民主主義への挑戦・冒涜…？！

《民主主義への挑戦・冒涜…？！》
市長選挙を巡る「公職選挙法違反の恐れ」について、全員協議会（１月２
２日）で確認集会が開催されました。
その時に、本議会（１月１０日）での市野議員の発言に対し、選挙管理委
員会委員長の答弁が全文提出されましたので、記載します。
【桑名市長選挙について】
❶インターネットを利用した活動文書・図画（チラシ類）頒布・事前活動に
ついて
❷選挙ハガキについて
❸確認団体の活動について
❹その他、市選管への通報等で憂慮事案について
＜選挙管理委員会委員長の答弁＞
❶インターネットを利用した活動・文書図画（チラシ類）頒布・事前運動に
ついてですが
議員ご案内の国会答弁、判例、地方選挙の手引き等によれば、ホームペー
ジや電子メールといった、コンピューター等のデイスプレイ上に表現された
ものは、文書図画であるとの判断です。
また、ホームページの開設、書き換えをすること、不特定、または多数の
者に電子メールを発信することは、頒布に当たると解されています。
従いまして、ホームページ、電子メール等で選挙運動をすることは法定外
文書図画の頒布に当たるとされています。
内容につきましては、告示日前に告示日以降の予定、具体的には、出陣式
の案内、個人演説会の予定、街頭演説の予定等を掲載することは、通常の政
治活動として行った場合でも、選挙運動とみなされ、事前運動に当たると考
えられます。
また、告示日前にホームページ等で推薦団体を紹介する行為については、
地方選挙の手引きにおいて、推薦団体が、組織内の意思決定として構成員に
対して、その旨を従来行っている通常の方法により、通知することは問題な
いとされていますが、構成員以外の者にこれを通知する行為は選挙運動と認
められるとされていることから、不適切な行為であるとみなされると考えら
れます。
１点目の最後、市長選挙出馬表明の後援団体によるチラシについてですが、
議員ご指摘の通り、表面に出馬表明の見出しが大きく掲載され、裏面には出
馬表明に関する新聞記事と本人の略歴が掲載されています。
このチラシについては、三重県選挙管理委員会にも問い合わせがあったと
のことで、県選挙管理委員会、市選挙管理委員会ともに事前運動に当たるお
それがあるとの認識をしています。
❷選挙ハガキについてですが、
議員ご案内の通り、公職選挙法の規定では、市長選挙においては８千枚の選
挙運動用通常ハガキを公費により、頒布できるとされています。
選挙運動用通常ハガキに関しては、後援団体等の支援者からの紹介や選挙
人名簿を閲覧するといった方法で把握されているのではないかと思います。
議員ご指摘のように、本人の了解なく選挙運動用通常ハガキに関する協力
依頼、ハガキ、返信用封筒を送付する方法は、告示後でなければ頒布するこ
とができないハガキが、告示日前に不特定多数の有権者に頒布されているこ
とになってしまうため、公職選挙法の規定に反すると考えられます。
❸確認団体の活動につきましては、市長選挙の期間中、そお区域内では政党、
その他の政治活動を行う団体は、一定の要件を満たしていれば、市選挙管理
委員会に申請し、確認書の交付を受けることにより、確認団体として一定の
制限のもとに政治活動を行うことができるとされています。
政治活動用ポスター、政治活動用ビラに関しては、市選挙管理委員会への
届け出をして頂く必要があります。
市選挙管理委員会といたしましては、記載内容につきましては、短い時間
の中で一字一句確認することは困難であり、団体代表者、掲示責任者の意思
を尊重するため、規格や必要事項の記載についての審査を行ったところです。
ご指摘の、ビラ表面 ⃝⃝⃝⃝ ⃝記載につきましては、市選挙管理委員会と
いたしましては、故意に年数を変えて記載されたものであるとか、誹謗中傷、
虚偽記載であるとの判断はできませんが、仮にそのような判断がなされれば
公選法違反等の適用があるものと認識しています。
ビラの裏面は政策が示され、ご指摘のように、○ ○○○ 時代の人脈を生か
して桑名をＰＲします、との記載があります。
地方選挙の手引きには、確認団体の政治活動用ポスター、ビラに関して、
候補者の氏名または候補者の氏名が類推されるような事項を記載することは
禁止されるとあります。
従って、記載内容が、仮に氏名または氏名が類推される事項であるとすれ
ば公選法に違反することになります。
