自家用乗用自動車等の定期点検項目 ※「自動車点検基準」(昭和二十六

自家用乗用自動車等の定期点検項目
※「自動車点検基準」(昭和二十六年八月十日運輸省令第七十号)による
点検時期
点検箇所
かじ取り装置
ハンドル
1 年ごと
2 ∼ 3.5t(積載重量)
2 年ごと
操作具合
ギヤ・ボックス
※取付けの緩み
ロッド及びアーム類
※1 緩み、がた及び損傷
2 ボール・ジョイント
のダスト・ブーツの亀裂及
び損傷
かじ取り車輪
※ホイール・アライメント
パワー・ステアリング装置 ベルトの緩み及び損傷
1 油漏れ及び油量
※2 取付けの緩み
制動装置
ブレーキ・ペダル
1 遊び及び踏み込んだ時 の床板とのすき間
2 ブレーキのきき具合
駐車ブレーキ機構
1 引きしろ
2 ブレーキのきき具合
ホース及びパイプ
漏れ,損傷及び取付状態
マスタ・シリンダ、ホイー 液漏れ
機能、摩耗及び損傷
ル・シリンダ及びディスク・
キャリパ
ブレーキ・ドラム及び
※1 ドラムとライニング ドラムの摩耗及び損傷
ブレーキ・シュー
とのすき間
2 シューの摺動部分及
びライニングの摩耗
ブレーキ・ディスク及び
※1 ディスクとパッドと ディスクの摩耗及び損傷
パッド
のすき間
2 パッドの摩耗
走行装置
ホイール
※1 タイヤの状態
※1 フロント・ホイール・
※2 ホイール・ナット及 ベアリングのがた
びホイール・ボルトの緩み ※2 リヤ・ホイール・ベ
アリングのがた
緩衝装置
動力伝達装置
取付部及び連結部
緩み、がた及び損傷
ショック・アブソーバ
油漏れ及び損傷
クラッチ
ペダルの遊び及び切れたと
きの床板とのすき間
トランスミッション及びト ※油漏れ及び油量
ランスファ
電気装置
プロペラ・シャフト及びド ※連結部の緩み
自在継手部のダスト・ブー
ライブ・シャフト
ツの亀裂及び損傷
デファレンシャル
※油漏れ及び油量
点火装置
※1 点火プラグの状態
2 点火時期
3 ディストリビューター
のキャップの状態
バッテリ
ターミナル部の接続状態
電気配線
原動機
本体
接続部の緩み及び損傷
1 排気の状態
※2 エア・クリーナ・エ
レメントの状態
潤滑装置
油漏れ
燃料装置
冷却装置
燃料漏れ
1 ファン・ベルトの緩み
及び損傷
2 水漏れ
ばい煙、悪臭のあるガス、 ブローバー・ガス還元装置
1 メターリング・バルブ
有害なガス等の発散防止
の状態 2 配管の損傷
装置
燃料蒸発ガス排出抑止装置
1 配管等の損傷
2 チャコール・キャニス
タの詰まり及び損傷
3 チェック・バルブの機
能 一酸化炭素等発散防止装置
1 触媒反応方式等排出ガ
ス減少装置
の取付けの緩み及び損傷
2 二次空気供給装置の機
能
3 排気ガス再循環装置の
機能 ヶ月点検は 56
現在「自動車点検基準」で定められている定期点検項目は、12 ヶ月点検が 26 項目、24
4 減速時排気ガス減少装
項目です。
置の機能
自動車には安全に走行するため、定期的に点検を行うことが義務付けられています。点検内容は法令で
5 配管の損傷及び取付状
定められているものとメーカーで推奨する点検があります。点検時期は車種によってちがいますが乗用
態
車では 6 ヶ月・12 ヶ月・24 ヶ月 と点検時期が定められています。特に 24 ヶ月目に行う定期点検は、
※取付けの緩み及び損傷
エグゾースト・パイプ及
マフラの機能
車検時期と重なります。しっかりと点検し、不備があれば整備しておきましょう。
びマフラ
車枠及び車体
緩み及び損傷
※印の点検は、自動車検査証の交付を受けた日又は当該点検を行つた日以降の走行距離が年間当たり
5000 キロメートル以下の自動車については、前回の当該点検を行うべきこととされる時期に当該点検
を行わなかつた場合を除き、省略することが出来ます。