、「ティム・デ・パラビッチーニー」は、
30数年の間に真空管サーキットをより進化させ、
ハイスピード、高情報量、広帯域、そして豊か
な音楽表現を目指し、次々とプロレコーディン
グ機材の開発を主に研究が進められ、世界のトッ
プミュージシャンから高い評価を得るまでにな
りました。そして、4年前から、プロスタジオ
レベルのテクノロジーをコンシューマ−機器に
も投入して、民生機用真空管アンプ「EAR859」
を登場させ、まさに世界中のオーディオファン
を「あっ!」と言わせました。そのテクノロジー、
そして音楽表現の凄まじさは筆舌に尽くしがた
いとオーディオ界で評判にもなりました。
そんな中、オーディオファンの熱い要求に応え
る形で、パラビッチーニーは最新の最高級管球
式フォノイコライザー内蔵のプリアンプをつい
に完成させることに成功しました。これはまさ
にプロフェッショナルにも対応した、XLRバラ
ンス入出力を採用し、高解像力、高S/N、広帯域、
ハイスピードを実現した、まさに夢の管球式プ
リアンプなのです。
【テクノロジー】
■管球式フォノイコライザー部
パラビッチーニーのオーディオサーキットテク
ノロジーで、最も大切にしている考え方は、「入
力をできるだけそのまま出力する」と言うこと
ではありません。もしそうだとすれば、ピック
アップで拾われたソース源は、単に機器を追加
する度に劣化するだけのつまらないものになっ
てしまいます。ティムの考えは違います。フォ
ノイコライザーに入力された音楽信号を十分以
上のゲインと、天井をつくらない回路設計を心
がけ、Dレンジの拡大とエキスバーダー的にソー
ス源を大いに躍動させることにあります。つま
り、本来持っているソースの天井知らずのDレ
ンジはレコーディングの際、コンプレッサーや
リミッター、トラック制限等によって抑制され
ます。そして内部に隠されたアーティストの音
楽表現までも見事に再生する様、本来ライブで
は持ち得たディテール再生を目指し、開発がさ
れました。サーキットテクノロジーは、NF型
の3段増幅フォノイコライザー構成で、その初
段(ECC83)も2段目(ECC82)の増幅率も通常フォ
ノイコライザー以上の多くのゲインを持ってい
ます。そして3段目(ECC82)は、プリアンプの1
段目、2段目の蘇ったDレンジをプリアンプに
100%の音楽信号を伝達するため、3段目はシン
グルクラスA、カソードフロアーサーキットを
採用し、出力インピーダンスを極限まで下げ、
まさに伝達ロスを極めて少なくしております。
よって、フォノイコライザーサーキット単体で
も、格段な高性能を保持しております。勿論こ
のことは、同時に真空管サーキットのS/Nを格
段のグレードまで確保しなければ実現しません。
真空管の選別は、実にシビアで、例えば 100
本の真空管のうち、約90本捨て、選別後に採用
される真空管は実に数本しかありません。
これらの真空管は、東欧製で、EAR専用に製造
されます。それ以外には彼は他の真空管を認め
ません。また、このフォノイコライザーのトッ
プにパラビッチーニーが特別に巻いた超広帯域
のMCトランフォーマー(40Ω)が搭載され、こ
のMCトランスフォーマーだけでもその素晴ら
しさは他を圧するほどのものです。
ハインツ&カンパニー株式会社
東京都品川区東五反田1-14-9 Tel:03-3449-
■管球式ラインプリアンプ
このラインプリアンプもやはりフォノイコライ
ザーと全く同じく高Dレンジを確保する様な高
ゲイン、ハイスピード設計なっております。
NF型2段のシングルクラスA増幅で構成し、そ
の入力後は、最近プロフェッショナルユースで
発売したEAR 825Q(スタジオ用グラフィックイ
コライザーのEARオリジナル広帯域バランスト
ランスファーサーキットを採用しました。この
事はCD入力を始め、総てのソースがプロフェッ
ショナルレベルの入力マッチングを可能として
おります。1段(ECC82)、2段(ECC83)はやはり
プレートに高電圧と高負荷なコンスタントレジ
スター方式により、増幅率も10倍以上余裕を持っ
て確保しております。
そしてその上、最終段ではバランス出力サーキッ
トを有し、それにも「プロユースEAR825Q」
のバランス出力と全く同じEARスペシャルバラ
ンストランスフォーマーを採用し、その贅沢さ
は将に貴方をプロレコーディングスタジオ・ス
ペシャル・ミキサーシートへ誘うが如くの様で
す。その結果、超高Dレンジ、高S/N比、そし
てEAR独特の艶やかで豊かな音楽表現を獲得し
ました。
■電源部
電源トランスはプリアンプとしては巨大なEAR
独自のスペシャルトロイダルトランスを採用し、
どんなDレンジシグナルによる電流供給にもび
くともしません。
その上、EAR
V20で採用したスペシャルな
EARチョークトランスを起用し、音の滑らかさ、
そして絹糸のような肌触りも同時に実現しまし
た。またスペシャルな超広域電源インピーダン
ス補正サーキットをも採用し高音域は実にスムー
ズです。
また、1つ真空管の音の表現力の常識を覆し、
さらに「真空管アンプブーム」に拍車がかかり、
「ティム・デ・パラビッチーニー」のプロユー
スレベルからコンシューマーレベルへの同グレー
ド化が達成でき、益々その真空管の持つ本来の
素晴らしさがこの新しい「管球式プリアンプ
EAR864」によって更に高まる事でしょう。
●EAR864(バランス出力1系統) ¥620,000/税別
●EAR864B(バランス出力2系統)¥680,000/税別
※仕様及び価格等は予告なく変更することがあります
ので、予めご了承下さい。
0801 Fax :03-3449-08
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