また、確認団体の政治活動用ビラの頒布方法につきましては、地方選挙の
手引きでは、街頭での手渡し、郵便、新聞折り込み等の方法によってするこ
とも差し支えない、とされており、散布は禁止されるとされています。
継続的にポスティングしている姿を拝見されたとのことですが、その行動
がポスティングだけでなく、結果的に戸別訪問となってしまう場合には戸別
訪問の禁止違反に問われる場合があると認識しています。
❹市選管への通報等で憂慮事案について
また、市長選挙期間中に、候補者の確認団体のポスターが、選挙運動用ポ
スター掲示場、公園等の公共構造物に貼られ、その画像がツイッターで配信
されていた事実を、先日、市選挙管理委員会では確認しています。
この行為に関しては、候補者の選挙運動、確認団体の政治活動を妨害する
行為とも考えられ、極めて遺憾に感じています。
公選法第６条第１項には、選挙管理委員会は、選挙が公明かつ適正に行わ
れるように、常にあらゆる機会を通じて選挙人の政治常識の向上に努めると
ともに、特に選挙に際しては投票の方法、選挙違反その他選挙に関し必要と
認める事項を選挙人に周知させなくてはならない、とあります。
このため、市選挙においては、立候補予定者説明会を開催し、出席者に対
し選挙運動を行うに当たって留意すべき事項を解説した地方選挙の手引きを
配布し、問い合わせにも対応してきました。
今回の市長選挙において、不適切な活動が見受けられたことは事実です。
今後とも、行われる選挙が公明かつ適正に行われるよう周知等を行っていき
たい、と考えています。
なお、公選法第７条には、選挙取り締まりの公正確保として、「検察官、都
道府県公安委員会の委員および警察官は、選挙の取り締まりに関する規定を
公正に執行しなければならない」とあり、ご質問頂いた行為が公選法に違反
するかどうかの判断は、最終的に捜査当局、司法にゆだねられるものである、
と認識しています。
—以上—
【私・伊藤研司は、何故…？！
怒っているのか…？！】
☆❹の下線部を参考にしてください。
私も政治家・議員の一人です。
例えば、選挙運動期間中に、街宣車での運動は午前８時
午後８時までで
す。
しかし、７時５９分からマイクを使って運動したことがあるのか…？！ま
た、午後８時１分過ぎまでマイクを使って運動したことがあるのか…？！と
問われれば、１００％無かったとは、言えません。
当選したくて、「勇み足？！」したこともあるかも知れません。
私は、「勇み足」で怒っているのでは、ないのです。
民主主義の根幹を成す「選挙（公職選挙法）そのものを冒涜したこと」に
対し、怒っているのです。
私が、改めて言うまでもないことですが、我が国に民主主義が導入された
のは、戦後です。
戦前
戦後にかけて、尾崎咢堂氏や市川房枝氏…等の多くの方々のご尽力、
さらには、先の大戦《沖縄戦での戦死者の方々を含む１００万人を超える我
が国やアメリカ兵の多くの方々の血・死》の上に民主主義の制度があるのだ！
との認識に立った言動ではなく、民主主義・選挙を冒涜しているのでは …？！
と思わざるを得ない言動に対し、怒っているのです。
★選挙公営掲示板に相手方の確認団体のビラを貼った？と思われる人物が、
『掲示板の写真』と『桑名は熱い！！
なんと公営掲示板に「○○ 陣営の確
認団体ポスター」がめちゃ違法！！
私も見ました（爆）
こんな選挙違反が平気になっちゃうんだろうかね
それにしても…
？？【拡散歓迎です！】』
との文章が、合計で７カ所分、発信されているのです。
以上の資料は、全委員協議会において、選挙管理委員会から提出されました。
本当に、配信した人間が掲示板に確認団体のビラが貼ってあったのを見つ
けたのなら、剥がしてもらうため、選管か警察に連絡すべきです。
このような内容を配信した人間は、選挙コンサル？！選挙に非常に詳しい
人間と思えるからです。
そうしなかったのは、相手方を追い落とすための、選挙妨害以外なにもの
でもないのではないでしょうか…？！
民主主義（公選法）への挑戦・冒涜です！
★私は、どちらか一方の候補者に怒りを感じているのではなく、「民主主義を
冒涜した」ことに対し「怒っている」ため、あえてその陣営の名前が記載さ
れている箇所は、削除して掲載しました。

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