導入事例紹介① 介護センター赤い屋根 http://akaiyane.net/ 平成 26 年 3 月から導入 《中小企業でも、理想の労務管理を!!》 代表 竹内 様 事務長 中井様 インタビュアー インタビュー実施日 平成 26 年 SNOM 白石 5 月 14 日(導入約 2 か月 カウンセリング中) 介護センター赤い屋根さんとは? 平成 16 年開所『笑顔あふれる毎日のために・・・日だまりのような赤い屋根』がコンセプトの常滑市にある 居宅介護とデイサービスの会社です。 介護スタッフも利用者さんも含めて、地域で一番暖かい 「大きな家族」をモットーに地域の高齢の方やそのご家族を支えています。 常時 35 名の利用者さんの安全と生きがいを守り、スタッフの心身の健康にも心配りをされる竹内代表。 ある高校の外部講師でご一緒し、介護スタッフの心の疲労についてお話をしたご縁で、 SNOM のメンタルヘルスプログラムをご利用いただくことになりました。 Q:SNOM をご利用いただいた理由を一言で表すと? 利用者の方がふと和む様に、施設の周りには 季節の花がいつも咲き乱れています。 外部評価ですね。赤い屋根は介護に関する理念がしっかりしていて理想を追い求めています。その反面、スタッフの心身の負荷が掛か りやすいと感じていました。 自分のスタッフへの関わり方やスタッフの育て方が適当な状態なのかを外部の専門家に見てもらうこと で、従業員の負担の度合いを客観視できると思い、お願いしました。 また、代表の白石さんが看護師の経験を多く持ち、介護や医療の現場をとても理解してメンタルヘルスプログラムを提供していると ころも理由の一つです。 Q:導入する前はどんな課題がありましたか? 同じ労働時間でも、人によって過ごし方が違う。就業時間内に効率よく仕事ができない状態の原因に、人間関係の難しさが関係してい る、と思っていました。介護は対人援助職なので、人間関係の困難が仕事効率を下げやすい業種です。その辺りが残業につながって いることは分かるのですが、伝えるだけでは改善に至っていませんでした。 Q:導入して 2 か月、ストレスチェックからカウンセリングが始まったところですが、何か変化はありましたか? カウンセリングの後の社内のメンタルヘルス担当者との打ち合わせの中で、残業がメンタルヘルスに影響していると具体的にアドバイ スをいただき、早速対応しました。 スタッフもカウンセリングの中でいろいろ話ができた様で、残業時間についての話がスムーズにできました。介護スタッフは家庭の課 題を抱えていることも多い。働き続けるための対策をスタッフと一緒に考えることができました。 残業を減らす大切さをチームで共有し、1 か月という期限を決めて取り組みを始めたところ、今では、8 時まで残業していた職員が、5 時 45 分に帰宅でき、6 時には施設の電気が消えている状態です。本当に嬉しい変化です。 次の課題は、継続することですね。また、いろいろアドバイスをお願いします。 Q:今回、導入した費用は高いと思われましたか? 本音を言うと、最初は高いと思いました。でも、第三者の専門家のアドバイスが短期間にこれだけの効果があることを考えると、決し て高くないと思います。実際に導入してみて、これは労務管理に必要なサポートだと感じました。カウンセリングサービスは、予算が高 くて大企業しか受けられない状態。大企業で働く人も、中小企業で働く人も、同じ労働者。サービスの金額が高く、メンタルヘルスのサ ポートが受けられる機会が少ない現状はとても寂しいことです。今回、助成金を受けられたことで、小さな規模でも理想的な労務管 理サポートが受けられたと感じています。 Q:今回、労働局の助成金を活用しましたが、手続きはいかがでしたでしょうか。 SNOM さんから紹介してもらった社会保険労務士さんにお願いして、スムーズに手続きができました。 Q:今後、どのようなことを期待したいですか? 介護サービスを理想に近づける活動がもっと広がることです。理想は高くすぐには達成できないけれど、SNOM さんや社労士さんなど 介護に関わる多くの異業種がコラボレーションすることで、理想の介護サービス、介護スタッフの労務管理に近づけたいです。 Q:導入で苦労したところは? 施設内に相談室を設けたので、部屋の片づけが一番大変でした(笑)。でも、綺麗になってスタッフやボランティアの方にも使ってもら えるようになったので、結果はよかったですね。 もう一つ、最初カウンセリングを受けられると聞いたスタッフが変な受け取り方をしないか心配でした。「おかしいところがあるのか な?」とか。でも、ストレステストから始まることや全員に機会があることで、カウンセリングを身近に感じ、思った様な心配は生じませ んでしたね。 Q:どのような企業におすすめしたいですか? やっぱり、介護の現場です。全体的に介護の現場は給与面でも仕事に見合った対価が得られにくいことや、離職率がとても高いこと からストレスが非常に高いと感じています。また、認知症の方にも接するので、ストレスがたまりやすい。人間関係の困難を強く感じたり、 ストレスに耐えられず介護の仕事が好きでも継続できない人もいます。対応が難しくなる一歩手前に打てる手として、カウンセリング はとても有効だと感じました。 SNOM さんは、よく足を運んでくださるし、カウンセラーの先生も 2 名で対応してくれます。アドバイスもとても丁寧に行ってくれました。 多くの介護施設さんにおすすめしたいですね。 お忙しい中、インタビューにご協力いただき誠にありがとうございました。 《インタビューを終えて》 たった、2 か月で残業時間が大幅に短縮できたのは、代表の竹内さんが柔軟かつ迅速に対応してくださったから。 コンセプトにある様に「大きな家族」の大黒柱として、小さな変化も見逃さず対応されてこられたことが改善の速さに現れたと感じてい ます。 SNOM のメンタルヘルスの知識や知恵、サービスがお力になれて私たちも嬉しい限りです。 『規模が小さくても、働く人は同じ』 とても大切な言葉をいただきました。 会社によって、課題は様々。それぞれの会社様に合わせたオーダーメイドなプログラムを行うことが大切です。働きつづけるためのメン タルヘルスサポートを中小企業の方にもご利用いただける様に、様々なスタイルでご用意しております。 (もちろん大勢の職員様にも対応しています。) お気軽にお問い合わせください。 SNOM 名古屋 で検索👉 http://www.snomjapan.com/ 平成 26 年 5 月 SNOM 白石みどり
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