リーディングリスト:会計・ファイナンス理論 以下にて、会計・ファイナンス理論を学ぶ上でのテキストを示します。内容については解説参照のこと。 Ⅰ.リーディングリスト<アルファベット順> 1.Anthony,Robert N. , Pearlman,Leslie K. (1989) Review of Essentials of Accounting, Addison Wesley Longman Publishing Co.(西山茂監訳『アンソニー会計学入門』東洋経済新報社,2002) 2. Brealey,Richard A., Myers,Stewart C., (1980) Principles of Corporate Finance 6thed, McGraw-Hill Education(藤井 眞理子, 国枝 繁樹訳『コーポレート・ファイナンス 第 6 版』(上・下巻),ダイヤモンド社 2002) 3. グロービス・マネジメント・インスティチュート(1999)『MBA ファイナンス』,ダイヤモンド社 4. Higgins, Robert C.(1987),Analysis for financial management,3rded, Dow Jones-Irwin, U.S.A.( グロービ ス・マネジメント・インスティチュート訳 『新版 ファイナンシャル・マネジメント 企業財務の理論と実践』ダイヤモンド社 2002) 5. 伊藤邦雄(2005)『ゼミナール現代会計入門 第 5 版』,日本経済新聞社 6. 石島洋一(2004)『新会計基準対応版 決算書が面白いほどわかる本 貸借対照表・損益計算書からキャッシ ュ・フロー経営まで』PHP 研究所 7.McKinsey & Company,Inc., Koller,Tim, Murrin,Jack, Copeland,Thomas, E.,Copeland,Tom (2000) Valuation: Measuring and Managing the Values of Companies 3rded, John Wiley & Sons Inc .(マッキン ゼー・コーポレート・ファイナンス部訳『企業価値評価―バリュエーション;価値創造の理論と実践』ダイヤモンド社, 2002) 8.西山茂監修 グロービス・マネジメント・インスティチュート編著(2004)『[新版]アカウンティング』,ダイヤモンド社 9. Palepu,Krishna G., Healy,Paul M., Bernard Victor L.(1999) Business Analysis & Valuation: Using Financial Statements : Text & Cases, Southwestern Pub Co,(斎藤 静樹, 筒井 知彦, 川本 淳, 八重倉 孝, 亀坂 安紀子訳『企業分析入門 第 2 版』東京大学出版会,2001) 10.渋井真帆(2003)『あなたを変える「稼ぎ力」要請講座 決算書読みこなし編』ダイヤモンド社 11.Walsh, Ciaran, (1996),Key management ratios : how to analyze, compare and control the figures that drive company value 2nd-ed, Harlow : Financial Times/Prentice Hall(梶川達也・梶川真味訳『マネージャー のための経営指標ハンドブック 財務諸表、ROE、キャッシュフローまで』, ピアソン・エデュケーション, 2001). Ⅱ.解説 原書が英語のものは、海外の有名 MBA のテキストにも指定され、海外でも日本でも版を重ねている良書。但し、会 計学は会計基準が比較的頻繁に変わること、また国際会計基準への準拠に伴い、陳腐化が激しい。したがって、過 去に読んだことのある本でも法改正がなされた場合で、且つその法改正に適応しなければならない場合は、買い換え る必要がある(ポケット六法と同じ考え)。 よって、日本語文献が基礎文献になるが、一番柔らかい内容は 10.著者は立教の経済学部卒。どちらかというと、 株をやる人のために財務諸表をどのように見ればよいかを解説。 6.は 10.に比べるとやや硬いがそれでも文庫サイズなので読みやすい。1 日あれば読める。11.は貸借対照表や 損益計算書、キャッシュフローについて分かりやすく教えてくれる。 後は、お手軽に基礎を学びたいのならグロービスの「MBA シリーズ」(3.8.)であるが、それでも物足りない場合は、 用途に応じて各種の文献(原典が英語であるもの)にあたることが必要。 ※最低でも、大学卒業までに貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書を理解できるようになっておきたい。 また、各種の利益計算(回転率や利益率)などについても基礎的なものは抑えておく必要があろう。 以 上
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