九州工業技術研究所整理番号 2000-097 タイトル植物蛋白質を用いた細胞の識別技術技術分野利用分野・適用製品 □電機・電子 □無機材料 □土木・建築白血病細胞等のガン化した細胞の種類の判 □機械・加工 □金属材料 □繊維・紙定や正常な白血球細胞との識別を生化学的あ □情報・通信 □輸送 □その他るいは医学的に行う場合の簡易診断薬及び診 □化学・薬品 ■食品・バイオ断装置。 □有機材料 □生活・文化目的・効果・特徴（目的）レクチンの細胞に対する擬集性の違いを利用して白血病細胞等のガン化した細胞の種類を瞬時かつ簡便に識別する方法を提供する。（効果）正常な白血球細胞のガン化等を簡便に判断でき、白血病の早期診断に役立つことから、白血病患者の症状に応じた適切な治療にいち早く取り組むことができる。技術概要攪拌状態にある細胞懸濁液に３７ ℃ でレクチン溶液を添加後、細胞の凝集に伴う 600nm での濁度の減少を分光光度計を用いて経時的に測定する。測定の結果得られた細胞凝集曲線より濁度減少の最大速度を求め、凝集速度（ CV ： Δ 6 0 0 n m ）とする。この方法を用いて、種々の白血病由来の株化細胞に対するレクチンの細胞凝集活性を測定したところ、細胞の種類によって固有の CV 値が得られ、白血病の簡易診断に使える見通しを得た。主たる提供特許関連特許番号特許番号： 2802364 出願番号：特願平 08－039124 出願日： 1996年 2月 2日発明の名称： T細胞系腫瘍細胞の分化、成熱度判定方法出願人：工業技術院長図・特記事項・その他【図１】【図 1】 T細胞の凝集曲線の例【図 2】アブリン濃度と擬集速度及び凝集強度との関係【図 3】細胞数と凝集速度及び凝集強度との関係【図２】【図３】